前日計量を一発パスし、1万人収容の闘牛場で試合に臨んだ。1Rから右ストレート、左ボディーなどを積極的に放ち、序盤からラッシュを仕掛け相手をグラつかせた。
2Rには右ボディーでダウンを奪うと、最後は右ストレートから左フック一閃。1分38秒レフェリーが試合を止めた。
今回の試合はWBAバンタム級暫定王座決定戦、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの前座試合。5戦連続KO勝ちを収め、「会場に来ていた関係者、ボクシングファンにもアピールできた。年内中のタイトル獲得が目標。次の試合では新たな課題を見つけて、またレベルアップしたい」とどん欲に語った。次戦の予定はは4月4日、メキシコ・タマオリバス(対戦相手未定)。
また、次男・大毅は5月13日に東京・後楽園ホールで元東洋太平洋フライ級王者の小松則幸とのノンタイトル戦が決定した。現在、日本フライ級5位の小松を倒せば、日本タイトル獲りも視野に入る。