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その他 2008年05月15日 15時00分
競輪穴男列伝 中部ライン不在、単騎回りのときに狙いたい有賀高士
とにかくトリッキーなレースをするのが有賀高士(61期・石川)だ。ジャンでインを斬ったり、バックで追い上げたり、時にはまくったり…と変幻自在。デビューは88年5月の松戸。プロ初戦は1着をとってA級優勝も同年福井で獲ったが、それからがなかなか伸びない。同期の神山雄一郎(栃木)、山田裕仁(岐阜)の活躍をよそに、A級暮らしが続く。 S級で一勝したのが、95年の静岡。S級優勝は34歳になった03年2月の小倉。 それから「トリッキー有賀」のレースに火がつく。03年の京都向日町ふるダビで村上義弘(京都)の優勝3着。このレースは村上マークが当然という松本整(京都)に番手勝負の浜口高彰(岐阜)が競り込む形になって村上の後ろはもの凄い激戦。強引に浜口を競り落とした松本が後続各車に影響を与えて失格。浜口マークから落車を避けた有賀が追ったが、離れてしまい、坂本英一(栃木)のめったに見られないまくりが飛んできて、坂本2着、有賀は3着。 さらに06年の奈良・西王座戦は113(4)で優参した。この辺から有賀の実力が出てきたのだが、中部ラインに良い目標が出来てきたことも成長の原因だろう。 「街道練習なんかやったことがない」という有賀は富山バンクで練習しているが、これも石川勢では奇特な存在。普通は内灘にある国体用に作られたバンクで練習するのだが、一人で納得する練習をするタイプだ。 有賀を狙うのは中部ラインがいない時が面白い。顔見せで単騎回りの時はなお狙い目。番手が悪くても、最後はホームから踏んで来て、2番手の外に粘って1センターから一気に伸びてくる。 大器晩成というがGI優参の実績がないので、大器とは言い難い。39歳のいまもスキあれば突っ込んだり、大外急襲して「あっと驚く」レースをしてくれる。 今回の高松宮杯は期待したいところだが、本人は「500は嫌い」といっている。確かに昨年のびわこは43落7、一昨年も落947とゲンは悪い。まあ、そうは言っても直線の長い小倉FI、川崎FIを経てびわこ入りするから、展開次第で2車単、3連単に絡んでくる力はあるから狙ってはどうだろうか。運不運は交互にやってくる。運気はいい方に向かっているかも知れない。
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レジャー 2008年05月14日 15時00分
ヴィクトリアM ウオッカ 1年ぶりの勝利見えた
昨年のダービー以降、7戦して勝ち星のないウオッカ。しかし、今回の「第3回ヴィクトリアマイル」(JpnI 東京芝1600m 18日)は牝馬同士の一戦で、あの偉業を演じた東京が舞台だ。14日の追い切りでも絶好の気配を披露。8戦ぶりの勝利に向けて、女王がいよいよ戦闘モードへと突入した。 女王ウオッカの瞳が再び輝きだした。ダービーで演じた驚がくの走り。自らの復活に向けて、凄まじい闘志が戻ってきた。 「もともとテンションが高く、いつレースがあっても大丈夫。スイッチを入れやすい。徐々にいい気合が出てきた」 ドバイ遠征後は兵庫県・三木ホースランドパークで帰国検疫、そして福島県・天栄ホースパークで着地検疫と、過密なスケジュールを消化してきた。その影響で栗東へと帰厩したのは5月1日。最強牝馬決定戦に向けて、ギリギリの調整期間となった。 「天栄ではイライラもせず、馬自身がすごくリラックスしていた。落ち着きもあるし、いい休養になったみたいだ」 前川助手はリフレッシュ効果を指摘する。 帰厩当初のガレた馬体も回復してきた。先週の木曜で480kg台。ほぼベストといえる馬体重だ。「これまでは、ウオッカの持っているスピードが、レースでは逆に邪魔をして負けてしまった。今回はGIのマイル戦で、レースはすごくしやすい。もちろん、勝ちにいきます」 主役が堂々のV宣言。久々に本気の走りが見られそうだ。 【最終追いVTR】武豊騎手を背に3頭併せ。直線で大外に持ち出して鞍上が軽く仕掛けると、スッと反応。豪快な伸び脚で半馬身差の最先着を果たした。馬体細化の不安もなく、力を出せる仕上がりだ。
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レジャー 2008年05月14日 15時00分
東京プリンセス賞(SI 大井1800m 15日) 的場マジックが炸裂するか!? インカローズが怪気炎
再び“的場マジック”がさく裂するか!?羽田盃で11番人気のニックバニヤンを勝利に導き、単勝万馬券の波乱を演じた的場文騎手がインカローズとのコンビで東京プリンセス賞に挑む。 初コンビを組んだ桜花賞は好発から中団につけ、2着に追い込んだ。ただ、「もう少し伸びると思ったけど…」。振り返る的場文騎手のこのひと言に集約されるように、距離はマイルでもギリギリの印象があった。しかし、手綱を通して名手は感じ取っていた。あと1Fなら辛抱できる。ただし、それには条件があった。「もっと力をつけてくれば、またいいレースができる」 桜花賞から約2カ月、果たしてジョッキーが求める成長の度合はいかがなものか。10日に大井競馬場で行った最終追い切りは、同じくプリンセス賞に出走する僚馬ニジノムコウとの併せ馬。結果はまさかの3馬身遅れだった。 しかし、管理する高橋三師は「桜花賞から見れば馬は良くなっている」とキッパリ。「序盤からガンガン行って、ずっと外を回ったのを考えれば悪い内容ではなかった。もともと実戦に行っていいタイプだしね」 ニック同様、ローズは普段から的場文騎手がマンツーマンで調教をつけている。ただでさえ不気味さが漂うなか、動きとは裏腹にドッシリ構える師の発言が、さらにそれを増幅させる。 重賞は6度目の挑戦。ホッカイドウ競馬時代は掲示板すら載れなかった馬が、階段を一段一段上がるようにして、つかんだヒロイン奪取のチャンス。13日終了現在、12勝差で南関リーディングの戸崎圭騎手を猛追する名手の手綱さばきに注目だ。
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レジャー 2008年05月14日 15時00分
ヴィクトリアM ストップ・ザ・ウオッカの筆頭はこの馬!
「第3回ヴィクトリアマイル」(JpnI 東京芝1600m 18日)の最終追い切りが14日、東西両トレセンで行われた。ウオッカ断然のムードのなか、簡単にはヒロインの座は渡さないとばかり、ニシノマナムスメが素軽さ満点のフットワークを披露。偉大なる母ニシノフラワー譲りの切れ味で大物食いに挑む。 文句なしの仕上がりだ。「先週びっしりやって気合が乗ってきた。今週は単走でやれば十分。」と河内師はうなずいた。あせらず、じっくり、大切に育てたニシノマナムスメがついに開花の時を迎えようとしている。 前走のマイラーズCは2着。安田記念でも有力馬になるカンパニーをクビ差まで追い詰めた。牡馬相手の好走に自信は深まったが、当日は良馬場発表とはいえ、いくらか緩い馬場。軽い切れ味が武器のマナムスメには不向きな状態だった。 「馬場が良ければもっと切れていた」と牡馬一線級にも負けない地力を感じ取っている。 3歳の春にも桜花賞候補に挙げられたほど。父アグネスタキオン、母はニシノフラワー。どちらも河内師が騎手時代に手綱を取り、GIホースに導いた。素質は折り紙つきだったが、当時は線が細く調教で強い負荷をかけると食欲が落ちるデリケートさが残っていた。 しかし、今は違う。「古馬になってカイバをしっかり食べるようになった。だから思い通りに調整できる」 もともとが5月30日の遅生まれということもあり、最近の成長は目覚しい。馬体重こそ変わらないが、腹回り、特に胸前の筋肉の発達は素晴らしい。 「中間はビシビシやれている。馬がすっかり戦闘モードだよ」と宮坂厩務員。母譲りの繊細な気性がネックにもなる難しい血統だが、兄のニシノデューも手掛けた腕利きはすべてを知り尽くしている。 最大のライバル・ウオッカは海外遠征帰りだ。何の不安もなく仕上がった今のマナムスメなら、ダービー馬にも臆することはない。 「切れ味勝負の馬だから台風の動向が気になるけど、良馬場ならいいレースになる。ジョッキーも2度目だしね」。河内師はその手腕を見込んでいる吉田隼に期待をこめた。 【最終追いVTR】牝馬らしい軽めの調整で最後まで追われずじまい。静の調教となったが、最後はハミを取って好気合をアピール。馬体の張りも目立っている。
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レジャー 2008年05月14日 15時00分
内外タイムス賞 ピエールバスターが圧勝
13日、大井競馬場で行われた「内外タイムス賞」は、ピエールバスター(牡4歳、大井・井上弘厩舎)が4コーナーで早々と先頭に立つと、そのまま2着を5馬身差突き放す圧勝で1番人気に応えた。勝ち時計は1分53秒9(不良)だった。
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レジャー 2008年05月14日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(22)
太平洋戦争のさなか、根岸競馬場のある山手の丘陵地域は横須賀軍港の動きが一望される防諜上の危険があった。また、海軍としても通信等の作戦上必要な格好の場所であるということから、接収話が持ち上がった。 農林省馬政局と日本海軍が相談した結果、(1)根岸の競馬場施設は合宿所、厩舎、倉庫など一部を海軍側の責任でほかの競馬場へ移築するほかはすべて海軍が買収すること(2)競馬場の代地は地上物件を含めて海軍側の力で買収すること(3)競馬場関係者の85世帯262人の移転費は海軍が補償すること…などを海軍省に求めた。 これに対して海軍は、土地(約31万550平方メートル)約205万550円、建物、付帯施設約406万円、移転保証約378万円を支払った。 こうして、1943(昭和18)年6月10日、根岸競馬場は閉幕式を行い、関係者262人と所属馬105頭は東京、中山両競馬場へ移っていった。 1945(昭和20)年5月29日の米軍による横浜大空襲では、市内一円から一斉に上がる白煙の中に根岸の競馬場の楕円形がくっきり浮かび出ているのが、米軍機による航空写真でとらえられている。敗戦を迎えて、旧日本軍施設の関係から、根岸の競馬場は進駐軍に占領され、米第8軍の管理下に入った。 戦時中、競馬施設の一部を日本競馬会から買収し、所有権を持っていた横浜の印刷業者の文寿堂はそのまま進駐軍の印刷業務を引き受ける形となった。ただ、旧日本海軍時代のような専属業者としてではなく、外部の出版社などの印刷も受注していた。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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スポーツ 2008年05月14日 15時00分
ハッスル インリン様が最終兵器投入を予告。その名も「火事場のM字パワー」だ
13日の「ハッスル・ハウスvol.36」(東京・後楽園ホール)で高田モンスター(M)軍のインリン様とボノちゃんが視殺戦を展開。「ハッスル・エイド2008」(24日、東京・有明コロシアム)で母子対決する2人は憎しみの炎を燃やして激しく感情をぶつけ合った。引退の舞台でデビュー以来最初で最後のシングルマッチに挑むインリン様は、有終の美を飾るべく未知なる力の解放を宣言した。その名も「火事場のM字パワー」だ。 愛と美と闘いの女神が最後の切り札を切る! いよいよ引退の舞台まで残すところあとわずかとなったこの日、インリン様は高田総統に「3年半、本当にありがとうございました」と最後のあいさつ。その上で「5月24日、私はあの子を闇に葬ってハッスルを去ります」と最後の大仕事に向けて決意を表明した。 愛息子のボノちゃんからは「お前こそ地獄行き。親なんていらない。思い出と一緒に消してやる」と反抗されたインリン様だが、「私はお前ごときに消されるほどヤワじゃない。くぐってきた修羅場の数が違う」とピシャリ。ボノちゃんと観客席で鋭い視線をぶつけ合った上で「次の試合、火事場のM字パワーを解放する。この身がどうなろうとお前をただじゃおかない。覚悟しなさい」と宣告してみせた。 インリン様の魔性の力であるM字パワー。2005年12月にインリン様が「M字パワーが尽きた」と戦線離脱した際には「最後のM字パワー」を振り絞り、後にニューリン様が誕生した謎の卵「イン卵」を産み落としている。インリン様はその後、放浪の旅を経てM字パワーを充電してリング復帰して現在に至るが、M字パワーでこれまで数々の奇跡を起こしてきた。 そのM字パワーの奥の手と思われる「火事場のM字パワー」。過去には柔道五輪銀メダリストの小川直也からもフォールを奪っているM字パワーの最終奥義と思われるだけに、これまで以上のパワーであることは間違いない。体格差のあるボノちゃん相手でもインリン様は予想だにしない闘いを見せることは確実だ。 実際、総統も「インリンの生き様をとくと見届けよ。ハッスルにとっても一つの大きな転機となるだろう」と不敵に予告している。 愛と美と闘いの女神が起こす最後の奇跡とは果たしてどんなものなのか。インリン様が引退の舞台で未曾有(みぞう)のミラクルを巻き起こす。
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スポーツ 2008年05月14日 15時00分
ハッスル 「ボノちゃん部屋」は黒星発進
一方、ボノちゃんは「ボノちゃん部屋」としての初陣を飾ることはできなかった。この日、ハッスル(H)軍の天龍源一郎、TAJIRI、崔領二と初対戦したボノちゃん。よしえちゃんこと吉江豊、あーちゃんこと荒谷望誉とともに、相撲界出身の天龍をすくい投げでぶん投げるなど奮闘したが、新弟子あーちゃんにことごとく足を引っ張られて試合に敗北。新たな門出を勝利で飾ることはできなかった。それでも「ふい、ふう、みい、ドスコイ」と新ポーズで母インリン様との大一番に向けて気合を込めていた。
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スポーツ 2008年05月14日 15時00分
ハッスル 「銀牙軍団」の新メンバーはジャイアント・バボそっくり
池谷銀牙こと池谷幸雄が予告通りに「銀牙軍団」の新メンバーを披露した。この日、ザ・グレート・サスケとともにリングに上がった池谷は新メンバーの「長尾銀牙」を招き入れた。乱入してきたアン・ジョー司令長官、島田二等兵から「どう見てもバボだろ!?」とM軍を追放されたジャイアント・バボとの酷似を指摘されたが、サスケは「バボではない!」と否定。長尾も三角跳びからのアームホイップを見せるなど、これまでにないアクロバティックなムーブを披露した。新たなメンバーを加えた「銀牙軍団」の動向に注目だ。
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スポーツ 2008年05月14日 15時00分
ハッスル 大阪プロレスのゼウスが乱入
ハッスルに新展開か?この日のイベント終了時、H軍による恒例のハッスルポーズでの締めの際に、大阪プロレスのゼウスが乱入。坂田亘を強襲し「このオレがハッスルを破壊してやる」と宣言。HGらとも大乱闘を繰り広げ、あ然とする観客をよそに姿を消した。突如乱入したゼウスの真意とは何か…。春の大一番Hエイドを前に嵐の予感だ。
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