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レジャー 2009年11月09日 15時00分
AR共和国杯(GII、東京芝2500メートル、8日) ミヤビランベリが一人旅決める
「第47回AR共和国杯」(GII、東京芝2500メートル、8日)は、好スタートから逃げた11番人気のミヤビランベリが直線でアーネストリーの追撃をしのぎきり、1馬身差の快勝。重賞4勝目を挙げた。3着には10番人気のヒカルカザブエが入り、3連単は92万円の波乱になった。1番人気のジャガーメイルは5着に終わった。 春の目黒記念を0秒8差で圧勝した実力は本物だった。好スタートから主導権を取ったミヤビランベリがまんまと逃げ切り勝ちを収め、重賞4勝目を挙げた。 「先生(加藤敬調教師)からは『馬の気分に任せて』といわれていました。とくにハナにはこだわっていなかったが、スタートが良かったので行っちゃおうと」と殊勲の吉田隼騎手。 1000メートル通過が1分0秒2、2000メートルが2分1秒7と絶妙なペース。直線では2番手から猛追したアーネストリーにいったん交わされたが、ここからがこの馬の真骨頂。持ち前の勝負根性を発揮すると、逆に1馬身差をつけて勝利のゴールへ飛び込んだ。 「しぶとい脚があるのが分かっていたから、あきらめずに追っていたら、差し返してくれました」と吉田隼。「馬のおかげです」と謙そんしたが、まったくのテン乗りで結果を出したあたりが、ジョッキーとしての成長の証し。菊花賞のフォゲッタブル(2着)ではハナ差で涙をのんだが、見事に雪辱を果たした。 一方、管理する加藤敬師も笑顔いっぱい。3番人気に推された前走の札幌記念では14着に惨敗していただけに、喜びもひとしおの様子だ。「前走はプラス10キロの数字以上に重かった。気候のいいところでノンビリしすぎたみたい。今回は絞れていたし、最後はいい根性を見せてくれたね」 昨夏の福島の七夕賞で重賞初Vを飾ってから、これで4つ目のタイトルをゲット。6歳になったが、まだ進化の途中だという。「デビュー2戦目で骨折して1年以上休んだからね。まだ脚にはボルトが入っている。昨年の七夕賞が53キロ、今年は57キロで勝ったのを見てもらったら分かるように、力をつけている。イレ込む馬だったが、今はずいぶんと落ち着きが出てきたから」と精神面の充実を強調した。 気になる次走については「未定」としたが、「ここまできたら選択肢が限られるから」。まだ体質的な弱さが残るため、ジャパンCはパスし、暮れの有馬記念に向かう模様だ。 過去2年の覇者はGIホースに輝いている縁起のいい重賞。長距離の逃げ馬として確固たる地位を確立した個性派から目が離せない。
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レジャー 2009年11月09日 15時00分
ファンタジーS(JpnIII、芝1400メートル、8日) タガノエリザベート 末脚一閃
「第14回ファンタジーS」(JpnIII、芝1400メートル)は8日、京都競馬場で行われ、川田騎手が手綱を取った8番人気のタガノエリザベート(牝2歳、栗東・松田博厩舎)が優勝。勝ち時計は1分21秒2(良)だった。1番人気のラナンキュラスは好位追走から流れ込み4着に終わった。 道中はポツンと最後方。人気薄の気楽さからか、自分の競馬に徹したタガノエリザベートが大金星をもぎ取った。うなるような末脚で15頭をごぼう抜き。ゴール前で粘るベストクルーズを交わした瞬間、鞍上・川田が、右のこぶしを握り締め、小さくガッツポーズを決めたシーンが印象的だった。 「4角で楽な手応えだったので、うまくいけば突き抜けるかなと思った。それにしても、ビックリするような脚だったね」とジョッキーは満面笑みでレースを振り返った。 ラスト3F33秒5は、もちろんメンバー最速。前々で展開したベストクルーズ、ラナンキュラスなどが掲示板に残った結果からも、いかにその切れ味がズバ抜けていたかが分かる。 愛馬の思わぬ(?)激走に、松田博調教師も「次走? 一応、阪神JFを考えているが、馬の状態を見てからやな」と照れ笑いを浮かべながら話した。 新馬Vの後は、ききょうS→デ杯2歳Sで(5)(6)着止まり。底割れの感を見せ始めていたなかでの逆転勝利の要因は、乗りかわった川田との相性か、それとも京都芝1400メートルへの適性か。いずれにしても、ニューヒロインの誕生で2歳牝馬戦線は混とんしてきた。
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芸能 2009年11月09日 15時00分
石原さとみ「いい気分になって」
女優の石原さとみが7日、都内の書店で「2010年度カレンダー発売記念握手会」を行った。 カレンダーはオフの日をイメージして制作され、お気に入りの1枚は「1番ナチュラルで自然体」と話す3、4月の緑色のキャミワンピを着たものだという。 石原は「カレンダーにはナチュラルな私が出ています。朝、この写真を見ていい気分になってもらえたらうれしいですね」と、はにかみながらPRした。 クリスマスイブの24日に23歳の誕生日を迎えるが「地方でロケの撮影をしていると思う。その日のうちに帰れたらうれしいけど…現場で過ごすのは慣れているので」と話し、ファンを安心させた。 2010年の抱負を聞かれると「2009年がとても忙しかったので、親友といろんなところへ行きたい。いろんな場所へ行って、いろんな経験をして、素敵な女性になれたらいいな」と目を輝かせた。
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芸能 2009年11月09日 15時00分
山田孝之が「別に…」
映画「大洗にも星はふるなり」の初日舞台あいさつが7日、都内の映画館で行われ、マドンナを務める女優の戸田恵梨香らが登壇した=写真。 憧れのマドンナをめぐる7人の暴走男たちのラブエンターテインメント。恋愛にちなんでクリスマスの予定を聞かれた主演の山田孝之は「ぼくキリスト教じゃないんで…正月の準備をします。仏教に基づいてる? 別に…」と沢尻エリカをほうふつさせる回答。 慌てた共演者らからすかさず「『別に』は言わないの!」と注意された。 関ジャニ∞の村上信五との熱愛が報じられた戸田は「仕事してると思いますね。休めたら休みたいけど…」と軽くかわしていた。
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芸能 2009年11月09日 15時00分
ほしのあき ご満悦
タレント・ほしのあきが8日、東京競馬場で行われた「第1回ジョッキーベイビーズ」で初めて誘導馬に騎乗、晴れ姿を見せた。 この日のために1カ月以上も乗馬の訓練をしてきたというほしのは「せっかくの機会だから楽しもうと思いました。コースに出た瞬間、ものすごく気持ちよかったです。これからも乗馬は続けて、海岸を走ってみたい」とご満悦の様子。詰めかけたファンらに笑顔で応えていた。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
田中塾長が開いた道にロマンを求めた超危険な格闘王・桜木裕司
佐山サトル(掣圏真陰流総監)の一番弟子である桜木裕司が究極の格闘技に挑み、心身ともにスケールアップ。桜木は10月17日、ロシア・ハバロフスクで開催のロシアパンクラチオン大会に出場。左フックでカジエフ・アラブトディンをKOし、ロシアパンクラチオン無差別級王者となったが、その試合形式は想像を絶するものであった。 ロシアパンクラチオンのリングは金網に囲まれ、グローブの着用は義務ではなく任意のため、ほとんどの選手が素手で闘っている。だが、驚くべきはそれだけではない。噛み付き、金的以外は何でもあり。ロシアパンクラチオンは他に類を見ないオープンルールが採用されていた。 その危険な格闘技を発掘したのは掣圏真陰流総師範であり、スーパータイガージム田中塾の田中健一塾長だった。究極の格闘技を探し求める田中塾長は、2004年11月に単身ロシアに渡り、現地の格闘技を視察。「掣圏道(掣圏真陰流の旧名)のアルティメットボクシングでロシア人の強さに魅了された。ロシアに行けばすごい人間がいるはず」という狙いに狂いはなく、「町を歩けば日本の総合格闘技のチャンピオンクラスの人間がゴロゴロいる」という。 そして、ロシアパンクラチオンを目の当たりにした時、「こんな究極な格闘技がまだあるのかと衝撃を受けた。日本でやっている総合格闘技の観念が吹っ飛び、いままで俺がやってきたのは何だったんだとなった。それを見てしまった以上、見て見ないふりはできない」とロシアパンクラチオンと真正面から向き合うことを決意し、闘いを挑む日本人ファイターを募った。誰もやりたがらなかったが、最初に名乗り出たのは掣圏真陰流の瓜田幸造(現UKF総合ミドル級王座)だった。だが、瓜田が惜敗してしまった。 そこで現れたのが桜木だった。日本人ファイターのひとりとして、また掣圏真陰流の一員として「このままでは終われない」と出場を決意。それは、自分の生き方を貫くための挑戦でもあった。 「田中先生が言われたように、知ってしまった以上、そのルールを一度やらないと自分にうそをつくことになる。もともと佐山先生のところに入ったのも、自分が一番落ちていた時、優しいところに行けば自分から逃げたことになる。一番厳しいところに行って、それでダメならあきらめもつくというのが根本にあった」 そして見事、ロシアパンクラチオンのリングで勝利を収めてベルトを獲得。桜木は今回が初戴冠となるが、「これは一つの形であって、これで終わりでもなんでもない。その瞬間の相手に勝ったというだけで、また同じ相手とやったらどうなるか分からない」という。 桜木は今回の王座獲得は通過点ともいう。「いろんなメジャーなチャンピオンがいるけど、僕の中では誰にも恥じないベルトだと思っています。誰でも行けるわけじゃないし、誰でも挑戦できるものじゃない。お金でも名誉でもない。格好つけた言い方かもしれないですけど、男のロマンですね」と胸を張った。 厳しい指導で知られる田中塾長だが、桜木をはじめ、さまざまな格闘家が師事しているのには理由がある。桜木は「怖いけど、田中先生のところに行けば本物を感じられる」という。さらに「ベルトを取ったことでいろんな意味で恩返しをしたい。自分が教えている子たちの自信になればいいし、僕の中で一番世の中に発信したいのは、田中先生の興行論でなく実戦論という考え。それが間違っていないと、もう一回世間に投げかけたい」と言葉を続けた。 桜木は9月13日にUKFキックボクシングのインターナショナルヘビー級王座も獲得しており、現在2冠王に君臨するが、それは飽くなき向上心と探究心が呼び込んだ結果である。総合格闘技をつくった佐山サトルの愛弟子が、格闘技に新たなうねりを起こしそうだ。◎田中塾の成り立ち 田中塾長は修斗ライト級初代世界王者で、シューティングの頂点を極めた後も、国内にとどまらず強さを追求し、さまざまな国で単身武者修行を敢行。世界の強豪と手合わせをしている。27歳で師範となり、1999年に田中塾を結成。 04年、素手で戦うミャンマー・ラウェイの試合のため、敵地ミャンマーに乗り込んだ。田中塾の生徒が現地の王者をKOしたことは、ミャンマーだけでなく、日本格闘技界にも衝撃を与えた。 究極の格闘技を目指すスーパータイガージム田中塾・船橋武道センターでは、「格闘技だけの指導ではなく、人間としての礼節、マナーをしっかりと教える」形を取っている。<プロフィール>桜木裕司(さくらぎ・ゆうじ)。1977年7月20日生まれ。宮崎県宮崎市出身。高校入学を機に極真会館宮崎支部に入門。わずか1年9カ月で初段を許され、ジュニア時代には高校タイトルを総ナメにし、エリート空手家の道を期待される。 高校卒業後、自衛隊を経て日本体育大学入学と同時に上京。顔面攻撃の重要性とより実戦性を追求して、さまざまなジムで練習を積み、2000年7月に生涯の師である佐山サトルと出会い、掣圏道に入門。入門3カ月目にアルティメットボクシングでプロデビューを果たす。国内外のさまざまなプロモーションでルール、対戦相手を選ばず激闘を繰り広げている。現在は掣圏真陰流師範を務めている。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
新日本 真壁 血の海で飯塚KO
新日本プロレス8日の東京・両国国技館大会では、“暴走コング”真壁刀義が因縁が絡む飯塚高史とチェーンデスマッチに臨み、大流血戦の末に遺恨清算マッチを制した。飯塚との抗争に決着をつけ、新日最強のデスマッチキングであることを証明。次なる獲物をIWGPに定め、9月の王座決定戦で敗れたIWGPヘビー級王者中邑へのリマッチを要求した。 暴走コングが恨みを晴らした。1日の後楽園ホール大会終了後に菅林直樹社長と接待に向かうところ、駐車場で飯塚からテロ攻撃された真壁は「観客が喜ばない凄惨で静まり返る試合。消し合いになる」としていたが、フタを開ければまさにその言葉通りの潰し合いだった。 入場とともに襲いかかってきた飯塚に引きずられてリングイン。互いにチェーンで結ばれる中、場外でチェーンナックルを食らい額を割られた。額に噛みつかれて出血し、10分過ぎにはエプロンサイドで絞首刑。飯塚の猛攻に、普段は「チェーンデスマッチの事なら任せとけ」と豪語している暴走コングも成す術がない。 額の流血で駐車場での惨劇がよぎったのか、新日最強のデスマッチファイターはへたり込むばかり。その光景に観客からもタメ息が漏れる。だが、15分過ぎにトップロープでの攻防で息を吹き返し、スパイダージャーマンでブン投げて一気に形勢逆転。そのまま最後は16分55秒キングコングニーを首もとにブチ込んでなんとかKO勝ち。 ほぼ見せ場がない試合ながら、一瞬のスキをついて憎き飯塚の息の根を止めて担架送りにした真壁は「この試合は存在の消し合い。観客が喜ばない試合をやっただけ。飯塚とは3段も4段も格が違うんだよ」とミッション遂行にご満悦。飯塚との抗争にケリをつけたデスマッチキングは「次の標的はIWGPだ」とIWGP挑戦を要求した。 「俺はG1獲った男だぞ。オイ中邑、次は俺だ」。G1決勝で勝ち、9月神戸大会の王者決定戦では敗れたが成績1勝1敗の中邑との再戦を熱望していた。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
新日本 “消化不良”のIWGPタッグ
両者リングアウト決着にファンの怒りが爆発。IWGPタッグ選手権は、ブーイングに包まれる後味の悪いものとなった。 声援は王者のチーム3Dにではなく、挑戦者のジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン組に集中する。ファンは常連外国人として新日本魂を宿す2人にベルト奪回の期待を寄せていた。 そんな中、キラリと光る存在感を見せたのがアンダーソンだ。いぶし銀と呼ばれた木戸修を彷彿させるインサイドワークは絶品。献身的なサポートにより、バーナードの力強さが如何なく発揮されていく。 勢いは明らかに挑戦者組にあった。ゆえに引分け防衛は、ペースを乱された王者組の苦し紛れの策という印象は拭えない。試合後、会場はブーイングに包まれたが、大半は3Dに向けられたもので、ベルトを投げ捨てる行為などがファンの怒りに拍車をかける。 だが、3Dはブーイングの本質を理解しておらず、そのことに質問が及ぶと「質問の意味がわからない。殴られたいのか? 俺たちはベルトを持って帰れればそれでいいんだ」と報道陣に食ってかかる始末。なお、結果に納得がいかぬバーナード組は再戦を要求した。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
新日本 敗れたかずちか ストーカー宣言
岡田かずちかが闘魂を見せつけた。打倒TAJIRIに燃える岡田はゴングと同時に猛進。攻撃力で上回り、外敵の余裕を奪う戦いぶりをみせた。 最後はマヒストラルに丸め込まれたが、その奮闘ぶりは評価されてしかるべきだろう。本人はこのまま引き下がるつもりはなく「アイツが棚橋さんに付きまとうなら、俺もアイツに付きまとう」とストーカー宣言をした。一方、ブーイングを「声援」と解釈するTAJIRIは、田中将斗&邪道&外道とスクラムを組む体制を敷いた。
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スポーツ 2009年11月09日 15時00分
息吹 来年2月で活動休止
若手の登竜門的なイベントとして、女子プロレス活性化の一翼を担ってきた「息吹」が来年2月で活動休止となる。 これは8日、後楽園大会でプロデューサーを務める吉田万里子が表明したもので「次のステップのために新しいコンセプトを探す」と事実上の終了をアナウンスした。 息吹は2005年に若手にチャンスを与える場として産声を上げ、木村響子、江本敦子ら当時の新世代が大きく台頭。以降、支配下選手は生え抜きの松本浩代を筆頭に増えていき、Ray、中川、大畠が他団体から加入。モンゴル人のエスイ投入やアマレスラーをデビューさせるなど話題性もあった。 だが最近は新鮮味が薄れ、マンネリは否めなく吉田は1年前から危機感を抱いていたらしく、この日の発表となった。 メーンでは松本が3本勝負で江本に勝利。「息吹は小さなくくりであり、目指すは中心」と松本は言い切り、江本は「こだわる場所ではなくなった」と発言。最後の大会は来年2月11日の新木場昼夜興行と決定した。
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