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トレンド 2009年02月23日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2)「三兵酒場」(さんぺいさかば、立ち飲み)
池袋駅西口から徒歩350歩 今夜、池袋の立ち飲み屋、「三兵酒場」で活発に論議されているテーマは、清和源氏の正統性と新聞ジャーナリズム、分けても毎日新聞の今後の展望である。なんじゃこりゃ、まるで「居酒屋の加藤周一」(かもがわ出版)みたい。藪から棒ですが、加藤周一(思想家)をおすそ分け。 「あることが起こって(あるいは同時でもいい)その次に何かが起こった。だから前に起こったことが後から起こったことの原因であるとは必ずしもいえない。そういうのを、ラテン語で“ポスト ホック エルゴ ホック”の誤りっていうんです。ポストは『後』、ホックは『あること』、エルゴは『故に』です。『あることの後で(だから)そのことの故に』というのはまちがいだという。これは大昔、中世っていうよりもギリシャ時代からいわれてきていることなのですが、私の秘訣の一つとして今晩公開しようと思ったことなんです。それだけで大抵のことはかたづいちゃう」(「居酒屋の加藤周一」より) 誤用の例題として、紅茶キノコを飲んだから長生きした、安保条約があったから平和だった、が挙げられております。昨年に亡くなった愁い顔の騎士、時代と人間を考察しぬいた哲人が遺した「秘訣」ですので、みんなで利用しようではありませんか。 中野の都こんぶをご記憶ですか。真っ赤な箱。大阪府堺市の中野物産の長寿命商品で、15ミリ×4ミリの小窓が目印。「都」の文字がさくらの花びらのなかにロゴマークとして鎮座している。三兵で100円。最も安いつまみが、わさび豆50円。僅差で10円高いのが、ぬれセン。もう10円高いのが塩豆。乾き物は駄菓子ケースに入れられ、多様な缶詰類は店主の背後にうず高く積まれている。永遠のベストセラー、中野の都こんぶはキオスクでも売ってはいるが、ここでこういうふうに焼酎のトマト割を啜(すす)りながら舐(な)めると、泣きたくなるほど旨(うま)い。しかしこんなに中高年が集って、だれも年金と医療の話をしないのは不思議だ。 もっと不思議なのは、あらゆる話に相槌を打つ亭主の存在だ。もっともっと不思議なのは、ここが池袋だということだ。予算800円東京都豊島区西池袋1-31-5
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トレンド 2009年02月23日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1) 「ふくろ」(居酒屋)
JR線、東京メトロ丸ノ内線・池袋駅西口から徒歩70歩 雑司が谷の家から居酒屋「ふくろ」へ、930歩あるいて出てくる画商のOは、高校時代の同級生。いまフランス近代美術工芸家ガレのガラス製品を商っているが、口角泡を飛ばして熱弁をふるうのは日本神道および神社信仰で、そのまえに熱弁をふるっていたのは錬金術だった。このふたつには共通性があり、自分は終始一貫していると言い張る。説明させると長くなりそうなので、うかつに訊(たず)ねるわけにもいかない。 Oの日本語は(も)混乱している。岩手県生まれなので東北弁、東京の予備校に長期遊学したので関東風標準語、京都の大学に入ってからは京風関西弁、Sデパートに就職して黒崎に赴任したので小倉風九州弁、これが全部まぜこぜになってしまった。あげく、人格障害のミステリー小説「24人のビリー・ミリガン」の主人公が、毎日どの人格で現れてくるか予想がつかないように、Oが毎日どこの言葉で喋るか予想がつかなくなった。本人に自己改良の意思はすでになく、どうでもいいついでに車のプレートの北九州ナンバーもそのままだ。都内で道をきけば親切に教えてくれるとは、ずうずうしい。 この正月、Oは岩手県奥州市にいた。わたしは盛岡市にいた。歩み寄って飲もうということになった。そうすると花巻ということになる。花巻といえば宮澤賢治。賢治の好きだった吹張町の蕎麦屋「やぶ屋」へ向かう。賢治がここで三ツ矢シャンペンサイダーと天麩羅(てんぷら)蕎麦という組み合わせで食事をしていたことは(県内では)有名だ。当時、天麩羅蕎麦15銭のところ、サイダーは1.5倍の23銭。サイダーはメニューにあった。洒落(しゃれ)のわかる蕎麦屋だった。 8日は「ふくろ」の月1回の、料理全品半額デー。店の最高額おつまみの、刺身や天麩羅の盛り合わせが半額なので両方注文する。東京に舞い戻ったわれらは、花巻での小宴を懐かしんで、サイダー割りで乾杯した。つまみはしかし2人で一皿。この先、遊び相手を失う事態は避けたいので、相手に半分しか食わせない作戦なのだ。1階(朝7時から営業)はすでに満杯で、2、3階(夕方4時から営業)へぞくぞくと客が押しかけてくる。半額の日に、つまみを半分ずつ分けるセコな客は、椅子を譲ってさっさと退散すべし。予算1500円東京都豊島区西池袋1-14-2
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) 絶好調の長田はバンブーエールでハイリターン
12月の新コラムスタート以来、沈滞ムードだった長田記者だが、得意の東京開催でが然、調子が上向いてきた。先週は土曜東京4Rの3連単11万7970円をヒット。ダイヤモンドSでも7番人気の◎スノークラッシャーが3着に入るなど、爆発が間近であることを予感させる。今年のGI第1弾「第26回フェブラリーS」(東京ダ1600メートル、22日)では人気薄のバンブーエールに敢然と◎を打った。果たしてその根拠とは…。 完全復活を遂げたカネヒキリと、昨年の覇者ヴァーミリアンで2強といわれているが、カネヒキリはJCダートを頂点に、パフォーマンスが徐々に下降。ヴァーミリアンも中間、右肩の出が悪くなって最終追いを水→木曜へスライドするアクシデントがあり、この2頭で決まるとはとても思えない。 デキの良さ、ここへの本気度はメンバー随一。バンブーエールが大波乱の立役者になる。 前走の根岸Sは1番人気に支持されながら0秒7差5着。メンバー最重量の59キロがこたえたこともあるが、何より、問題があったのはメンタル面。安達調教師、松岡騎手いずれも「休み明けで気持ちが入っていなかった」と口をそろえる。そのうえ、当時は「まだ体に余裕があるし、次につながるレースをしてくれれば」(安達師)という状態。直線伸び切れずに終わった内容は、陣営にしてみれば“予定通りの負け方”だったともいえる。 ひと叩きした上積みは相当。最終追いは主戦の松岡騎手が栗東へ駆けつけ、坂路800メートル53秒6、ラスト1F12秒9を余力たっぷりにマークした。「本来の気合が出てきているし、状態は確実に上向いています」と指揮官が笑みを浮かべれば、松岡騎手も「いい動きだったし、最後の勢いも良かった」と手応えをガッチリつかんでいた。 久々のマイル戦がカギになるが、3歳時には二千の交流GIで連続2着の実績。また、千四のペルセウスSでは残り200メートルから一気に2馬身半も突き放しており、1F延長で脚が鈍るとは考えにくい。そのペルセウスSで繰り出した豪脚(上がり3F35秒7)をもってすれば、おのずとダート王の座が見えてくる。 マイホーム(2080万円)の頭金分まで…あと514万0820円。
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
東京11レース フェブラリーS馬単 (16)=(2) (16)(10) (16)(3) (10)(2) (3)(2)3連単 (16)(2)→(16)(2)(10)(3)(12)(9)(7)(11)(4)→(16)(2)(10)(3)(12)(9)(7)(11)(4)
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) 藤川京子 本格化したフェラーリピサで勝負よ!
日曜の東京9R、初音Sに愛馬アクロスザヘイブンが出走します。叩き3戦目の今回は仕上げもバッチリ! パドックに横断幕を出す予定ですので、よかったら見にきてくださいね。 さて、フェブラリーSはフェラーリピサで攻めたいと思います。 前哨戦の根岸Sを快勝。JBCスプリント馬バンブーエールや、中山でレコード勝ちしたビクトリーテツニーなど、イキのいい新興勢力を見事に抑え込みました。しかも、当時は昨夏のエルムSの後に見舞われた右顔面がマヒする神経痛明け。万全とはいえない状態での勝利だけに、立派でした。 勝ち時計のダ1400メートル1分22秒1も優秀。金曜日に降った雨の影響で軽くなった馬場なら、この相手でも自信を持って臨むことができます。芝からのスタートとなる分、大外枠もかえってダッシュがつきやすくプラスに出そう。何より東京は5戦して4連対の得意コース。中間は反動もなく順調に乗り込まれていますし、1度使われた上積みも十分です。 GI3連勝中のカネヒキリですが、復帰後短期間に5戦のローテは厳しい。抜群の安定度から頭狙いより2着づけに妙味があると思います。
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
東京11レース フェブラリーS3連複 (7)軸(9)(10)(2)(11)(3)3連単 (7)(9)→(7)(9)(10)(2)→(7)(9)(10)(2)(11)(3)(14)(15)
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。寒の戻りでしょうか、また冬の寒さにさらされて体調維持に苦労しています。それでも、あすは2月の東京競馬のフィナーレ「フェブラリーS」です。 先週のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」のゲストが、あのSPEEDの今井絵理子さん。スーパーアイドルにダイヤモンドSの予想を、お願いしたらこれが私と同じモンテクリスエスでした。 今週のゲストは森秀行調教師。フェブラリーSには、オフィサーとビクトリーテツニーの2頭出し。両馬の様子やノボトゥルーでフェブラリーSを制したときの感想などをうかがってみようと思います。また、調教師から見た競馬というものも聞いてみたいですね。 さて、そのフェブラリーSですが、過去10年で逃げ切ったのはメイショウボーラーだけ。圧倒的に差し、追い込みの舞台です。そういった中で、目下3連勝と完全復活したカネヒキリ。しかし、東京大賞典→川崎記念という臨戦過程は気がかりです。このパターンで優勝した馬は過去10年を振り返っても皆無。3年前にカネヒキリが優勝したときはJCダートからの直行でした。また、昨年のヴァーミリアンも川崎記念を直前でキャンセルしての優勝でした。 それに加え、今年最大のポイントが逃げ、先行タイプがズラリとそろったこと。前3戦の内容から積極策に出てくる可能性の高いカネヒキリ。これを徹底的にマークして動くヴァーミリアン…。長い直線の東京を踏ん張りきることができるでしょうか。 これらを考慮して期待したのはヒシカツリーダー。重馬場で前残りの高速決着となった前走の根岸Sで2着。優勝したフェラーリピサを目がけて外からクビ差まで肉薄。ラスト3Fが35秒0。まさに芝並みの切れ味、瞬発力、パンチ力が最大のセールスポイント。 今回は距離延長となりますが、ダ1700メートルで3勝の実績から、まったく問題ないはず。また、中2週の競馬は過去6戦4勝、3着1回と理想的なローテーション。前走、初めての東京で大収穫を得て、いよいよGIに出陣。直線大外から強烈な追い込み劇に期待です。
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) 本紙・橋本はカジノドライヴで勝負
春のダート王決定戦は、風雲急を告げる事態に。連覇を目指すヴァーミリアンは右肩に不安が出て追い切りを1日延期。GI3連勝中のカネヒキリ(2006年優勝)は川崎記念後、屈腱炎の個所に熱をもったという。死角が見え隠れする2強を撃破するのは、外国産の超大物カジノドライヴだ。 新馬1勝のキャリアで米国に遠征。GII・ピーターパンSを6馬身差で圧勝した底力は半端じゃない。 JCダートは6着に終わったが、米遠征帰りでは仕方ない。それでも0秒5差に踏ん張ったのが、この馬の能力の高さ。今度はじっくり乗り込まれて万全の状態に仕上がっており、キッチリ借りを返す。 相手は前出のカネヒキリとヴァーミリアン。
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
斑鳩S(1600万下、京都芝1400メートル、22日) 本紙・谷口はサワヤカラスカルを抜てき
メンバー的にペースは落ち着きそうだが、そこは差し馬有利の京都外回り。坂の下りを利してひと呼吸早く仕掛けて加速力倍増のサワヤカラスカルの鋭脚がうなる。 410キロ台の小兵ながらも、小倉のデビュー戦では現オープン馬のスプリングソングと追い比べを演じた末脚自慢。カン性のきつさと距離適性を探るのに若干、手こずった感はあるが、まさしく一刀両断に斬り捨てた4走前からも、この京都千四がベスト。自慢の切れ味があれば牡馬相手でも十二分に太刀打ちできる。
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レジャー 2009年02月21日 15時00分
関門橋S(1600万下、小倉芝1800メートル、22日) 本紙・長田 底を見せていないミスズオペラでもう一丁
中心は5戦5連対といまだ底を見せていないミスズオペラ。 前走は直線入り口で早くも先頭に立つと、アッという間に後続を3馬身1/2引き離す圧勝劇。スローペースのため、時計こそ1000万の水準レベルだが、ゴール前はまだ余力が残っていただけに、昇級戦のここも一気に突破できるとみた。 相手はクイーンS、愛知杯でともに4着の重賞実績が光るアドマイヤスペース。昨秋から充実著しいブラボーデイジーも注意が必要。
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