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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
戦極 ホジャー・グレイシー争奪戦がぼっ発
「戦極〜第二陣〜」が18日、東京・有明コロシアムで行われ、総合格闘技界最後の大物、ホジャー・グレイシーがベールを脱いだ。ホジャーは実力者の近藤有己を全く寄せ付けずに完勝。“グレイシー一族最強の遺伝子”の異名に違わぬ潜在能力を見せ付けた。早くも新たな“グレイシー神話”の幕開けを感じさせたが、舞台裏ではホジャーの首を狙うファイターたちの争奪戦がぼっ発し始めた。 まさに圧巻の勝ちっぷりだった。 KO予告をぶっ放していた近藤の打撃を一切受けることなく、寝技地獄へと引きずり込んで勝利したホジャー。その間わずか160秒。相手に何もさせずに勝利する姿は“詰将棋”と例えられた400戦無敗の男ヒクソンを彷彿させた。 ゴング開始から距離を取ったホジャー。近藤の左ジャブを交わして懐に入りみ、両腕を抱え込んでコーナー際に押し込むと、近藤を足をかけてテイクダウンさせた。 そこからは独壇場。アブダビコンバット、柔術世界選手権(ムンジアル)と数々の寝技の称号をほしいままにしてきた技術を発揮。ハーフガードからいとも簡単にサイドポジションを奪うと、マウントポジションに移行してパウンドを連発。最後はパウンドを嫌った近藤が背を向けたスキを見逃さず、チョークスリーパーでタップを奪った。 試合後は「近藤は完ぺきな選手。とにかく相手を倒して自分の得意なグラウンドで勝負する戦略通りにできた」と殊勝な言葉で試合を振り返った。 総合格闘技の試合は今回が2度目だが、早くも大器の片りんを見せたホジャー。次の総合格闘技戦については「どうなるかわからない」と明言を避けたが、ワールドビクトリーロードの國保尊弘広報は「年内にもう1度出てほしい」と再登場を予告した。 そんな大物ホジャーに対戦を要求する声が続々と出始めている。 この日、敗れた近藤は「自分を一から鍛え直して再戦したい」とリベンジを宣言。さらにこの日、川村亮に3-0の判定で勝利し、復活を遂げたケビン・ランデルマンも「いつか闘いたい」。戦極ヘビー級のエース、ジョシュ・バーネットはまだ総合格闘技の経験が少ないホジャーを「グリーンボーイ」扱いしながらも「レーダーの中に感じてはいる」と少なからず意識している様子だ。 またこの日、ホジャーの試合後に花束を贈呈した吉田秀彦という柔道VS柔術の対戦にも期待が高まる。吉田VSホジャーについて國保広報は「もう少しホジャー選手のことを、日本のファンが理解してからの方がいいのでは」としながらも「吉田もおそらく年内に(6・8「戦極〜第三陣〜」後に)あと1試合になるだろう。その中で可能性がなくはない」と語った。 吉田自身もホジャーに対しては「どれくらい強いのか…」と興味を示しているだけに、國保広報の言う「ファンの期待が高まれば」両者の激突もあり得なくはない。 ホジャーを中心に活気づいてきた戦極マット。水面下での争奪戦をモノにしてホジャーの前に立つのは果たして誰か。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
戦極 ライト級戦線激化! トーナメント開催も決定
戦極ライト戦線がヒートアップ!この日の第1試合では北岡悟がイアン・シャファーを相手に打撃を完封する圧巻の勝利を演じた。 1度はタックルを潰されかけながらも、そのままかんぬき気味に腕を捕え込んで強引にグラウンドに引きずり込むとフロントチョークを極めた北岡。必死に逃げまどうシャファーを絞め続けて最後はタップを奪取。わずか50秒で試合を決めた。 北岡は「覚悟していたので組みにいってパンチをもらっても耐えられた。いずれは日本を代表する総合格闘家になりたい。そのためにこれからも頑張っていきたい」と笑顔を爆発させていた。 一方、ライト級のもう1試合、光岡英二VSイ・グァンヒは光岡が予告通りに、宇野直伝のチョークスリーパーでグァンヒの首をかっ切った。 2度目の片足タックルでテイクダウンさせた光岡は、マウントポジションでパウンドを連発して最後はチョークスリーパーの絞首刑で“韓国の火の玉ボーイ”を沈めた。 光岡はリング上からリングサイドにいるライト級のトップ、五味隆典に向かって「僕も世界一を目指しているので、いつかはやりたい」と大胆不敵な対戦要求かに思えたが、「でももっと力を付けてから…」と続けて場内の笑いを誘っていた。 元PRIDEライト級2冠王の五味を頂点に活気づくライト級。この日、正式発表された「戦極〜第四陣〜」(8月24日、さいたまスーパーアリーナ)から参加選手8人でのトーナメントが開催されることが決まった。また、この日はワンマッチで五味の参戦も決定した。 國保広報は「トーナメントの勝者と、五味選手とで王者決定戦をやれれば」と明言。トーナメントは2大会で行われ、年明けにも「ニューイヤーイベントとしてやりたい」と五味との頂上決戦が開催される予定だという。 いよいよベルト設立の具体的なプランも浮上し始めた戦極ライト級から目が離せなくなってきた。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
戦極 中尾“KISS”芳広のラブコール不発
中尾“KISS”芳広はBIG・ジム・ヨークを相手にレフェリーストップ勝利。リング上からは6・8「戦極〜第三陣〜」での藤田和之戦をぶち上げたのだが…。 2Rに片足タックルを決めたところで強引に立ち上がったヨークに右フックを2連発。ダウンを奪うとそのままパウンドを浴びせて勝利を引き寄せた中尾。試合後は「昨年1年間待たされたので早くやりたい。藤田選手を倒して自分がナンバーワンになる」と鼻息荒く意気込んだ。 だが、國保広報は「もう一つ二つクリアしてファンが望むようになってから。6・8はない」とピシャリ。中尾の藤田戦実現は先送りとなった。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
戦極 ジョシュ・バーネット次戦は大みそか?
メーンではジョシュ・バーネットがジェフ・モンソンに3-0の判定で勝利。「年内あと1試合」を明言したバーネットは大みそかイベントへの参戦を訴えた。 共に練習もする間柄とあって手の内を知る者同士の一戦。決定打を欠いたが、ボディーへのバックスピンキックなど要所で打撃を的確にヒットされたバーネットが旗揚げ戦の吉田戦に続き、戦極マット2連勝を達成した。 バーネットは「もっと攻撃的にいけば良かった」と反省の弁を述べながらも「6、8月にプロレスの試合が決まっている。その後は少し休みたい。大みそかの闘いが頭に浮かぶ」と大みそかイベントへの参戦意思を示した。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
戦極 外国人同士の一戦で珍事ぼっ発!
第2試合ではダン・ホーンバックルと対戦したマイク・パイルが、前日計量で規定体重(76kg以下)をパスできず、試合開始前に減点1の罰則を課せられる珍事が発生した。 規定体重を200グラムオーバーの76.2kgでパスできなかったパイル。通常ならランニング等で減量して再び計量に臨むのだが、パイルはルールを把握していなかったのか、1度目の計量後に水や食料を摂取して200?を落とすどころか、「3.6kg増やしてしまった」(國保広報)という。 試合前の減点はかなりの不利だが、パイルは「KOか一本で勝つ」と試合に臨み、ガードポジションからの三角絞めで一本勝ち。「やれると思っていた。今後も活躍できると知ってほしかったんだ」とうそぶいていた。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
ノア 川畑輝鎮が白GHC4度目の防衛に成功。次は黒ベルト!?
プロレスリング・ノアのグローバル・ハードコア・クラウン(白GHC)無差別級選手権が18日、つくばカピオで行われた。王者・川畑輝鎮が4度目の防衛に成功。黒GHC挑戦も視野に入れた。 志賀賢太郎&平柳玄藩と組み、菊地毅&青柳政司&太田一平と激突した川畑。6人タッグによるイリミネーション(敗者は脱落し、最後まで残った人間が王者となる)の変則マッチで行われた。川畑はパートナーの平柳に足を引っ張られながらも、最後は回転式セントーンで太田を圧殺。なんとかV4に成功した。 川畑は「黒いベルトも全く考えないわけじゃない」とGHCタッグ獲りに意欲を見せていた。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
ゼロワンMAX プロレス史上“最恐”のデスマッチで松永光弘が最後の狂気
医師からも“警報”が発令されるなど、前代未聞の危険度を誇った「ガラスレイン鉄球地獄デスマッチ」が、17日のゼロワンMAX埼玉・桂スタジオ大会で行われ、リング上はさながら地獄絵図と化した。その中で松永がラストデスマッチファイトを見せた。 地獄のリングで対峙した大谷晋二郎と松永光弘。さらに松永は凶器、火炎放射まえ持ち出し、リング上を修羅場に変えた。プロレス史上最も凄惨なデスマッチで松永は“ミスターデンジャー”の名にふさわしい死に様を見せた。リング中央に設置されたガラス片を盛った畳針ボードに突き刺され、さらにはガラスの雨を浴びながら最後は大谷からマットに引き戻されて3カウントを奪われて最後のデスマッチを終えた。 壮絶な試合に敗れた松永は「デスマッチに関してはもう未練はない。最後大谷との遺恨試合でよかった」。ガラスの雨に打たれ、松永はデスマッチ人生を終えた。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
LOCK UP 大仁田厚参戦に長州力が苦悩
“革命戦士”長州力がプロデュースする「LOCK UP」が18日、東京・新木場1stRINGで開催された。同マット初参戦でリング復帰した“邪道”大仁田厚の大暴れにより盛況をみせたが、当の革命戦士は手放しで喜べないという。 この日の興行では5度目のリング復帰を果たした大仁田が、越中詩郎とのタッグで金村キンタロー&折原昌夫と激突した。激しい場外乱闘の末に大仁田がグリーンミストを発射したことで反則負け。大荒れの展開となったが、この結末に革命戦士は「きょうの興行には大仁田効果があった」と及第点を下した。 しかし、今後について大仁田から「オレは金村の相手をしに来たわけじゃない。長州さんと早く組みたい」と共闘ラブコールされた件には「大仁田がやりたきゃ、7月(新宿FACEで開催予定)も出ればいい。でも自分が大仁田ワールドに入っていく気はない」とピシャリ。そればかりか、長州は「大仁田効果がどこまで続くか、今後ロックアップをどうしていくか、考えなきゃなりませんね」と複雑な思いを口にしていた。
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スポーツ 2008年05月19日 15時00分
プレゼント LLPWおばっち飯塚引退記念興行ペアチケット
おばっち飯塚の引退試合が行われる5・31LLPW東京・後楽園ホール大会のペアチケットを5組10人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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芸能 2008年05月19日 15時00分
大河ドラマが好評の宮崎あおい 夫はもちろん現場スタッフに愛されるワケ
主演するNHK大河ドラマ「篤姫」が好調の宮崎あおい(22)。多忙な日々を送る中、昨年、結婚した高岡蒼甫とも順調で、今後ますます大物になっていきそうな勢いだ。 毎回20%を超える高視聴率を記録しているNHKの大河ドラマ「篤姫」。 「25%を超えることもありますが、大河で25%を超えたのは、滝沢秀明主演の『義経』以来で、制作スタッフは大いに盛り上がっています」(芸能ライター) 幕末の動乱を生きた女性、篤姫を演じている宮崎あおいが好感を持って受け入れられるのが主な要因だが、宮崎は視聴者だけでなく、大物の共演者もひきつけているという。 「篤姫の養父、島津斉彬役の高橋英樹の収録はもう終わったのですが、高橋はわざわざ“宮崎さんと芝居ができる機会が持てて楽しかった”という旨の手紙を送ったそうです」(芸能リポーター) 12歳から49歳までの篤姫の生涯を演じきる宮崎はまだ22歳。大河ドラマの主演女優としては史上最年少だ。 「収録は早朝から夜中までということが多いんです。彼女は主役なので衣装は重いし、カツラだって思いから首も相当疲れます。でも、その日の収録が終わると、一番疲れているはずの彼女がニコニコ笑顔で“お疲れ様でした”と他の出演者やスタッフのところを回って歩くんです。老女・幾島役で共演している松坂慶子などは“いちばん疲れているのはあなたじゃない”といつも感心しています」(制作スタッフ) そんな宮崎も家に帰ればひとりの人妻。昨年6月に結婚した俳優の高岡蒼甫が待っているのだ。 「さすがに毎日手作り料理とはいきませんが、時間があれば、自分で料理して高岡に食べさせるそうです。今、得意料理はカジキマグロをフライにしたもので、それをマヨネーズベースのソースをつけて食べる。絶品だそうです」(芸能ライター) さらに、こんなことも。 「高岡は現在、『ルーキーズ』(TBS)という連続ドラマに出演していますが、その台本読みに宮崎が付き合ってあげているようです。時には相手役になって演技指導までする献身ぶりのようです。『篤姫』好評により、今後、ドラマやCM出演料のアップは確実ですし、高岡には“過ぎた女房”と言えるかもしれません」 少し夫婦格差が生じるのが心配だが、ともに大きくなっていってほしいものだ。
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