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レジャー 2009年03月17日 15時00分
スプリングS(JpnII、中山芝1800メートル、22日) 公営出身の雑草イグゼキュティヴが殴り込み
皐月賞戦線も終盤戦に突入。今週は中山競馬場で最後の3議席をかけたTR「第58回スプリングS」(JpnII、芝1800メートル、22日)が行われる。それに“帳尻”を合わせるかのように、中央に転入してきたのがイグゼキュティヴ。昨秋の京都2歳Sでは、人気の一角アンライバルドを一蹴しており、実力のほどは証明済み。1989年のドクタースパート以来、20年ぶりとなる地馬の皐月制覇を狙い、エリート集団に殴り込みをかける。 クラシックを目指し、地方競馬の北海道から川崎を経て鳴り物入りで中央入りしたイグゼキュティヴ。その名は中央のファンも知る人ぞ知るところだ。 とりわけ、王者ロジユニヴァースの牙城に0秒2差(2着)と迫った札幌2歳Sはインパクトがある。再び対決したラジオNIKKEI杯2歳Sは5着と完膚なきまでに叩きのめされたが、自分から勝ちに行ってのもの。陣営は、乗り方ひとつで着差(1秒7)ほど力の開きはないとみている。 「あのときは遠征競馬(長距離輸送)でエネルギーがたまらないうちに即レース。決していい状態ではなかったですからね。打倒! ロジユニヴァースはまだあきらめていませんよ」と意気軒高の松岡騎手。その口調からは、あながちリップサービスとは思えない気迫が伝わってくる。 注目の1週前追い切り(12日)は、南Wコースで古馬1600万のドリームノクターンと実戦さながらの併せ馬を敢行。5F67秒4→52秒4→38秒0→11秒9を一杯(併入)にマークする力強い動きを披露した。前日(11日)にはゲート試験も無事、合格。臨戦過程は寸分の狂いがない。 「これが実質的な追い切りなので、外を回って負荷のかかるケイコをやりました。目標は先にあるけど、最近では一番いい状態で臨めますよ」と笑顔を振りまいた松岡騎手。 「セールスポイントはスタミナと持久力、そして、センスの良さ。距離は二千以上がベストですが、もちろん千八も守備範囲ですよ」とドンと来いの構えだ。 主力の一頭と見られるアンライバルドに昨秋の京都2歳Sで土をつけているのも陣営にとっては心強い材料だ。勝ってロジユニヴァースに挑戦状を叩きつけるか。
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レジャー 2009年03月17日 15時00分
阪神大賞典(GII、阪神芝3000メートル、22日) デルタブルースが復活
2004年菊花賞をはじめ、06年メルボルンC(豪GI)、05年ステイヤーズSなど、長丁場で数々のビッグタイトルを手にしてきたデルタブルースが、1年3カ月の沈黙を破り、戦列に復帰する。 07年暮れの東京大賞典(12着)後は、疲労の蓄積が著しく長期放牧へ。リフレッシュし、昨秋にいったん帰厩したものの、今度はツメに不安が出て復帰がここまで延びてしまった。都合1年以上の休養を余儀なくされたが、清山助手は前向きな姿勢を示す。 「去年1年間使わなかった分、年齢の割に馬が元気。2月に厩舎へ帰ってきてからは順調に乗り込めているよ。もともと、レースを使いつつ良くなるタイプだけど、ここにきてどんどん調子は上がっている」 1週前には、レースで騎乗予定の川田騎手を背に、栗東CWで5F68秒6→53秒9→39秒2→11秒9(G強め)をマーク。ブランクを感じさせないキレのあるフットワークを披露している。 清山助手は「エンジンが掛かってからの動きは良かったし、川田(騎手)も『前回より数段上のデキにあります』っていってくれた。初戦としてはいい状態で臨める」と仕上がりの良さに胸を張った。 明けて8歳を迎えたとはいえ、キャリアは29戦と無理使いはされていない。調教施設の充実などにより、高齢馬の活躍が珍しくはなくなった昨今なら、もうひと花咲かすチャンスはまだまだ残されている。 仁川の長丁場らしく、自身を含めてアサクサキングス、オウケンブルースリと歴代の菊花賞馬が顔をそろえた一戦。昔取った杵柄(きねづか)とはいわせない。国際GI馬が意地とプライドをかけ、ロングシュートを放つ。
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レジャー 2009年03月17日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年スペシャルウィーク
今、最も勢いがある旬な種牡馬といっていいだろう。スペシャルウィークが送り出した3歳世代たちの活躍ぶりには目を見張るものがある。 昨年の阪神JFを制して、今季初戦となった先日のチューリップ賞も圧勝したブエナビスタ。すでに桜花賞は「この馬で決まり」という声が大勢を占めている。 また牡馬クラシック路線でも、きさらぎ賞を勝ったリーチザクラウンがおり、皐月賞の最有力候補でネオユニヴァース産駒のロジユニヴァースの背を追いかける一番手に位置している。 2年目の産駒からオークス馬シーザリオが出てブレークの兆しが出たものの、その後は他のサンデーサイレンス後継種牡馬に水をあけられていた。 しかし、今年になってようやく自身の現役時代に並ぶ、いや追い越していきそうな子どもたちに恵まれたようだ。 SS産駒特有の瞬発力とスピード。それだけではない。スペシャルウィークはたぐいまれな勝負根性と無尽蔵なスタミナも兼ね備えていた。 その長所をいかんなく発揮したのが1999年の阪神大賞典だ。この年の初戦となった前走のAJCCを快勝。前年のダービー馬として上々の滑り出しを見せたが、ここにはひとつ年上の強力ステイヤー・メジロブライトがいた。前年の天皇賞・春を勝っており、長丁場は絶対的な自信を持っていた。ここはファンの支持もブライトが1番人気、スペシャルは2番人気に甘んじていた。 前半1000メートル通過が63秒2と淡々としたペースをスペシャルは2、3番手で流れに乗った。それをマークする形でブライトが追走する。直線は2頭の激しい叩き合い。先に動いたスペシャルが3/4馬身ブライトを封じ込み、ステイヤーとして高い資質を示してみせた。ちなみに3着のスエヒロコマンダーは7馬身も引き離された。この2頭のポテンシャルがいかに高かったかの証左だろう。 3歳時は差し、追い込みにこだわり、ダービー以外は取りこぼしが目立ったが、ここで武豊騎手が取った戦法は先行策。鞍上の指示に従順な利口さを生かして、自在性という「幅」を見せた。これがこの年の大活躍につながっていく。
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その他 2009年03月17日 15時00分
総理大臣杯オリジナル清酒を5人にプレゼント
本日17日より多摩川競艇でスタートを切る「SG第44回 総理大臣杯」。同大会記念のオリジナル銘酒「万舟」の2本セット=写真を5人にプレゼントします。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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その他 2009年03月17日 15時00分
競輪人国記 福井(1)
雪の多い北陸。福井競輪場は毎年12月から2月までは開催していない。場外車券の発売を除いて、その年のオープンは3月となる。競輪草創期には特別戦線を賑わすような選手は現れていない。松川義広と上山秋夫は地元戦では無敵の存在だったが、特別戦線ではさしたる成績は残せなかった。 だが上山は競輪をオリンピック種目にするため中米諸国の選手育成に大きく貢献している。エルサルバドルにコーチとして派遣され、オリンピック種目としての最低条件「世界50か国で競技しているスポーツ」をクリアした。 この地味な功績があって、シドニー五輪の2000年には競輪がオリンピックに採用され、北京五輪では永井清史(岐阜)の銅メダル獲得につながっている。 福井にこれはと思う選手が出てきたのは鷲田善一(33期)だ。デビューしてしばらくは先行で闘っていたが、追い込みに変わるや「アイツは強引なレースをするくせ者」というイメージづくりが実った。失格もあったが「闘ったら決して負けない」という信念でレースに臨んでいたからだ。 昭和52年のダービートライアル・前橋では矢村正(熊本)の後ろを最終ホームで追い上げ、藤巻昇(北海道)に競り勝ったレースからマーク選手としてファンに強い印象を与えた。 鷲田は後輩の指導にも努めた。ヨーロッパへのロード合宿や「競輪選手の職業的な安定と社会的地位の向上」を目指した広報紙「バンクジャーナル」の自費発行。選手会の支部長としても活躍、選手の福利厚生や権利追求にも奔走した。 息子の佳史(88期)は宮城国体のポイントで準優勝した地脚型。現在はA級に落ちているが、逃げ差しと自在型に変わっている。天性の地脚を活かして競り込み、追い込み型として父に追いつく日が期待されている。
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トレンド 2009年03月17日 15時00分
オヤジの磨き方 お花見で男をあげる
花は桜木、男はオヤジ。どんなに景気が悪くても酒がうまいお花見シーズンがやってきました。 満開の桜並木の下、イカ焼きや焼き鳥、おでんなどの屋台が並ぶ光景を見るだけで気分が高揚してきます。アルコールが入れば浮かれ度数はMAXに達するでしょう。しかし、オヤジが調子に乗って裸踊りしないこと。そんなものを見に来た花見客はいません。公然わいせつで逮捕されます。 職場や町内会の花見に参加するとき、桜の木のように行動すると女性陣の評価は上がります。まずは地道な下準備。場所確保や酒、つまみの用意をしっかりやる。これは花を咲かせるまでの長い冬に該当します。縁の下の力持ち役ですが、こうした献身的な努力を女性は遠くから見ています。 宴会が始まったら、飲んで食べて大いに笑いましょう。決して気取ったりせず、愉快な気持ちを隠さないこと。政治の話なんてやめてください。酒がまずくなりますから。ひたすら笑顔の花を咲かせましょう。 そして終盤。せいぜい食ったし、ちょいと飲みすぎたかな…とひと息ついていると、必ずだれかが「2次会行こう、2次会!」なんて言い出します。ここが男の見せどころ。辛く厳しい冬を乗り越え、満開を咲き誇った桜は、はかなく散るがゆえに美しいのです。2次会でカラオケを熱唱したいのをぐっと我慢。「十分飲んだし楽しかったよ」と背中でサヨナラを告げます。散り際の潔さこそオヤジの美学。小僧に真似はできません。(ジゴロライター・紫三太郎)
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トレンド 2009年03月17日 15時00分
BESTチョイス ビフィーナSトライアルパック
昨年10月にリニューアルした森下仁丹のビフィーナが好評発売中だ。 同商品はビフィズス菌と乳酸菌を独自のカプセルでしっかりガード。胃をそのまま通過し、2つの菌を大腸に届けてくれるのだ。スティック型で持ち運びカンタン、レモン風味の顆粒で水ナシで飲めるのも嬉しい。大腸の健康が気になる方、是非飲んでみよう!
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スポーツ 2009年03月16日 15時00分
WBC 侍ジャパン快勝6-0松坂キューバ打線を完封
侍ジャパン快勝! ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は15日(日本時間16日)、米カリフォルニア州サンディエゴのペトロ・パークで強豪キューバと対戦。日本は6-0と快勝した。先発の松坂は、強力打線を相手に8奪三振と好投し、エースの存在感を示した。 日本の頼れるエースがキューバの強力打線を完ぺきに抑え込んだ。 松坂はWBC特有のルールで11日に行われた米大リーグ、ジャイアンツとの調整試合に登板できず、大一番をぶっつけで迎えた。だが、調整の狂いを感じさせず、第1ラウンドで3本塁打のセペダや打率5割3分8厘のセスペデスらを要するキューバの超強力打線を完全に抑え込んだ。 キューバは164キロ左腕のチャプマン。日本は発熱の中島が外れ、2番・遊撃に片岡が先発に入った。 1回、日本は2死二塁のチャンスをつくったが、無得点。松坂は先頭打者のセスペデスを三ゴロに打ち取ったが、エンリケス、セペダに連続安打を許し1死一、ニ塁のピンチを迎える。だが、ペラサ、グリエルの4、5番のクリーンナップを打ち取ってピンチを脱した。 2回、日本は手痛いミスを犯す。四球で出塁した小笠原が牽制で刺され、同じく四球で出塁した内川は、福留への3球目の投球前にスタートを切って一、ニ塁間に挟まれタッチアウト。2人のランナーを無駄にした。松坂は攻撃陣のミスに動じず、三者凡退に抑えた。 3回に、164キロ左腕をKOして3点を奪った。城島、福留がヒットで出塁し、無死一、二塁。イチローの送りバントは三塁封殺でランナーを進めることはできなかったが、片岡が左前打で1死満塁。青木の3球目に2番手のゴンザレスが暴投。日本は相手のミスで先制点を挙げた。さらに青木の右前適時打で1点追加。4番・村田の左犠飛で1点を奪い、3点リード。 3回裏のキューバの攻撃ではイチロー、城島がファウルフライを落球のミス。嫌な流れとなったが、松坂の好投で無失点。 4回には、城島が1死から、右翼のデスパイネが打球を見失うラッキーな二塁打。岩村の内野安打で1死一、三塁とすると、イチローが二ゴロで併殺崩れの間に1点追加。松坂は三者凡退に抑える。 日本は5回にも1死一、三塁から内川の中前適時打で1点を追加。松坂は6回終了まで86球を投げ抜き、5安打無失点、8三振を奪う好投で、2番手の岩隈にマウンドを譲った。 7回、岩隈は打者4人を抑え、8回には3番手・馬原が登板し無失点に抑えた。日本は9回にも1点を追加。最後は藤川が無失点。6-0で勝利した。 日本は17日(日本時間18日)、韓国と対戦。勝てばベスト4が決まる。
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スポーツ 2009年03月16日 15時00分
新日本プロレス 永田IWGP返り咲き宣言
新日本プロレスの春のG1「ニュージャパンカップ2009」(NJC)の準々決勝が15日、東京・後楽園ホールで行われた。ベスト4進出を決めた“ミスターIWGP”永田裕志が同杯制覇でIWGP戦線返り咲きを宣言。また、同門のライバル中邑真輔を破り、永田との準決勝に駒を進めた“荒武者”後藤洋央紀は、昨夏のG1に続く“変則G1連覇”を掲げた。 4強が出そろった。この日のメーンではベスト4進出を懸け、後藤がRISEのリーダー中邑との同門対決に臨んだ。手の内を分かり合っている同士だけに、序盤から裏をかく攻防が続いたが、15分過ぎに中邑の必殺ランドスライドを見切って流れを手繰り寄せた。 グーパンチ、剛腕ラリアートで中邑をマットに叩きつけて3カウントを奪取。昨夏のG1以来になる対中邑戦2連勝で「最大の山場を越えた。優勝が見えた」と、年またぎのG1夏春制覇を確信。3・22尼崎大会で行なわれる永田との準決勝戦に駒を進めた。 ミスターIWGPも優勝に向けて一歩を踏み出した。1回戦がシードだった永田はこの日が初戦。ドヒール軍団GBHの飯塚高史に凶器攻撃で血まみれにされたが、“キラー永田”に変身し、エクスプロイダーや白目をむいての腕折りで圧倒した。 最後は相手の凶器攻撃による反則で勝ち名乗り。永田は「アイツは弱いから武器を使わないと勝てないと判断したんだろう」と糾弾し「アイツと遊んでる暇はない。NJCに優勝してIWGPだ」と春のG1覇者に与えられる5・3福岡大会のIWGPヘビー級王座挑戦権を見据えた。 なお、同大会では昨年8月、休業を宣言した元ゼロワンMAXの大森隆男が電撃来場。盟友の中西学とガッチリ握手を交わし、新日マットで復帰することが濃厚となった。
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スポーツ 2009年03月16日 15時00分
ボクシング 亀田和毅がタイトル戦へ猛アピール
亀田3兄弟の三男・和毅が14日(日本時間15日)、メキシコ・トレオンでデビュー5戦目を行い、アンドレス・トーレスにKO勝ち。タイトル挑戦に向けて猛デモを行った。 前日計量を一発パスし、1万人収容の闘牛場で試合に臨んだ。1Rから右ストレート、左ボディーなどを積極的に放ち、序盤からラッシュを仕掛け相手をグラつかせた。 2Rには右ボディーでダウンを奪うと、最後は右ストレートから左フック一閃。1分38秒レフェリーが試合を止めた。 今回の試合はWBAバンタム級暫定王座決定戦、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの前座試合。5戦連続KO勝ちを収め、「会場に来ていた関係者、ボクシングファンにもアピールできた。年内中のタイトル獲得が目標。次の試合では新たな課題を見つけて、またレベルアップしたい」とどん欲に語った。次戦の予定はは4月4日、メキシコ・タマオリバス(対戦相手未定)。 また、次男・大毅は5月13日に東京・後楽園ホールで元東洋太平洋フライ級王者の小松則幸とのノンタイトル戦が決定した。現在、日本フライ級5位の小松を倒せば、日本タイトル獲りも視野に入る。
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