小倉は「国民の判断って面白いなと思うのは、政府が言おうと言うまいと、3連休の昨日なんかやたら車が混んだりして」とコメント。「まだ緊急事態宣言中で、不要不急の外出は避けてください。県境を越えるのはやめましょうと言ってるんだけど、国民の方はもう自主判断。政府が何を言おうと尾身さんが何を言おうと、もう大丈夫って感覚になってるっていう」と現状を指摘した。
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さらに、「今じゃないけど10月11月になったら、ワクチンをやったというパスポートを持っていれば、『いろんなところに出かけるようにしましょうか』と菅さんが言ったじゃないですか。言ったと同時にもう始まるんだよね」とも話し、すでに国民の動きは外出モードへ向かっているのではと現状を分析。このほか、「何だろうね。もう不満が溜まって鬱積しちゃってるのもあるから、うずうずしていて。特に台風14号が長いことうろうろしていて、急に青空になって外に出たくてしょうがないって気持ちがあったでしょ。そういうのってみんなあるから」とも話していた。
また、この日の放送では、菅義偉内閣が退陣表明後に支持率が上昇しているニュースに、小倉は「菅さんがあまりにも気の毒だな」と極端な数字の変化に同情を寄せる場面も。そして、「大変よ飲食店は。本当に辛い」とも話し、自身が経営する焼肉店はしばらく休業していたものの、先週から営業を再開するも、酒類は提供せず営業は20時までとしている。ただ、周囲の焼肉店はお酒を出し夜遅くまでやっているところもあり、「そういうところにお客さんが流れて行くから、店の者はハラハラしている」と厳しい現状も語っていた。
これには、ネット上で「小倉さん、鋭いな。確かに国民は行動解禁モードだわ」「なし崩し的な気分の変化っていうのはあると思う」といった声が聞かれた。