小沢一郎
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社会 2022年01月19日 10時50分
小沢一郎氏「政府はなぜここまで学習能力が無いのか」まん防適用を批判 蓮舫氏も「驚きを禁じ得ません」
小沢一郎衆議院議員が1月18日のツイッターで、21日から東京都など13都県へ追加適用が予定されているまん延防止措置に苦言を呈した(アカウントは事務所名義)。 >>玉川徹氏「もう本当に馬鹿だと思う」政府のオミクロン株対策に怒り「クビにしたくなってくる」発言で賛否<< 小沢氏は「1都12県に21日からまん延防止措置適用との報道。しかし、措置の内容は全く決まっていない。毎回、同じことの繰り返し」と批判。続けて、「突然の方針決定で、飲食店等では仕入れや人の手配で大混乱。一定の時間的余裕がなければ、準備できる訳がない。政府はなぜここまで学習能力が無いのか。まずは現場を理解すべき」と政府対応を批判した。 これには「まったくです!飲食店を何だと思っているんですか。3日前に発表するからその間の仕入れを廃棄しろとでも言うのか。時短、休業保証の内容もないのにどう対応しろと言うのか。なぜこうも現場に対する想像力がないんだ!なぜこうも無知なんだ!」「飲食店だけイジめてどうするんですかね」「今回は第6波というのに、これまで政府は何を学んでこられたのでしょうか」といった共感の声が聞かれた。 さらに、蓮舫参議院議員も小沢氏のツイートを引用して、「自粛と補償はセットです。施政方針演説で岸田総理から補償の提案がなかったことに驚きを禁じ得ません。突然のまん延防止等重点措置、知事からの時短営業や酒類提供自粛は飲食店等への大きな打撃にしかなりません。予備費の活用が必要です」と意見を寄せた。 一方で、「地元自治体がまん防適用の要望を出してきたから対応してるんだよ?地方自治体の判断を無視するのは何故ですか???」といった、まん防の発出はあくまで自治体からの要請に基づき政府が決定している原則論を確認する声も聞かれた。 それでも、今回の「まん防」発出には疑問を持つネットユーザーが多く、小沢氏の提言に共感の声が多く集まったと言えるだろう。記事内の引用について小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho蓮舫氏のツイッターより https://twitter.com/renho_sha
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社会 2021年11月06日 10時00分
小選挙区落選の小沢一郎氏、地元民の評判を落とすエピソードが多かった?
10月31日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、立憲民主党の小沢一郎氏が小選挙区で落選した。比例代表で復活当選を果たすも、選挙区落選は初の経験となる。小沢氏が出馬した岩手3区では、自民党の藤原崇氏との一騎打ちとなった。79歳の小沢氏に対し、藤原氏は38歳と年齢差もあり、有権者は野党の重鎮よりも、若い与党議員を選んだ。 >>小沢一郎氏、岸田首相らは「最低限の倫理観・道義心を持たない連中」森友学園問題への対応巡り猛批判<< 小沢氏は今回の選挙では公示日に、地元の選挙区で第一声を上げた。これまでは他候補の応援などで全国を飛び回るのが通例のため、地元へ立ち寄ることはほぼなかった。それだけ今回の選挙に危機感を感じていたのだろう。元々地元へ寄り付かない小沢氏をよく思わない有権者がいたとしてもおかしくはない。 小沢氏はこれまでにも、地元の有権者の評判を落とすエピソードが伝えられてきた。2011年に発生した東日本大震災を受けての行動が、2012年の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたこともある。記事は小沢氏の夫人が支援者に宛てた手紙を紹介しており、別居中の夫人の元へ震災直後に小沢氏が訪ねてきて、放射能汚染が進んでいるため、今すぐ逃げるように促したという。さらに、水や塩の買い占めも伝えられている。小沢氏側はこの事実を否定している。だが、小沢氏が震災後初めて地元岩手を訪れたのは3月28日であり、警備上の理由とされたが、すぐさま駆けつけなかったのは有権者の信頼を得にくいと言えるだろう。 当時、小沢氏の側近だった衆議院議員の黄川田徹氏(肩書は当時)は、震災復興へ力を入れず政局争いに終始する小沢氏に失望し、後に関係を絶っている。今回の選挙で岩手1区から立憲民主党で出馬し当選した階猛氏も、震災をきっかけに小沢氏との関係が悪化。今回の選挙では階氏の公認に小沢氏が反発し、確執が露わになった。だが、現在も小沢氏の最側近とされる岩手県知事の達増拓也氏は小沢氏に同調。相変わらずの政局争いに不快感を示す有権者も少なくなかったのだろう。 今回の選挙では自民党の元幹事長だった石原伸晃氏や、立憲民主党の代表代行、選対委員長を務めていた平野博文氏が小選挙区で落選。ベテラン、重鎮系議員の苦戦が伝えられるが、小沢氏もその象徴的なケースの一つと言えるかもしれない。
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社会 2021年10月14日 12時00分
山本太郎氏、東京8区出馬に関し小沢一郎氏関与を否定 本人は元秘書の投稿を意味深リツイート
れいわ新選組代表を務める山本太郎氏が10月13日のツイッターで、衆議院東京8区からの出馬の裏で小沢一郎氏が動いていたという報道を否定した。山本氏は「東京8区について、山本太郎から小沢さんに初めてお伝えしたのは、10月8日立候補会見の2時間前。発表前、直接ご挨拶に伺った時。事前に小沢さんに相談はしていない。小沢さんは、勝手に踏み込んできたり指図をする方ではない」とツイート。山本氏は、演説では立憲民主党の側から複数回、同区への出馬打診があったと話していたが、そこに小沢氏は関わっていないようだ。 >>山本太郎東京8区問題に絡め「野党共闘は全くのウソでした」有田芳生議員が自身の“苦い思い出”明かす<< これには、ネット上で「小沢一郎さんと山本太郎はつまらん話はしないわな」「なんで小沢さんの話が出てきたのか。名前出した人の意図が知りたいよ。無関係なのに」といった声が聞かれる。 さらに、山本氏の投稿に先駆けて、13日朝には小沢氏の元秘書で元衆議院議員の川島智太郎氏もツイッターを更新。「問い合わせが多いので一言。山本太郎代表の東京8区出馬はいかにも小沢一郎さんが画策したかのように言われる方がいらっしゃるようですが全く関わってはおりません。もちろん野党共闘の候補者としてまた同志として頑張ってほしいと常に気にしている存在であることは間違いありません」と否定している。こちらにも「今でも小沢さんを悪者にしたい勢力は健在なようですね。山本太郎さんを悪者にしたい勢力も」「でも立憲の支持者の中には小沢一郎が画策したという話に食いつく人が結構いるんだろうな」といった声が聞かれた。 小沢氏本人の動きは、川島氏の投稿をリツイートするに留まっている(アカウントは事務所名義)。実質的には沈黙を貫いていると言えるだけに、この件についてはやはり説明が待たれるところだ。記事内の引用について山本太郎氏のツイッターより https://twitter.com/yamamototaro川島智太郎氏のツイッターより https://twitter.com/tomotaro_japan
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社会 2021年10月12日 12時40分
山本太郎東京8区問題に絡め「野党共闘は全くのウソでした」有田芳生議員が自身の“苦い思い出”明かす
立憲民主党の有田芳生参議院議員が10月11日のツイッターで、れいわ新選組の山本太郎代表が衆議院東京8区(杉並の大半、自民党の石原伸晃議員選出)での立候補を断念した話を受け、自身の苦い思い出を語った。山本氏は東京8区に野党統一候補として立候補すると発表したが、同区では立憲の吉田晴美氏を統一候補として擁立する動きが進んでいたため、立憲の支持者を中心に大きな反発が起こっていた。 一部報道によれば、山本氏は小沢一郎氏らとの間では話を取りまとめていたが、それが枝野幸男代表まではっきり伝わっていなかったとされる。当然、現場にも声は届いておらず、唐突な立候補発表となり混乱を招いた形だ。 >>小沢一郎氏、緊急事態宣言の全面解除は「イメージ優先の選挙対策。政治的演出が主眼」とバッサリ<< 有田氏は山本氏の撤退が報じられた後、「山本太郎さんの東京8区問題で苦い記憶が蘇る。新党日本で参議院選挙(07年比例区16万票)に敗北。衆院選をめざし民主党の選対委員長から『君は野党共闘の象徴だ』と言われ、東京9区(練馬)に事務所を構えて1年間活動。ところが09年、総選挙前に小沢一郎さんから東京11区(板橋)へと指示が出た」と振り返った。 さらに、「板橋に事務所を構えて09年総選挙を新党日本公認、民主党推薦で闘いましたが、約3000票差で敗北。民主党公認なら当選していたでしょう」とツイート。この年の選挙では、民主党が躍進し政権交代が起こったが、有田氏は当選できなかった。続けて、「翌10年夏の参議院選挙で僕は当選します。ここで山本太郎さんにお伝えしたいことになります。練馬で『野党共闘の象徴に』という幹部の話は僕の場合はまったくウソでした」と裏事情を暴露している。 この書き込みに、ネット上では「今回の案件も、小沢一郎氏の指示だったのだろうか?それを平野博文選挙対策委員長が了承し、山本太郎氏も、党としても了承されたと思い込んだということなのだろうか?」といった声や、「やはり小沢一郎への遺恨を山本太郎で返したわけですね。ただの私怨じゃないですかそれ」といった枝野氏を評する声などが聞かれた。さらに、「思い出話とか醜悪、野党共闘ぶっ潰してんだぜ」といった声も聞かれ、解散と告示を直前にしての党内のゴタゴタを批判する声も聞かれた。 今回の山本氏擁立の動きにも小沢氏は関係していると見られ、同様の経験をした有田氏としては思う所があるようだった。記事内の引用について有田芳生氏のツイッターより https://twitter.com/aritayoshifu/
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社会 2021年10月08日 11時55分
小沢一郎氏、岸田首相らは「最低限の倫理観・道義心を持たない連中」森友学園問題への対応巡り猛批判
小沢一郎衆議院議員が10月7日のツイッターで、岸田文雄新首相らを猛批判した(アカウントは事務所名義)。 小沢氏は、森友問題で自殺した元職員の妻が再調査を求める手紙を岸田首相に送ったニュースのリンクとともに、「岸田総理は一貫して森友・加計問題、桜を見る会、広島巨額買収事件の再調査を否定。森友問題再調査をほのめかした途端、安倍氏の逆鱗に触れ、すぐ撤回するという情けなさ」とツイート。続けて、「政策云々の問題ではない。最低限の倫理観・道義心を持たない連中が何を言おうと無駄。政権交代で真相究明をする以外に道はない」と怒りを爆発させた。 >>小沢一郎氏、緊急事態宣言の全面解除は「イメージ優先の選挙対策。政治的演出が主眼」とバッサリ<< 小沢氏が指摘する通り、岸田氏は森友問題に関し、自民党総裁選への出馬をめざしていた当初は「さらなる説明」を求めていたが、途中から「再調査は考えていない」とスタンスを一変させた。安倍晋三元首相が高市早苗氏支援を表明したのは、この動きに怒りを示したためではと、一部メディアでは報じられていた。 小沢氏の書き込みに、ネット上では「総理が岸田氏に変わろうとどうしようと、自民党である以上、モリカケ桜問題等をサラッと無視する以上、ダメなものはダメ」「安倍も、人の心すら無かったが、岸田も心すら無い人間、人の話をよく聞くと言っておきながら、亡くなった赤木さんの遺族の方の話すら聞く耳すら持っていない、総理になる人は、人の心すら無くなるのだろうか」といった「倫理」を問う声が聞かれた。 このほか、「その他闇に葬られそうな案件諸々、政権交代を現実のものにしてはっきりさせたいですね」といった声も聞かれた。 岸田内閣はいわゆるご祝儀相場もなく、低い支持率からスタートした。やはりそこにあるのは、小沢氏が指摘する通り、「最低限の倫理観・道義心を持たない連中」であると国民に見抜かれているせいかもしれない。記事内の引用について小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho
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社会 2021年09月29日 12時00分
小沢一郎氏、緊急事態宣言の全面解除は「イメージ優先の選挙対策。政治的演出が主眼」とバッサリ
小沢一郎衆議院議員が9月28日のツイッターで、政府が全国的に出されている緊急事態宣言を全面的に解除する方針を批判した(アカウントは事務所名義)。小沢氏は「緊急事態宣言解除。ところが、飲食店規制は引き続き蔓延防止並み。どこが全面解除なのか。要はイメージ優先の選挙対策。政治的演出が主眼」とバッサリと切り捨てた。 >>小沢一郎議員、菅総理に「責任を認めない人間に総理の資格はない」コロナ感染者急増受け批判<< 今回は緊急事態宣言とともに、まん延防止等重点措置も解除となるが、飲食店の酒類提供に関しては、引き続き自治体単位での制限が課される見込みが報じられている。小沢氏としては、単に「全面解除」をパフォーマンス的にアピールしているだけではないかと言いたいのだろう。これには、ネット上で「明確な基準を作るのが最優先。ご都合主義の宣言解除。いつまで場当たりが続くのか」「ずっと同じ事の繰り返しで多くの国民が犠牲になっています。空気感染には触れず飲食店虐めはやめて下さい」「実態は各自治体にまん防申請禁止のお達しが出ているとのこと。上っ面だけの対策」といった共感の声が相次いだ。 さらに、小沢氏は続けて「依然市中の無料検査体制はなく、臨時の医療施設等も整備できていない。第6波が来れば、また同じことを繰り返すだけ。楽観的コロナ対策は、いい加減止めるべき」とも提言している。こちらにも、ネット上では「第6波は決して仮定ではない。必ず来ると考えるべき。今、臨時病棟や検査拡充をやっておかなければ、また同じ繰り返しになる」といった共感の声がある一方で、「無料検査体制の整備」については「結果に対して強制力ある措置を取れるわけじゃないし、安易に間違えた免罪符が横行するのが普通かしら?」といった慎重な立場に付く意見も聞かれた。記事内の引用について小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho
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社会 2021年09月24日 12時00分
小沢一郎氏「安倍・菅政権は立憲民主主義を破壊した」憲法軽視の菅政権を猛批判
小沢一郎衆議院議員が9月23日のツイッターで、菅義偉政権を猛批判した(アカウントは事務所名義)。 立憲民主党を始めとする野党は、コロナ対策の臨時国会の開催を求めてきた。対する政府は、菅総理の後任を選出する臨時国会の招集を決めた。国会は開催されるものの、目的が異なるとして野党は批判のトーンを強めている。 >>小沢一郎議員、菅総理に「責任を認めない人間に総理の資格はない」コロナ感染者急増受け批判<< 小沢氏は「『憲法なんてお飾り。総理の利益こそ全てに優先する。法はそのために如何様にも解釈される』。安倍・菅政権は9年かけて立憲民主主義を破壊した」と猛批判した。続けて、「破滅か再生か。この国は今、岐路にある。選ぶのは国民」と問いかけている。 これには、ネット上で「これって断罪されないの?」「安倍、麻生、二階の意向に全員が動く、信じがたい党です、今回の自民総裁選で再確認できた」「自民党では日本は守れません」といった声が相次いだ。 その一方で、「選ぶのは国民ですが、早く選ばれる野党を創って下さい」といった野党の存在感の無さを指摘する声や、「その国民が全然信用できないってきてるので、結構不安」といった慎重な立場についた意見も聞かれた。 小沢氏は同日の別ツイートでは、実刑判決を受け控訴した河井克行被告と有罪判決が確定した妻の案里元参議院議員の大規模買収を巡り、自民党本部が両名に提供した1億5千万円が買収に使われなかったと発表された報道にも言及。こちらにも、「そもそも虚偽、隠蔽、改ざんばかりの自民党の根拠なき一方的な宣言を一体誰が信じるのか。幕引きを図りたいだけ。自民党は変わらない。絶対に。政権を代えないと、日本は腐敗の海に沈没する」と怒りのトーンを滲ませている。 総選挙を前にして、小沢氏の政権交代への意欲はより一層強まっていると言えそうだ。記事内の引用について小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho
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社会 2021年08月19日 12時05分
小沢一郎氏、自宅療養中の死亡報道に「完全な人災。国民の命をかけた博打」と激しい怒り
8月18日のツイッターで、衆議院議員の小沢一郎氏が激しい怒りを示した(アカウントは事務所名義)。 東京都内では新型コロナウイルスの感染者が激増し、自宅療養者が増えている。従来ならば入院措置が取られていたレベルの感染者も含まれるという。そこで、両親と子ども3人が感染し自宅療養を続けていたところ、40代の母親が死亡したニュースが飛び込んできた。 >>小沢一郎議員、政府のコロナ対策に「医療崩壊宣言」「明らかに公助の責任放棄」と猛批判<< 小沢氏は報道を受け、「日々国民の尊い命が失われていく。医療すら受けられない。少し前までは国も都も頭の中は五輪だけで『安心安全な五輪は可能』とばかり言って間違ったメッセージを送り続けた結果がこれ」と嘆いた。続けて、「完全な人災。国民の命をかけた博打。絶対に許されない」と激しい怒りを示した。 これには、ネット上で「まさにオリンピック開催した結果です。直ちにパラリンピックを中止にしてください! さもないと助かる命がもっと助からなくなってしまいます」「一刻も早くしっかりと対策を打てる能力の高い首相と都知事に代えないと、日本全土が大変な事になります」といった共感の声が相次いだ。このほか、「夏休みが終わり学校が始まれば、同じような事例がもっと増えますよ」といった意見も聞かれた。 さらに、「確かにおっしゃる通りですが…小沢先生は何か行動なされてるのでしょうか?」「確かにダメ政府だと思うのだが、批判者が『〜許されない』という表現を使うのが気になってしょうがない」と小沢氏のスタンスを、批判ばかりで行動が伴っていないのではと否定的に見る声もある。 それでも、こうした状況下でパラリンピックの開催を前提として進む国と東京都のあり方に否定的な声は、小沢氏同様に多く聞かれている。記事内の引用について小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho
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社会 2021年08月10日 20時00分
SNSも活用、小沢一郎氏の次の戦略は 成功は少なかった「壊し屋」人生
オリンピック、パラリンピック後の大きな政治イベントが衆議院議員選挙だ。現在のところ、9月に解散が行われる可能性が高いと言われている。 そこで注目されるのが、立憲民主党の小沢一郎氏だろう。小沢氏の政治手腕は「壊し屋」と呼ばれてきた。その明確な始まりに位置づけられるのが、1993年に起こった政権交代だ。 この年、野党から宮沢喜一内閣への不信任案が提出され、自民党にいた小沢氏らが賛成したことで可決。宮沢内閣は衆議院を解散し総選挙に。小沢氏は自民党を離党し、新生党を結成し選挙に臨んだ。その結果、自民党は過半数割れを起こし宮沢内閣は総辞職。小沢氏は日本新党の細川護煕氏を首班に立て、野党8党による内閣を成立させる。戦後長らく続いてきた自民党政治を終わらせる政権交代を実現させたのだ。しかし、細川内閣はわずか10か月で退陣。続く、羽田孜氏による内閣も2か月しか持たなかった。 >>菅首相に「個人的な思い出を喋るだけ」「討論になってない」小沢一郎氏が党首討論をバッサリ<< 小沢氏が関わったもう一つの政権交代と言えば、2009年の総選挙が挙げられる。こちらは民主党が躍進し自民党を下野させた。だが、鳩山由紀夫氏から菅直人氏へと首相が代わると、党は「脱小沢路線」を強める。さらに、小沢氏は陸山会事件を巡って2011年に検察審査会によって強制起訴をされるなど、自身の身の回りにも災難が降りかかる。 2012年には民主党を離れ、新党である国民の生活が第一を結成。そして、発展的に日本未来の党となる。この政党は脱原発路線を掲げ、民主党に代わるリベラルな政党として一部の期待を集めたが、同年末の総選挙では大敗する。結果、民主党敗退、自民党勝利のオードソックな結果となり、第三党としての躍進はならなかった。 日本未来の党は生活の党へとなり、2014年の総選挙では政党要件を失うが、無所属の参議院議員だった山本太郎氏を一本釣りするなど土壇場での底力を見せた。山本氏は後に小沢氏の元を離れるが、2020年の東京都知事選では山本氏の野党統一候補化をめざし、小沢氏が尽力したとも伝えられる。 小沢氏はさまざまなものを「壊して」きたのは事実だが、一方で異なるものをすり合わせる交渉力にも長けていると言える。ただ、大きな成功を見せたのは、実質的に1993年に自民党を飛び出し実現させた政権交代に限られるのが実情だ。 小沢氏は今年79歳になり、今回の総選挙が最後の挑戦となる可能性もあるだけに、どのような政治手腕を見せるかは気になるところだ。
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社会 2021年08月04日 12時00分
小沢一郎議員、政府のコロナ対策に「医療崩壊宣言」「明らかに公助の責任放棄」と猛批判
衆議院議員の小沢一郎氏が、8月3日のツイッターで政府の新型コロナウイルス対策を猛批判した(アカウントは事務所名義)。現在、全国的にコロナの感染者が増大しており、病床の逼迫が起きている。そのため、これまでは原則入院とされてきた中等症の患者も自宅療養を求められるようになってきている。 中等症は、肺炎を起こしている状態にあり、重症化のリスクを孕んでいる。そのため入院措置が取られてきたが、自宅療養となれば、細かいケアが行き届かなくなる懸念がある。 >>小沢一郎議員、菅総理に「責任を認めない人間に総理の資格はない」コロナ感染者急増受け批判<< 小沢氏は「『いつ重症化するかわからないから、コロナを甘くみるな』。そんなCMばかり流しておいて、今度は、『もう入院は無理なので、重症化する可能性があるけれども、中等症まで自宅療養で』。医療崩壊宣言」とバッサリ。続けて、「総理は『自助が第一、できることは自分でやって』と強調してきたが、これは明らかに公助の責任放棄」と切り捨てた。 これには、ネット上で「『自宅療養』と言う言葉に騙されてはいけません。正確には『医療崩壊で患者の受け入れ不可』と言う事なのです」「もうあんたら助けられんから、自分でなんとかして。ついに出た無責任の極みともいうべき究極の自助要請。こんなことをいけしゃあしゃあとよく言えるもんだ」といった小沢氏同様に、政府と菅総理を批判する声が多く聞かれた。 一方で、「中等症まで自宅療養」のフレーズは、菅義偉総理が直接発したものではないと「切り取り」を指摘する声も一部ではあり、「一言も『中等症までは自宅療養』なんて言ってないのに、言ったような事言うのは捏造ですけど大丈夫ですか?」といったツッコミも聞かれた。 このほか、「小沢さん。こんな時にまで非難ですかー。ここで解決策を見い出せたら真の政治家なんですけどね、、これじゃみんなと変わらないですよ」といった批判ありきの小沢氏の姿勢をたしなめる声なども聞かれた。 賛否が多く集まっているが、今回の動きは小沢氏が指摘する通り、「公助の責任放棄」なのは確かかだろう。記事内の引用について小沢一郎氏(事務所)のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho
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小沢一郎議員、政府のコロナ対策に「医療崩壊宣言」「明らかに公助の責任放棄」と猛批判
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