毎回20%を超える高視聴率を記録しているNHKの大河ドラマ「篤姫」。
「25%を超えることもありますが、大河で25%を超えたのは、滝沢秀明主演の『義経』以来で、制作スタッフは大いに盛り上がっています」(芸能ライター)
幕末の動乱を生きた女性、篤姫を演じている宮崎あおいが好感を持って受け入れられるのが主な要因だが、宮崎は視聴者だけでなく、大物の共演者もひきつけているという。
「篤姫の養父、島津斉彬役の高橋英樹の収録はもう終わったのですが、高橋はわざわざ“宮崎さんと芝居ができる機会が持てて楽しかった”という旨の手紙を送ったそうです」(芸能リポーター)
12歳から49歳までの篤姫の生涯を演じきる宮崎はまだ22歳。大河ドラマの主演女優としては史上最年少だ。
「収録は早朝から夜中までということが多いんです。彼女は主役なので衣装は重いし、カツラだって思いから首も相当疲れます。でも、その日の収録が終わると、一番疲れているはずの彼女がニコニコ笑顔で“お疲れ様でした”と他の出演者やスタッフのところを回って歩くんです。老女・幾島役で共演している松坂慶子などは“いちばん疲れているのはあなたじゃない”といつも感心しています」(制作スタッフ)
そんな宮崎も家に帰ればひとりの人妻。昨年6月に結婚した俳優の高岡蒼甫が待っているのだ。
「さすがに毎日手作り料理とはいきませんが、時間があれば、自分で料理して高岡に食べさせるそうです。今、得意料理はカジキマグロをフライにしたもので、それをマヨネーズベースのソースをつけて食べる。絶品だそうです」(芸能ライター)
さらに、こんなことも。
「高岡は現在、『ルーキーズ』(TBS)という連続ドラマに出演していますが、その台本読みに宮崎が付き合ってあげているようです。時には相手役になって演技指導までする献身ぶりのようです。『篤姫』好評により、今後、ドラマやCM出演料のアップは確実ですし、高岡には“過ぎた女房”と言えるかもしれません」
少し夫婦格差が生じるのが心配だが、ともに大きくなっていってほしいものだ。