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スポーツ 2009年11月12日 15時00分
全日本 河野 世界最強タッグ戦でリベンジ誓う
全日本プロレスの“秘密兵器”河野真幸が、次期シリーズで、世界タッグ王者組の太陽ケア&鈴木みのるに“完全リベンジ”を誓った。 今年5月にプロレス再復帰したものの、鳴かず飛ばずの状況が続いている河野。三冠ヘビー級王者の小島聡を筆頭に、船木誠勝、デビューから1年足らずの浜亮太にまで、フォール負けを喫するなどスランプに陥っている。 長いトンネルから抜け出すきっかけをつかめない中、次期シリーズ(20日、国立台湾大学総合体育館)では諏訪魔と組み、「世界最強タッグ決定リーグ戦」にエントリー。河野にとっては再起のチャンスだ。 ここぞとばかりに河野は「大事なところで負けまくってますからね。全勝優勝ですよ」と意気込む。すべてはリベンジのためだ。 なかでも、世界タッグ王者組には「タイトルマッチで負けてますからね。必ずリベンジしたい」と鼻息は荒い。もちろんただ逆襲するだけではない。20日の台湾カップ1回戦では自らが負傷欠場に追い込んだケアとの対戦を控えている。 「台湾カップで上半身をぶっ壊して、(23日の)後楽園ホールではがっちりいきたい。不戦勝じゃ借りは返せないですからね」と勝ち越した上で、とどめを刺すつもりでいる。冬の風物詩開幕を前に眠れるクラッシャーが覚醒した。
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社会 2009年11月12日 15時00分
連載「こちら米国自治領北マリアナ諸島ロタ島テテトビーチ前派出所」(4)
グアムとサイパンの間に位置する未開のリゾート地、ロタ島からの現地リポートも最終回。今回はお待ちかねの“夜のお話”をお伝えしよう! グアム、サイパンといえば、夜になれば信号ごとに待ち伏せた客引きが、甘〜い誘惑を持ちかけてくるようなリゾート地。旅の恥はかき捨てとばかりに、昼も夜も裸になるのも悪くないが、ここロタは全く違う。 未開発の大自然がウリのこの島で、記者が足を棒にして探し回ってやっとみつけたのはバーが数軒。せっかくリゾート地に来たのに怪しい客引きがうっとうしいと感じるカップルや家族連れにとっては、ロタは安心して楽しめる“大人の楽園”といえるだろう。 地元紙の「DAILY Marianas Variety」(1部50セント)を開くと、病気を理由に夜の営みを拒んだ妻を殴った夫が逮捕されたという記事を見つけた。こんな事件が紙面を大きく飾るほど、平和だ。 ロタ島に訪れたなら一度は行って欲しいところがある。テテトビーチ前に一軒だけある売店「Seets&Things」。太平洋戦争で銃を持って司令官の後に続いた過去もあるアントニオ(81)さんが奥さんと2人で店を切り盛りする。何にも買わない観光客にも日本語で話し相手になってあげるのが日課だ。島の案内から下ネタ、人生相談にだって乗ってくれる。 「この前、50代以上の日本人と若い女性がビーチに来て、夫婦かって聞いたら『そうだ』っていうんだ。でも大変だよ。15分で終わっちゃうっていうからね。ベッドの上では下半身以外も大忙しだ(笑)」 独身の記者に対しては「早く結婚しなきゃだめだよ。ここもハングリーだろ?」と股の間を指差す。「結婚したければ、勉強して、良い仕事を見つけることだよ…」。 島の名物オジイチャンの話に都会の生活で疲れた心が洗われた。最後に水平線に向かって島にお別れを叫ぼう。ロタ最高!!
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スポーツ 2009年11月12日 15時00分
虎が吠える 佐山サトル見参!!(11) 元若麒麟をストロングスタイルで育てる
猪木会長から言われて、元力士の若麒麟を育てることになった。しかしIGFでの対面以降、何やら気に入らない様子。一体どうした? と思いきや道場に来た若麒麟を見て即納得した。 頭にはバンダナ、耳にピアス、服はラッパーの様相。私はさっそくバンダナとピアスを取るように指示し、IGFの経費でシックなスーツを着るように言った。 彼はこちらの意見をかなり悟ったようで、素直な気持ちで本当にプロレスに、チャレンジしてみたいという魂が伝わってきた。 来週からでもやりたいと言っていた練習が楽しみだ。 翌日、猪木会長に報告した。それでもご立腹の様子。なんでも若麒麟がバンドをやっているというのだ。まあ後でわかったのだが、彼の友達がそのグループをやっていて、若麒麟は巻き込まれたって話で一件落着となった。 間違いなく彼は良い素材の持ち主だ。環境をストロングスタイルに変えるだけで人間性もガラリと変わる。 いずれにせよ若麒麟は、ウチが受け持つ以上、立派なストロングスタイルライフを送るだろう。逆境を跳ね返し、彼が見本を示せれば、日本中の若者にも好影響を与える。弱体化した平和・色・拝金ボケ日本社会を変えるのだ。 興義館の練習は厳しいが、これに耐えることができればエリートである。 とりあえずセメントのみを教える。礼儀をはじめ、打撃からレスリング、寝技に至るまですべてをこなさせる。もし彼が生まれ変わったら、心から拍手をしてやってほしい。 そもそも今回の話は会長から、若ノ鵬というロシアの選手と聞かされていたのが、実は若麒麟だったってという話。 前に会長からピロロが来ると言われ宣伝したが、本当はキロロだった、なんてこともあったなあ〜。
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スポーツ 2009年11月12日 15時00分
振り遅れない極意
ゴルフで最も多い失敗が振り遅れです。プロでもアマチュアでもミスをする時はほとんどが振り遅れといっても過言ではありません。そこで本日は振り遅れを直す練習をやってみましょう。 よく体が止まるとか、体の回転だけで打つとか、いわゆる「体の回転」を意識するレッスンが多く見られます。 理論上はゴルフは構えている位置に戻ってくれば確実に当たります。体の回転を抑えて腕と体の動きを同調させてあげましょう。そうすれば悩みの半分以上は解決すると思います。◎悪い例 写真(2)のように極端に先に腰をきってしまう人が多いです。そうするとインパクトで手が遅れてしまうため手首の角度をほどいてボールに合わせる動きが現れてしまいます。 これはキャストという動きです。これではラフやボールのライが悪いとうまくボールを当てることができません。そのためにダフりやトップの原因になります。◎矯正法 写真(3)のように極端に腰の回転を抑えて手を早く振ってあげましょう。 変な格好に思えるかもしれませんね。実際は腰が自然に動いてしまうためにそのぐらいのタイミングが理想的なインパクトの位置に来ると言えるでしょう。◎ポイント 写真(4)のようにクラブのシャフト部分を握りグリップエンドをおへそにくっつけ体を回転させてみましょう。 この時ヒジを曲げないように注意しながら、この動きができるようになれば、ミスショットは激減するでしょう。 両腕は常に体の前にあって体の回転と一体化させます。<プロフィール> おぐら・だいご 1974年7月14日生まれ、東京都出身、血液型A型、ゴルフ歴12年。2007年日本プロゴルフ協会入会、アメリカのジム・マクリーンゴルフアカデミーに2年半留学、現在は都内を中心に活動中。生徒の中にはWBCで活躍した青木選手を含む有名人も多数。 リアスポ読者のみ都内出張レッスン承ります! ご応募はEメールで。up-golf@ezweb.ne.jp◎質問大募集 ゴルフに関する質問・疑問を大募集します。採用されたものは紙面で小倉プロが直接答えます。どんなささいなことから、聞きたくても直接プロに聞けなかったことまで何でもOK。 はがきに住所、氏名を明記し、〒135-0063 東京都江東区有明1-1-7 リアルスポーツ「小倉プロに聞け」係まで。または、リアルスポーツホームページの「お問い合わせ」欄からの応募も可。
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スポーツ 2009年11月12日 15時00分
女子ゴルフに吹き荒れる“韓国旋風”
女子プロゴルフ界に史上空前の“韓国台風”が吹き荒れている。8日に終わった米ツアーを兼ねた「ミズノ・クラシック」で優勝したのは栄ボベで、実力ナンバーワンといわれるオチョア(メキシコ)を押さえて栄冠を手にした。 さらに2位タイに朴喜暎(パク・ヒヨン)、5位タイグループには全美貞(ジョン・ミジョン)、申智愛(シン・ジエ)、朴仁妃(パク・インベ)と3人が名をつらねているのだ。そして9位タイにも金寅敬(キム・インギョン)と続けば、もう口アングリの“キムチ・パワー”の猛威というほかない。日本からも宮里藍、上田桃子をはじめとしてトップクラスがズラリと顔をそろえている中での“快挙”だけに、その実力は、今や世界を席巻しているといえる。 この快進撃の秘密は異常なまでの練習熱心さにあるといわれ、「ラウンドが終わっても夜中までティーからパットまで反復練習をしているんです。これは日米の選手にもできないことです。特に現在米ツアーの賞金王を突っ走る申智愛(シン・ジェ)が練習好きだから、みんな彼女を見習っているんです」(ゴルフ記者)となる。 そして12月4、5日には第10回の日韓対抗戦が行われ、日韓13人ずつの選手が参加する。宮里藍が5年ぶりに出場するのをはじめ現在賞金王争いのトップをいく諸見里しのぶ、追う横峯さくららも参加。そして韓国勢は申智愛をはじめ日本ツアー4勝の全美貞らミズノ・クラシックの上位者がそろって出場する。韓国台風にのみ込まれてしまうか日本勢。どうやらこの勢いは来季まで続いていきそうである。
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その他 2009年11月12日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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スポーツ 2009年11月12日 15時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元水泳選手・田島寧子さん
シドニー五輪の水泳競技、女子400メートル個人メドレーリレーで銀メダルに輝き、「めっちゃ悔しいっ! 金がいいです!!」の絶叫を上げて注目を集めたのが田島寧子。このセリフは2000年暮れの「流行語大賞」に選ばれた。そんな印象が残る田島は今どうしているだろう。 1981年、神奈川県鎌倉市で生まれ3歳から喘息(ぜんそく)の体質改善のために水泳を始めた。幼稚園の時に東京都練馬区に引っ越し、南光スイミングスクールに入り、水泳に本格的に取り組んだ。小学校、中学校ともに水泳部がなかったので、水泳部のある東京立正高校、日本体育大学へと進学した。97年から2000年の日本選手権では、女子400メートル個人メドレーリレーで4連覇を成し遂げた。その記録を持ってのシドニー五輪参加だった。 レースが終わった直後に「記録を見たら予想以上によかったので『私が早かった』と思ったのですが…」とインタビューに応え、この後に出たセリフが先の流行語大賞になったのだ。 そして、表彰式では表彰台から落ち、その際に左足を捻挫して他の出場種目では精彩を欠いて予選落ちという不運もあった。このシドニー五輪を限りに現役を引退、大学も中退してタレント業に転身した。 だが、水泳連盟に相談をしなかったこともあって、世間も冷ややかだった。田島は五輪で人気者になると、以前から「将来はイルカの調教師かデザイナーが夢」と語ったり、03年のNHKドラマ「てるてる家族」に出演したりしていた。 07年3月には「芸能活動を休業してOLとして働いている」と一部マスコミ報道された。さらに08年8月のスポーツ紙の取材に対して「今は一般人で、水泳などのコメントはしていない」と家族も含めこう語っていた。
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レジャー 2009年11月12日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」店を辞めた後に連絡があるキャバ嬢
「私が最初に指名した子は、結婚して辞めちゃったな」 「別の子は、田舎に帰ったっけ」 ある夜、初めてのキャバクラで、かつて指名したことがあるキャバ嬢の話になった。なんでそんな話になったのか、といえば、席に着いた嬢(26)が、 「もうそろそろ私も年だし、結婚しようかな」 と言い、婚活話になったからだ。そのとき、どのように店を辞めるべきか、やはり「みずあげ」が一番いい、という話になった。 もともと「みずあげ」というのは「水揚げ」で、芸妓遊女が初めて客と肉体関係を持ち、処女を喪失すること。その客が「旦那」となり、スポンサーとなることを指します。現在では、水商売を上がることを「みずあげ」と呼んだりしますが、この場合は「水上げ」と書き、業界からの引退を指します。お客との結婚というケースも多いと聞きます。 そんな話になったとき、この嬢が、 「てっちゃんは、やさしいのね」 すでに下の名前「哲也」を言っており、すると、呼びやすいように「てっちゃん」と嬢は私を呼んでいました。そこで、「てっちゃんは、優しそうですね」と言われた後に、そう言われたのだ。 「どうして?」 私が聞くと、嬢は、店を辞めた後でも、業界を引退した後でも、連絡を取っていることを上げた。普通は、連絡を取らなくなる嬢が多いのだろう。私だって、まったく連絡が途絶える嬢もいました。指名していた時には親しくしていたように見えても、関係が途絶えるということもありました。そのため、私にとっては、店を辞めた後に連絡が続く嬢がいるのは、偶然だと思っています。 最近、六本木の店を辞めた嬢から連絡がありました。この嬢とは長い付き合いです。でも、この嬢は、辞めた後に別の店を探していますので、つなぐために連絡をしてきただけでしょう。 また、赤坂の店に勤めていた嬢も、最近は、新橋の店に移籍したことを伝えてきました。こうした連絡が、つなぎとめたい客たちにあるのでしょう。だから、私が「やさしい」かどうか、というよりは、「付き合いやすい」と考えているのだろうと思うのです。 そう思うのは、特に私が嬢たちに何かをした記憶がないからです。それなに、特別に思われる理由がありません。「やさしい」という言葉も、「やさしい」=「特別視」とも思えません。仮に、本当にそう思われていても、なんだか素直に納得はできないものです。 そういえば、「もうすぐ店を辞める」宣言をしている嬢が複数います。ある嬢は、やりたい仕事を探すそうです。別の嬢は、まだ何がしたいのかはわからないらしく、ゆっくり考えるための時間が欲しい、といいます。彼女たちが引退をしても、プライベートで連絡を取り合うことがあるのでしょうか。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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社会 2009年11月11日 15時00分
市橋容疑者1000万円懸賞金の行方
2年7カ月の逃亡劇に幕。千葉県市川市のマンションで2007年3月、英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件で、大阪府警は10日夜、死体遺棄容疑で指名手配中の無職市橋達也容疑者(30)を逮捕、身柄を11日未明、捜査本部のある千葉県警行徳署に送致した。同容疑者のクビには警察庁が懸賞金1000万円をかけており、懸賞金の行方が注目される。 「懸賞金の分配はきわめて難しい。逮捕の最有力情報は、来院を通報した名古屋市内の医院。鼻をさらに高くする2度目の手術を10月24日に受けたところだ。さらに、大阪潜伏中に住み込みで働いていた茨木市の建設会社の従業員、決定打の通報をしたフェリー会社の社員が候補になる。千葉県警がこの3者で情報の貢献度合いを考慮して、比率分配するしかない」(全国紙社会部記者) 同容疑者のクビには2007年6月から警察庁が懸賞金をかけていた。警察庁が同年5月に導入した公費懸賞金制度に基づくもので、逮捕の足がかりがつかめなかった今年6月、上限の1000万円まで金額を引き上げた。 トータル2年7カ月の逃亡生活を続けた市橋容疑者は、懸賞金が1000万円になってからわずか半年でジ・エンド。懸賞金目当ての通報だけだったわけではないにせよ、同制度の運用を考えると世間が納得する分配をしなければならない。指定事件36件中、警察庁としては同制度を適用した初の懸賞金支払い事例となるからだ。 手続きとしては、指名手配した千葉県警が逮捕に結びついた有力情報を精査し、警察庁に申請、同庁が最終ジャッジを下す。複数の情報提供者で懸賞金を分配することにはなんら問題はない。「社会的影響の強い事件だから、おそらく満額支払いとなるのではないか」(前出の記者)という。 市橋容疑者は、県警行徳署捜査本部の調べに「何も言うことはありません」と供述していることが11日、県警への取材で判明。捜査本部は市橋容疑者がリンゼイさんの死亡についても事情を知っているとみて本格的な取り調べを始めた。 捜査本部によると、市橋容疑者は大阪府警住之江署での逮捕時、容疑を伝えると無言でうなずいたが、「弁解することは何もありません。何も話したくありません」と供述している。 市橋容疑者は住之江署から行徳署までの移送の間はほとんど無言で、行徳署では、逮捕容疑についてあらためて「何も言うことはありません」と供述。取調官の質問にうなずくだけで、疲労している様子だったという。 大阪府警によると、住之江区のフェリー乗り場で市橋容疑者に似た男がいると10日午後6時44分、110番があり、警察官が駆け付け身柄を確保。市橋容疑者は沖縄行きの乗り場のベンチに座っており、警察官の職務質問に「市橋です」と認めた。住之江署内で午後8時17分、逮捕した。 フェリー会社によると、市橋容疑者は10日午後、神戸から沖縄行きのフェリー乗船を申し込んだが、出港日ではなかったため、大阪から別の船に乗ろうとして発見された。通報したフェリー会社社員のお手柄だが、ニット帽にサングラスをかけていた市橋容疑者は待合室で浮いており、周囲の疑念を集めていたという。
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芸能 2009年11月11日 15時00分
SMAP解散説再浮上
サザンオールスターズやSMAPなど人気アーティストが多数所属する老舗レコード会社「ビクターエンタテインメント」(東京都渋谷区)の売却が検討されていることが4日、明らかになり、音楽界に衝撃が走った。この一件は以前から解散がうわさされているSMAPにとって大きな転機になりそうだ。 所属アーティストにとってはただならぬ今回の売却劇だが、「ビクター」の親会社である電機メーカーの日本ビクターとケンウッドの持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」は、保有株の過半数を売却する方向と報じられた。ほかのレコード会社など複数の相手に売却を打診中だが、その中でも、コナミが最有力候補という。「JVC・ケンウッド」は同日、「報道されたような事実はない」とのコメントを発表しているが、「ビクターは夏ごろ、『ゴールデン☆ベスト』というタイトルで、青江三奈、アン・ルイス、野沢直子など大量の旧譜をリリースしている。まるで在庫一掃セールのようで、売却話の信ぴょう性は高い」(音楽ライター)。 「JVC・ケンウッド」は昨年秋以降の世界的な景気悪化を受けて業績不振が続いている。売却で事業を絞り込み、経営再建するのが狙いで、コナミは携帯電話向けの配信事業などを展開しており、音楽ソフト事業の買収によりコンテンツの強化を図るという。 「ビクターにはかつては吉永小百合、橋幸夫、森進一、ピンク・レディーらが所属し昭和歌謡界をリードした。すでに契約を解除されたが、酒井法子被告もデビュー以来所属していた。酒井被告の事件を受け、関連商品の販売中止や、楽曲の配信停止で損失はあったが、それは売却話には関係ない」(レコード会社関係者) 「ビクター」の2トップとして君臨しているのが、ともに日本の音楽界を代表する人気グループであるサザンとSMAP。「2組はどこのレコード会社もほしがる逸材。“移籍金”はかなりの金額になりそう」(同)というが、サザンは今年から活動休止中で、SMAPはグループの存続自体が危ういという。 「SMAPはおととしの秋、エイベックスへの移籍がうわさされたことがあるが、実現しなかった。その理由は、グループとしての活動および楽曲のリリースに意欲的ではなく、メンバー5人がソロで映画出演を中心にこなしていきたかったから。エイベックスは自社で映画製作をしているため、それでも話はまとまりかけたが、結局のところ、諸条件が合わずに流れた」(同) 以前は積極的にグループとしての活動を展開したSMAPだが、2007年以降、シングルはわずか4曲しか発売しておらず、昨年9月発売のアルバム「super.modern.artistic.performance」の売り上げは全盛期にはほど遠い約26万3000枚だった。 「アーティストとしての人気はすでに事務所の後輩の嵐の方が上。制作費の大幅カットの関係でフジテレビの『SMAP×SMAP』の打ち切りが濃厚。スマスマとビクターの件は解散のいいきっかけになったのではないか。今年記念すべき60回の紅白歌合戦のトリをつとめて解散発表、というサプライズ計画も浮上しているらしい」(芸能プロ関係者) またもやSMAPに解散説だ。
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