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新日本プロレス G1クライマックス 中邑が不覚

 新日本プロレス「G1クライマックス」(17日、東京・両国国技館で決勝)の公式リーグ戦3日目が13日、後楽園ホールで行われた。優勝の期待がかかる新日プロ中邑真輔、棚橋弘至の2枚看板がまさかの敗北。両エースが相次いで不覚をとる事態となった。

 戦前から「リーグ戦は1敗で命取りになる」「矢野戦は足元をすくわれないようにする」などと気を引き締めていた中邑の嫌な予感が的中してしまった。2連勝で絶好のスタートを切り、この日は警戒していたGBH矢野通戦。
 ゴング直後から終始ペースを握り、相手のラフファイトにも動じなかったが、最後の最後に落とし穴が待っていた。
 必殺ランドスライドを回避され、ならばと繰り出した飛びつき腕十字を逆に丸め込まれ、3カウント。「この1敗は痛い。矢野の手の平に乗っちまった」と悔いても後の祭り。予想だにしなかった番狂わせで、G1制覇からIWGP奪還を目指す中邑は悔やみきれない1敗を喫した。

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