大相撲
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スポーツ 2021年01月20日 19時45分
大相撲初場所の審判団に「信じられない」批判の声 足がふらつく力士を放置、後遺症の可能性の指摘も
19日に行われた大相撲1月場所10日目。幕下の湘南乃海対朝玉勢の取組が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 両者は最初の立ち合いで頭同士を激しくぶつけていったが、行司が手つき不十分と判断して立ち合い不成立に。ところが、立ち合いの衝撃で湘南乃海は脳震とうを起こしたのか、右ひざから崩れるように地面に転倒。その後立ち上がろうとしたが2度ほど尻もちをつき、立ち上がった後も足元がおぼつかない状態だった。 審判団は湘南乃海が立ち上がるまで特にアクションを起こしてはいなかったが、立ち上がった後に朝玉勢を含め両者を一度土俵から降ろし、1分ほど協議した上で湘南乃海に取組続行の意思を確認。湘南乃海は続行を表明し、その後の取組で朝玉勢を破り白星を挙げた。 >>綱取り絶望の貴景勝、初日からタブーを犯していた?初挑戦は4日で終了、朝青龍・鶴竜らと明暗分かれたワケは<< 取組後は国技館内の相撲診療所と墨田区内の病院で検査を受け、体調に問題はないと診断されたことが伝えられている。ただ、今回の一件を受けネット上には「明らかな脳震とうなのにしばらくの間見てるだけなんて信じられない」、「なぜ誰も出場を止めなかったのか、その後のキャリアに影響する後遺症が残ったらどうするんだ」、「ほとんどの力士はこうやって負傷しても『大丈夫です』、『相撲取れます』って言うものだろうから、親方衆がしっかり止めてあげないと」といった審判団への苦言や批判が多数挙がっている。 脳震とうは一般的に頭部に強い衝撃を受けた際に発症のリスクがあるとされ、発症すると頭痛・めまい・ふらつき、重症の場合は意識・記憶喪失などの症状が出るといわれている。今回の湘南乃海が本当に脳震とうを発症していたか、詳細は伝えられていないが、2度尻もちをつき足元をふらつかせる姿を見て脳震とうを発症していると捉えたファンは多かったようだ。 「相撲は体重100キロを優に超える大男同士が激しくぶつかり合って勝敗を決するという性質上、他のスポーツに比べて脳震とうが起こりやすいといわれている競技。角界では“負傷のうちに入らない”と考えられているのか、本場所の土俵で力士が脳震とうを起こしても審判団はそのまま取組を続行させるケースがほとんどで、力士側もその多くが軽症だと強調しがちです。ただ、過去には脳震とうで転倒した際に膝の靭帯を損傷しそこから番付が一気に落ちた久島海(元幕内/元田子の浦親方)のような力士もいますし、力士の大型化が進んでいるとされる昨今は頭に受ける衝撃も大きくなっていることは明白。力士生命、あるいは人としての生命に関わる事態が起こる前に、力士を守る規則を設けるのは急務かもしれません」(相撲ライター) 今回の取組を受け、審判部は今後同様のケースが起こった場合は取組をやり直さない方針をひとまず決定し、今場所後に新ルール作りに取り組むと伝えられている。今回の一件が力士の安全管理体制強化につながることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月19日 19時00分
貴景勝の休場に「怪我なんてしてないだろ」疑問の声 3日目に左足首を故障も、取組直後から怪しい行動が?
2020年11月場所を「13勝2敗」で制し、綱取りをかけて今場所に臨んでいた大関・貴景勝が、19日の10日目から休場すると複数メディアが報じた。 報道によると、貴景勝は12日の3日目・北勝富士戦で敗れた際に左足首を負傷。13日の4日目以降は怪我を押して出場していたが、9日目を終え「2勝7敗」となった18日夜に師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)に休場を申し出たという。また、常盤山親方が加療期間について「約3週間から1カ月弱」と口にしたことから、再出場する可能性も低いとみられている。 先場所を大関として制し、今場所、好成績で優勝を収めれば横綱昇進のチャンスという状況だった貴景勝。しかし、今回の休場で今場所の負け越しが確定したため、来場所の3月場所は負け越せば関脇に転落するカド番として迎えることとなった。 >>綱取り絶望の貴景勝、初日からタブーを犯していた?初挑戦は4日で終了、朝青龍・鶴竜らと明暗分かれたワケは<< 貴景勝の休場を受け、ネット上には「先場所と比べて明らかに様子がおかしいと思ったら故障してたのか」、「力無く負ける相撲が多すぎると感じてたけど、足首痛めてるなら力が入らなくて当然か」、「来場所はカド番だけど焦らずに治してほしい、まだ若い(貴景勝は24歳)から治りも早いはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「左足首の故障は成績不振の言い訳としか思えない」、「北勝富士戦はテレビで見てたけど、左足首気にするそぶりなんか見せてなかったぞ」、「4日目以降も足引きずったりテーピングしたりもしてないし、本当は怪我なんかしてないんじゃないか?」と疑問視し、反発するコメントも複数寄せられている。 「貴景勝は北勝富士の押しを受けた際に踏ん張っていた左足のつま先が滑り、その後左ひざから崩れ落ちるように体が落ちて敗戦。ただ、この後の貴景勝は左足首を気にするそぶりは見せないまま土俵を降り、花道を引き揚げる時も特に左足を引きずってはいませんでした。また、こうした故障を負ってもなお出場する場合はテーピングなどで患部をしっかり固めるのが一般的ですが、翌4日目から9日目まで貴景勝が左足首にテーピングを巻いて出場した取組はゼロ。そのため、休場の理由とした左足首の故障は成績不振の責任から逃れるための仮病ではないかと疑っているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 一部では「故障が嘘だとしたらもちろんおかしいし、本当だとしてもそこから約1週間も強行出場を続けたのはおかしい」という声も挙がっている貴景勝。怪我を押した末の休場は、来場所にどのような影響を与えることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月16日 11時00分
綱取り絶望の貴景勝、初日からタブーを犯していた? 初挑戦は4日で終了、朝青龍・鶴竜らと明暗分かれたワケは
2020年11月場所を「13勝2敗」を制し、2021年1月場所で自身初となる綱取りに臨むことになった大関・貴景勝。ところが早くも序盤で絶望的となり、多くの相撲ファンを驚かせた。 貴景勝は10日に迎えた初日でいきなり関脇・御嶽海に土をつけられると、翌日以降平幕の大栄翔、北勝富士、宝富士に敗れまさかの4連敗。14日の5日目に平幕・琴勝峰を下しようやく初白星を手にしたが、横綱昇進の可否を判断する伊勢ケ浜審判部長は4連敗直後に綱取りの可能性について「聞くこと自体がおかしい」と口にしているため、今場所での綱取りは絶望的とみられている。 15日の6日目に平幕・阿武咲に敗れ5敗目を喫したため、いよいよ綱取りのチャンスは無くなったといえる貴景勝。ただ、綱取り初挑戦の大関が一発で横綱昇進を決めることは極めて難しく、過去30年で見ても3名しか成功した大関はいない。 >>「皆弱い!」「土俵に上がるな!」元横綱・朝青龍氏が体たらくな力士に激怒三役不調の初場所、3度目の番狂わせも濃厚?<< 1992年11月場所を「14勝1敗」で制した曙は、翌1993年1月場所で自身初の綱取りに挑戦。当時はまだ外国出身の力士が横綱になった例はなかったため、少なくとも13勝以上で優勝しないと昇進は見送られるのではとの見方が多数。そのような状況でも曙は初日から7連勝と好スタートを切り、中日以降も5勝2敗と大崩れせず乗り切った。 「11勝3敗」の関脇・貴花田(後の横綱・貴乃花)と激突した千秋楽は勝てば優勝、負ければ優勝決定戦という大一番となったが、曙は激しい突き押しで貴花田に完勝し「13勝2敗」で2場所連続優勝。これにより、曙は場所後に外国出身力士として初となる横綱昇進をつかんでいる。 2002年11月場所で「14勝1敗」をマークし初優勝を果たした朝青龍は、翌2003年1月場所が自身初の綱取り場所に。先場所の勢いそのままに初日から8連勝を飾ったが、9日目の平幕・海鵬戦で敗れ連勝はストップ。さらに、この取組で左足薬指脱臼、脹脛肉離れと複数の怪我を負ってしまった。 しかし、翌10日目からの朝青龍は故障の影響で負けが込むどころか、再び連勝街道を歩み結果的に千秋楽まで6連勝。「14勝1敗」で圧倒的な優勝を果たした朝青龍は、同場所で引退した横綱・貴乃花と入れ替わる形で横綱に昇進した。なお、朝青龍は初土俵を踏んだ1999年3月場所から所要25場所で横綱まで上り詰めたが、これは年6場所制が定着した1958年以降では史上最速の記録で現在も破られていない。 現役横綱の鶴竜も、曙、朝青龍と同じく初挑戦で綱取りを成功させた力士。鶴竜は2014年1月場所で「14勝1敗」の好成績を残すも、同じ成績だった横綱・白鵬との優勝決定戦に敗れ優勝はならず。ただ、当時の北の湖理事長が場所後に「決定戦までいったし、優勝に準じる」、「最低でも13勝」と語ったことから、翌3月場所は13勝以上で優勝すれば横綱昇進という綱取り場所となった。 迎えた3月場所の鶴竜は3日目の平幕・隠岐の海戦で初黒星を喫するも、敗戦を引きずることなく13日目まで10連勝をマークし「12勝1敗」と13勝に王手。さらに、14日目に迎えた白鵬との相星決戦を制し先場所のリベンジを果たすと、千秋楽の大関・琴奨菊戦にも勝利し「14勝1敗」で初優勝。前場所後に北の湖理事長が口にしたノルマをクリアしたこともあり、鶴竜は場所後に横綱に昇進している。 過去30年で綱取りを一発で成功させた以上の3名はいずれも綱とり場所では初日に勝利して勢いをつけ、複数回の連勝を記録した末に横綱の座を手にしている。一方、今回の貴景勝は初日にいきなり敗れたため、この時点で綱取り成功の確率は著しく下がってしまったという見方ができるだろう。 また、この3名は全員綱取りの場所で連敗を喫してはいないが、貴景勝は前述の通り初日から4連敗を喫している。貴景勝が得意とする突き押し相撲は状態の良し悪しで当たりの強さが変わるため連勝・連敗がはっきり分かれやすい取り口と言われているが、初日から連敗が続いたところを見るともしかすると怪我を隠して出場している可能性もあるのかもしれない。 序盤に出遅れたことで綱取りは実現せず、逆にカド番の危機が迫っている貴景勝。残りの中盤・終盤で成績を持ち直すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月15日 13時35分
「皆弱い!」「土俵に上がるな!」元横綱・朝青龍氏が体たらくな力士に激怒 三役不調の初場所、3度目の番狂わせも濃厚?
元横綱・朝青龍氏(本名:ドルゴルスレン・ダグワドルジ)が、14日に自身の公式ツイッターに投稿。大相撲初場所を戦う力士たちに激怒した。 朝青龍氏は5日目となる14日の全取組が終了した直後の午後5時58分、自身のツイッターに「全敗!!ひたくそう」(原文ママ)と投稿。どの力士に怒りを覚えたのかは不明だが、今場所では自身の甥っ子である平幕・豊昇龍が初日から5連敗を喫しているため、その豊昇龍に向けた苦言とみられる。 朝青龍氏は続けて、「皆弱い!客に失礼!!」、「新年初場所!!何か考える事ないの?若々しく動き無し!!土俵に上がるな!!」とツイートを連投。今場所は白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休場し、綱取りを狙った大関・貴景勝も5日目までに「1勝4敗」でほぼ終戦と今一つ盛り上がりに欠けているが、この状況には朝青龍氏も思うところがあるようだ。 さらに、朝青龍氏は「モンゴル軍団弱すぎる笑笑」と、同郷のモンゴル人力士たちも批判。なお、今場所は8名のモンゴル人力士が幕内にいるが、5日目までの成績は勝ち越しが4名(照ノ富士3勝2敗/玉鷲3勝2敗/霧馬山3勝2敗/逸ノ城4勝1敗)、負け越しが1名(豊昇龍0勝5敗)、休場が3名(白鵬、鶴竜、千代翔馬)となっている。 >>“コロナ引退”の琴貫鐵氏が佐渡ヶ嶽親方の冷遇に怒り「これからも何人も辞める」 8年分の不満吐露に反発も<< 一連の投稿を受け、ネット上には「横綱不在で上位陣も微妙だから朝青龍が怒るのも当然」、「豊昇龍は幕内3場所目で初めて壁に当たっているな、ここから踏ん張らないと十両に落ちてしまうぞ」、「とにかく三役の成績がイマイチ、そのせいでここまでのトップはみんな平幕だし」、「モンゴル軍団は言うほど弱くは無くないか?休場が多くてうーんという感じはあるが」といった反応が多数寄せられている。 「14日で序盤の5日間が終了した今場所ですが、現在無傷の5連勝で優勝争いトップを走っているのは大栄翔、明生、明瀬山の平幕3名。一方、三役の面々を見ると優勝争いに絡んでいるのは共に4勝1敗の大関・正代、関脇・隆の勝ぐらいで、その他は全員早くも2敗以上を喫するなど調子が出ていません。初場所はここ3年で2度(2018年栃ノ心/2020年德勝龍)平幕力士が賜杯をつかむなど近年は荒れ模様となることが多くなっていますが、今場所もここまでは3度目の番狂わせが起こりそうな空気となっていますね」(相撲ライター) 一連の投稿の最後には「嫌いこそ好きになるのは人間だ!!」と、今でも角界を気にかけているからこその苦言だという旨を投稿している朝青龍氏。残りの10日間で、その朝青龍氏を満足させる力士は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について朝青龍氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2021年01月12日 20時30分
“コロナ引退”の琴貫鐵氏が佐渡ヶ嶽親方の冷遇に怒り「これからも何人も辞める」 8年分の不満吐露に反発も
元関脇・貴闘力氏が11日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、新型コロナウイルスへの恐怖心を理由に9日に現役を引退した元序二段・琴貫鐵氏がゲスト出演。引退まで所属した佐渡ヶ嶽部屋の師匠・佐渡ヶ嶽親方からの“冷遇”を暴露した。 10日に貴闘力氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が2本目の登場となる琴貫鐵氏。今回の動画では入門して初土俵を踏んだ2013年3月場所から引退した9日まで約8年過ごした佐渡ヶ嶽部屋での力士生活の中で、佐渡ヶ嶽親方から数々の冷遇を受けていたことを明かした。 9日に自身の公式ツイッターに「今日を持って引退することになりました」と、日本相撲協会に引退を申し出て、受理されたことを明かした琴貫鐵氏。同日には断髪式も行ったというが、佐渡ヶ嶽親方は「(引退が正式に)決まり次第(早く)出ていけ」、「断髪式が終わったら、早く準備して早く出ていきなさい」と要求。そのため、琴貫鐵氏は引退後の仕事や住居を決める間もないまま部屋を追われることになったという。 約8年前に入門する際に、佐渡ヶ嶽親方からは「中卒で入っても大丈夫なようにしておくから安心して入ってこい」と引退後、路頭に迷わないよう仕事を工面すると伝えられていたという。しかし引退決断後、親方は次の仕事を見つけてくれることはなかったといい、自身より前に辞めた他の力士にも仕事を探しているような様子は全く見られなかったという。 また、琴貫鐵氏によると入門前の親方は非常に優しい態度だったというが、いざ入門すると自身を含めた若手力士はほったらかしで、部屋の兄弟子にほとんどの指導を任せているような状況だったとのこと。さらに、怪我をした際の治療費も自己負担だったため場所ごとに7万~10万円程度(序ノ口は7万円、序二段は8万円、三段目は10万円)の場所手当ではまかないきれず、母親に工面してもらうこともしばしばだったという。 そんな状況の中、日本、そして世界で新型コロナの感染が拡大したことを受け、「これでコロナになって入院するってなった時に、また母親に工面してもらわなきゃいけないんじゃないか。それで母に迷惑をかけるんじゃないか」という考えに至ったことが引退決断の理由だったという琴貫鐵氏。「これからも何人も辞めると聞いています」と、自身以外にも複数の力士が佐渡ヶ嶽部屋を去る方向で動いていると語っていた。 >>横綱・白鵬の休場に心無い批判も稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは<< 今回の動画を受け、ネット上には「ここまで冷たく扱うのは酷い、親方は弟子のことをカネを運んできてくれる奴隷としか思ってないんだろうな」、「入門時と引退時で言ってることが違いすぎる、騙したと言われても仕方ないのでは」、「ニュースによると琴貫鐵さんは心臓に疾患があったらしいし、佐渡ヶ嶽親方はもう少し寄り添ってあげるべきだったのではないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「自分から『コロナが怖い』ってゴネて辞めたんだから、出ていけと言われるのも当然では」、「自分のことばかり言ってるから本当に冷遇なのか分からない、他の部屋も同じような感じなら単なるわがままでしかない」、「相当な不満があったことは分かるが、こうも話題を集めると次の仕事探しにも悪影響が出てくるのではないか」といった苦言や批判のコメントも複数見受けられた。 「今回の動画で琴貫鐵氏は自身と同じような立ち位置の同部屋力士や他の部屋との比較については語っていないので、佐渡ヶ嶽部屋の指導体制に問題があるのか、それとも琴貫鐵氏が単にわがままなだけなのかは分かりません。ただ、昨今は減少の一途をたどる新弟子を1人でも多く確保しようとサポート体制を整える部屋も増えてきており、荒汐部屋や時津風部屋などは高卒認定をはじめとした各資格・免許の取得援助や、後援会と協力した引退後の就職あっせんなどを約束すると公式サイト上に掲載しています。もしかしたら琴貫鐵氏はこうした部屋の力士と話すうちに、佐渡ヶ嶽部屋の指導体制はおかしいと判断したのかもしれません」(相撲ライター) 琴貫鐵氏の暴露に対し現在(12日午後5時半)までに佐渡ヶ嶽親方が何らかのコメントをしたとは特に伝えられていないが、今後反論することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg琴貫鐵氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/miyakuradaisuke
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スポーツ 2021年01月05日 19時55分
横綱・白鵬のコロナ感染で初場所中止の懸念? 協会は開催めざすも、ファンは最悪の感染経路を危惧
10日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)。開幕が間近に迫った5日、横綱・白鵬が新型コロナウイルスに感染したことを複数メディアが報じた。 報道によると、白鵬は3日に嗅覚異常を覚え4日にPCR検査を受けたところ、5日朝に陽性が確認されたとのこと。白鵬は保健所の指導のもと入院するという。同時に、白鵬の所属部屋である宮城野部屋の関係者全員が5日中にPCR検査を受けることも伝えられている。 白鵬は3場所連続休場となった昨年11月場所後に、横綱審議委員会から3種類ある決議の中で2番目に厳しい「注意」の決議を下されている。初場所は最も重い決議である「引退勧告」を回避するための重要な場所だったが、今回のコロナ感染で出場が絶望的となったため復活の可否は3月場所に持ち越されることになった。 >>白鵬・鶴竜、2場所連続休場にファン呆れ横審もいよいよ我慢の限界?「場所を全うする回数が多くない」<< 白鵬のコロナ感染を受け、ネット上には「最高位の力士がコロナにかかったのはショック」、「場所目前でかかるのは本人的にも興行的にもキツいな」、「部屋内の他力士まで広がったら場所の開催も危うくなる、白鵬以外に感染者が出ないことを祈るしかない」といった心配の声が多数寄せられている。 一方、「白鵬も参加してた合同稽古のメンバーは大丈夫なのか」、「もし感染経路が合同稽古なら一巻の終わり」と、昨年末に行われた合同稽古を絡めたコメントも複数見受けられた。 「今回コロナ感染が判明した白鵬は、協会が昨年12月18日~23日に国技館内の相撲教習所で実施した合同稽古に初日から4日間参加。この稽古はコロナ禍により出稽古が制限される状況を考慮して協会が設けたもので、複数回のPCR検査や付き人の人数制限といった感染対策を施した上で開催。また、稽古には横綱・鶴竜をはじめ多数の幕内力士が参加し、貴景勝や朝乃山といった大関陣が白鵬と積極的に相撲をとったことなども伝えられていました。白鵬の感染経路について詳細は特に伝えられていませんが、この合同稽古が感染のきっかけになったのではと危惧しているファンは少なくないようです」(相撲ライター) 一部からは「7日からは緊急事態宣言(東京、神奈川、埼玉、千葉が対象)も出るらしいし、もう初場所は中止にすべきでは」との声も挙がっている初場所。現在(5日午後7時)まで協会は観客上限を5000人として場所を開催するというスタンスを崩してはいないが、今後どのような対応をとっていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月06日 19時30分
白鵬・鶴竜、2場所連続休場にファン呆れ 横審もいよいよ我慢の限界?「場所を全うする回数が多くない」
8日に初日を迎える大相撲11月場所(東京・両国国技館)。場所の開催が2日後に迫った6日、白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休場することを複数メディアが報じた。 >>RIZIN元貴ノ富士、スダリオ剛がプロレスラーにMMAルールで勝利デビュー!<< 報道によると、白鵬は8月に手術を受けた右ひざの回復が思わしくないため、6日に日本相撲協会に医師の診断書を提出し休場。また、鶴竜も持病である腰痛の影響で稽古も満足にできない状況のため休場を選択した。両横綱はいずれもこのまま11月場所を全休するとみられている。 両横綱は関脇正代(現大関)が「13勝2敗」で初優勝を飾った9月場所も、揃って初日から休場しそのまま全休。2場所連続で複数の横綱が初日から休場するのは、1場所15日制が定着した1949年5月場所以降では初めての珍事となった。 両横綱の休場を受け、ネット上には「2人ともまた初日から休場かよ」、「2場所続けて横綱土俵入りが見られないのは寂しい」、「横綱が1人もいないのはさすがになあ…先場所からの2か月間何をやってたんだ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「横審もいよいよ堪忍袋の緒が切れるのでは」、「先場所の時点でかなり厳しい姿勢だったし、何らかの決議に踏み切っても全くおかしくないな」と、横綱審議委員会を絡めたコメントも複数見受けられた。 「先場所後に開かれた横綱審議委員会では、一部委員から両横綱に対し何らかの決議(激励・注意・引退勧告の3種類)を出すべきという意見が挙がったことが伝えられています。話し合いの結果この時点での決議は見送られましたが、矢野弘典委員長は『場所を全うする回数が多くない』、『来場所の様子を見て、横審の方向を決めていく』と11月場所次第では決議を下す可能性を示唆。今回の休場により、今後の会議では先場所以上に厳しい意見が噴出する可能性は高いと言わざるを得ません」(野球ライター) 今年1~9月の4場所(5月場所は新型コロナの影響で中止)において、白鵬、鶴竜は共に途中休場が2回(1、7月)、そして全休が1回(9月)。この1年は出場がままならない状況が続いているため、横審からの厳しい追及は避けられそうにないかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 11時00分
式秀部屋の9名が脱走! 過去には現役横綱が脱走し廃業も その後、横綱昇進のハードルが高くなった?
1992年4月に創設され、2013年1月から現在の式秀親方(元幕内・北桜)が力士たちを指導している大相撲・式秀部屋(茨城・龍ケ崎市)。その式秀部屋に所属する力士19名中9名が、集団で部屋を脱走していたことを5日、複数メディアが報じた。 報道によると、式秀部屋では今年に入ってから式秀親方が体調を崩したため、代わりにおかみが力士たちの面倒を見ていたとのこと。しかし、おかみは「大部屋のコンセント使用は許可制」、「個人宛ての荷物は写真を撮りグループラインに投稿」、「個人ロッカーの抜き打ちチェック」といったルールを力士たちに義務付け、反発する者には「クビにするぞ」などと脅していたという。 こうした指導に不満を募らせた力士のうち9名が、4日夕方に部屋を脱走し千葉県内のカラオケボックスに逃走。そこで日本相撲協会に連絡したことから今回の一件が発覚したという。 >>貴乃花氏に「ロクなこと言わない」有吉が強力ツッコミ 「どうしたら幸せに…」自虐ネタも<< 7月19日~8月2日まで開催されていた7月場所が終わった直後の騒動に、ネット上には「約半分の力士が脱走というのは異常事態じゃないか?」、「報道内容が本当なら、ちょっと行き過ぎた指導って感じがする」といった反応が多数寄せられている。一部では「力士の脱走っていうと双羽黒の騒動を思い出すな」、「双羽黒の時みたいな大事に発展しなければいいが…」といったコメントも散見された。 コメントで挙がっている「双羽黒」は、第60代横綱・双羽黒(本名・北尾光司)。2019年2月10日に慢性腎不全のため55歳で亡くなった元力士だが、現役中に所属する部屋を脱走する騒動を起こしている。 騒動が起こったのは、今から33年前の1987年末のこと。当時24歳の横綱・双羽黒は、直前の11月場所で「13勝2敗」と好調。横綱・千代の富士(前九重親方)が「15勝0敗」だったため優勝とはならなかったが、翌1988年は複数回の優勝を果たすのではとの見方も強かった。 ところが、双羽黒は同年12月27日に立浪親方(元関脇・安念山)に生活態度を注意されたことを理由に、所属していた立浪部屋を脱走。当時の報道では部屋で出されたちゃんこの味付けを巡り親方との言い争いに発展したとされているが、本人はちゃんこも満足に作れない若い衆を指導するよう親方に求めたところ、逆に若い衆への謝罪を求められたことが発端と後年に主張している。 双羽黒は脱走後に都内のマンションの一室に潜伏したが、周囲が部屋に戻るように説得しても応じず。一方、双羽黒の行動に激怒した立浪親方は、協会へ双羽黒の廃業届を提出。この事態を受けた協会は同月31日に緊急理事会を開き、双羽黒の廃業届を受理することを決定。双羽黒も同日に記者会見を開き、「横綱としては失格だったかもしれないが、自分を貫いた」と廃業を受け入れている。 ここまでが双羽黒が起こした騒動の経緯だが、協会はこの騒動をきっかけに“双羽黒を優勝なしで横綱に昇進させた判断が結果的には甘過ぎた”と反省し、以降は「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という昇進基準を厳格にするようになったといわれている。実際、これ以降は「2場所連続優勝に準ずる成績」を挙げた大関が、「2場所連続優勝」を満たしていないとして昇進を見送られるケースが続出。2014年3月場所後に大関・鶴竜(前場所優勝同点・当場所優勝)が昇進するまで、厳格な適用は続いたとされている。 一方、双羽黒は力士引退後にプロレスラーや格闘家として活動したが、いずれも成功せずに1998年に引退。その後、2003年に代替わりした立浪部屋のアドバイザーを一時務めていたがこれも長続きせず、2013年に腎臓を患って以降は亡くなるまで闘病生活を送っている。 今回の騒動を受け協会は式秀親方とおかみを注意し、脱走した力士9名は全員部屋に戻ったことが報じられている。ただ、脱走した9名以外にも不満を募らせている力士がいるとも伝えられているため、事態の収拾にはもう少し時間がかかりそうだ。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2020年08月07日 12時20分
梅沢富美男、脱走事件の相撲部屋に「昔みたいなことをしていたらダメ」 役者に当てはめ指摘
8月6日に放送された『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、茨城県龍ケ崎市の式秀部屋に所属する力士9人が集団で脱走した事件が取り上げられた。原因とされるのは、おかみさんの過剰なモラハラだった。ロッカーを抜き打ちチェック、部屋のコンセント使用は許可制、7月場所の終了後に反省文提出といった実態が取り上げられ、不満を示すと「クビにする」といった言葉も向けられたという。日本相撲協会のコンプライアンス委員会は、力士、おかみさん、親方から聞き取り調査を行った。 さらに、親方が体調を崩しており、部屋にいないことが多く、実質的におかみさんが取り仕切っていたのも原因の一つとされそうだ。NEWSの小山慶一郎はこの点に注目し、「親方が不在の部屋を注意して見るような協会の動きはないんですかね。力士たちも親方がいない中で不安もあったと思いますし、気づいてあげるような対策がこれから必要」と話した。これには、ネット上で「日頃からチェックできるような体制は必要かも」「何かが起きてからでは遅いということか」といった共感の声が聞かれた。 また、梅沢富美男は今と昔の価値観の違いに触れ、「昔のようにやったって無理だよ。ぎゅうぎゅう詰めにしちゃうというのは、相撲業界にはあったんだろうけど、昔みたいなことをしていたらダメ。今の子はついていかないよ。相撲業界だけじゃないよ。役者もそうだし、どの職業でも言えるんじゃないかな」とコメント。これには、ネット上で「昔ながらの体質ってまったく無意味だからな」「確かにこれは伝統でもなんでもない」といった声が聞かれた。 このほか、オネエのダイアナ・エクストラバガンザは「スパルタで心とか体を育てていくというのはあると思うんですけど、さすがにその範疇じゃない」、ナジャ・グランディーバも「『クビにするぞ』とか脅しというか脅迫ですよね。厳しい部屋であっても師匠やおかみさんが尊敬されていたら脱走はない」と話し、人間関係を重んじるオネエ業界の2人も、相撲部屋の古い体質には違和感を持っているようだった。
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芸能ニュース 2020年05月14日 12時40分
岡田晴恵教授、死去力士は「医療体制の不備で亡くなった」発言で物議 「人の死を利用して…」厳しい声も
14日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)での、白鴎大学教授の岡田晴恵氏の発言が物議を醸している。 この日、番組では13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去した28歳の力士・勝武士さんの訃報を報道。勝武士さんは先月4日に38度台の発熱があり、保健所や複数の病院に問い合わせたものの、受け入れ先が見つからず。8日には血痰が出たため緊急搬送されたが、当初受け入れ先が見つからず、夜になり受け入れられた病院で受けた簡易検査では陰性だったが、翌9日に別の病院に転院し、PCR検査の結果、陽性と判明。19日からは集中治療室に入ったが、亡くなってしまった。 岡田教授はこの一連のニュースについて、「力士の方は、新型コロナで亡くなったというより、新型コロナの医療体制の不備で亡くなってしまったっていうイメージがあるんです」と発言。発熱や咳のある患者が1次救急、2次救急に断られる状況が続いているといい、「電話が繋がらない、病院はたらい回し」とした。さらに岡田教授は、「もともと基礎疾患(糖尿病)がおありだったわけですから、どうしてこんなに病院に入れなかったんだろうと思います」と指摘。大相撲について、「幕下の方とかは、みんな集団生活でいますし、稽古そのものも濃厚接触ですし」と話し、「私は感染予防という対策はご協力できますので、もし相撲部屋の方でご要望があれば、大学の方に問い合わせいただければご協力をいたします」と伝えていた。 しかし、岡田教授のこの発言に視聴者からは、「検査を煽る『モーニングショー』みたいな番組があるから、医療機関にも苦情や相談の電話がたくさん来てて繋がりにくいんでしょ」「医療体制や政府批判に亡くなった方を利用するのは許せない」「いちばん医療機関が混乱していた時でしょ?亡くなったのは医療体制のせいじゃない」という批判の声が集まってしまっていた。 また、大学への問い合わせの呼び掛けについても、「人の死を利用して宣伝?」「白鴎大って教育学部と経営学部と法学部しかないけど、どう問い合わせろって言うのよ」というツッコミも集まってしまっていた。 その発言がたびたび物議を醸すようになってしまった岡田教授。視聴者からはまたも不信の声が殺到する事態になっていた。
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