大相撲
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スポーツ 2020年05月13日 20時50分
コロナによる現役力士の死去に悲しみの声 2014年から糖尿病を発症、“初っ切り”で根強い人気も
大相撲・高田川部屋に所属していた三段目力士の勝武士さん。13日、その勝武士さんが新型コロナウイルス感染の影響で亡くなったことを日本相撲協会が発表した。 勝武士さんは4月4日に38度台の発熱に見舞われ、師匠の高田川親方らが保健所に電話したもののつながらず。8日夜に都内の大学病院に入院するまで、受け入れ先の医療機関が見つからなかった。9日に別の病院に転院し翌10日にPCR検査の結果陽性と判定されたが、19日から病状が悪化。集中治療室で治療を受けるも、13日にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳の若さで亡くなった。 協会は4月10日に力士1名(力士名・所属部屋は非公表)に陽性反応が出たこと、その後同月25日には高田川部屋に所属する53歳の高田川親方や25歳の十両・白鷹山、さらには幕下以下の力士4名(力士名・所属部屋は非公表)に陽性反応が出たことを発表している。前述した経過を踏まえると、10日に陽性反応が出た力士は勝武士さんのことではないかと思われる。 今回の訃報を受け、ネット上には「自分とほとんど変わらない年代の人がこんなことになるなんて…」、「勝武士さんは地元の力士で応援してたから辛すぎる」、「ついこないだまで初っ切りもやってた力士が亡くなるなんて本当に信じられない」といった悲しみの声が数多く寄せられている。 また、協会の安治川親方(元関脇・安美錦)も同日に自身のツイッターで、「本当に残念です。まだまだこれからなのに」と悲痛な心境を吐露している。 山梨出身の勝武士さんは中学卒業後に高田川部屋に入門し、2007年春場所で初土俵を踏んだ力士。番付こそ幕下以下だが、数年前の巡業から今年2月の大相撲トーナメントごろまで「初っ切り」(相撲の禁じ手をコミカルに紹介する演目)を務めていたこともあり人気を博した。また、同じ高田川部屋に所属する幕内・竜電の中学時代の1年後輩であり、部屋では竜電の付き人を務めていた。 一方、2014年ごろから糖尿病を患っていたことでも知られ、2016年初場所では取組直前に低血糖障害に見舞われ不戦敗を喫したこともあった。 3月8~22日に無観客で開催した春場所で力士の検温や取材スペースの制限などを行い、場所後も力士の外出禁止、ぶつかり稽古の自粛などの対策をとってきた角界。今月4日には、同月24日から予定されていた夏場所の中止も発表していた。八角理事長は協会を通じて、「1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました。今はただ、安らかに眠って欲しいと思います」と追悼のコメントを発表している。合掌。 文 / 柴田雅人記事内の引用について安治川親方の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ajigawa1003
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芸能ニュース 2020年05月13日 18時05分
勝武士さん死去に『グッディ』が「病院たらい回しか」 生稲晃子がフォローも番組に「配慮がない」と批判
高田川部屋所属の力士・勝武士さんが13日、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことが発表された。同日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)でもこのニュースを扱ったが、その中のある表現について視聴者の間で物議を醸している。 番組では、勝武士さんが体調不良を訴えてから死去するまでの経緯をフリップで紹介。フリップには、先月4、5日に38度台の発熱があり保健所に電話したもののつながらず、その後、近隣の病院でも受け付けてもらえなかったことや、8日に救急車を呼んだものの受け入れ先が決まらず、夜になって受け入れてもらった都内の大学病院で簡易検査を受け、陰性だったことなどが記されていた。また、9日には状態が悪化し、別の大学病院へ転院。10日にPCR検査の結果陽性と判定されたが、19日から病状が悪化し、集中治療室で治療を受けるも、13日に亡くなってしまったと紹介されていた。 しかし、問題となっているのは右上に表示されていたテロップ。「病院たらい回しか 感染の28歳力士 死去」と記されていたが、これについて視聴者からは、「受け入れたくても受け入れられない医療機関もあっただろうしたらい回しは違う」「対応できないこととたらい回しをごっちゃにしないで」「4月上旬は感染者数が一気に上がった頃。医療機関が悪いみたいに言わないで」といった批判の声が上がった。 このテロップについては、別室からモニター出演していた女優の生稲晃子が「病院側も、受け入れたくなくて受け入れなかったわけじゃなくて、大変な状況だったってこと。たらい回しって言うとイメージがあれですけど、本当にみなさん頑張っているときに勝武士さんがこの時期にたまたまコロナになってしまったということで……」とやんわりと否定。視聴者からは「フォローしてくれてありがとう」「そうだよね、医療関係者への配慮がないよね」という声が聞かれたが、テロップが長時間表示されていたこともあり、「ミスリード狙ってる」という指摘も寄せられた。 勝武士さんへの追悼の声も多くあったが、『グッディ』の表現には少なくない苦言が集まった。
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スポーツ 2020年04月13日 12時00分
張本氏、大相撲夏場所「止めたほうがいい」「相撲協会は貯蓄が多い」発言に賛否の声
12日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が5月下旬に予定されている大相撲夏場所について、「止めたほうがいい」と延期や中止を促した。 番組は、日本相撲協会所属の力士が新型コロナウイルスに感染したニュースを紹介。同協会の芝田山広報部長がコメントを発表し、5月下旬から始まる夏場所の再延期を検討していることが紹介される。 張本氏はこの件について、「止めたほうがいい」と発言。さらに、「やっぱり私は止めてもらいたいわね。先場所の大阪場所、私も第2の故郷ですから。青春時代に。大阪でやってもらいたい。相撲好きな人はやってもらいたい。だけどね、9割方は『大丈夫かな』、出なきゃいいなというのが大半の見方なんですよ。だから、八角理事長が終わった時に、『良かった』と涙ぐんでたじゃないですか」と、夏場所の開催について異論を唱える。 さらに、「止めたほうがいいですよ、収まるまで。他の協会と違ってね、先だっても言ったように、非常に貯蓄が多いんですよ、相撲協会は。大変なお金持ってるんですよ。三箇所に分けてるの」と持論を展開。 関口宏が苦虫を噛み潰したような顔をしながら、「言っちゃっていいんですか、そんなこと」と聞くと、「言ってもいいよ、言わないんだから額を。力士に危険を冒すような、だいたい力士は600人ぐらいいるんですよね。その人たちに危険を冒すの止めたほうがいい」と、夏場所の再延期や中止を呼びかけた。 この発言に、関口は「というハリさんの意見でした」と念押し。どうやらこの発言を快く思っていないようだった。 張本氏の持論に、視聴者からは「正論。現時点では止めたほうがいい」「力士を危険に晒すなという論理は同意」などと、賛同の声が相次ぐ。しかし、「大金を持っている」という論理については、「根拠を示してほしい」「適当なことを言うな」と言う批判もあった。 この日の放送では、新型コロナウイルスについて、「人類対世界の戦争」と話すなど、危機感をにじませた張本氏。普段、炎上することが多い同氏だが、「力士に無理をさせるな」という論理に納得した人が続出した。
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スポーツ 2020年04月11日 11時00分
白鵬、5月場所の延期・中止を歓迎? 「古傷を治す時間を与えてもらった」日程変更が“不幸中の幸い”となり得る力士は他にも
“新型コロナウイルス感染者が出たら即打ち切り”という取り決めの下、無観客で開催され、無事に全15日間を乗り切った大相撲3月場所(大阪・エディオンアリーナ)。しかし、次場所である5月場所(東京・両国国技館)は、日本相撲協会が初日を5月10日から24日に延期することを4月3日に決定。場所を開催できるか非常に不透明な状況となっている。 また、同月8日には力士を含む複数の日本相撲協会員が新型コロナに感染した疑いがあることや、そのうちの1人が検査入院していることが判明。もし感染者が出たとなれば、5月場所が中止に傾くことは避けられないだろう。 大相撲の本場所中止は、八百長問題の影響で中止された2011年3月場所が最後。もしそれ以来の中止となれば、各力士の調整、モチベーションに悪影響がもたらされる可能性は高い。ただ、中には5月場所の中止が“不幸中の幸い”となりそうな力士もいる。 35歳の横綱・白鵬は、「15勝0敗」で賜杯を手にした2019年3月場所から1場所ごとに出場と休場(途中休場含む)を繰り返すなど、2場所続けて全15日間を皆勤する体力がないことがこの1年で浮き彫りとなっている。休場のたびに一部ファンからは批判を受けているが、5月場所が中止なら雑音を気にせずじっくり調整に取り組むことが可能となるだろう。 23歳の大関・貴景勝は、場所中に左ひざを痛めた影響で3月場所は「7勝8敗」と負け越しており、5月場所も負け越しなら大関から関脇に転落。5月場所初日までに怪我の状態が良くならなければ非常に厳しい状況に陥ることも予想されるが、中止なら7月場所で勝ち越す可能性が高くなるだろう。 32歳の平幕・栃ノ心は、新大関となった2018年7月場所ごろから右足の怪我に悩まされており、「6勝9敗」の3月場所を含めて5場所連続で負け越し中。不振の原因が怪我にあることは明白だが、5月場所中止となれば怪我の治療・調整に時間を割くことができ、その結果平幕から大関に駆け上がった2018年前半の強さを取り戻せるかもしれない。 先行きが不透明な状況の中、貴景勝らが所属する千賀ノ浦部屋は4月6日から、幕下以下の力士11名を擁する鳴戸部屋は4月8、9日に、それぞれ部屋の公式ツイッターに稽古中の動画・写真などをアップしている。動画・写真内には他の力士と距離を取った各力士が、筋トレなど軽めの稽古に取り組んでいる様子が収められている。 4月3日の延期決定を伝える報道の中では、白鵬の「古傷を治す時間を与えてもらったと考えて体調を万全にしたい」とのコメントが伝えられている。5月場所の開催可否はまだ分からないが、中止でも各力士が白鵬のように前向きに捉えてくれることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月04日 11時00分
白鵬、優勝したのにファンからは人気無し? 日本勢と外国勢の差も浮き彫りに、春場所の「敢闘精神あふれる力士」ベスト3
日本相撲協会が、来場者及びに公式サイト・アプリの有料会員向けに毎場所実施している「敢闘精神あふれる力士」アンケート。これは各日に行われる取組を元にファンが「一番頑張った、見応えのある相撲をとった」と感じた幕内・十両力士に1票を投じることができるシステム。 投票は初日から千秋楽まで毎日、幕内・十両の取組開始から全取組が終了するまで受け付けられており、投票結果のうち上位3名までは公式サイト・アプリで毎日、当日中に公開されている。 3月8日から22日にかけて行われた春場所では、新型コロナウイルスの影響で無観客となったことにより、アンケートには公式サイト・アプリの有料会員のみが投票。ここでは春場所全15日間における投票結果から、上位3位以内に入った回数が多い力士のベスト3を見ていきたい。 全15日間で4回ランクインし通算3位となったのは、「7勝8敗」の大関・貴景勝(1位2回・2位1回・3位1回)と「12勝3敗」の平幕・隆の勝(1位3回・2位0回・3位1回)の両名。貴景勝は「5勝3敗」となった中日終了時点では3位以内に3回ランクインしていたが、9日目以降は「2勝5敗」と負けが込んだこともあり1回しか選ばれなかった。 一方、隆の勝は10日目までは一度も選ばれなかったものの、残りの5日間で4回ランクインし貴景勝と同率の3位に急浮上。特に3連勝を飾った最後の3日間は、いずれも1位に選ばれるなどファンの支持が急上昇した。 2位となる5回のランクインを記録したのは、「7勝8敗」の小結・遠藤(1位1回・2位2回・3位2回)と「9勝6敗」の平幕・琴ノ若(1位0回・2位1回・3位4回)の2名。遠藤は3連勝をマークした4日目から6日目は3日連続で3位以内に選ばれるものの、その後は勝ったり負けたりを繰り返したことで票を集めることができなかった。 春場所が新入幕の場所となった琴ノ若は、「6勝2敗」となった中日までに4回3位以内にランクイン。中日以降は「3勝4敗」とやや失速したこともあり3位以内には1度しか入らなかったものの、前半で回数を稼ぎ、幕内屈指の人気力士である遠藤と肩を並べる結果となった。 そして、ぶっちぎりの9回ランクインで1位となったのは、「11勝4敗」の関脇・朝乃山(1位5回・2位3回・3位1回)。今場所に大関とりがかかると場所前から注目を集めていたこともあってか、中日までに4回、中日以降に5回と安定してファンの支持を獲得し見事1位に輝いている。 以上が力士の人気投票ともいえる「敢闘精神あふれる力士」アンケートで、ファンから支持された回数が多かった力士のベスト3だが、この結果にネット上のファンからは「琴ノ若が入ったのは意外」との反応が目立った。琴ノ若は父に元関脇・初代琴ノ若(現佐渡ヶ嶽親方)、祖父に第53代横綱・琴櫻を持ついわゆる“サラブレッド力士”だが、その血筋に期待するファンは多いのかもしれない。 また、他に多かったのが「優勝した白鵬が入っていない」との声。横綱・白鵬は今場所「14勝1敗」で44回目の優勝を飾っているが、意外にもアンケートでは全15日間で1度も3位以内に入っていない。 ただ、今場所のアンケートでは白鵬を含めた幕内の外国出身力士8名のうち、12日目に2位に選ばれた碧山以外の7名は全15日間で1度も3位以内に入っていない。このことを考えると、白鵬に票が集まらなかったのは白鵬個人の人気度だけでなく、投票したファンが“日本出身力士びいき”であることも影響しているのかもしれない。 次場所である夏場所は、今後の状況次第では、春場所と同じく無観客で開催されるのではとの見方もある。今場所のように日本出身力士に多く票が集まるのか、それとも外国出身力士の巻き返しがあるのか。来場所のアンケート結果も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月29日 11時00分
新大関・朝乃山、白鵬が後継者に指名も横綱昇進は体調次第? 過去3年の昇進力士は苦戦続き
3月8日から22日にかけて行われた大相撲3月場所で、「11勝4敗」の成績を残した関脇・朝乃山。その朝乃山が25日、大関に昇進することを日本相撲協会が決定した。 大関昇進に当たっては、“小結、関脇の地位で直近3場所33勝以上”という目安が存在する。朝乃山は新小結だった2019年11月場所で「11勝4敗」、新関脇となった2020年1月場所で「10勝5敗」だったため3月場所を含めても32勝と目安に満たなかったが、3月場所千秋楽で大関・貴景勝を破るなど相撲内容が評価された結果、昭和以降では8位タイとなる新三役から3場所でのスピード出世となった。 1場所平均11勝以上と高い実力と安定感の両立が求められることもあり、朝乃山以前は過去3年で3人のみとなっている大関昇進者。朝乃山と同じく彼らも昇進に値すると協会に判断されたわけだが、肝心の昇進後はどのような成績を残しているのだろうか。 2017年7月場所で大関に昇進した高安は、同場所で「9勝6敗」と勝ち越し。ただ、続く9月場所は右大腿筋を負傷し「1勝2敗12休」と大幅に負け越し、次場所で負け越すと関脇に落ちるカド番に転落。翌九州場所では右内転筋を痛めるも、「8勝5敗2休」と辛くもカド番を脱出した。 翌2018年は全6場所中4場所で2ケタ勝利をクリアするなど好調だった高安。しかし、2019年は左ひじの負傷で9月場所を全休、続く11月場所でも腰痛に見舞われ「3勝5敗7休」と負け越したため関脇に転落。2020年も1月場所は「6勝9敗」と負け越し、3月場所も左大腿二頭筋負傷の影響で「0勝5敗10休」と白星なしに終わっている。 2018年7月場所で大関に昇進した栃ノ心は、同場所で右足親指を痛め「5勝2敗8休」といきなり負け越すも翌9月場所は「9勝6敗」と勝ち越しカド番を脱出。ただ、2019年1月場所で右大腿四頭筋を痛め「0勝5敗10休」と2度目のカド番に転落すると、翌3月場所では「7勝8敗」と負け越し大関から陥落してしまった。 同年の5月場所で「10勝5敗」と2ケタ勝利をクリアし、「陥落直後の場所で2ケタ勝利」という復帰特例を満たし大関に復帰した栃ノ心。しかし、7月場所で右ひざ半月板を痛め「0勝6敗9休」、9月場所で「6勝9敗」と2場所連続で負け越し再び大関の座を失い、2020年も1月場所は「5勝10敗」、3月場所も「6勝9敗」と苦しい相撲が続いている。 2019年5月場所で大関に昇進した貴景勝は、同場所で右ひざ靭帯を負傷し「3勝4敗8休」と負け越し、続く7月場所も怪我が治らず全休を強いられ昇進2場所で関脇に逆戻り。ただ、9月場所で「12勝3敗」をマークしたことにより1場所で大関に返り咲いている。 2020年1月場所は「11勝4敗」と、2ケタ勝利をクリアした貴景勝。しかし、3月場所は「7勝8敗」と負け越し、自身2度目となるカド番に転落している。 以上の大関昇進力士たちを見ると、栃ノ心、貴景勝は怪我の影響により昇進1場所目でいきなりカド番に転落し、高安も2場所目で負傷に見舞われ負け越しを喫している。また、この3名は昇進直後以降もたびたび怪我に見舞われており、高安、栃ノ心は既に大関から陥落、貴景勝も5月場所次第ではその座を失う状況となっている。 往々にして、大関の取組には企業から多額の懸賞金がかけられるため、“臨時収入”を狙う他力士からのマーク、攻めも厳しくなる。これが15日間続くことで身体にダメージが蓄積され怪我を誘発させているという見方もあるが、朝乃山が昇進直後、並びにそれ以降に好成績を残せるかは、怪我をしないようコンディションに気を配ることが何よりも大事と言えるだろう。 3月場所を制した横綱・白鵬が場所後に「自分の後継者になるかもしれない」と評したことから、「直接対決で白鵬に勝って新時代の横綱になってほしい」との相撲ファンの期待も高まっている朝乃山。新大関として迎える5月場所から、ファンの期待に応えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月23日 17時00分
大相撲、八角理事長が協会あいさつ中に涙? 千秋楽での恒例行事、冒頭の“10秒無言”にファンから反響
22日に行われた大相撲春場所千秋楽(エディオンアリーナ大阪)。その千秋楽で行われた日本相撲協会・八角理事長の協会あいさつが、ネット上の相撲ファンの間で話題となっている。 協会あいさつは初日、千秋楽の幕内土俵入り前に理事長によって実施される恒例のもので、通常は理事長と共に三役以上の力士が土俵に上がった上で行われる。ただ、新型コロナウイルスの影響により無観客で開催された今場所の千秋楽では、全取組終了後、三役を含む全幕内力士が土俵下に整列し、土俵上には理事長1人が上がる形で行われた。 話題となっているのは、協会あいさつを述べる八角理事長の様子。八角理事長は手元の紙に視線を落としながら「千秋楽に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます」と切り出したが、その直後「本日…」と口にしたところで突然絶句し視線を正面へ。 その後、10秒ほど経った後に再び手元に視線を落とし、「千秋楽を迎えることができましたことは、ひとえにテレビ、ラジオ、インターネット等を通じて、応援してくださった全国のみなさまからのご支援、関係者によるご尽力のたまものです。心より感謝申し上げます」と口にして一礼した。 八角理事長はその後も「この3月場所を開催するにあたっては、一つの信念がありました…」、「立派に土俵を務め上げてくれました全力士…」と、ところどころ言葉を詰まらせながらあいさつしていた。 今回のあいさつを受け、ネット上のファンからは「八角理事長涙こらえてる?なんか突然無言になったけど」、「八角理事長が感極まってて自分も泣きそう」、「これまでの心労と無事乗り切れた安堵が入り混じってるんだろうな」、「他の競技が出来ない状況の中、腹くくって無観客開催に踏み切ったから重圧すごかったのかな」、「場所前から大変なストレスを抱えてたと思うけど、無事に春場所をやり切ってくれてありがとう」といった反応が多数寄せられている。 横綱・鶴竜との千秋楽相星決戦を制し「13勝2敗」とした横綱・白鵬が2場所ぶり44度目の優勝を飾り、「11勝4敗」の成績を残した関脇・朝乃山が場所後の大関昇進を確実にした春場所。本場所中止なら、もちろんこうした力士たちの活躍は見られなかったため、無観客開催を決断し全15日間を無事に全うした八角理事長、及びに力士、親方などの協会員に感謝しているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月16日 22時35分
大相撲、40度高熱の千代丸に「特別扱い」の声が 発熱2日でコロナ検査へ、一部の批判に反論も
大相撲春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)を発熱のため休場している幕内・千代丸。その千代丸が新型コロナウイルスの感染有無を調べるため、PCR検査を受けることになったと16日に複数メディアが報道した。 PCR検査とは、微量の検体から病原体の有無を確かめる検査のこと。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや結核などの病気にも用いられている検査方法である。 千代丸は15日の8日目を39.7度の高熱が出たため休場。しかし、9日目の16日も熱は下がらず逆に40度に達して休場したため、ネット上の相撲ファンからは「もしかしたらコロナかも」と心配する声が寄せられていた。 しかし、今回の一件を受けた一部ネットユーザーからは、「一般人は症状が4日続いたらって言われてるのに、なんでこの力士は2日しか経ってないのに検査受けられるんだ」、「現役力士と言えども、厚労省の検査基準には則るべきだろ」、「病院たらい回しにされてる人も多いのに、力士は特別扱いでそんな簡単に検査してもらえるのか」と批判の声が複数挙がっている。 厚生労働省が作成した文書『新型コロナウイルス感染症に関する行政検査について』によると、PCR検査を受けられるのは原則として「“37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状”かつ“感染確定者、もしくは流行地域に渡航または居住していた者と濃厚接触歴がある”」、もしくは「医師が総合的に判断した結果、新型コロナ感染を疑う」という条件に該当する患者が対象。 また、同じく厚労省作成の文書『新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安』には、「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様)」、または「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある」という基準も示されている。 上記の症状がある対象者が、最寄りの医療機関などでの診察によりインフルエンザなどの感染症が否定された場合、患者は各都道府県の帰国者・接触者相談センターへの連絡・相談を経た上で、「帰国者・接触者外来」を受診。公的保険が適用される前は、その上で保健所が医療機関に対し認めた場合のみ検査を受けることができた。 公的保険の適用が始まった3月6日以降は、PCR検査はこれまでの各自治体の保健当局による「行政検査」から保険適用に。そのため、現在は渡航歴や濃厚接触などの条件がなくなり、「帰国者・接触者外来」の医師が必要と判断すれば保健所を通さずに検査が受けられるようになった。 ただ、ネット上では3月13日にも「咳が一週間以上続き、更に4日以上熱が続いているのに病院をたらい回され検査してもらえなかった」との声や、3月15日には「38度の高熱になって、2つ目の病院でようやく検査を受けれた」という報告もあるなど、検査を受けられるかどうかにバラつきがある様子がうかがえた。 日本ではまだ有名人がPCR検査を受けた、もしくは新型コロナに感染したとは伝えられていないため、今回の批判に関しては「有名云々関係なく、医者が必要と判断したから検査するまででしょ」、「上裸で稽古や取組をする力士は一般人に比べて濃厚接触・罹患のリスク高いから、多少優先的に検査するのも間違いではないと思う」、「力士の中には持病持ちの人も多いから、すぐ対応できるならそれに越したことはないんじゃないの?」といった指摘や苦言も多数寄せられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月16日 12時10分
張本氏、無観客開催の相撲協会を批判「協会には莫大な貯蓄がある」「一場所賞金なくてもいい」も物議
15日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が大相撲春場所を開催した日本相撲協会を厳しく批判するシーンがあり、物議を醸した。 番組では、大相撲春場所の模様を紹介。新型コロナウイルスの影響で無観客のなか取り組みが行われたことについて、関口宏が「朝稽古を見ているみたい」と話す。張本氏も「ここまでやってるなら15日、無難に過ごしてもらいたいわね」と力士や関係者を慮る。 しかし、張本氏は「賞金なんか出さないほうが、いいですよ。今の時期にね、賞金のお金のやり取りさせちゃダメよ。ましてやね、企業の PR のために関係者が(懸賞幕を)持って土俵の周り回っちゃだめよ。反感買いますよ」と怒る。 さらに、「自分の会社のPRしていいのかと。この時期に。で、幕内の上位はね、みんなの力士は給料高いから、一場所くらい賞金なくてもいいんですよ。ましてやね、協会では莫大な貯蓄があるんだから、莫大な貯蓄が。これ三つに分けて貯金してるから、一場所くらいどうってことない」と持論を展開。 根拠のない情報も含まれているだけに、関口は「私は、そこまでよく分かりませんが、ただまあ…」と口ごもるが、張本氏は「まだ終わってないから話が。最後まで聞きなさいよ。本当は喝入れたいですよ。やっぱり持って宣伝するようなことはやめてもらいたいよ。厳正粛々。終わり」と相撲協会を批判した。 この発言に、一部視聴者からは「懸賞を出すスポンサーがいるからこそ場所を開催できている。そういう言い方はないのではないか」「『サンデーモーニング』だってスポンサーに支えられている民放番組なのに、スポンサー企業を批判するのはいかがなものか」「こんな時だからこそ、お金を回さねばならないのではないか」など批判の声が上がる。一方で、「その通り」「場所自体を開催するべきではなかったと思う」という声も。 また、相撲協会に「莫大な貯蓄がある」と話したことについても、「根拠を示してほしい」「どこからの情報なのか」とツッコミが入った。私見はともかく、情報ソースを公開せず「貯蓄がある」とした張本氏。今後、詳細説明を求められるかもしれない。
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スポーツ 2020年03月11日 05時30分
大相撲春場所、無観客でも大盛り上がり? まるで異空間…注目集めたのは音、アングル、生解説
新型コロナウイルスの影響により、無観客で開催されることが1日に決定した大相撲春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)。その決定通り春場所は8日の初日から無観客で行われ、早くも3日目の取組を消化した。 観客が誰一人いない中行われているとあって、ネットを中心に「お客さんがいない場内はやっぱり寂しいな」、「歓声が聞こえないと視聴者側も盛り上がらない」といったコメントが散見される今場所。ただ、その一方で「無観客は無観客で楽しい部分もあるな」、「中継見てる分には新鮮」と、無観客相撲に新たな観戦ポイントを見出しているファンも少なくない。 無観客相撲となった今場所で、普段より際立っているのが「音」。普段の本場所では観客が多数詰めかけ声援を送るため、取組で聞こえるのは立ち合いの衝突や張り手の音がほとんど。ただ、無観客の今場所では体のぶつかり合いや四股はもちろん、息遣いやすり足の音もはっきりと聞こえることから、「普段聞こえない音が聞こえるから臨場感が凄い」といったコメントが数多く見受けられる。 また、今場所では力士だけでなく、行司や呼び出しが出す音も聞き取ることができる。中でも、横綱土俵入りの際に行司が「しーっ」と大きく息を吐き、場内に静かにするよう求める「警蹕(けいひつ)」という所作に対しては、「こんな所作があるのか、今まで会場に行ったことないから知らなかった」という声も多数寄せられていた。 無観客ならではの取り組みがされているのが、テレビ中継の「カメラアングル」。大相撲中継では普段も正面、向正面、吊り屋根、花道といった場所にカメラが設置されているが、今場所では本来観客が座る場所にもカメラが設置されており、普段は見られないようなアングルも楽しむことができる。 中でもファンの反応を集めているのは、正面に座った勝負審判の背後から土俵上を映すアングル。特に、スキンヘッドの藤島親方(元大関武双山)が映り込む時のインパクトは大きいようで、一部ファンからは「藤島親方の頭が存在感ありすぎて取組に集中できない(笑)」という声が挙がっていた。 今場所が無観客になったことを受け、日本相撲協会は少しでも場所を盛り上げようと、公式ユーチューブチャンネル上で親方衆による幕内取組解説を生配信している。配信では岩友親方(元幕内木村山)、小野川親方(元幕内北太樹)、音羽山親方(元幕内天鎧鵬)の「解説親方」3名に加え、日替わりで登場するゲスト親方が取組を解説。親方衆に会場警備やチケットもぎりといった仕事が課せられる普段の場所では実施が難しいとあって、ファンからは「ぜいたくな生配信だなあ」と好評を集めている。 ネット上ではこの他にも、土俵外に押し出された力士がその勢いのまま無人の客席を駆け上がっていく光景や、客席の前列から最後列付近まで隔離された向正面解説ブースなど、さまざまな見どころを挙げる声が集まっている。 初日から3日が経過した時点で、無観客ならではの魅力や見どころに気付けたファンも少なくない大相撲春場所。残り12日間の中では、この他にも観戦ポイントが見出されるかもしれない。文 / 柴田雅人
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平幕・炎鵬を覚醒させた“師匠”白鵬の言葉とは 新入幕での負け越し、二人三脚で逆境を乗り越えた師弟愛をファン称賛
2020年02月03日 20時00分
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38年ぶり出現の「横綱大関」、前回の経緯は波乱万丈? 千代の富士、北の湖ら往年の大横綱も巻き添えに
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スポーツ
大相撲、土俵下で審判と力士が激突 「審判席が近すぎる」ファン苦言、浅香山親方の負傷退場後の状況は
2020年01月23日 19時15分
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スポーツ
横綱・白鵬、休場中「いいね」が物議? アントニオ猪木氏・田村淳らの投稿に反応「協会がSNS使用禁止してるんじゃ…」の指摘も
2020年01月21日 17時00分
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スポーツ
今場所に新入幕を期す力士も? 大鵬、琴櫻、朝青龍…横綱の血を引く“サラブレッド力士”たち
2020年01月18日 11時00分
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スポーツ
大相撲、協会の対応にファン激怒 力士が首から土俵下へ落下、退場シーンに「悪化したらどうする」批判の声
2020年01月17日 20時15分
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スポーツ
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2020年01月15日 19時30分
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スポーツ
大相撲、石浦の処遇に「フェアじゃない」と批判の声 貴ノ富士・拓郎とは対照的、軽度な処分の理由は
2020年01月10日 19時03分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分