地獄のリングで対峙した大谷晋二郎と松永光弘。さらに松永は凶器、火炎放射まえ持ち出し、リング上を修羅場に変えた。プロレス史上最も凄惨なデスマッチで松永は“ミスターデンジャー”の名にふさわしい死に様を見せた。リング中央に設置されたガラス片を盛った畳針ボードに突き刺され、さらにはガラスの雨を浴びながら最後は大谷からマットに引き戻されて3カウントを奪われて最後のデスマッチを終えた。
壮絶な試合に敗れた松永は「デスマッチに関してはもう未練はない。最後大谷との遺恨試合でよかった」。ガラスの雨に打たれ、松永はデスマッチ人生を終えた。