立憲民主党を始めとする野党は、コロナ対策の臨時国会の開催を求めてきた。対する政府は、菅総理の後任を選出する臨時国会の招集を決めた。国会は開催されるものの、目的が異なるとして野党は批判のトーンを強めている。
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小沢氏は「『憲法なんてお飾り。総理の利益こそ全てに優先する。法はそのために如何様にも解釈される』。安倍・菅政権は9年かけて立憲民主主義を破壊した」と猛批判した。続けて、「破滅か再生か。この国は今、岐路にある。選ぶのは国民」と問いかけている。
これには、ネット上で「これって断罪されないの?」「安倍、麻生、二階の意向に全員が動く、信じがたい党です、今回の自民総裁選で再確認できた」「自民党では日本は守れません」といった声が相次いだ。
その一方で、「選ぶのは国民ですが、早く選ばれる野党を創って下さい」といった野党の存在感の無さを指摘する声や、「その国民が全然信用できないってきてるので、結構不安」といった慎重な立場についた意見も聞かれた。
小沢氏は同日の別ツイートでは、実刑判決を受け控訴した河井克行被告と有罪判決が確定した妻の案里元参議院議員の大規模買収を巡り、自民党本部が両名に提供した1億5千万円が買収に使われなかったと発表された報道にも言及。こちらにも、「そもそも虚偽、隠蔽、改ざんばかりの自民党の根拠なき一方的な宣言を一体誰が信じるのか。幕引きを図りたいだけ。自民党は変わらない。絶対に。政権を代えないと、日本は腐敗の海に沈没する」と怒りのトーンを滲ませている。
総選挙を前にして、小沢氏の政権交代への意欲はより一層強まっていると言えそうだ。
記事内の引用について
小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho