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レジャー 2009年07月30日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。今週は変則開催です。月曜から水曜までが川崎で、木曜、金曜、そして週明けの月曜、火曜の4日間が船橋です。 変則開催の場合、本来5日間あるものが短縮されるので、予想外の馬が激走します。水曜の川崎・内外タイムス盃でも川崎でも人気薄の馬が1着で大穴が出ましたね。船橋2日目も期待しましょう。 さて、31日の船橋の最終レース「九十九里特別」ですが、穴を探すと、5番アントラン! この馬は前走11番人気で12着と順当な(?)結果を残していますが、ここ船橋では3走前のマイル戦で4着と健闘しています。展開次第で馬券圏内に絡んできそうですね。 いつも馬券を取り逃がして後悔するパターンは、何走か前の成績がソコソコいい馬を軽視してしまうときです。走った実績がある以上は展開等で着順もガラッと変わる可能性も十分考えられるので、これにあてはめるとアントランは不気味な存在といえます。 これに成績が安定しているトップレイスター、アドマイヤロマネ、マキバジーンを絡めた4頭の3連単BOXで勝負です。【3連単】BOX(5)(6)(8)(9) アントランが2着なら高配当が期待できます。馬旨指数の必勝術でも書きましたが、鉄板人気の馬が2・3着に負けると配当は予想外に高くなります。データ的に1日全レースを通して1・2・3番人気の決着ばかりではありません。馬旨指数を活用してより高い配当を狙っていきましょう!※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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芸能 2009年07月30日 15時00分
アッキーナ 美脚チラリ
タレントの南明奈(20)が29日、都内で行われたペットフード販売「日本ヒルズ・コルゲート」の新製品発表会で、携帯電話CMの“お父さん”でおなじみの俳優犬カイくんから「おやつで健康サポート大使」に任命された。 自宅では1歳8カ月のメスのトイプードル「ちー」と、3歳のオスのミニチュアダックスフント「れお」を飼っている愛犬家のアッキーナ。 「ワンちゃんが大好きなのでうれしいです。カイくんと会えたのもうれしかった」とニッコリ。 また、パーマをかけてヘアスタイルを変えたアッキーナは「平山あやさんのパクリです。かわいかったから」と話した。
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社会 2009年07月30日 15時00分
ドクター・中松氏 幸福実現党と合体
発明家のドクター・中松氏(81=本名・中松義郎)は29日、都庁で会見し、衆院選(18日公示、30日投開票)比例東京ブロックに幸福実現党から出馬すると表明した。同党の創立者である宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁が、中松氏をその気にさせた口説き文句とは。 過去に衆院選や参院選、都知事選で出馬経験を積んできた中松氏は今回、同党の特別代表に就任。大川きょう子党首に次ぐ比例名簿2位で戦う。新発明「うでんわ」を装着して会見に臨んだ中松氏は、本紙に「選挙戦では幸福実現党員にこの『うでんわ』を標準装備させ、『改良型フライングシューズ』を履かせてみんなでピョンピョン飛び跳ねたい」と意気込んだ。 中松氏によると、最初に出馬の打診があったのは約2〜3カ月前。同党が都議選に立てた全候補が最下位落選したため、「あれほど惨敗するとは思わなかったので『困りましたねえ』と断り続けたが、それでも熱心に説得されその気になった」という。 都知事選3回連続挑戦など“出馬マニア”の中松氏はこれまで、2001年参院選で徳田虎雄氏率いる自由連合から出馬したことはあったものの、国政選挙ではミニ政党を立ち上げるなどしてそのほとんどを無所属で戦ってきた。築き上げたイメージが宗教色に染まることも懸念される。 ここ数年、幸福の科学は中松氏に信者向けセミナーで講演を依頼するなど関係を深めてきた。中松氏は「信者になるつもりはないが、僕も科学者だから『科学』という名前は気になった」程度だった。 それが2日前、18年間外部の人間とは接触したことがないという大川総裁と直接面会し、出馬を決意したという。 中松氏は「ここ(都庁会見室)で何回も都知事、都知事…と出馬会見してきましたが、総裁は私に『ぜひ総理大臣になってほしい』と言うんです」とニヤリ。 同党が公約として掲げる「消費税ゼロ」「北朝鮮のミサイルから国民の安全を守る」などの政策でも考えが合致するという。 「頭の悪い政治家にまかせていたら、日本は本当につぶれちゃいますよ。やっぱり私が一生懸命やらないと我が国は救えない。麻生首相は漢字も読めないバカだけど、私は漢字が読めますから」などと中松節全開だった。 ちなみに「うでんわ」は、ベルト式で手首に巻きつける携帯電話ケースにすぎない。「胸ポケットでは(マナーモードの)ブルブルで心臓まひを起こしかねない。心臓から遠く、かつ迅速に電話をかけやすいのはここしかない」と言い切った。 ユニークな選挙戦術を伝授するほか候補者擁立にも尽力するという。
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社会 2009年07月30日 15時00分
石原知事 “マサカリ”に撃沈
野球を通じて少年少女の国際交流をはかる「世界少年野球フレンドシップ東京大会」が29日開幕し、都内の大田スタジアム始球式で打者・石原慎太郎都知事(76)VS投手・村田兆治氏(59)という“異種豪腕対決”が実現。ホームラン予告もむなしく知事の空振りに終わった=写真。 元ロッテの豪腕投手は始球式前、「石原知事相手で投げづらいが、プロ野球OBとして速球勝負したい」とまさかのガチンコ投球を宣言。慌てた知事は「村田さんの“マサカリ(投法)”でぶん殴られるんじゃないかと戦々恐々としている」と述べつつも、スタンドの観衆に「俺は必ずホームラン打つからな!」とリップサービスしたのがまずかった。 村田氏は投球練習から本気モード。捕手・古田敦也氏(43)のミットめがけて速球をズバズバ放り込んだ。知事の打撃指導を務めた王貞治氏(69)は「ボールをよく見て強くたたいて」などとアドバイスしたが、内角をえぐる剛速球に「俺はもう少し長生きしたい。アウトサイド、アウトサイド」(知事)とたまらず外角球を要求。1球勝負は、高めの速球に完全に振り遅れた。 村田氏は本紙に「手抜きはダメだ。球速? 120〜130キロぐらいかな。いいスイングだった」と話した。(高)
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社会 2009年07月30日 15時00分
森田知事 公約実現で“舌口調”
揺れる国政をよそに、就任3カ月で早くも選挙公約の目玉「東京湾アクアライン通行料800円化」を実現した森田健作千葉県知事(59)が29日、都内で著書「逆境力」(双葉社)の出版会見を行った=写真。 就任以降、選挙時のプロフィール問題に関して告発状が提出されるなど、お騒がせが続く森田知事。就任後初の著書となる本書にも「芸能界は汚いといわれるが、政治の世界の汚さに比べればアユが泳いでいる川のようなものだ」との大胆発言を綴っており、また新たな火種を作りそうな内容なのだ。森喜朗元首相との敵対関係や自民党幹部から「確実に当選させてやる」といわれたエピソードなどが赤裸々に語られ、総選挙前に一つの話題になりそうだ。 しかし、そんなこととは露知らず、知事は値下げ開始の8月1日を前に上機嫌。この日は、同じく地方改革を唱う良きライバルの東国原宮崎県知事と橋下大阪府知事についても言及した。 「東国原さんはPRの才能にすごいものを持っているので、そういう政治を。橋下さんはドンドンぶつかっていく強い性格を活かした政治を。2人とも自分の利点をうまく利用してらっしゃる」と高評価する一方で「国会議員とのパイプは2人には持ってないものかな」と国政も経験した先輩タレント議員として少し自慢げに胸を張った。 公約の残る目玉は「成田・羽田間のリニアモーターカー導入」というこれまたトンデモなもの。本当に4年の任期内に実現できるのか? 本書を皮切りに地方から国への発言を開始した森田知事の“逆境力”に注目しよう。(関)
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トレンド 2009年07月30日 15時00分
京楽はやっぱり面白かった
京楽が力を入れている「進化系ぱちんこ」だが、その第1弾はご存知「キン肉マン」だ。セグが非常に分かりづらく、小当たりか否かは基本的に演出から判断するというものであり、要はパチスロのゲーム性を強く意識した作りとなっている。 が、結果的にこれが大失敗。発売当初は大量に導入するホールも多かったが、分かりづらいゲーム性はパチンコファンから大ブーイング。そんなわけで続く「グラディエーター」もイマイチの結果に終わってしまう。 しかも、今年1月に業界4団体で抱き合わせ販売の禁止が合意に至ったにもかかわらず同様の販売方法を続けたため、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連・ホールの全国組合)から警告を受け同機種のキャンセル・返品に応じる事態にまで発展してしまった。 これまでウルトラセブン、冬ソナ、仕事人と、ヒット作を連発してきた京楽。ここ数年のホール経営を支えてきたメーカーの一社であることは間違いなく、同社に期待しているホールはまだ多い。 特に仮面ライダーの続編はかなりの問い合わせがあった模様だが、あれだけCMをやっていたにもかかわらず延期。その代わりに発表されたのがまさかの「キン肉マンMAX」である。昔からの京楽ファンの私でもこれには閉口し、「殿様商売もいい加減にしろ!」と一喝したくなった。 そんなわけで、今回の実戦は京楽好きをやめるか否かの重要な一戦となる(大げさか…)。機種は進化系ぱちんこ第3弾の「おぼっちゃまくん」だ。スペックが甘く、プロ連中の間では評判のマシンだが、その分、クギも渋い。ちなみに等価のボーダーは16回程度。 さて、1軒目と2軒目で1台ずつ試し打ちしてみたが、いずれも1000円で11回のシメシメ調整。しかも、1軒目の台では5回転目にかかった、激アツリーチの「X斬り」をハズす有り様。まあ、京楽の信頼度50%オーバー演出は昔から信用していないが…。 良台と出合うことができたのは3軒目、普段からガラガラの駅前店。内装も外装も古めかしく、出ない雰囲気が漂っているが、逆に考えると、これは余計な経費をかけないという主張でもあり、良台に巡り合えるチャンスは実は意外と多い。 最初の1万円で稼いだ回転数は237。つまるところ単純に1000円あたり23回は回せる計算だ。寄りクギの調整具合から、思ったほどは回らなかったが、ボーダーを考えると十分である。 それにしても、この台は激アツ演出をことごとくハズす。300回転までにX斬り2回と亀群予告を3回もハズしている。いずれも信頼度は50%オーバーなのだが…。 本来ならイライラが最高潮に達するはずだがそこは京楽マシン。演出完成度が高いため激アツ演出を何度ハズしても通常時が楽しく感じる。京楽マニアなので京楽パロディーも大歓迎だ。 結局、初当たりは540回転と大きく出遅れてしまい、しかもこれが潜伏確変からの単発終了。その後、2度の現金投資でようやく本日最初の出玉アリ確変を引き当てることができた。ちなみに途中で何度も小当たりを繰り返し、心が折れそうになったが、キン肉マンと違ってセグを覚えなくても特別に困ることはないのが好印象である(特殊モードを抜けない場合は潜伏確変確定)。 さて、確変中は京楽の十八番・バトルモードが展開されるわけだが、これはウルトラセブンと黒ひげのパロディーとなっており、途中のセリフや攻防で連チャンか否かの期待度が変わる仕組み。確変1発目と2発目はともに7がテンパイし、あっさり勝利で15R確変の御坊ーナスゲット。その後、この確変は9連。しかも約6割以上が15R確変という内容。 が、左アタッカー周りのクギに思わぬ落とし穴があった。不覚にも、見落としてしまったが、結構球こぼれが多い。チャレンジボーナス時は左アタッカーで出玉を稼ぐことになるので、ここを削られているとキツい戦いを強いられる。というわけで大当たり確率を少し超えたところで実戦終了。出玉を削られているのを考慮すると、ボーダーギリギリ。大火傷しないうちに切り上げるのも仕事のうちだ。 それにしてもやはり京楽マシンは面白い。抱き合わせなんかしなくても十分戦っていけると思うのだが…。個人的にはもう少し、年輩層に配慮したスペックにすればいいと思う。マイナス5500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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スポーツ 2009年07月30日 15時00分
新日本プロレス 後藤 空手に四苦八苦
新日本プロレス「G1クライマックス2009」(8月7日、広島大会で開幕)で連覇を目指す“荒武者”後藤洋央紀が29日、都内の日本空手協会で練習を公開した。空手特訓で磐石を期すはずだったが、初体験に悪戦苦闘。足を折られそうになるなど、連覇はおろか駄目武者はもうボロボロだ。 6・20大阪大会でノア杉浦貴に敗れてスランプに陥った後藤は、7・20札幌大会でレジェンド狩りに成功して復活の兆しをつかみつつあった。 この日はG1に向け「合気道はやっていますが、空手は初めて。いろんな武道を学び新しいものを取り入れたい」との意向から空手特訓を行い、必殺技のひとつやふたつ編み出すつもりだった。 しかし、突きをやっては同協会の椎名勝利師範から「弱い」「(パンチが)軽いからもっと強く」などと怒られ、サンドバックを蹴っても「遅い」「そんなんじゃ逆にやられるぞ」と説教される始末。終いにはスタミナ切れしかけたところに師範の一撃をくらって「ぶっちゃけ足が折れそうになった」と息絶え絶えだ。 前年度覇者の見る影もないが、それでも空手特訓を機に「G1までに新しい蹴り技でも完成させれたら」と決意は十分。 初戦となる8・7広島大会で激突する中邑真輔にも「蹴りでKOしちゃいましょうか。あと同じブロックの杉浦選手にもリベンジする」と息巻いてみせたが、連覇に向け磐石とはいえない。
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スポーツ 2009年07月30日 15時00分
キックボクシング 棚橋 『過去』にギョッ!!
新日本プロレスIWGPヘビー級王者の棚橋弘至がタイガーマスクを生んだ故・梶原一騎さんの二十三回忌追悼興行の特別提供試合に登場することになり、29日、都内の興義館で会見した。故・梶原さんの実弟で作家の真樹日佐夫氏から“真のチャンピオン”のお墨付きをもらい、会見後は放送禁止スレスレの「ナイフ談議」にも花を咲かせた。 今回棚橋は、8・2後楽園ホールでMAキックボクシング連盟が主催する故・梶原一騎さん二十三回忌追悼興行のプロレス提供試合。IWGPジュニアヘビー級王者4代目タイガーマスク&岡田かずちかと組み、初代タイガーマスク&永田裕志&吉橋伸雄と対戦する。 会見では「プロレスをジャンルを超えて広めたいのでキックボクシングの会場で魅力を伝えたい」と意気込み、真樹氏から「いまの彼は一番脂が乗っている」と太鼓判を押され「ほかの選手よりも頭ひとつ抜きん出てる。いつもの調子でよろしく頼む」と激励された。 “棚橋評”はすこぶる高い。なんと会見後には「女」と「ナイフ」についてキワドイ談笑。2002年に女性から背中をナイフで刺された事件について、真樹氏から「オレもアレ(ナイフ)で女に引っかかれたことがある。けど、背中は向けちゃダメだな。でも大丈夫だったんだろ? まあアレで男をあげたな」と絶賛され「そういう意味でオレの後継者だな。ハッハッハ」とまさかのお墨付きまでもらった。 確かに棚橋は襲われやすい。ここのところZERO1田中将斗に背後からスライディングDで強襲されたり、TAJIRIからは毒霧で襲撃されたばかりだが、今大会でもすでに“標的”とされている。 狙っているのは初対戦となる初代タイガーで「IWGP王者に興味はないですが、棚橋は面白い。襲いがいはありますよ…」と“IWGP王者襲撃”を目論んでいる。またも標的となった棚橋は、果たして無事に闘いを終えることができるのだろうか。
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レジャー 2009年07月30日 15時00分
小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、8月2日) 谷やんの地獄耳 テイエムアンコール あの末脚をもう一度
今週、小倉競馬場で行われる「第45回小倉記念」(GIII、芝2000メートル、8月2日)に出走するテイエムアンコールは注目の存在だ。目下2連勝中と充実著しく、初タイトル獲得の期待は膨らむばかり。絶好調の要因は? 今回の一戦に向けた勝算は? 栗東キャップの谷口昭弘記者が、同馬を担当する河野調教厩務員に鋭く切り込んだ。 −−目下2連勝。躍進の要因は? 河野調厩員「精神面の成長が一番。以前は朝の運動でも、馬の多いときに、しかも一頭、前に馬を置かないと歩けなかったが、今では遅い時間帯で周りに馬がいなくても運動できるようになりましたからね。落ち着きが出たのにともなって、全体に筋肉がついて馬に実が入ってきた。心身の充実が前2走の強さになって表れたと思います」 −−中間の状態は? 河野調厩員「レース後、1週間くらいは少しカイ食いが悪かったけど、今は戻っているし、理想体重の464キロ前後で出走できそう。レース間隔を詰めて使った方がいいタイプだし、文句のない状態で臨めそうです」 −−今週(CW6F84秒4、ラスト1F12秒5=馬なり)の動きは? 河野調厩員「先週が本追い切り。好時計(CW6F81秒0、ラスト1F12秒2=G一杯)が出たし、もう今週は馬なりで十分ですよ。もともとコーナーで口向きが悪い馬だけど、そこで鞍上が矯正しようとして手綱を引っ張ると頭を上げてイヤイヤをする。そんな性格も乗り手が手の内に入れてくれているから、スムーズに調整ができている」 −−最後に期待のほどを。 河野調厩員「もともとコンスタントに(上がり3F)34秒台の末脚が使える馬。ここ2戦の勝ちっぷりを見ても、むしろ相手が強くなって流れが速くなる方が、よりこの馬の良さが出ると思っています。浜中騎手が前走に続いて騎乗してくれるのも好材料。大きなことは言えませんが、期待は胸の内に秘めていますよ」
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レジャー 2009年07月30日 15時00分
NST賞(オープン、新潟ダ1200メートル、8月2日) ハアさんの厩界舞台裏 ダイワディライト 勝利宣言
サラブレッドに故障はつきものだが、走る馬ほどリスクは大きい。今回、スポットを当てたダイワディライト(美浦・二ノ宮厩舎)も、左前脚骨折(1年3カ月休養)で3歳シーズンを棒に振った苦い経験がある。 そのため、キャリアは〈5301〉と3歳馬並み。5歳とはいえ、まさに前途は洋々。これからひと花もふた花も咲かせるチャンスが待っている。 担当の高平和明調教厩務員も「遠回りした分、これから回収したい」と未来に期待を寄せる。そして「ここは重賞を獲るための足掛かりのレース。勝って賞金を加算したい」と、復帰戦となるNST賞の勝利に意欲を燃やす。 厩務員歴は今年で11年目。ホオキパウェーブでは、2005年のオールカマーで優勝も味わっている。ダイワディライトも間違いなく重賞を獲れる逸材という。 人気は素質のバロメーターだが、9戦すべて1番人気に推されていることが、並の馬ではないことを証明している。しかも、連対を外したのは昨年の3回新潟・岩室温泉特別での6着1回だけ。「敗因? 直線で手前をかえた際、脚元に違和感が生じて最後は流してきただけ」と振り返る高平調厩員。敗因は歴然で参考外だ。 今回も脚部不安のため、5カ月ぶりのハンデを抱えているが、「順調に乗り込めたし、九分通り仕上がってますよ」と出走態勢は万全。そればかりか、「休養前は肩、腰に疲れがたまり、定期的に電気針治療をしていたが、今回は一度もやっていない」と休養前より馬は格段に良くなっているという。 その言葉を証明するように、29日の最終追い切りでは南ダートで2頭併せを敢行し、5F61秒4、上がり35秒2→11秒4と破格のタイムをマーク。併走馬を1秒突き放す豪快なパフォーマンスを披露し、勝利へ大きく前進した。