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芸能 2019年11月11日 12時06分
“仮想通貨長者”カズマックス逮捕! 芸能界にも飛び火か…
本誌9月5日号で、AKB関連グループのアイドルや吉本芸人、反社会的勢力との疑惑を報じた仮想通貨トレーダーの“KAZMAX(カズマックス)”こと吉澤和真容疑者(30)が、11月10日に麻薬及び向精神薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。 「吉澤は主にビットコインのトレーダーとして、ツイッターで月額3万円の有料オンラインサロンを開設。仮想通貨の相場の動きを予測し、会員に売りや買いのタイミングをアドバイスしていた。一時は会員が5000人以上集まり、吉澤の一声で相場が動くほどだった」(経済誌記者) 以前から吉澤容疑者には薬物使用のウワサが出ていたが、今回、尿検査でMDMA(錠剤型の合成麻薬)の成分が検出され、警視庁に緊急逮捕されたという。 「本人は『クラブで飲み物に混ぜられた』と否認しているようですが、トレーダー同士のトラブルでヤクザがバックについているかのような脅し文句を使うなど、捜査当局に以前からマークされていた可能性もあります」(全国紙記者) この吉澤容疑者のサロンのメンバーで、仮想通貨売買の指南を受けていたのが、吉本興業所属で2017年『キングオブコント』王者の漫才コンビ『かまいたち』の山内健司だ。 「吉澤は、仲間内や運営関係者に、先に売りか買いかのポジションを明かし、仕込ませてからサロンで情報を公開していました。すると、一斉にサロン生が買い、または売りに入るので、自分が望む方向に1〜2%ほどビットコインの価格が動いていた。山内は単なるサロン生ではなく、こうした“先に情報を仕入れることができるグループ”に属していた。株ならば相場操縦と捉えられてもおかしくない行為で、金融庁も警戒していました」(同・記者) 今回の逮捕容疑が薬物絡みであるため、芸能界にも激震が走っている。 「グループ内で『呼べば来る女』といわれていたAKB48の峯岸みなみは、KAZMAXに頬を寄せ、キス顔をしている写真が流出。元SKE48の人気メンバー・水埜帆乃香も、KAZMAXの膝の上でハグされている写真が出回っています」(芸能記者) 捜査の展開次第では、こうした芸能人たちにも“飛び火”する可能性がありそうだ。
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スポーツ 2019年11月11日 12時00分
張本氏「剣道五段は傘一本で5、6人倒せる」発言が物議 「喧嘩のための競技ではない」と批判も
10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が剣道について独自の見解を披露し、物議を醸すシーンがあった。 番組では、剣道の第67回全日本選手権の様子を取り上げる。福岡県警の國友錬太朗選手と唯一の学生・筑波大学の松崎賢士郎選手が準決勝をそれぞれ勝ち、優勝を懸けた決勝で対戦。延長で國友選手が一瞬の小手を決め初優勝を飾った様子が放送された。 これを見た張本氏は「あっぱれ」と一言。そして、「決勝戦では3回進んだけどね、ようやく優勝しましたね」と称賛の声を送る。関口宏は「我々には分からないよね、なになに?って言ってると、パッと旗を揚げる」と発言。張本氏はそれを聞くと、「はっきりわかりますよ。あれだけ打ち込んだら」とコメントする。 さらに、張本氏は「だけどね前も言ったけどね、五段くらいになると傘一本で5、6人倒せるから」と持論を展開。スタジオの出演者からは納得したのか、「へー」という声が漏れる。ゲストの元広島東洋カープ・新井貴浩氏は張本氏の発言には触れず、「野球も瞬間のスポーツなんですけど剣道も凄いですね、見えないですね」とコメントした。 張本氏の持論に、剣道経験者などから「傘一本では無理だと思う」「剣道五段は確かにすごいけど、5,6人は無理」「根拠がない」とツッコミが入る。また、発言について、「選手へのリスペクトを欠いている」「剣道選手は喧嘩のために競技をやっているわけではない」と批判の声が入ることになった。 「剣道五段が傘一本で5、6人倒せる」という持論はこれが初めてではなく、2回目で、前回も批判の声があった。学生時代から武闘派として名を馳せ、喧嘩最強伝説のある張本氏。傘を使う喧嘩の方法を熟知しているということなのかもしれないが、世間は剣道五段でも5、6人に勝つのは難しいと考えている人が多いようだ。
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芸能 2019年11月11日 12時00分
挫折を乗り越え3度目の挑戦 遅咲きデビューの演歌歌手・義貴
福田こうへいをはじめ、民謡出身の演歌歌手が続々とデビューしているが、全国民謡大会10冠のタイトルを誇る義貴が10月23日に『海鳥兄弟』で遅咲きデビューした。「ある方との出会いがあって、勤めていた『NEXCO東日本』を2年前に退社。演歌歌手として勝負する決意を固めたんです。民謡ではNHKの番組に出演している。今度は演歌歌手として紅白出場を目指します」 義貴は北海道民謡連盟の最高師範を務める父親と民謡日本一の経歴を持つ母親の間に生まれたサラブレッド。10歳のころから民謡を始めたという。「将来はサッカー選手になりたいと思っていたんですが、両親の影響で何となく民謡を始めたんです。中学3年のときに全道民謡大会少年の部で優勝したことで天狗になったんでしょうね。翌年の全道民謡大会一般の部に出たんですが、入賞にも入らなかった」 このとき、義貴は“仕事をしたことがない自分には民謡が表現する労働者の悲哀や苦しみを理解できなかった”挫折感を覚え、歌から一時遠ざかったという。「サッカーに集中したんです。21歳以下の北海道代表入りも果たしたんですが、才能の壁にぶち当たり、またしても挫折。夜な夜な飲み歩きました。そんなとき、母親が“そろそろ、やってみないかい”と肩をたたいてくれたんです」 母親は「やるなら一番難しい『江差追分』をやるんだよ」と助言。23歳で民謡を再開した義貴は2009年に開かれた全国江差追分大会で優勝。それ以降、民謡大会のタイトルを総なめにした。すでに民謡の後輩である彩青が細川たかしの弟子として演歌歌手デビューしているが、義貴は同じような道を歩むことはゆめゆめ思わなかったという。「2年前に知人の紹介で民謡で全国大会優勝経験を持つ伊南喜仁さんと出会ったんです。伊南さんの歌に対する愛情に打たれ、演歌歌手として勝負を賭けて見ようと覚悟を決めたんです」 義貴は北海道を皮切りに、『海鳥兄弟』の全国キャンペーンに入っている。三度目の挫折は許されない。
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芸能 2019年11月11日 11時38分
元モー娘。市井紗耶香がアイドルグループメンバーを募集「人生に寄り添えるアイドルを…」
元モーニング娘。の市井紗耶香が、アイドルグループのプロデュースをすることを発表した。メンバーはこれからオーディションで募集する。 市井は、1998年5月にモーニング娘。の第二期メンバーとして加入(同期は、矢口真里と保田圭)。当時は、プッチモニのメンバーとしても活動。卒業後は、市井紗耶香 in CUBIC-CROSSとしてアーティストとしても活動した。2018年8月には、「Hello! Project 2018 SUMMER」にゲスト出演し18年ぶりにモーニング娘。としてステージにも立っている。現在は、四児の母親として子育てに奮闘しながら、芸能活動も再開。最近では、2019年夏の参院選比例代表で、立憲民主党から公認候補として立候補して落選したことも記憶に新しい。 一般的にはいまだに市井紗耶香=アイドルという印象で捉える人たちが多いが、アイドル活動をしていたのはモーニング娘。の2年間のみ。むしろ、当時のインパクトがいかに強烈だったかを物語っている。彼女自身がアイドル活動を通して感じ、得てきたノウハウを活かし、今回のプロデュース挑戦が実現したという。 市井は、書類審査からメンバーの選考に関わる。グループの目標は「一位を取るまで」という。プロジェクトには市井の他に、FIELD OF VIEWなどを育てた水城貴志氏、Little Glee Monster「Jupiter」(日曜劇場『陸王』挿入歌)など数多くの作品を手掛けるサウンドプロデューサー堀越亮氏らも参加。 今回のアイドルプロ―デュースについて市井は、「モーニング娘。として活動していた当時のわたし自身は目の前の日々を、一日一日を必死に駆け抜けてきました。ファンの人たちの存在が何よりも大きな心の支えになっていて、それこそ『この人たちのためなら、私たちは何があっても輝いていかなきゃ』という気持ちをずっと持っていました。今、まわりの人たちから『モーニング娘。の活動を通して、あなたもアイドルのスタイルを築きあげてきた一人なんだよ』と言われるたびにわたし自身が驚いているくらいなんですけど(笑)。だったら、わたしなりに『アイドルとはどういう存在なのか』を客観視しながら、その経験をこれから動き出すプロジェクトへ反映し、原石たちへ輝くことの素晴らしさを伝えていけたらなと考えています」と、意気込みを語っている。 何かとお騒がせの印象もある市井だが、どういうグループがデビューするのか注目だ。市井紗耶香アイドル発掘プロジェクト、メンバー募集詳細については以下までhttps://try-m-company.com
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スポーツ 2019年11月11日 11時30分
オリックスから頓宮、宜保ら5選手を派遣!台湾ウインターリーグ
今年も『2019アジアウインターベースボールリーグ』が、23日から12月15日まで台湾で開催される。CPBL、NPB RED、NPB WHITE、KBO、JABA選抜、WCD(味全ドラゴンズ)の6チームが優勝を争う。NPB REDはウエスタンリーグ5チームに、イースタンリーグから東京ヤクルトの選手から選抜され、WHITEはイースタンリーグの残り6チームから選手が選抜されている。 オリックスからは、ピッチャーは本田仁海と東晃平(育成)が、野手は今年一軍でも試合に出場しているルーキーの頓宮裕真、宜保翔、そして廣澤伸哉が選出された。齋藤俊雄バッテリーコーチ、辻竜太郎打撃コーチも派遣されることが決まった。 来シーズンから、プロの世界でも本職だったキャッチャーに戻り、「打てる捕手」を目指す頓宮と、シーズン終盤に一軍に昇格し、アグレッシブな動きを見せた高卒ルーキーの宜保にとっては、秋季キャンプで見つけた課題を実戦で活かせるチャンス。台湾のウエスタンリーグを経て翌年にブレイクした選手も少なくないだけに、西村徳文監督も「ウインターリーグに出る選手は実戦でいろいろ出来るのは大きい」と期待を寄せている。 頓宮は高知で行われている秋季キャンプでは、柵越えを連発しており、バッティング面では好調をアピール。あとはプロの球を捕ることに磨きをかけるべく、キャンプの後半は投手キャンプが行われている大阪・舞洲の球団施設に移動。キャンプ終了後、休む間もなく台湾へ出発する。宜保は内野手のレギュラー争いに加わっていくために、ウインターリーグでの実戦は大きな影響を与えるはず。本人も「試合が出来るのは嬉しい」と、オフシーズンまで試合が出来ることをチャンスと捉えているだけに、ウエスタンリーグでどれだけ成長することが出来るのか楽しみだ。(どら増田)
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社会 2019年11月11日 06時30分
菅官房長官包囲網 子飼い議員狙い撃ち“ゴリ押し大臣”辞任ドミノ裏
10月31日、河井克行法相(56=衆院広島3区)が安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。 今年7月の参院選広島選挙区で初当選した妻の案里氏(46)の陣営が、ウグイス嬢に法定上限を超える3万円の日当を払っていたとする「運動員買収疑惑」を受けてのスピード辞任だった。 同日発売の『週刊文春』が報じた疑惑に対し、克行氏は「私も妻もあずかり知らない」としたが、「疑義が生じたこと自体、法の番人として国民の信頼に耐えうるものではない」と辞任の理由を説明した。 政治部記者が語る。「案里氏の選挙では、克行氏が選対本部に入り、金銭の出入りから選挙活動の一切を取り仕切りました。弁明を額面通りには受け取りがたい」 克行氏は慶応大学卒業後、松下政経塾から広島県議を経て1996年の衆院選で初当選。同期の菅官房長官とは密接な間柄で知られる。「菅さんを“ガースー”とあだ名で呼べるほどの仲で、勉強会を頻繁に共催していたほど。初入閣にあたっても、菅さんの強力な推挙がありました。今回の報道では、菅さんがかばうのではないかとみられていましたが…」(自民党関係者) 同じ慶応大学出身だった妻の案里氏とは、克行氏が落選中に知り合い、2001年に橋本龍太郎元首相を仲人として結婚した。 その後、案里氏も、宮崎県の出身ながら克行氏のバックアップを受けて’03年に広島県議に初当選。上昇志向が強く、’09年には36歳という若さで広島県知事選に出馬するもダブルスコアで敗北。その後、県議に出戻っていた。「漢字表記は違いますが、同名のAV女優がいたほどで、名前の響きと容姿がかわいいため、県議時代から目立つ存在でした。夏場はノースリーブが多く、男性の議員や県職員を悩殺していましたよ。ただし、性格は真逆で向こう気が強く、知事選で敗れた湯崎英彦知事には常に敵意をむき出しにして、議場で当たり散らしていた」(地元記者) 今回のような運動員の買収は、実際には慣例化されていると言っても過言ではないが、立件されたケースもある。 6年前の参院選では、小沢一郎氏が当時率いた生活の党から出馬して落選した広野允士元参院議員の陣営が、ウグイス嬢に3万円の日当を払っていたことが発覚。当時の公設第一秘書が逮捕されて有罪判決を受けたことで広野氏も連座制が適用され、5年間にわたって地元選挙区から出馬が禁じられたのである。 捜査当局の出方次第では、案里氏はもちろん、克行氏の責任までも問われ、議員失職や立件の可能性も浮上する。「そうした最悪の事態を見据えて、早めに辞表を書かせたのは間違いない。法相ということで、韓国の“タマネギ男”こと曺国氏に関連付けられてバッシングがヒートアップするのを回避したという側面もありますが、河井夫婦は何かと目立つ存在ですから、カネなどが絡んだ二の矢、三の矢のスキャンダル報道が出てくる前に辞任させたのです」(前出・自民党関係者) 目立つといえば、辞任ドミノの先陣を切った菅原一秀前経産相(57=衆院東京9区)も負けていない。「学生時代にTRFのSAMとダンスチームを組んでいたというのが自慢で、何かとダンスを披露したがる。とにかく目立ちたがり屋で、『早稲田実業で甲子園に4度出場』とPRしていましたが、実際は“アルプススタンドで3度応援していただけ”というイタい人物です」(地元関係者) 菅原氏のクビをとったのも『週刊文春』。秘書給与のピンハネや後援会関係者へのメロンやカニのばらまき疑惑の渦中に、公設秘書が有権者に香典を渡していたことまで明るみとなり、10月25日に辞任に至った。「’09年にも支援者へのメロンのばらまきが報じられ、’16年には元交際相手が告発。『子供を産んだら女じゃない』とか『25歳以上は女じゃない』といった女性蔑視発言や、国会をサボって同伴でハワイ旅行に行っていたことなどを洗いざらいぶちまけられたこともありますよ」(同) 以前から醜聞まみれだった菅原氏が入閣できたのも、菅官房長官のおかげ。菅原氏の父親と、菅官房長官が秋田県の高校で同窓ということもあり、特に目をかけられているのは永田町界隈では有名な話だ。「菅原氏は、菅さんを次期首相に担ぎ上げるための勉強会である『令和の会』の立ち上げを担い、菅グループを実質切り盛りしている最側近。菅さんのような大物には尻尾を振りますが、秘書への暴言やパワハラがひどく、いままで数十人近くが菅原事務所を辞めています。そんな人を菅さんは長年かわいがり、今回もかばおうとしていました」(前出・自民党関係者) 内閣改造当初、河井氏、菅原氏と並んで“菅派三大臣”と称された小泉進次郎環境相(38)も、発言が空疎で内容が伴わないとして「ポエム」と揶揄され、国連気候行動サミットでの「セクシー」発言で一気にバッシングの対象となった。「資産公開で妻の滝川クリステルが2億9000万円も貯め込んでいたことが公になると、公表システムが閣僚の不正蓄財防止のため必要不可欠な措置であるのに、『ルールではあるが、率直に申し訳ない』などと発言。政治家としてのモラルが決定的に欠けていることを露呈しました」(前出・政治部記者)★手段を選ばぬ“全面抗争” 菅官房長官のプッシュで入閣した3人が漏れなく問題児であることが明らかになり、党内での求心力の低下も著しいという。なぜ、“菅チルドレン”ばかりが狙われるのか。「ポスト安倍の筆頭格である菅官房長官の勢いを削ぎたいと考える勢力が、一連のスキャンダル報道を仕掛けたと囁かれています。4選を水面下で狙っている安倍晋三首相や、かねてから折り合いが悪い麻生太郎財務相なども名前が挙がっていますが、リーク元として最も有力なのは岸田文雄政調会長率いる岸田派による謀略説です」(同) 岸田派は、今夏の参院選で4人の現職議員が落選した。そのうちの1人が、広島選挙区で案里氏に敗れた溝手顕正氏(77)だ。 これまで広島選挙区は、2議席を溝手氏と野党候補が分け合うかたちだったが、今回は官邸の強い意向で案里氏を追加で擁立。自民の票が分散することとなり、溝手氏は5期死守した議席を失った。「溝手氏は安倍首相に批判的な主張が目立っていたことから、官邸が案里氏を擁立し、溝手氏を放り出したのです。このため、溝手氏サイドは今も腹に据えかねている。岸田さんも“選挙に弱いリーダー”という烙印が押され、特に菅官房長官への恨みは強い。河井夫婦の公選法違反疑惑で案里氏を議員辞職に追い込み、溝手氏が補選に出馬して議員に返り咲くという絵図を描いているのかもしれません。岸田さんも地元は広島なので、子飼いの県議・市議は多い。河井夫婦のネタは、まだまだいくらでも入る状況です」(同) このままでは「菅官房長官に近づくと狙い撃ちされる」という空気になり、菅グループの結束にも影響が出る。 そもそも、所属の派閥がありながら、次代の勝ち馬に乗ろうという議員の寄せ集めが菅グループの実態だけに、一気に瓦解する恐れもあるのだ。 こうした“菅包囲網”に対し、当の菅官房長官は「俺に仕掛けてくるなら、こっちも手段を選ばないぞ」と全面抗争も辞さない覚悟だという。「困っているのは安倍さんだ。菅さんは各省庁に子飼いの官僚がいるし、内調(内閣情報調査室)をしっかりと抱き込んでいるので、あらゆる情報が入りやすい。スキャンダル合戦になれば政権のレームダックにつながるし、これ以上、菅さんの存在感が強まると自身の4選も危うくなるからな」(永田町関係者) 足の引っ張り合いにリーク合戦と、疑心暗鬼渦巻く官邸。次は「誰が背中から撃たれる」のか――。
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社会 2019年11月11日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(12)元首相・佐藤栄作(中)
「田中が生涯で最も充実、生き生きしていたのは、佐藤内閣での幹事長時代だった。まさに水を得た魚で、脂が乗っていた。行動の一つ一つが、自信に満ち満ちていた」 田中角栄の愛人にして秘書、長く「二人三脚」で政治行動をともにしてきた佐藤昭子は、筆者のインタビューに対し、こう答えてくれたことがある。 池田勇人政権で自民党政調会長と大蔵大臣ポストを踏んだ田中にとって、天下取りへの残った必須ポストは、幹事長として党を掌握することであった。昭和40(1965)年6月、池田政権の後継となった佐藤栄作は、第1次内閣の改造とともに党人事にも手を付け、田中を幹事長ポストに就けたのだった。 田中、時に47歳。のちに田中の異名ともされた「コンピューター付きブルドーザー」は、この幹事長時代に定着したものであった。 ちなみに、幹事長への就任が決まった直後の朝日新聞(昭和40年6月2日付)は、田中の「横顔」を次のように評していた。 「佐藤首相が『私の片腕』と呼び、幹事長は総裁派閥からということであれば、当然の人事ではあろう。軽量執行部と呼ばれた政調会長から3年を経て、今日、重量とは言わないまでも、もはや軽量と評する者はいない。一方、決断の早さ、読みの深さ、政財界への顔の広さの三つに裏打ちされた、実行力への評価もある。 ただ、時に行動力がたたっての、勇み足の心配がないではない。若いときから鼻下にヒゲ、浪花節をうなり、将棋を指し、しかしゴルフはダメと新旧両面が同居で、奇妙な魅力を醸し出す。いつも陽の当たる場にいるので、佐藤派の中でも風当たりがやや強くなっているが、ちょっとやそっとではへこたれぬ芯の強さも持つ」 さて、佐藤首相が田中に託したのは、日本と韓国の国交正常化に向けて、日韓基本条約調印への国会における承認と、条約としての批准であった。佐藤は、それまで途絶していた韓国との国交正常化と沖縄の施政権返還の二つを、戦後未処理の懸案として最重視していたのである。 「沖縄返還」を実現させるためには、まずは韓国との国交を正常化し、政権の勢いに弾みをつけることが不可欠という考えであった。天下取りが視野に入ってきている田中としては、佐藤の信頼をより得るために、なんとしても突破しなければならない「日韓国会」であった。 しかし、この「日韓国会」は大荒れで、とりわけ野党の社会、共産両党が反対で徹底抗戦、結果的には二つの臨時国会を開いてようやく条約批准の可決、成立を果たした。成立へ向けては田中も必死で、単独採決の裏では反対野党の切り崩しにも暗躍するなど、かなり強引な手法も駆使していた。こうした混乱を極めた国会は、衆院の正・副議長が引責辞任という形で、なんとか収拾を見た。★「佐藤政権の泥はワシがかぶる」 一方で、懸案の「日韓国会」をかろうじて乗り切った佐藤首相は、改めて田中のらつ腕ぶりを買い、翌年8月の改造人事で田中の幹事長留任を決めた。しかし、この2期目の幹事長は、わずか4カ月の短命に終わることになった。閣僚および自民党議員らに相次いで不祥事が発覚するという「黒い霧事件」が勃発し、この責任を取らされることになったからである。 まず最初は、田中彰治という自民党衆院議員が、国際興業の社主・小佐野賢治から1億円を恐喝し、詐欺窃盗なども含めて逮捕され、議員辞職を余儀なくされた。 また、荒船清十郎運輸相が「一つぐれぇいいじゃないか」の“迷文句”で、国鉄ダイヤ改正で高崎線の急行列車を自分の選挙区内の埼玉県深谷駅に停車させるべく、ダイヤ原案を改めさせたことも発覚した。 さらに松野頼三農相が、新婚の娘夫妻らと一緒に外国を“官費旅行”していたこと、あるいは共和製糖グループの政治家絡みの不正融資事件なども明るみに出て、政府と自民党に対する国民の信頼感は、大きく失墜したのだった。 その後の臨時国会は、野党が硬化して審議拒否、佐藤政権としてはここを切り抜けるには衆院の解散という手もあったが、総選挙となれば敗北濃厚である。佐藤首相の選択肢は野党の矛先をかわす残された道としての、大幅な改造人事の断行しかなかった。 結果、“詰め腹”を切らされた格好だったのが、川島正次郎副総裁と田中幹事長であった。幹事長更迭が決まった直後、田中に近い議員からは「直接関係がないことなのに、なぜ幹事長が責任を取らされるのか」と憤りの声が出た。それに対して、田中はこう呟くように言ったという。 「いいんだ。佐藤政権の泥はワシが全部かぶる」 「沖縄返還」を成就し、佐藤政権をまっとうさせることが自らの天下取りにつながると、田中は佐藤を支え続けてきた。しかし、一方でジワリ、やはり「ポスト佐藤」を視野に入れた福田赳夫が、佐藤に接近していると取り沙汰されるようになってきた。 佐藤は田中が幹事長のときに福田を大蔵大臣に就け、田中が幹事長を更迭されると、その後釜に福田を持ってきている。佐藤は自らの後継に、いったい誰を描いているのか。チラッと、佐藤への不信感もかすめる田中であった。(本文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年11月11日 06時00分
列車で喫煙した68歳男、車掌に注意されるとキレて破壊行為【キレる高齢者の迷惑事件簿】
喫煙者の肩身が狭くなる昨今。タバコの値段は毎年ありえないほど上昇するとともに、喫煙が可能となるスペースも減っている。 例えば、かつては野球場などでもタバコを吸うことが可能だった。また、昭和の時代は列車にも灰皿がついており、迷惑行為と認識されてはいたものの、車内でタバコを吸うことができていた。 今では、公共施設内や公共交通機関での禁煙は広く国民に認知されているが、中には「昔吸えたんだから良いじゃないか」とばかりに吸う人間がいる。そして、それを注意されると、逆ギレしたうえ喚き、多くの人々に迷惑を掛けるのだ。 2015年1月午後3時頃、北海道のJR根室線を走っていた特急・スーパーおおぞら5号内でも、そのような迷惑客がいた。全面禁煙にも関わらず、乗客の68歳の男が喫煙していたのだ。乗客からの連絡を受けた車掌は、即座に現場に駆けつけ、男を注意する。これは当然の行動である。 本来なら非を認め謝罪する場面だが、68歳の男は車掌に食って掛かり、口論に。そして、不満の意思を明示したかったのか、備え付けのテーブルを壊す。当然、通報を受けた警察に器物損壊容疑で逮捕された。この影響で、列車は浦幌駅に93分間停車することになり、3本の列車に遅れが発生。約620人の足に影響が出た。なお、当時男は容疑を否認していると報じられた。 列車内での喫煙を注意され逆ギレという事案に、「頭に来る」「完全な迷惑行為」「列車内での喫煙が認められていた時代の人間?」と怒りの声が広がる。また、「この世代はこういう人が多い」「団塊の世代って本当に面倒だよね」「時代についていけていない哀れなやつ」など、厳しい言葉が並んだ。 また、犯人と同世代からも「世代の恥」「同じ人間だと思われたくない」など怒りの声が相次ぐことになった。タバコは副流煙の健康被害や臭いがつくなどの迷惑行為となることから、禁煙の輪が広がったという背景がある。列車内で吸えば多くの人が迷惑することは明白だ。 男が実に幼稚であることは、疑いようのない事実だろう。文 櫻井哲夫
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ミステリー 2019年11月10日 23時00分
日本の伝説に登場するネズミのテーマパーク「鼠浄土」
某テーマパークの人気キャラクターの影響だろうか、ネズミに嫌悪感を抱く人が減ってきた。中には、ハムスターというネズミをペットにする人もいる始末だ。我々、日本人は古来より、ネズミという動物に特別な意味を持って接してきた。 そのネズミが地中に世界を作っているという伝承がある。俗にいう『鼠の浄土』である。別称で『鼠浄土』『団子浄土』などとも呼ばれており、近年では『おむすびころりん』という昔話で広く知られるようになった。 この「ネズミの世界」という概念が文献で出て来るのは、室町時代に成立した絵草子『鼠の草子』であると推測される。この物語では、京都四条堀川に住む古ネズミの権頭(ごんのかみ)が人間に憧れ、人間と偽って人間の姫君と結婚するのだが、正体を見破られ、最後は出家するというストーリー展開である。 これは昔話の『鼠の嫁入り』と同様に、ネズミの世界と人間界の交流、種を超えた婚姻『異類婚姻譚』を意味している。因みに『鼠の嫁入り』では、ネズミの夫婦が箱入り娘に最高の婿を取ろうとして奮闘し、太陽や雲、風、壁と次々に訪ねるが、結局はネズミの婿を選ぶという展開である。どうも、ネズミの世界の住民は、人間界や他の世界に憧れがあるようだ。 そもそも言語から判断して、ネズミは「根の国の住人」(根ずみ、根住み、ちなみに根の国とは死者や地下の国)と解釈されており、ネズミを神仏・異界の使いと見る傾向が我が国にはあり、更には富をもたらす“招福的役割を果たす存在”と解釈する概念もある。 我々の中で一番メジャーな『鼠浄土』は、やはり『おむすびころりん』である。このネズミが幸福をもたらすという概念は、ネズミが出る家はそれなりに、食料など蓄財が無いといけないという現実的な側面があると思われるが、それ以上に、“座敷わらしはネズミの古い個体が化けたもの”という伝承があり、かなり興味深い。 また、米倉や屋敷などにあるネズミの巣穴は、異界への入口、黄泉の国への入口、浄土への入り口と言い伝えられる地方がある。壁という空間を遮断している物体に穴を開け、床・壁・屋根と自由自在に移動するネズミは、異界への出入り口を開ける存在だと解釈されたのであろう。 これらネズミの世界は地下にあるという。その世界に関しては幾つか興味深い伝承がある。『郷土研究3巻7号 国々の言い習はし(10)』(逸木盛照 郷土研究社 1915年)によると、夜に畳の上で手毬をつくとネズミが怒って荒れるとされた。 また、『伝承5号 私は鼠におされている』(村田正夫 山陰民俗学会 S35年9月1日)によると、昭和25年3月下旬午前8時頃、寝ていた人物が何者かに足を踏まれた。死に誘われたような気がした。このような現象を「ネズミにおされる」というようだ。つまり、ネズミの世界は地下にあり、その世界は死の世界に近いという。 なお、南方では『鼠浄土』は海上、或いは海の向こうにあるという概念もあるようだ。奄美大島では、ネズミは神様の一種として解釈されており、ニライカナイという海の向こうにある世界からやってきたテルコ神の使いだと言われている。 さらに『団子浄土』は、人間が接触する異界の住民が、ネズミから鬼に代わるバージョンがあり、こうなると『瘤取り爺さん』に話が変容する。 このように我々は、人間の生活に縁の深い動物・ネズミに、“招福的役割”、“神の使い”という設定を課し、ネズミの穴を見ることで、“異界への通路”を連想した。そして、ネズミたちが暮らす国を“海の向こうのニライカナイ”、“地下の世界”と夢想し、その世界に行き、幸せになることを妄想したのだ。(山口敏太郎)
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社会 2019年11月10日 22時30分
発狂した夫婦が小学生バスを襲撃! 女は半裸で角材を振り回す【背筋も凍る!女の事件簿】
11月6日、タレントの田代まさしが覚せい剤所持のため現行犯逮捕された。田代は2001年、2004年、2010年(2回)と4回覚せい剤関連で逮捕されており、今回の逮捕で5回目となる。 田代は逮捕の直前まで、薬物依存者の社会復帰を支援する団体ダルク(DARC)の職員として働いていたほか、薬物の怖さを訴えるテレビ番組に出演していたことから、その逮捕は衝撃的だった。 さて、覚せい剤は男女問わず脳細胞を破壊する危険なものだが、今から40年ほど前の1980年、和歌山県とある閑静な町で覚せい剤を使用していた夫婦による衝撃の事件が発生した。 1980年5月末、和歌山県の路上で車を運転していた女性が、路上で角材を持った夫婦に襲われた。車外に引きずり出されたあげく、暴行されるという事件があった。 犯人の夫婦は、見た目が共に20代後半程度。奇声を上げながら路上で大暴れしていたという。その様子は、誰がどう見ても薬物によって発狂してしまった人間そのものであったという。 発狂夫婦が再び現れたのは女性襲撃からしばらくしてからだった。彼らは、今度は小学校に現れ、遠足へ出かけようとバスに乗り込んでいた小学5年生の目の前に現れた。「なんだ君たちは!」と怒る引率教師の制止も聞かず、発狂夫婦は角材を振り回しながら小学生の乗るバスを襲い始めた。 特に女性側の錯乱ぶりはひどく、上半身裸になり角材を振り回し、日本語とは思えない大声を出して暴れていたという。 10歳を過ぎたばかりの小学生にとってその光景はあまりにショッキングだったことは想像に難くない。中には顔を真っ青にしながら小刻みに震える子供も少なくなかったという。 夫婦はしばらくして駆け付けた警察に逮捕されたのだが、やはり錯乱の原因は覚せい剤だった。彼らは日常的に薬物を吸引し、この日、群馬県から車に乗って和歌山までやってきたという。夫婦は覚醒剤取締法違反と暴行の容疑で、現行犯だった。 閑静な町を恐怖に陥れた発狂夫婦は、わずか1時間で逮捕された。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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