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レジャー 2008年09月11日 15時00分
朝日CC追い切り速報 重賞連覇へドリームジャーニーが絶好
変則3日間開催の最終日のメーン「第59回朝日CC」(GIII 阪神芝2000m 15日)の最終追い切りが11日、栗東トレセンで行われた。断然の主役候補ドリームジャーニーは、小倉記念圧勝の勢いをそのままに独特のピッチ走法で絶好の動きを披露。重賞V2に向け、盤石の態勢をアピールした。 ドリームジャーニーが長い眠りからようやく目覚めた。 前走・小倉記念では直線で強烈な末脚を発揮。ゴール前では流す余裕を見せながら0秒5差で快勝した。GI馬の完全復活を印象づけるには十分すぎる内容だった。 「コーナーが4つあるコースだとうまく息を入れて走れる。その分、脚をためられるので弾けるんだ」。山下助手は理路整然と前回の勝因を舞台設定にあげた。そして、今回も4つのコーナーがある阪神の芝2000m戦。内回りとはいえ、小倉より直線は50m以上延びる。さらに、走りやすくなったことはいうまでもない。 前走後はグリーンウッドへ短期放牧に出され、リフレッシュ。帰栗後も順調に調整がなされてきた。菊花賞(5着)を激走した反動が尾を引いた春に比べると、ケイコでも活気が出てきた。1週前のDWコースでは、終始馬なりながら6F84秒4とシャープな動きを見せた。 「この中間はテンションを上げないようにしてきた。最近は落ち着きも出てきて精神面で随分と大人になってきた」と山下助手。この後は天皇賞・秋を視野に入れているだけに、「いい結果を出して向かいたい」と力を込めた。完全復調した2歳王者のパフォーマンスに再び注目だ。 【最終追いVTR】DWコースで6F82秒3、上がり3F38秒3→11秒7。例になく終いだけ軽く反応を確かめられた程度だったが、キビキビした動きでラストもシャープな伸び。万全の態勢といっていい。
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レジャー 2008年09月11日 15時00分
美浦黄門・橋本千春記者がサトノプログレス陣営を直撃
秋の中山競馬の第1弾は「第53回京成杯AH」(GIII 芝1600m 14日)。マイルCSを見据えた面々が一堂に会し、火花を散らす。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が直撃したのは、3歳の成長株サトノプログレス。中山コースはNZT勝ちを含め、<3101>と自分の庭同然。このレースは1999年、2004年、07年といずれも管理馬が3着に甘んじている国枝師も心中期するものがあるようだ。 −−まずはNHKマイルC(7着)から振り返ってください。 国枝師「勝った馬(ディープスカイ)は別格にしても、あれが実力ではないよ。1番枠で馬場も悪かったしね。ジョッキーもうまくさばいてくれたが、乗り難しかったと思う」 −−夏場は休養に入りました。その理由は? 国枝師「(昨秋の)デビューから、NHKマイルCまで一度も休まず頑張ってきたからね。夏休みだよ」 −−中間の調整過程は? 国枝師「秋はここから始動と決めていたので、レースから逆算して8月16日に帰厩した。暑さを考慮してネッキリハッキリの仕上げではないが、牧場でも乗ってきたからね」 −−追い切りの感想をお願いします。 国枝師「先週(坂路800m51秒6)と似たような時計だったが、動きは満足のいくものだった。現時点で心配な点はない」 −−休養前と比較して成長の度合いは? 国枝師「落ち着きが出て、大人になったと感じる。春前半は逆手前で走ったり、フラフラしていたが、ノリちゃん(横山典騎手)の意のままに動けるようになった」 −−相手関係について分析してください。 国枝師「古馬や夏に使ってきた馬との力関係が微妙だが、一流馬不在のこのメンバーなら不安より期待の方が大きい」 −−最後に意気込みをお願いします。 国枝師「とにかく、せこくても勝てばいい(笑)。マイルCSに向けて、賞金を加算したい。応援よろしく」
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レジャー 2008年09月11日 15時00分
戸塚記念 ジルグリッターが圧勝
「第37回戸塚記念」は10日、川崎競馬場で行われ、1番人気のジルグリッター(牡3歳、船橋・岡林光厩舎)が、後方からマクリ気味に4角で先頭に立つと、直線で後続を突き放して8馬身差の圧勝を飾った。 岡林光師、張田京騎手ともに第一声は「長かった」。気性の問題などから出世が遅れた素質馬が、3歳牡馬最後の1冠の座に滑り込んだ。 次走については、岡林光師は「ずっと芝が合うと思っていたし、芝で切れる脚を使うならマイルから千八あたり」と中央挑戦を明言した。
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その他 2008年09月11日 15時00分
競輪穴男列伝 五十嵐力、吉岡篤、高谷敏の3人を狙ってみたい20日開幕青森記念
9月20日からの青森記念。佐藤友和(岩手)と永井清史(岐阜)の先行争いは見ものだが、今シリーズの穴男は五十嵐力(87期・神奈川)吉岡篤志(82期・徳島)に地元の新鋭・高谷敏史(91期)の3人を取り上げた。 五十嵐は先行して末甘いが、まくりは強烈そのもの。5月の千葉では神山拓也(栃木)の先行をまくってS級初優勝。久留米FI特選では村上義弘(京都)の先行を11秒3でまくってマーク村本大輔(静岡)が差せなかったほど、まくり作戦のときの末脚はしっかりしている。小松島GIIIの二次予選でもまくりを決め、別府GIII準決Bではまくって稲村成浩(群馬)も差せなかった。GIII優勝に乗って気合もいい。 永井、佐藤の戦歴には及ばないが、彼らが下手に流すと中団からのまくりが飛んでくる。400バンクで11秒2くらいのまくりタイムが出せるのだから侮れない存在だ。 吉岡は今の成績ではとても狙いにくいが、3番手からのイン強襲、中割りの鋭さは、定評がある。追い込み選手は展開如何だし、ましてラインを組んで走る時には先行次第で苦しい展開にもなる。今回はおそらく人気にはならないから気楽に走ってくるだろう。 6月の小田原GIII二次予選では浅井康太(三重)が神山雄一郎(栃木)を抑えたときに3着に入り、3連単は6万9570円の大穴になった。このときは4番車だった。特に468でも侮れないタイプでラインの3番手をすんなり回ると直線で伸びて頭からの狙いが出てくる。7、8月の不調は忘れて狙ってみたいものだ。昨年の向日町共同通信社杯で初日、豊田知之(岡山)マークからゴールで交わした脚が、青森で戻ってくると期待している。 地元GIIIで張り切っているのは高谷だろう。先行意欲もまくりの鋭さも3年目になって威力が出てきた。5月の青森では(1)(1)(1)の3連勝。嬉しい地元S級優勝を果たしたが、決勝では差しの良い同県の先輩小橋秀幸が交わせなかった。6月青森も補充で2日目から参戦して(1)(1)と2勝している。2日間とも加藤忍(秋田)を引いて2着をプレゼントしている。 S2だけに一次予選からになるが、二次予選での同型との組み合わせが問題。同期との戦いにはファイトを燃やしてくる。ここを切り抜ければ今回は目標の高谷雅彦も出場する。同じレースなら、どこからでも先輩を引いて先行するだろう。地脚の高谷雅彦とダッシュの敏史。つぶす相手はどうなるかいまから楽しみ。うまくまくりの展開に持ち込めば、両者の表裏も狙い目になってくる。地元は鬼より強い雅彦の好ガードも見られるだろう。
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その他 2008年09月11日 15時00分
ケイリン徒然草 競技から本職一本に打ち込める今後の伏見に注目
S級S班は18人。はたしてその地位にふさわしい働きをしているだろうか。静岡日本選手権、高松宮記念杯とGI連覇した渡辺晴智(静岡)は現在ランキング1位。獲得賞金も1億を超えている。2位は寛仁親王牌を制した山崎芳仁(福島)。競輪祭、ふるダビ函館、熊本全日本選抜を制した昨年に比べると成績は下がっている。それでも川崎、平塚GIIIと大どころで優勝している。 3位が小嶋敬二(石川)で西日本王座戦を勝っているが、このところの動きは今ひとつ。準決Cから勝ち上がって優勝した高松GIIIで立ち直ったかに見えたが福井ふるダビでは惨敗した。まあ獲得賞金6254万は安全圏だが…。 手島慶介はふるダビ弥彦優勝、GIIIは獲ってないが、高松宮記念杯、寛仁親王牌と優参してしっかり賞金を稼ぎ、4位に入っている。 井上昌己(長崎)は競輪祭優勝と別府GIIIの優勝でランクを上げている。昨年は惜しくもSSの赤パン組には入れなかったが、落車欠場も多かったのに、この獲得賞金は立派だ。 以下7位が平原康多(埼玉)8位合志正臣(熊本)9位新田康仁(静岡)10位岡部芳幸(福島)11位飯嶋則之(栃木)12位山口幸二(岐阜)で山口はS2でのランク入りだ。競輪祭、日本選手権優参、さらにはGIIIでも優勝はないが、2着が多くしっかり走っている。13位の神山雄一郎(栃木)より上というのは立派だ。 14位が浜口高彰(岐阜)15位渡部哲男(愛媛)16位武田豊樹(茨城)17位山田裕仁(岐阜)18位紫原政文(福岡)とつづいている。 最終的にS級S班が決まるのは、12月の西武園全日本選抜だし、同時にグランプリ出場者も決まる。北京五輪で史上初のケイリン種目銅メダルの永井清史(岐阜)は選考基準をクリアしている。シドニー五輪の1000mTTで銅メダルの十文字貴信(茨城)以来8年ぶりにオリンピック自転車競技のメダリストが出場するわけだ。 なお、世界選、北京五輪と自転車競技に集中した伏見俊昭(福島)は8月末では48位で獲得賞金2277万円だが、一宮オールスター、久留米共同通信社杯は山崎芳仁、取手GIIIには新田祐大と目標がいる。 オールスターの優勝賞金は4000万円。2着でも2500万円はあるから、昨年の例からみれば、タイトルを獲らなくても獲得賞金が5500万円を超えればS級S班にランキングされることは間違いないはずだ。 自転車競技から本職のケイリン一本に打ち込める環境が戻ってきただけに、北日本の番手は必ず獲れる伏見が追い込み戦法に変身、ファンの期待に添うことは確実だろう。
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スポーツ 2008年09月10日 15時00分
WBC王総監督待望論
北京五輪の星野仙一監督が、就任が取り沙汰されていたWBC監督を突如“辞任”した。福田首相、北の湖理事長に続く辞任劇はもはや流行病とでもいうしかないが、プロ野球界の注目はWBC監督に誰がなるかに絞られた。複数の現役監督が候補に挙げられてきたが、にわかに現実味を帯びてきたのがソフトバンク王監督の2003年に続く続投説だ。 さすがの“男・仙一”も四方八方から聞こえてくるバッシングに耐えられなくなったらしい。8日、自身の公式サイト「星野仙一のオンラインレポート」に、「北京でも終わってから(記者たちに)『リベンジしますか』っていわれて、『いや、そんなもんない。リベンジっていうのは絶対に勝つということやろう。ないよ、ない、ない』ってそう答えてるやないか」「たとえあったとしても、いや、ないんだけれど、こんな世論やメディアの状況のなかでやったとしても決して盛り上がらんし」などと書き込んでいる。 そして、昨夜のテレビ番組では「これだけ、皆の期待を裏切った男。やるなんて言えないし、要請されていない仮の話には答えられない」と事実上、WBC監督を辞退した。これまで、言を左右しながらも就任に色気を見せてきた星野監督に何があったのか。 「後ろ盾の巨人の渡辺恒雄球団会長が『野球の監督より、次の総理大臣が大事だろう』と言ったのが、決定打でしょう。政界を動かすフィクサー的存在でもある渡辺会長。年内の総選挙が確実になり、当分は星野監督の面倒を見ているどころではなくなった。福田首相も罪作りなことをしたものです」 スポーツ紙デスクはそう解説し、「これで、WBC監督の人選は一気に動く可能性が出てきた」と言ってさらに、こう続ける。 「アジア予選が東京ドームで行われることで分かるように、WBCには読売グループが一枚噛んでいる。だから、渡辺会長が推す星野監督を無視できなかった。それが『勝手にしろ』。選考を任されている加藤コミッショナーは動きやすくなったわけです」 WBC監督の適任者は誰なのか。自薦、他薦を問わず、自民党の総裁選並に候補者が手を挙げておかしくない状況になったが、妥当な人物がひとりだけいる。ソフトバンクの王監督だ。 ソフトバンクは現在、プレーオフのクライマックスシリーズ進出への正念場を迎えている。王監督にはWBCの監督の座よりペナントレースが優先するのは当然だが…。 「06年のWBCを指揮しているように野球のことで頼まれれば、NOと言えないのが王監督。体力的な問題はありますが、しっかりした補佐役を付ければ解決できる。そして何より、球界の人間には『王監督のためなら』とOBも含めて人望がある」(前出・デスク) 北京五輪での不可解な采配に、「星野監督の下では、もう国際試合には出ない」と言っている選手は多い。主力になるメジャーリーガー、イチロー、松坂らも同調しておかしくはない。大リーグを取材しているフリー記者が証言する。 「日本の選手と頻繁にメールでやり取りしていて、星野監督のことも詳細に伝わっています。06年のWBCを王監督の下で戦っているイチローは『もう一度、王監督とやりたい』と言ってるほど。イチローは日本人メジャーリーガーを代弁しているといってよく、誰からも星野監督の名前は上がっていません」 “世界の王”への信頼は揺るぎなく、浮上しているのが総監督。 「王監督はベンチに座って総指揮官になればいい。監督候補は原巨人監督(顔写真右)か西武の渡辺監督(同左)。原は巨人を優勝争いを演じるまでに持ち直させたし、王監督の後輩。渡辺の監督としての手腕に疑問を挟む者はいない。ふたりが監督とヘッドコーチで協力体制を取ってももおかしくない。王監督から声をかけられれば、一も二もないでしょう」(前出・デスク) 指導者と選手が総力を挙げて北京五輪のリベンジ、WBC2連覇にかける。それを可能にするのは、王総監督しかいない。
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レジャー 2008年09月10日 15時00分
秋競馬開幕 女傑2頭の近況に迫る
今週からいよいよ秋競馬がスタート。各路線ごとに有力馬がカムバックに向け、着々と下準備を進めているが、やはり最も注目が集まるのはダイワスカーレット&ウオッカの動向だろう。夏は牝馬の格言があるが、今年は秋も牝馬だ。女傑2頭の話題を中心に、GIを目指すビッグネームの近況をリポートする。 ダイワスカーレット(牝4歳、栗東・松田国厩舎)は今春の大阪杯でエイシンデピュティ以下、並居る牡馬陣を一蹴しながらも、その後、左前管骨外側骨瘤を発症して、休養を余儀なくされた。 夏場は宮城県の山元トレセンで鋭気を養い、栗東には5日に帰厩。これから下地をつくって徐々に調教のピッチを上げていく予定だ。 「大阪杯が厳しいレースだったから、その反動が出たんでしょうが、左前の骨瘤の方は見るたびに小さくなっているし、今はまったく気にならないですよ」と順調な回復ぶりに松田国師は目を細める。 もちろん、競走馬が最も充実するといわれる4歳の秋。闘病生活の中でもスカーレットは日増しに成長を遂げていった。「基礎体温の変動もないし、相当に強いケイコにも耐えられる体と精神力が備わったと思う」 今季は「エリザベス女王杯」(GI 京都芝2200m 11月16日)から「有馬記念」(GI 中山芝2500m 12月28日)を予定している。 一方、永遠のライバル・ウオッカ(牝4歳、栗東・角居厩舎)は、夏場は放牧には出されず、自厩舎でじっくりと調整されてきた。 今季は「毎日王冠」(GII 東京芝1800m 10月12日)から「天皇賞・秋」(GI 東京芝2000m 11月2日)に向かい、その結果次第で「ジャパンC」(GI 東京芝2400m 11月30日)を視野に入れている。 「間隔が詰まっていた春はよく頑張ってくれた。この夏は気持ちを上げすぎないように坂路で細心の注意を払って調整してきました」と前川助手。「去年に比べて体もしっかりしてきたし、この秋もどんなパフォーマンスを見せてくれるか本当に楽しみ」と始動レースが待ち遠しい様子だった。 昨年の有馬記念を最後に、おあずけとなっている女王対決。この間、スカーレットは大阪杯でメイショウサムソン、エイシンデピュティを下せば、ウオッカも安田記念で牡馬を一蹴し、完全復活を遂げている。 両馬ともに予定通りのレースを選択すると、最短でも対決は有馬記念まで持ち越しとなるが、スカーレットは一部の関係者から毎日王冠か、天皇賞・秋で復帰との話も浮上している。スカーレットの仕上がりいかんによっては、次開催の東京で早くも女同士の“ビッグマッチ”が実現するかもしれない。
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レジャー 2008年09月10日 15時00分
狙いは菊、それとも… 変則2冠馬ディープスカイがカムバックに向け着々
3歳馬と古馬の世代闘争も秋競馬の面白味のひとつ。今春、NHKマイルCとダービーの変則2冠を達成したディープスカイ(牡3歳、栗東・昆厩舎)は、今季前半のターゲットを「菊花賞」(JpnI 京都芝3000m 10月26日)、もしくは天皇賞・秋と両にらみしている。 ダービーの後は静養に努め、涼しい札幌競馬場へ。ダービー馬が札幌に滞在したのは、2005年のディープインパクト以来。3日に札幌ダートコースで行われた追い切りは、さすがの迫力だった。5Fから70秒6→56秒0→41秒8→12秒6を馬なりでサラッとマーク。騎乗した四位騎手は「気合が乗っていい動きだった。札幌入りした当初は少し重いかなと感じたけど、ひと追いごとに動きも素軽くなって馬体もしっかりしてきた。本格的なケイコは栗東に戻ってからになるけど、ここまでは順調にきている」とうなずいた。 見届けた昆師も「順調そのものだね。札幌では強いケイコをやる予定はなかったのでこれで十分」と満足げな笑みを浮かべた。そして、4日に帰栗。目指す復帰戦は「神戸新聞杯」(JpnII 阪神芝2400m 28日)だ。 このレースは今後を占う重要な試金石になる。「神戸新聞杯の走りを見て天皇賞(秋)か、菊花賞かを決めるつもり。それをしっかり見極められるように、きっちり仕上げていきたい」 3つ目のGI制覇へ狙いをどちらに絞るか。秋初戦は単なる肩慣らしではない。
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レジャー 2008年09月10日 15時00分
京成杯AH サトノプログレス 得意の中山マイルでロングシュート決める
秋の中山競馬のオープニングを飾るのは恒例のハンデ重賞「第53回京成杯AH」(GIII 芝1600m 14日)。最終追い切りは10日、美浦、栗東の両トレセンで行われ、3歳の精鋭サトノプログレスが絶好の動きを見せた。中山の芝1600mはNZT勝ちを飾ったコース巧者。ハンデも54kgと恵まれただけに、目が離せない。 中山マイルはNZT勝ちを含め<3100>。3歳馬サトノプログレスが古馬に挑戦状を叩きつける。 注目を集めたNHKマイルCは7着に終わったが、「ディープスカイをはじめ、相手が強かったのは確か。ただ、あのころの東京は内側が悪い馬場。道悪になったし、1番枠もこたえた」と国枝師は敗因を分析する。 夏場は放牧に出され、リフレッシュ。8月下旬に帰厩し、ここを目標に乗り込まれてきた。20日の坂路800m54秒7を皮切りに、24日に57秒7、27日に計不(ラスト1F11秒7)、31日に54秒5と調整は急ピッチ。1週前の追い切りとなった3日には51秒6→38秒0→12秒9をマーク。チップを入れかえて時計のかかる馬場だったが、伸びのあるフットワークで一気に駆け上がり、好仕上がりを印象づけている。 「デキとしては八・五分かな」と師は控えめなジャッジだが、これは秋の大レースを見据えてのもの。「先に目標のある馬だから、ここで目いっぱいとはいかない。初戦としてはまずまずじゃないかな。もともと大人びた馬だったが、ひと夏を越してさらに落ち着きが出てどっしりしてきた」と精神面の成長を強調する。 気になるハンデも54kgに落ち着いた。「使ってきた馬との差はあるだろうが、久々は苦にしないタイプだし、実績のある中山で立ち回りのうまさを生かしたいね。いいレースをして秋につなげたいと思っている」と力強く締めた。 【最終追いVTR】坂路で3頭併せ。先行するサトノロマネ(2歳未勝利)を、クーヴェルチュールとともに追いかけ、ゴールでは3頭が一団で流れ込んだ。終いの脚色はやや見劣りしたが、ケイコはあまり動かないタイプ。馬体に太め感はなく、九分通り仕上がった。
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レジャー 2008年09月10日 15時00分
セントウルS(GII 阪神芝1200m 14日) スズカフェニックス 捲土重来へ渾身の仕上げ
今年はひと味違う。思い通りの調整を経て、スズカフェニックスがいきなりエンジン全開の仕上がりだ。 「昨年のこの時期は馬インフルエンザの影響で入厩が遅れた。今年はすごく順調で昨秋とは雲泥の差だね」と話す児玉助手からは自然と笑みがこぼれた。 安田記念5着の後は、放牧を経て函館でじっくり乗り込まれた。「函館では馬なりとはいえ、週に2本のペースで追い切れた。落ち着きがあって、体もいい感じに仕上がっている」 その言葉を裏付けるように、栗東に戻ってからも動きは軽快だ。5日の坂路では800m50秒8、ラスト1F12秒5をマークした。もともとケイコでは目立つ馬だが、休み明けにしては実に鋭い。 この秋の目標はもちろん昨年の高松宮記念以来となるGI制覇。スプリンターズSでそれを達成するためにも、このセントウルSは結果がほしい。「あとは直前にサッとやれば仕上がる。大目標に向け、いいスタートを切りたい」と意気込んでいた。 【最終追いVTR】坂路を余力残しで駆け上がった。800m52秒4、終いだけ反応を確かめられるとラスト1Fは12秒6と豪快に伸びてフィニッシュ。馬体も春当時とそん色なく休み明けでも仕上がり上々だ。
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
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