「ストーリーに何のひねりもない。織田は教師役のはずだが『世界陸上』の司会と同じテンションで見てて暑苦しい。ちょっと、時代遅れのドラマなのでは」(フジテレビ関係者)
前作のキムタクこと木村拓哉主演の「CHANGE」が異例の5月スタートとなったため、7月後半に始まった同ドラマ。初回こそ20.5%(ビデオリサーチ調べ、以下同)と順調な滑り出しだったが、2話が14.4%の大幅ダウン。3話が12.7%、4話が10.7%と回を追うごとに落ち込んでいる。
「初回は興味津々で見て、『こんなもんか』。2話目で『マジ、暑苦しい』。それで3話目から見なくなった人が多いんじゃないでしょうか。主題歌として名曲『君の瞳に恋してる』のカバーを織田がアーティスト名・UZで歌っているのも自己満足にしか映らない」(同)
時期的に北京五輪とぶつかっている事情を考えると、後半は巻き返しそうだが、このまま視聴率が下がると、月9のワーストを更新しそうだというから一大事だ。
「月9の枠が始まったは88年4月の『君の瞳をタイホする?』からです。その後、織田の出世作となった『東京ラブストーリー』ほか、ブームとなった作品がある一方で、さっぱりだった作品もいくつかあります。ワースト記録は04年7月にスタートした仲間由紀恵の初月9主演作『東京湾景』第9話の10.2%。ラブストーリーですが、地味で暗い感じでした。10%を切った作品はないと思います」(テレビ誌記者)
織田は、ドラマの制作発表で裏番組になる北京五輪との視聴率対決について、「オリンピックには負けない!」と宣戦布告。さらに、「世界陸上」で親交のあるアスリートに対し「『あの夏は織田にやられた』と言わせたい」と自信満々だったが、その気合いが現場で空回りしているようだ。
「集合時間の1時間前に来て雑用もこなしているから、他の出演者も早出を強要される。生徒役の北乃きいがイベントで『織田さんは見えないところで役者魂を発揮している。(濡れているシーンのため)海水をスタジオまで持ってきてしまう。海くさいと思ったら織田さんだった』と呆れ気味に撮影秘話を明かしていた」(芸能ライター)
舞台裏まで熱血な織田だが、そろそろ視聴者にあきられたのだろうか?