官憲の拷問により29年と4カ月しか生きることを許されなかった作家「小林多喜二」の生きた時代を斬新な手法で描く井上ひさしの新作書き下ろし。
多喜二の姉・チマ役の高畑淳子は「多喜二のお母さんかと思ったら、姉って言われてびっくり。お母さんにしてもらわないと、見てる人がわかんなくなっちゃうんじゃないの」と自虐的なコメントで笑わせた。
出演者らは、井上から本がなかなか届かないため、妙にスリリングで、みんなでスリルを味わうことによってチームワークがよくなったと話す。
石原は「(本が届くのを)1文字1文字とても楽しみに待っている。みなさんも同じように舞台を楽しみにしてください」とPRした。