大相撲
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スポーツ 2023年03月20日 20時30分
大相撲、碧山の執拗な攻めに「怪我させる気か」と批判 顔面突っ張り連発が物議、対戦相手も「やだなあ」と苦笑い
19日に行われた大相撲3月場所8日目。今場所4敗目を喫した平幕・碧山の相撲内容が物議を醸している。 前日まで「4勝3敗」の碧山はこの日、初日から7連勝中の平幕・翠富士と対戦。立ち合い右のかち上げを繰り出し翠富士をのけぞらせると、間髪入れずに両手で顔面を4回ほど突っ張る。さらに、この後も叩きを交えながら、顔面へ10発近く突っ張りを見舞った。 ただ、機を見て顔面攻撃をいなした翠富士に左上手をつかまれ懐に潜り込まれると、土俵際で左上手を離しながら右方向に動いた翠富士の動きに対応できず、入れ替わるように土俵際へ追い込まれる。そこからも休まずに圧力をかけてきた翠富士を押し返せず土俵を割った。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< 立ち合いから猛攻を仕掛けたものの敗れた碧山だが、ネット上には「今日の碧山の相撲は結構荒かったな」、「かち上げから顔面突っ張り10発以上はちょっと過剰では?」、「翠富士怪我させる気かってぐらいのしつこさだった」、「突っ張り自体は真っ当な攻め方だが、首から上を執拗に狙うのはどうなのか」といった批判が寄せられた。 ファンのひんしゅくを買っている碧山だが、対戦相手の翠富士も内心やりにくさを感じていたことを明かしている。今回の勝利で幕内勝ち越し一番乗りを決めた翠富士は取組後にNHK中継のインタビューに登場。その冒頭に受けた「碧山関かち上げてきました。流れどうでしたか?」という質問に対し、「前やった時も結構突っ張られて、口の中切れたらすごい痛いので『やだなあ』って気持ちだったんですけど何とか勝てました」と苦笑い交じりに答えている。 碧山は身長191センチ・体重189キロの巨体を活かした威力のある突き押しが持ち味の力士だが、今場所は前日7日目まで勝ち越し1つと今ひとつ星を伸ばせておらず、対翠富士も過去1勝2敗と負け越していた。こうした事情もあり、立ち合いから厳しく圧力をかけようと考えたようだが、圧力のかけ方については不満を抱いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月17日 20時30分
大相撲、豊昇龍の悪あがきに「相手壊す気か」と批判 無理な足取りで転倒させ物議、解説は先場所故障の影響指摘
16日に行われた大相撲3月場所5日目。今場所3敗目を喫した関脇・豊昇龍の相撲が物議を醸している。 前日まで「2勝2敗」の豊昇龍はこの日、「0勝4敗」の平幕・錦木と対戦。立ち合い鋭く当たると、すぐにもろ差しの体勢に持ち込み前に出ようとする。しかし、錦木に左足を後方に引きながらの小手投げを合わせられ、右足から崩れるように地面に落ちた。 ただ、豊昇龍は地面に落ちる直前、錦木の左足に右手でしがみついて粘ろうとする。この直後に右肘が地面についたため豊昇龍は負けとなったが、左足をとられ体勢を崩した錦木は尻もちをつくように転倒。幸いにもけがなどはなかったようですぐに立ち上がったが、両手についた砂を「バンッ!」と大きな音を立てながら払うなど、いら立ったような雰囲気も出ていた。 >>大相撲、豊昇龍の立ち合いに「見苦しいことするな」と批判 舞の海氏も「これはいけません」 相手に全く呼吸合わせず物議<< 敗戦直前まで粘りを見せた豊昇龍だが、ネット上には「今の豊昇龍は最後危なすぎるわ、相手のこと壊す気かよ」、「お互いに怪我するリスクあるからやめろ」、「粘る気持ちは分かるが、体飛んでるのに足にしがみつくのはダメ」、「変に道連れにするなよ、コケた錦木左ひじ思いっきり打ってたぞ」といった批判が寄せられた。 ファンからひんしゅくを買っている豊昇龍だが、この日ABEMA中継で解説を務めた元大相撲力士・大岩戸氏(元幕内)はそれ以前の問題を指摘している。同氏は取組終了後に「けがが治りきってないような感じですね。治ったとしても、治るまでの時間は稽古できなくて、あんまり体調が仕上がってないというか」、「なんか軽いですよね。前だったらあんな投げは食わないんですけどね」とコメント。豊昇龍は先場所左足首を故障し、1日のみ休場をしいられているが、このけがが尾を引いているのか状態が整っていないように見えると見解を示している。 豊昇龍は翌6日目の平幕・阿武咲戦で、立ち合い左方向に変化しながらの叩き込みで勝利している。コンディションの悪さを考慮したのか、あからさまに真っ向勝負を避けた形だが、このような調子で今場所を完走できるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月17日 19時30分
大相撲、天空海の相撲に「嫌がらせか」と批判 無防備な相手に猛突進、危険な立ち合い相次ぐワケは
16日に行われた大相撲3月場所5日目。今場所2勝目を喫した十両・天空海の立ち合いが物議を醸している。 前日まで「1勝3敗」の天空海はこの日、「2勝2敗」の十両・熱海富士と対戦。立ち合い先に腰を下ろし両手を地面についた天空海は、熱海富士が左手をついた瞬間に勢いよく前に出る。ただ、行司は両者の呼吸が合っていないと判断してすぐに待ったをかけた。 ところが、行司が待ったをかけた時点ですでに熱海富士の目前まで踏み込んでいた天空海は、全くブレーキをかけないまま熱海富士の両肩を両腕で思い切り一押し。中腰の体勢のままつっかけられた熱海富士は、吹き飛ばされた勢いで頭から落ちるように土俵下に転落した。 場内からどよめきが上がる中、天空海は倒れた熱海富士へ向かって右手で手刀を切り謝罪の意を示す。また、熱海富士が土俵上に戻り立ち合いを仕切り直す際には、正面土俵下の勝負審判にも頭を下げた。取組はこの後2度目の立ち合いで成立し、右四つに組み合ったところから右下手を抜きつつ前に出た天空海が押し出しで勝利した。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< 天空海の1度目の立ち合いに対し、ネット上には「天空海、そのつっかけはちょっと酷すぎないか」、「無防備な相手を押し飛ばすのは危険すぎる」、「行司が待ったかけてるのに吹っ飛ばすなんて嫌がらせかよ」、「熱海富士のこと壊す気かって思うくらいのつっかけだった」といった批判が寄せられた。 「天空海は2022年9月場所6日目の十両・炎鵬戦でも、今回のようなつっかけを見せたとして問題視されています。同戦の天空海は炎鵬が左手をつこうと動かした瞬間に立ち、行司から待ったをかけられたものの、勢いのまま両腕で炎鵬の胸を一突き。棒立ちの状態で突きを食らった炎鵬は、転倒こそしませんでしたが土俵下まで大きく後退しました。天空海は突き押しを得意とする力士ですので、どちらのケースも少しでも早く立って相手に圧力をかけたいという気持ちが行き過ぎたのでは。また、今回のケースについては熱海富士戦で『0勝2敗』と過去未勝利だったことが心理的な影響をもたらした可能性もあるでしょう」(相撲ライター) 取組後の報道では幸いにも熱海富士の故障情報は出なかったが、重大なアクシデントを招くリスクもあったと天空海を問題視したファンは少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月14日 20時30分
大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か
13日に行われた大相撲3月場所2日目。結びの一番となった大関・貴景勝対平幕・玉鷲の取組前に客席から飛んだヤジが物議を醸している。 貴景勝は前日に格下の小結・翔猿に敗戦、玉鷲は格上の関脇・若隆景に勝利と対照的な状況で迎えた2日目の結び。今場所に綱取りがかかる貴景勝にとっては絶対に負けられない一戦ということもあってか、取組前の仕切り中は大きな拍手や声援が上がっていた。 仕切りを終え行司が軍配を返した後も客席がなかなか静まらない中、玉鷲は先にゆっくりと腰を下ろし、貴景勝もこれに続くように腰を下ろす。すると、この直後に客席から「た! ま! わ! しぃ~!」という奇声のようなヤジが上がり、場内からは少しどよめきが起こる。また、NHK中継では向正面側の座席に座っていた複数の客が右方向を向く様子も映っていた。 >>大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か<< 取組開始直前に響いたこのヤジについて、ネット上には「誰だ今叫んだ奴! 取組の邪魔するなら帰れ!」、「立ち合い直前にあんな叫び声上げるなんて何を考えてるんだ」、「力士の応援するふりして自分が目立ちたいだけだろ」、「他のお客さんもちょっとビビってるじゃないか」といった批判が相次いだ。 「貴景勝と玉鷲は先場所5日目の対戦でも、取組前のヤジが目に余るとして物議を醸しています。同戦では両力士が仕切りを終えて腰を落とした後も、一部ファンが『貴景勝!』と大声で名前を叫び、怒鳴り声のようなヤジを飛ばすなど場内は静かにならず。その影響もあってか、1度目の立ち合い呼吸が合わず不成立となると、2度目は貴景勝が、3度目は玉鷲がそれぞれつっかけ不成立に。4度目になってからようやく成立し、貴景勝が玉鷲を押し出しで下しています。今回ヤジを飛ばしたのは先場所とは別の人物とは思われますが、玉鷲のしこ名をわざわざ1文字ずつ区切って叫んでいることを踏まえると、応援ではなくふざけて目立ちたい意図があったのでは」(相撲ライター) 今回の一番は1度目の立ち合いで成立したが、貴景勝に当たり負けて上体を起こされた玉鷲が成すすべなく押し出され約3秒で決着。この結果を受け、一部ファンは「玉鷲はヤジで気が散った可能性もあるのでは」という見方を示している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月14日 15時30分
大相撲、平幕・剣翔戦で誤審?「せめて取り直しだろ」土俵際の攻防巡る判定が物議、解説はそれ以前の問題を指摘
13日に行われた大相撲3月場所2日目。今場所2勝目を挙げた平幕・剣翔の取組で審判団が下した判定が物議を醸している。 前日まで「1勝0敗」の剣翔はこの日、こちらも「1勝0敗」の十両筆頭・東白龍と対戦。剣翔は立ち合いの攻防の中で右のど輪を繰り出し東白龍の上体を起こすと、そこから右を差し一気に前に出る。土俵際に追い込まれた東白龍は逆転の網打ちを仕掛けたが、剣翔は前のめりに倒れながら東白龍を土俵外へ寄り切った。 >>大相撲、豊昇龍に投げられた力士が病院送りに! 師匠は引退も覚悟、トーナメント戦以前にもあった危険な取り口<< 剣翔の右斜め後ろ付近で攻防を見ていた行司は東白龍に軍配を上げたが、土俵下の審判団はすぐに物言いをつけ協議へ入る。40秒ほど話し合いを行った後、佐渡ヶ嶽審判長(元関脇・琴ノ若)は「行司の軍配は東白龍に上がりましたが、東白龍の足が先に出ており、行司軍配差し違えで剣翔の勝ちといたします」と、剣翔勝利に判定が変更された旨を場内に説明。勝ちから負けとなった東白龍は取組後の一礼を終えた後、一度首をかしげながら花道を下がった。 NHK中継では審判団の協議の間に取組のスロー映像が流されたが、映像では東白龍の右足が前に倒れた剣翔の左肘よりも早く地面につく様子が映っていた。ただ、東白龍の右足とほぼ同時に剣翔の左足つま先が返って地面についており、こちらについてはどちらが早かったのか映像ではっきり確認することはできなかった。 審判団は東白龍の足が先という判断を下したが、ネット上には「え? 明確に早かったとは言えなくないか?」、「この判定はおかしい、せめて取り直しだろ」、「リプレー映像では同時に地面についているようにしか見えないんだが」、「白黒つける判断を下したのは審判のミスでは」といった不満の声が寄せられた。 一方、この日中継解説を務めた九重親方(元大関・千代大海)は判定内容について特に疑問視せず。ただ、「(東白龍は)立ち合いからよくないですね。立ち合いちょっと左に半歩動いてから手数で(突いたが)、フェイントの突きなので、あれは前に押し込めないですよね。足も棒立ちですから、前に出る圧力が生まれない相撲の突きですよね」と、判定以前に東白龍の相撲がよくなかったと指摘している。 ファンの間で物議を醸す判定で勝利した剣翔は初日から2連勝で、2021年7月場所(8勝7敗)以来となる幕内での勝ち越しに一歩前進。一方、今場所勝ち越しなら来場所新入幕の可能性がある東白龍は、今場所初黒星で足踏みとなっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月13日 19時30分
元大関・栃ノ心、逸ノ城相手の“秒殺負け”に心配相次ぐ「体ボロボロでは」 場所初日で既に満身創痍か
12日に行われた大相撲3月場所初日。十両・逸ノ城対十両・栃ノ心の取組内容が物議を醸している。 幕内優勝経験者同士(逸ノ城は2022年7月、栃ノ心は2018年1月場所で優勝)の対戦として注目されていた同戦。逸ノ城のつっかけにより仕切り直しとなって迎えた立ち合い、ぶつかりながら左上手を引いた逸ノ城は、右も差し十分な体勢で前に出る。栃ノ心はほとんど抵抗できないまま土俵外に寄り切られ、取組時間わずか3秒ほどで逸ノ城が勝利する結果になった。 逸ノ城は2020年11月、2021年8月にそれぞれ新型コロナ対策の協会ガイドラインに違反し外出・飲食したとして、先場所は1場所出場停止処分により全休。また、今場所前の3月7日にはヘルニア除去手術を2月中旬に受けた影響で約1か月相撲を取る稽古ができていないと伝えられるなど、相撲勘やコンディションが不安視されていた。 >>十両・逸ノ城の稽古後コメントに「舐めすぎだろ」厳しい声 手術で稽古不十分も、3月場所出場明言し物議<< その逸ノ城の勝利を受け、ネット上には「休場、手術明けとは思えないほどの完勝だ」などと驚く声が寄せられた。ただ、それ以上に「今の逸ノ城に瞬殺されるなんて栃ノ心大丈夫か?」、「成すすべなく押されるだけって覇気がなさすぎないか」、「先場所も故障してたし相当体ボロボロなのでは」といった、栃ノ心の状態を心配するコメントが見られた。 「栃ノ心はこれまで右膝、右足親指、左肩腱板など複数箇所を故障しており、先場所も左肩脱臼で途中休場をしいられている35歳のベテラン。先場所まで4場所連続で負け越しが続いており、今場所では2014年9月場所以来の十両に転落しています。今場所前の報道では現在のコンディションについての情報は特に伝えられていませんでしたが、状態が不安視されていた逸ノ城にほぼ何もできずに負けたことを考慮すると決していいとはいえないのでは」(相撲ライター) 取組後の報道では故障・休場情報は伝えられずに2日目も出場したが、湘南乃海に敗れ連敗を喫した栃ノ心。今場所は幕内復帰へ向け勝ち越しが求められる場所だが、ここから巻き返しを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月13日 15時30分
大相撲解説・舞の海氏、正代への発言に「馬鹿にしてるのか」怒りの声 豊昇龍戦勝利は予想外? 取組後コメントに批判
NHK大相撲中継専属解説者の舞の海秀平氏(元小結)が、12日に行われた大相撲3月場所初日の中継に出演。今場所初白星を挙げた平幕・正代へのコメントが物議を醸している。 今場所を2020年1月場所以来となる平幕で迎えている正代はこの日、大関とりの足固めを狙う関脇・豊昇龍と対戦。立ち合い、正代は鋭く踏み込んできた豊昇龍に左前まわしを許す。だが、これを意に介さずに左をおっつけながら前に出ると、最後は右のど輪を交えながら豊昇龍を土俵下まで押し出した。 取組時間約3秒と豊昇龍と圧倒した正代だが、舞の海氏は取組終了後に「いやこれは意外でしたね。豊昇龍が左の前まわしをとった時は『あ、これはもう豊昇龍かな』と思ったんですけどね」と、豊昇龍が勝つものと思っていたとコメント。また、「押し込んでる体勢というのは体も伸びきって腰も高いですし、決していい体勢ではない」と、正代は攻めの体勢自体はよくなかったとも指摘した。 >>元横綱・朝青龍氏が舞の海氏に激怒「顔じゃないよ!」 白鵬への「汚点」発言で思い出される過去の失言とは<< この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「何が意外だよ、正代のこと馬鹿にしてるのか」、「正代が負けると決めつけてたのか? それは失礼過ぎないか?」、「内容なら豊昇龍が勝ってたみたいな口ぶりは不快」、「直近対戦考えたら別に意外でもなんでもないわ」といった批判が寄せられた。 「正代は今場所前時点では豊昇龍相手に通算『3勝6敗』と負け越していますが、先場所までの直近6場所では『3勝2敗』と勝ち越し。また、現在の番付こそ豊昇龍より下ですが、かつては大関に13場所在位(2020年11月~2022年11月)していた実績を持っている上、豊昇龍がまだ経験していない優勝も1度(2020年9月/13勝2敗)記録しています。それだけに、正代の勝利を『意外』と評した舞の海氏の発言に引っかかったファンも少なくなかったようです」(相撲ライター) 取組後の報道では、正代は「止まらず前に出て、引きつけさせなかったのがよかった」と振り返ったことが伝えられている今回の一番。本人と舞の海氏とでは、相撲内容の評価にかなりの差があったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月10日 20時30分
横綱・照ノ富士、キャリアどころか命の危機?「師匠も見当つかないのはマズい」3月場所休場理由に心配相次ぐ
両膝故障・手術の影響で、2022年9月~2023年1月場所にかけ休場が続いている横綱・照ノ富士。初日を数日後に控える3月場所(12~26日)も休場することになったと10日、複数メディアが報じた。 報道によると、照ノ富士は日本相撲協会に「両変形性膝関節症、糖尿病で加療を要するため2023年3月31日までの休場を要する見込み」との診断書を10日に提出したとのこと。また、師匠・伊勢ケ濱親方(元横綱・旭富士)が両膝については「全然良いですよ」と回復は進んでいるとしつつも、糖尿病については「血糖値があまり良くない。原因は分からない」と口にしたことが伝えられている。 4場所連続休場が決まった照ノ富士だが、2022年9月場所は「両変形性膝関節症、右膝骨挫傷」、2022年11月・2023年1月場所では「両変形性膝関節症」で加療を要するという内容の診断書を提出し休場。糖尿病が診断書に含まれるのは過去4場所では今回が初となる。 >>大関・正代の大不振、原因は糖尿病?「その情報は初耳」貴闘力氏の暴露に驚きの声、関脇転落も不可避か<< 照ノ富士の休場を受け、ネット上にも「休場理由に糖尿病が加わってるのが不穏過ぎる」、「師匠も見当つかないのは相当マズいんじゃないか」、「もし序二段落ちたころのレベルまで悪化するなら引退不可避では」といった心配の声が相次いでいる。 照ノ富士は当時大関だった2017年7月場所で左膝半月板を損傷し途中休場すると、同場所を含め10場所連続で休場・負け越しが続き一気に序二段まで転落。本人は2021年2月14日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演した際、番付転落中は両膝故障に加え糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しんだこと、一時は医者から「このままいったら2年近くで死にますよ」と余命宣告を受けるほど状態が悪化したことなどを明かしている。 ただ、同番組内では2018年2月に結婚した妻や師匠・伊勢ケ濱親方からサポートを受け、状態を徐々に回復させていったことも紹介されている。また、本人は『Number Web』(文藝春秋/2019年12月27日付)の記事内で、故障・病気でボロボロになっていたコンディションを立て直そうと2019年2月に一念発起したこと、そこから精力的な筋トレや禁酒を続けた結果「体も治り、そこから徐々に体を動かせるようになった」ことを明かしている。 10場所連続休場・負け越しが明けた2019年3月場所以降は、内臓疾患を理由とした休場はなかった照ノ富士。それだけに、数年ぶりに状態が悪化し始めているのではと不安視しているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月07日 15時30分
十両・逸ノ城の稽古後コメントに「舐めすぎだろ」厳しい声 手術で稽古不十分も、3月場所出場明言し物議
2020年11月、2021年8月にそれぞれ新型コロナ対策の協会ガイドラインに違反し外出・飲食したとして、今年1月場所で1場所出場停止処分となり全休した逸ノ城。7日に伝えられたコンディション情報が物議を醸している。 報道によると、逸ノ城は3月場所初日まで1週間を切った6日の稽古後に取材に対応。その中で、2月中旬にヘルニア除去手術を受けた影響で約1か月相撲を取る稽古を行えていないこと、それでも「ぶっつけ本番になっても、出る」と3月場所出場を明言したことなどを口にしたという。 2014年1月場所が初土俵の逸ノ城は、2016年9月場所、2019年11月場所をそれぞれ腰椎椎間板ヘルニアで休場するなど長らく腰痛に苦しんでいる。2022年12月末にも「腰の痛みが結構前からずっとあるんで、それを治しながら考えて稽古しています」と痛みを抱えていると明かしたことが伝えられていた。 >>大相撲、豊昇龍に投げられた力士が病院送りに! 師匠は引退も覚悟、トーナメント戦以前にもあった危険な取り口<< 次場所は強行出場する意向の逸ノ城だが、ネット上には「相撲取れてないのに出てもいい結果残せるわけない」、「出たとこ勝負で土俵に上がるのは他の力士を舐めすぎだろ」、「そんな状態で勝てると思ってるなら見通し甘すぎ」、「悪化してからじゃ遅いから考え直せ、キャリアを棒に振る気か」といった厳しい声が寄せられている。 「出場停止処分で先場所を全休した逸ノ城は、3月場所では2020年7月場所以来となる十両(東十両3枚目)に転落。仮に3月場所も全休となると、次の5月場所では2014年3月場所以来、9年ぶりに幕下に落ちる可能性もあります。これを回避しようと逸ノ城は仕上がり不十分でも出場するつもりなのでしょうが、このような状態で出ても白星はついてこない、逆に腰痛悪化、別箇所故障といったアクシデントに見舞われるリスクが高いと厳しくみているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 直近の逸ノ城は2022年7月場所で初優勝(12勝3敗)を果たすも、翌9月場所以降は6勝、4勝、全休と右肩下がりに成績を落としている。迎える3月場所は勝ち越しなら幕内復帰の可能性もあるが、コンディションも相撲勘も万全ではない中で成績を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月27日 15時30分
大相撲、朝乃山の再入幕お預けに「納得いかない」と疑問相次ぐ ライバルとの直接対決で期待も、昇進判断には無関係?
先場所14勝1敗で十両優勝を果たした十両・朝乃山。27日に相撲協会が発表した3月場所の新番付で十両に留め置かれたことが判明し物議を醸している。 今回発表された番付では先場所西十両筆頭で9勝6敗の武将山、東十両2枚目で9勝6敗の北青鵬、東十両5枚目で11勝4敗の金峰山、西十両6枚目で12勝3敗の大翔鵬(再入幕)がそれぞれ幕内に昇進。一方、西十両12枚目で14勝を挙げた朝乃山は東十両筆頭止まりで再入幕はならなかった。 >>大相撲、貴景勝戦中の一部観客に「マナー悪すぎ」ヤジ連発で怒りの声 取組も3度ストップ、原因はルール緩和?<< 3月場所の入幕は先場所東前頭7枚目で全休の逸ノ城、西前頭11枚目で2勝3敗10休の栃ノ心、幕尻の西前頭16枚目で4勝11敗の千代丸、西前頭12枚目で場所中に引退した隠岐の海(現君ヶ濱親方)の分で空いた幕内4枠を前述の5名で争う構図。番付は勝ち越し1つにつき1枚上がるのが原則とされているが、それぞれの位置・勝ち越し数を考慮すると武将山、金峰山、大翔鵬は当確。残り1枠も東十両2で勝ち越し3(東前頭15枚目相当)の北青鵬と西十両12枚目で勝ち越し13(西前頭15枚目相当)の朝乃山とでは前者の方がわずかに有利とみられていた。 朝乃山の十両留め置きに、ネット上では納得の声が上がったが、中には「じゃあ先場所千秋楽でなぜ直接対決を組んだのか」、「北青鵬当てられて勝った朝乃山を上げないのは納得いかない」、「どちらを入幕させるか判断するために対戦させたんじゃなかったのか?」、「これはちくはぐすぎる、十両残留ならなぜ北青鵬戦を組んだ?」といった疑問の声も少なからず見られた。 「今回明暗が分かれた朝乃山と北青鵬は先場所千秋楽で対戦し朝乃山が上手投げで勝利していますが、朝乃山は前日14日目に13勝目をマークし十両優勝、北青鵬も同日までに9勝を挙げ勝ち越し決定済みと、特に何かがかかっているわけではない状況。そのため、ファンの間では取組を編成する協会審判部が、幕内昇進をかけた一番という意味合いで対戦を組んだのではという見方も少なくありませんでした。ただ、今回の番付発表を見るに、協会としては両名の取組編成に特に深い意図はなかったようですね」(相撲ライター) ファンの間で物議を醸している朝乃山の十両留め置き。ただ、東十両筆頭で迎える3月場所は勝ち越せば5月場所での入幕は濃厚な状況となっている。文 / 柴田雅人
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十両・島津海、相手をマス席まで吹っ飛ばす「恨みでもあるのか」逃げ腰の相撲にイライラ? 強烈な押しに驚きの声
2023年01月11日 18時30分
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関脇・正代、早くも大関復帰絶望? 取組直後の“ふらつき”に心配の声、古傷再発で勝ち越しにも暗雲か
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関脇・豊昇龍、対戦相手にブチギレ?「取組後も不快だった」翔猿戦の顔面張り手・投げ倒しにファンドン引き
2022年11月21日 21時35分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分