太田は「俺はこの経験をもとに映画を作ろうと思う。タイトルは『感染列島』」とまたもやボケ、笑いを誘っていた。『感染列島』は瀬々敬久監督による2009年公開の日本映画である。ウイルス感染症が病院から爆発的に広まるパンデミックを描いたもので、相方の田中裕二が出演している。太田は「だぶだぶのダウンジャケットでやろうと思う」と映画の田中の様子を引き合いに話した。
続いて、太田は症状が出るまでの過程を語った。一週間くらい前、朝起きると熱っぽく、風邪かと思い、仕事もなかったため家で階段運動をしながら汗を出していた。その姿が太田夫人で芸能事務所タイタンの太田光代社長に見つかり、「インフルからもしれないから熱を測れ」と言われて、実際に測ると、39度5分の高熱であった。
太田はこれまでインフルエンザにかかったことがなく、「50歳すぎまでかかっていないんだから、これからかかるわけないと思うよ」と話しつつも、光代社長の強いすすめで病院へかかると、すぐにインフルと診断された。光代社長は、インフルは他人に移るため、仕事で迷惑をかけるのはもちろん、鳥インフルエンザは人間と鳥の間で感染するとも言われている例を引き合いに、「あなたのインフルが鳥に移って日本中の鳥に何かあったら大変」とも言ったようだ。非常時にあっても光代社長のぶっ飛び具合がわかるエピソードだ。
太田は「『サンジャポ』には出たい」と懇願するも、光代社長は「それをやると私は法律で裁かれてしまう」と説得され、「誤診じゃないかな」と思いつつ、療養に努めていたようだ。
これを受け、ネット上では「光代社長の太田のマネジメント具合完璧だな」「これインフルのままテレビ出ていたらガチで『集団感染』起こっていそう」といった声が聞かれた。この日の放送で、太田はいつも通りマシンガントークを展開しており、すっかり快復したようだ。