「吉澤は主にビットコインのトレーダーとして、ツイッターで月額3万円の有料オンラインサロンを開設。仮想通貨の相場の動きを予測し、会員に売りや買いのタイミングをアドバイスしていた。一時は会員が5000人以上集まり、吉澤の一声で相場が動くほどだった」(経済誌記者)
以前から吉澤容疑者には薬物使用のウワサが出ていたが、今回、尿検査でMDMA(錠剤型の合成麻薬)の成分が検出され、警視庁に緊急逮捕されたという。
「本人は『クラブで飲み物に混ぜられた』と否認しているようですが、トレーダー同士のトラブルでヤクザがバックについているかのような脅し文句を使うなど、捜査当局に以前からマークされていた可能性もあります」(全国紙記者)
この吉澤容疑者のサロンのメンバーで、仮想通貨売買の指南を受けていたのが、吉本興業所属で2017年『キングオブコント』王者の漫才コンビ『かまいたち』の山内健司だ。
「吉澤は、仲間内や運営関係者に、先に売りか買いかのポジションを明かし、仕込ませてからサロンで情報を公開していました。すると、一斉にサロン生が買い、または売りに入るので、自分が望む方向に1〜2%ほどビットコインの価格が動いていた。山内は単なるサロン生ではなく、こうした“先に情報を仕入れることができるグループ”に属していた。株ならば相場操縦と捉えられてもおかしくない行為で、金融庁も警戒していました」(同・記者)
今回の逮捕容疑が薬物絡みであるため、芸能界にも激震が走っている。
「グループ内で『呼べば来る女』といわれていたAKB48の峯岸みなみは、KAZMAXに頬を寄せ、キス顔をしている写真が流出。元SKE48の人気メンバー・水埜帆乃香も、KAZMAXの膝の上でハグされている写真が出回っています」(芸能記者)
捜査の展開次第では、こうした芸能人たちにも“飛び火”する可能性がありそうだ。