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その他 2009年07月29日 15時00分
菜摘りんかちゃん大特集予告
内外タイムス7月31日号(7月30日発売)に菜摘りんかちゃんの大特集をカラーで掲載します。<プロフィール>4月1日 北海道生まれ血液型:O型スタイル:T165 B85 W58 H81デビュー:2009年7月21日「新宿ニューアート」にて趣味:ヨガ初エッチ:17歳性感帯:胸所属:ロック座<スケジュール>31日まで「新宿ニューアート」出演中。 みなさん応援よろしく!
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芸能 2009年07月29日 15時00分
石田純一 東尾理子はダミー 本命は安田美沙子!?
22歳差熱愛が発覚して、芸能マスコミに再び恋愛の話題を提供している石田純一(55)。プロゴルファー東尾理子(33)との交際を認め結婚も視野に入れていると明かした石田だが、実は本命は理子でなく、アノ有名グラドルだというのだ。石田の本心はどこにあるのか? 理子と結婚宣言したばかりの石田に、とんでもない噂が入ってきた。 「理子ちゃんもかわいそうに…石田が今狙っているのは別の女性だよ」と耳打ちするのは、ある中堅プロダクションのマネージャーA氏だ。彼によると石田は理子以外にも2人懇意にしていた女性がいるという。そのうちの1人は理子とデートをした後で会ったという一般女性のB子さん。残りの1人もモデル風美女のC子さんだという。 この中から理子を選んだ背景には、石田が公私に渡って相談に乗ってもらっている美人占い師・星ひとみの存在がある。 「今年の4月ごろ、石田は星さんに今後の相談をしたところ、理子と結婚宣言したら運気が拓けると言われたのです。それを7月から8月くらいに正式発表すればベストだと。これに従い石田は3人の中から理子を選び、発表時期も星さんの言う通りにしたのです」(前同)という。 もっとも、たかだか恋人が出来たくらいで記者会見まで開くのは、石田自身が恋愛ネタで食っている“恋愛ビジネスタレント”だからである。 「普通はこの程度でいちいちマスコミの前に堂々と現れないよ。ただ、石田はそうすることによって、映画のPRや商品の宣伝をするときにクライアントから“石田さんが来てくれればマスコミが集まる”と思わせられると自信を持っているからだ。ワイドショーのリポーターからの最近の恋愛は順調ですか? の質問にイヤな顔をするどころか、むしろ待ってましたとばかりに答えて生き延びているタレントですからね」(前同)。 それだけに表向きには、プロ野球の名球会入りを果たしている東尾修元投手(現評論家)を父に持ち、自身もプロゴルファーの理子さんを選ぶ方が「いろいろな意味で得」と判断したに違いない。 こんな話を父・東尾修が耳にしたら現役時代同様にブラッシュボールが石田の顔面に炸裂することは想像に難くない。にもかかわらず、理子さんを踏み台にした石田の本命は誰なのか? 「あ〜それね…ネタ元は隠してね」と言いながら事情通のテレビ関係者がこう明かした。 「安田美沙子ですよ」。 なんでも安田と某バラエティ番組に出演したとき、石田は終始、鼻の下を伸ばしっ放しで、ずっと視線を安田に向けていたという。 「もう完全な口説きモード。それに気づいた安田も目でOKサインを出していたと番組スタッフが話していましたよ」(前出テレビ関係者)。 収録後、連絡先を交換し合ったとの情報もあり、水面下で2人が会っている可能性は高いという。ただ、安田は城田優をはじめ、たくさんのセフレがいることもあり、石田が本命恋人として宣言するには色々なリスクがあるため、理子を隠れ蓑にしているようだ。 「現在、石田と安田を写真週刊誌も狙っている」(前同)そうで、石田の恋愛騒動にはまだまだ波乱含みの展開が予想される。
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社会 2009年07月29日 15時00分
中田宏横浜市長サプライズ辞任の裏にちらつく東国原宮崎県知事の影
横浜市の中田宏市長(44)が任期途中で突如辞職願を提出した28日、政界に「ナゼ?」の嵐が吹き荒れた。8月の衆院選には出馬しないとし、一方で政治活動は続けると表明したためだ。なぜ出馬しないのか? 衆院選に出ないのであればなぜこのタイミングで辞任するのか? 永田町関係者は「辞任劇の裏にはアノ人の影がちらつく」と指摘。宮崎県の東国原英夫知事が影響しているとの見方を示した。 中田氏は28日、市議会議長に辞職願を提出した後に市役所で記者会見した。今後の政治活動に触れ「この国に残された時間は長くない。国を改めるためには何でもやる」と国政復帰に意欲を見せた。ところが、そう力説する一方で8月の衆院選や10月にも予定される参院神奈川選挙区の補選への出馬は見送るというからどうにも解せない話である。 中田氏の本当の狙いについて、永田町関係者は次のように解説する。 「横浜市民は約7年の中田市政をおおむね評価している。大阪府の橋下徹知事や東国原知事といった『国にモノ申す』首長の存在感も増し、これに一枚噛んでいる中田氏にとってはいまが絶好の“売りどき”。中途半端な姿勢で国政転身をはかり、大ブーイングをくらった東国原知事の二の舞を避けたのだろう。退路を断ち、辞めたあとで急転出馬したほうがはるかに印象がいいはずだ」 つまり、東国原氏の転身断念劇で地方自治と国政を両天秤にかけるやり方に批判が集まることを学習したというのだ。最近の中田氏をめぐっては、政治資金パーティーのチケット購入に市消防局幹部らが関与していた問題や、交際していたと主張する女性と裁判ざたになるなどネガティブな話題も少なくなかった。 市長の肩書きがなくなれば、こうしたスキャンダルも一回リセットされる。 中田氏は会見で、辞任理由について「2期(で辞任)ということは初当選から意識していた。期限を区切ってやらないと良い仕事はできない」と述べている。 この時期に辞任した理由は(1)市長選を衆院選と同日選とすることで経費を削減でき、高い投票率も期待できる(2)新市長が来年度予算案編成に取り組むことで財政の無駄を減らせる―などを挙げた。後継指名はしないとしている。 中田氏は「国民運動に全力を注ぎたい」として、松山市の中村時広市長や東京都の山田宏杉並区長と設立する政治団体を中心に活動。橋下知事らとの「首長連合」も「衆院選後の国政の検証で活動を継続させる」と説明した。
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その他 2009年07月29日 15時00分
湘南江の島セットを5人にプレゼント
川崎競馬から「湘南江の島セット」(藤沢市観光協会提供)=写真=を5人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
個性派揃い「アイスリボン」 真琴、りほ、藤本つかさインタビュー
数ある女子プロレス団体の中で一風変わった団体がある。その名は『アイスリボン』。所属する女子プロ選手もまた個性派ぞろい。代表のさくらえみはほかの団体とは一線を画した狙いがあるようだ。 アイスリボンの人気者である真琴、りほ、藤本つかさにインタビューを行った。 −−プロレスラーになったきっかけは? 真琴 私は、アメリカのWWEというプロレスが大好きだったので、レスラーになればスーパースターズに会えると思ってアイスリボンに入りました。最初の印象は、自分も子供(当時14歳)だったんですけど、子供がいっぱいいるな、というものでした。 りほ さくらさんが教えている体操教室でプロレスに誘われました。最初は、興味がまったくなかったんですけど、やってみたら楽しかったです。 藤本 私は元々、芸能の仕事をしてたんですよ。その中で、映画『3カウント』のオーディションを受けたんですが、合格する条件がアイスリボンのオーディションに合格してデビューすることだったんです。プロレスにはまったく興味がなかったし、練習も辛いし、「なぜこんなことをやらなきゃいけないんだろう」と何度も思いましたよ。最終的に100人の応募から8人がデビューして「マッスルビーナス」として活躍してました。そのうちの自分を含めて3人が、今でもプロレスをしています。 −−低迷する女子プロ界をどう思いますか? 真琴 目指そうと思っていた時から低迷していると言われてましたから、あまりピンときませんね。お母さんが全女さんを好きだったんですよ。でも、プロレス入団は反対されました。私、中学不登校だったんですよ。そんな子がプロレスをできるわけないって言われたんです。悔しいから登校して卒業はしたんですけど、まだ、お母さんは試合を見に来てくれません。 りほ 自分も低迷とかは分かりません。けど、自分が普通のことをしても、体が小さく目立たないので、逆にそれを生かしてやっていきたいと思い始めたんです。目標は、スピードのあるプロレスです。 藤本 プロレスは低迷どころか全盛期のころも知りません。映画の企画で初めてプロレスに出会ったです。プロレスの存在自体を知らないから、興味ない人が多いんじゃないですか? だったら、プロレスが広まるような企画があればいいんじゃないでしょうか。そしたら、マッスルビーナスじゃないですけど、8人のうち3人が残るかもしれないし、800人が300人残るかもしれない。プロレスってやったらハマるんです。「このやろー!」とか言って怖いイメージもありますが、勝敗の中に物語があるんです。意外とプロレスは楽しいんですよ。 真琴 あと、10代の人が読む雑誌に掲載されれば目を引きますよね。 りほ 雑誌やテレビは影響力がありますね。 真琴 ほかの女子プロにはないかわいさを押し出して、今までのプロレスの概念を打ち破りたい。 りほ 自分でできることをやって頑張るしかないんですけど、体が小さくて、若いので、それを武器にしたいと思います。 藤本 今も自分は、芸能の仕事をしていて、フットサルをやっていますが、フットサルを見に来た人がアイスリボンを見に来てくれるんです。 真琴 あと、広めるのは私のコスプレですね。コスプレの会場でプロレスのチラシを配ってます。衣装を着たら図太くなれるんですよね(笑)。 −−今後の目標は? 真琴 アイスリボンのベルトを取り返したいです。 りほ アイスリボンのタッグのベルトをケガで返上しちゃったんで、もう1度巻きたいです。取り返すことが目標なので、男子でも女子でも強い方と組みたいです。 藤本 タッグリーグで夏樹(☆たいよう)さんと組ませていただいて、すごくプロレスが楽しくなったので、今度は夏樹さんが巻いてるベルトに挑戦したいです。◎アイスリボンとは さくらえみが2006年にmixi発のプロレスプロジェクトとして設立したのが「アイスリボン」で、専業レスラーはもちろん、小中学生、OL、主婦、グラビアタレント、俳優まで活躍する異色の女子プロレス団体。「プロレスを広めるために、いろいろな方面から参加してくれればいい。小学生は小学生の友達に、主婦は主婦で…、彼女たちが広告塔になってくれれば」とアイスリボンの“意味合い”を説明するさくら。さらに「ずっとプロレスをやらなくても、2〜3年でもやれば楽しい。闘うことで、勇気が持てればいい」と、最近元気のない若者にさえ“活”を入れる。 かつては、選ばれし者だけがレスラーの資格ありとされていたが、門を広く開けることで志願者も増え出した。プロレスへのきっかけを作ることで、底辺から広げていくための団体である。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
新日本プロレス 蝶野『新党』結成
新日本プロレスの蝶野正洋が28日、都内の同事務所で会見を開き、10・12両国国技館でデビュー25周年興行の開催を発表した。プロモーター兼レスラーとして改めてタイトル挑戦を目指す意向を示したが、実はその一方で黒い総帥が「新党結成」を企てていることが判明。なにやら超党派からなる新集団を立ち上げようとしている。 「ゴタゴタした政局同様このプロレス界にも新しい風が必要。プロレスという枠にとどまらない新しい集団をつくりたい」。黒い総帥がドス黒いビジョンを吐露した。 今秋に1万人規模の会場でデビュー25周年記念興行を行うことを表明していた蝶野はこの日、同大会の選手兼プロモーターとして10・12両国大会の開催を正式発表。会見前には自身がテレビCMに出演する缶チューハイを報道陣に配り、大会のPRをゴリ押し。 興行主として記者に酒というワイロを渡すことからしても、今大会への力の入れようがわかるが、実際に今年は夏男として最多V記録を保持する真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス」も休み、夏返上で大会準備に勤しむ方針。 選手としても「チャンピオンシップをやりたい」としており、その意向は「タイトル挑戦できるようにAKIRAにもトレーニングを手伝ってもらって準備していく」と揺るぎない。 自身のタイトル挑戦に加え、すでに同期同門の全日本プロレス武藤敬司の協力も取り付けており「お祭り的な興行にする」と意気揚々。ただ、今大会を単なる記念興行で終わらせるつもりはサラサラない。蝶野によれば「タイトルとかオレ個人の闘い以外にも新しい仕掛けをしたい。単純に同世代で集まったり、昔のチーム2000とかブラックニュージャパンを復活させるということだけじゃなく、ここからプロレスという枠を超えた何かをはじめようと思ってる」という。 新しい仕掛けとはいったい何なのか。蝶野が耳打ちする。「ここから頭脳派とイケメンが集まって何かが起きる。合言葉はC、A、M、P。CAMPだ。2000年あたりから眠っていたものもようやく2009年になって甦ってくるんじゃないか。それこそ今年プロレス界には構造改革が起きる」。 過去にT2000をはじめ、ブラックニュージャパン、レジェンドなど、多くのユニットを手掛けてきた黒い総帥。マット界の“新党発起人”が今秋またまたキナ臭いことを目論んでいる。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
戦極 石井慧焦る
戦極と契約を結んでいる北京五輪柔道金メダリスト石井慧が28日、武者修行先の米国から帰国した。海外修行に手ごたえをつかんだ石井は、その進化を試すべく早期デビューを熱望。日本人選手を挑発した。 石井が野獣のごとく飢えている。 この日、修行先の米国から帰国した石井。今回の滞在では、元UFCヘビー級王者ランディ・クートゥアのジムを中心に、フランク・ミアやPRIDEで活躍したクイントン“ランペイジ”ジャクソンなどから指導を仰ぎ、日曜日以外はすべて練習に費やしてきたという。 さらに、元PRIDEで活躍したフィル・バローニの家にホームステイ。米国で新たなパートナーと出会い、「ボロ」というアメリカで活躍したプロレスラーのニックネームまでつけられた。 現地では、以前手術したという首のヘルニアが再発するというアクシデントに見舞われたが、無事手術も成功し「絶好調です」と不安は一切ない。 そればかりか、今回の武者修行で打撃に自信がつき試合が早くしたくてウズウズしている。「早くデビューしないと成長の度合いが分からない。結果に飢えています。かなり焦っている」とホンネをこぼした。 ついには、デビュー戦で対戦を切望する日本人ヘビー級ファイターを意識してか「日本人のタックルして、テークダウンして寝技になるようなつまらない試合にはしたくない。エキサイティングな試合ができると思います」と“石井節”で挑発する場面も。 現在「戦極〜第九陣〜」(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)の石井のスケジュールは未定だが、「(試合を)やってもいいです」と語っているだけに早期デビューが待たれる。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
戦極 王者・北岡悟 エロDVD作戦
8・2「戦極〜第九陣〜」の初防衛戦で廣田瑞人を迎え撃つライト級王者・北岡悟が28日、都内のパラエストラ世田谷で練習を公開。決戦に向けて「エロDVD」で鋭気を養っていることがわかった。 16日の公開練習で廣田から「俺がKOする確立が高い」「格闘技はやりがたくないって言わせるぐらい何発も殴って引退に追い込む」などと勧告された北岡。この日はわずか1分半だけグラウンドのスパーリングを公開し、これらの挑発に「彼はオレには勝てない。パンチでKOすることも絶対無理」と怒りを露に反論した。 いまチャンピオンは実にギラついている。「チャンピオンになっていろいろ言われたり、大変な面はあるけど普通にエロDVDは買いに行ってるんで大丈夫」と女優モノのエロDVDを入手し、現在のモチベーションはすこぶる高い。 お気に入りエロDVDでスッキリしたのか、はたまた悶々としているのかは不明だが、廣田狩りに闘志をたぎらせていることは確か。「彼には俺を追いつめられない。役不足」。廣田からKOされることは皆無とまで言ってのけるほどだ。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
ノア 小橋“非情”な挑戦者選び
ノアの“鉄人”小橋建太(42)が8・1ディファ有明大会で行われるグローバル・ハード・コア・クラウン無差別級選手権(白GHC)の次期挑戦者決定戦に挑む7選手に厳しい注文を突きつけた。 7人が名乗りを上げた白GHC挑戦。7・24富士大会で以前パンパースで白GHCの一時代を築いた川畑が挑戦を表明し、一旦は決定かと思われた。 しかし、翌日のJCB大会では一転。パンパースのパートナー志賀が挑戦を表明すると、健介オフィスの起田をはじめ、のべ7選手が白GHC奪取を宣言。次期挑戦者争いは混沌となった。 それを見かねた小橋は7選手による挑戦者決定バトルロイヤルを行うことを発表。混戦の挑戦者争いに決着をつけることになった。 しかし、小橋は28日のノア役員会後、試合いかんではその挑戦を却下する緊急案をぶちあげた。 「ファンのみんなの反応が『がんばれよ』というものならいいが、『えー』というなら挑戦中止だ」さらに小橋は試合内容についても「ただ、面白おかしい試合をすればいいというわけではない」と自らで挑戦者を厳しくジャッジするつもりだ。 「誰が来てもいい」と自信を深める王者。前代未聞の挑戦却下を防ぎ、防衛ロードに待ったをかける挑戦者が現れるのか。白GHC戦線からいよいよ目が離せない。◆挑戦者決定バトルロイヤル参加選手=川畑輝鎮、志賀賢太郎、橋誠、起田高志、菊池毅、泉田純至、本田多聞の7人。
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スポーツ 2009年07月29日 15時00分
球界因縁のライバル(最終回) 田中VS斎藤(下)
早大・斎藤佑樹投手は、卒業までに山中正竹氏(法大)の持つ六大学リーグ通算最多の48勝、怪物と言われた江川卓氏(法大→巨人)の47勝にどこまで近づくか注目されている。 「数字よりも勝率が重要。結果はあとからついてくる」と本人は言うが、どういう勲章をひっさげて、来秋のドラフトでプロ入りするか。ファンは今から期待に胸をふくらましているだろう。 「期待通りに成長しているね。プロに入るときはぜひウチにきてほしい」。早実時代のハンカチ王子狂騒曲の最中、かわいい後輩に対し早大進学を勧めたソフトバンク・王球団会長は、その成長ぶりに目を細め、斎藤にラブコールを送っている。 名実共に来年秋のドラフト会議の超目玉になっている斎藤の争奪戦は激烈なものになるだろう。現状のドラフト制度ならば希望枠がないので、何球団もが1位に指名できる。果たして交渉権をどの球団が獲得できるのか。今から興味は尽きないが、阪神にナンバーワンの座を奪われたままの人気回復が至上命令の巨人などは、希望枠の復活を画策しているという。 球界を揺るがした江川事件を引き起こした過去のある巨人のことだけに、何を仕掛けてくるかわからない。しかし、最終的に斎藤がどの球団に入ろうと、楽天ゴールデンイーグルス・田中将大とのライバル物語復活だけは間違いない。 2006年夏の甲子園では、早実と駒大苫小牧の両校のエースとして決勝再試合を争い、斎藤が勝ったが、プロではどちらが勝者になるのか。いきなりプロ入りした田中が順調に勝ち星を伸ばす一方で、4年間の大学生活を送る斎藤にハンディがあるのは仕方ないが、ソフトバンク・王球団会長がアドバイスした通り、急がば回れだ。勝負はゴールを切るまでわからない。ただ言えるのは、田中VS斎藤が今後のプロ野球界を支える最大の宿命のライバルであり続けることだ。 11月22日に東京ドームで行われるセ、パ分立60周年記念の「プロ・アマNPB60周年センバツ野球」の若手プロ選抜VS大学選抜の目玉に期待されるのが、楽天・田中VS早大・斎藤というだけでない。2016年の五輪で野球競技復活を目指す、プロ・アマ合同の全日本野球会議は、今年春にこのコンビを起用して、PR活動を展開している。 北京五輪に日本代表として出場したものの、メダルを逸して悔しい思いをした田中は「リベンジしたい オリンピックで」。斎藤の方は「自分も投げたい オリンピックで」と、それぞれの思いをアピール。撮影は、田中がキャンプ地の久米島で、斎藤は神宮球場で行われた。 選抜高校野球大会が行われた甲子園をはじめ、東京六大学野球の舞台の神宮球場や、社会人野球、さらにはプロ野球12球団のフランチャイズ球場で流された、野球競技のオリンピック復活をファンにアピールするプロモーションビデオだが、そっくりそのまま来年秋のドラフト会議以降のプロ野球界でも応用できるだろう。 今から8年後、28歳となり、投手としての円熟期を迎えた田中VS斎藤がどういうライバル対決を演じているのか。野球ファンならば、想像するだけでもワクワクするだろう。(終わり)