フジテレビ
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芸能 2020年07月09日 20時00分
打ち切り報道の『グッディ!』、安藤優子は言及せずも高橋克実には不満?「気が付いてくれないアナタはどうなの?」
打ち切り報道もささやかれていた『バイキング』(フジテレビ系)が一転、むしろ終わるどころか10月から1時間拡大され、3時間という超ワイド番組になることが分かった。それに伴い、この後に続く『直撃LIVE グッディ!』(同系)は、9月を以って終了という知らせも飛び込んできた。 「このニュースが出た9日の『グッディ!』に注目が集まりました。MCの安藤優子、そして高橋克実がどんなコメントを言うのか関心が集まったのですが、前番組『バイキング』との“生リレータイム”でも、坂上忍とは番組の今後についての会話は一切交わされませんでした。ただし、通常なら坂上がアドリブを入れて3人で盛り上がるはずの部分を、この日は坂上は一切無言。安藤が語る豪雨についての情報をただ黙って聞いていたのです」(芸能ライター) >>安藤優子、東京感染者数増に「検査数が多いのは理由にならない」発言で物議 「ちょっと理解するべき」の声も<< もっとも、坂上から『バイキング』が拡大するという話を安藤に向けてするのは無神経すぎるし、逆に『グッディ!』の安藤にとっては番組がただ終わるだけではなく、前番組の『バイキング』が1時間“浸食”する上での終了と、不本意以外の何物でもないだろう。3人の間に流れていた微妙な空気は、そんな葛藤があったのかもしれない。 だが、安藤はそんな鬱憤を、『グッディ!』のオープニングで、高橋にぶつけていた。 「2人揃って『こんにちは』と言った後、高橋は『今日もずっと雨が降ってます』と話題を安藤に投げたのです。ところが、安藤は『今、気が付きました?私、声が裏返っちゃったんですけど』と、“こんにちは”の声が裏返ってしまったと高橋に告げたのです。そして、『(それを)気が付いてくれないアナタはどうなの?という感じだったんですが』と高橋に皮肉。彼は若干不満げに、『……すみませんでした』と謝っていました」(同) 2015年以来、ともにMCを務めてきた安藤と高橋だが……。 「30年以上、報道・ニュース畑に身を投じ、一貫してジャーナリストとして活躍してきた安藤と、バラエティの色の強い高橋は、必ずしも相性がいいとは言えませんでした。投げたボールをうまく打ち返してくれないと、それぞれ相手に対して思っていたのではないでしょうか。そして安藤の先の発言は、番組終了が明るみになった鬱憤を、高橋に思わずぶつけてしまった瞬間かもしれません」(同) 終了まで2か月以上ある。2人の仲はどうなってしまうのだろうか。
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芸能 2020年07月04日 12時10分
フジの“お蔵入りドラマ”、TBSのおかげで再放送が実現? 編集に注目集まる
女優の松嶋菜々子が主演し、2000年10月期に放送されたフジテレビ系月9ドラマ「やまとなでしこ」が、「20周年特別編」として、7月6、13日に2週連続で月曜午後9時から放送されることを、各メディアが報じた。 同ドラマは、玉の輿を狙うキャビンアテンダント・神野桜子(松嶋)と彼女に恋をして職業を偽った中原欧介(堤真一)のロマンチックラブコメディー。 松嶋にとって同作が月9単独初主演作。平均世帯視聴率の期間平均は26.4%(初回~最終回の全11話、ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、最終回には番組最高視聴率34.2%を記録し、松嶋にとっては主演した11年放送の日本テレビ系「家政婦のミタ」に並ぶ代表作だ。 今回は、全11話を2時間スペシャル2回分に再編集した超解像リマスター版。7月6日に第一夜「ずっと探してた人」、同13日に第二夜「いつか王子様が」として放送するというが、同作は“お蔵入り”し再放送できないはずだった。 「主要キャストの1人だった元俳優の押尾学が09年に薬物事件などで逮捕され、その後、服役。なかなかカットできるような出番の量ではなかったため、同局も再放送をあきらめていた」(テレビ誌記者) そんな事情を視聴者は百も承知。ネット上では再放送のニュースを受け、《押尾学の出演シーンはどうなる》、《押尾学出演してるから再放送はないだろうって思ってた》などの声があがったが、どうやらTBSのおかげで再放送にこぎ着けることができたようだ。 「新型コロナの感染拡大の影響でドラマの撮影がストップ。そこで各局は過去の名作を再放送したが、TBSは4月5日から3週連続で阿部寛主演の『下町ロケット』の特別総集編を放送した。同ドラマには強制性交罪で逮捕・起訴され、昨年12月に懲役5年の実刑判決を受けるも控訴した新井浩文被告が主要キャストで出演。しかし、見事に出演シーンがカットされていた。それを見て、フジのドラマ班もピンときたようだ」(芸能記者) フジも絶妙な編集で再放送することになりそうだ。
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芸能 2020年07月02日 23時00分
木村花さんの母が『テラハ』のやらせ暴露 今後、他の出演者からも続出する?
『テラハ』のやらせ暴露で注目されるフジテレビの弁解フジテレビ系恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中の5月23日に急死した女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が、母である元女子プロレスラーの響子さんに対し、“やらせ”を訴えていたことを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じた。 響子さんが同誌の取材に応じたもので、花さんが「テラハに出た当初からプロレスラーらしく振舞えって……。(スタッフから)1のことを100にして盛り上げてほしいって言われて。(SNS上で誹謗中傷を受けたシーンは)スタッフに、めっちゃあおられた」などと話していたことを告白。 響子さんは1日、自身のツイッターを更新し、「文春オンライン」が「木村花さん母が告白 娘が明かしていた『テラスハウス』の“やらせ”《遺したLINEには…》」と告知したツイートを引用。その上で、「ひとりでも多くのひとに事実を知ってほしいです。真実を見極めてほしいです。花は最後まで必死に生きようとしていたと思います」とつづった。 >>『テラスハウス』だけじゃない 収録中の死亡事故で打ち切りになった番組<< 同誌に対して、フジテレビは「いわゆる“やらせ”などの事実はなかったと考えております。関係者の聞き取りなど検証作業を進めている最中ですので(報道に関しては)コメントを控えさせていただきます」とした。 「おそらく、響子さんの告発をきっかけに、“やらせ”を暴露する過去の出演者が出て来るのでは。フジがどこをどう調査しているかが気になるところだが、花さんの死後、社長自らの名前でコメントを発表したにもかかわらず、当たり障りのない結果でまとめようとしていると思われる。しかし、そのままでは視聴者も広告スポンサーも納得しないはずなので、厳正な調査が求められる。今後はフジがどう弁解するかが注目される」(芸能記者) 花さんの死を無駄にしないためにも、徹底的な事実関係の究明が求められる。
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芸能 2020年06月23日 18時05分
『バイキング』でタブー発言? 坂上忍「フジテレビでホリエモンの言葉を聞いたんでドキドキ」
23日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、ある人物の名前が登場したことが話題になっている。 この日の番組は、同日20時から緊急記者会見を予定している手越祐也の最新情報を取り上げていた。その中でゲスト出演していた芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、手越が芸能界に限らずスポーツ選手や大企業の幹部など幅広い人脈を持っていることを挙げ、「ホリエモン(堀江貴文)さんとも仲が良い」と明かす。これにMC・坂上忍は「今久しぶりにフジテレビでホリエモンの言葉を聞いたんで、それでちょっとすごくなんか、ドキドキしていい感じになっちゃいました」と動揺する一幕があった。 >>ホリエモン「野菜より肉の方が太らない」野菜ブチギレ動画に反論、こだわりの背景も明らかに<< ネットでも堀江氏の名前が出たことについて「フジテレビ出禁なの? ホリエモン」「テレビでホリエモンの名前聞いた、て何? 出禁なん」「現在15年出禁中」などの反応が見られた。 堀江氏は当時ライブドアの社長を務めていた2005年に、フジテレビの親会社・ニッポン放送株を大量取得し、フジテレビの買収も試みたことで確執が発生。最終的にはライブドアがニッポン放送株をフジテレビに譲ることで一段落したかに思われた。ところが翌年1月に東京地検が粉飾決算の容疑でライブドアを捜査。堀江氏は証券取引法違反容疑で逮捕され、後に懲役2年6カ月の実刑判決が下った。事件の影響により、フジテレビは取得していたライブドア株の暴落を受けて多額の損失を計上。損失分の支払いを求めてライブドアに訴訟を起こすなど対立が泥沼化した。 現在堀江氏のメディアにおける活動は自身のユーチューブチャンネルが中心で、地上波への露出は少ない。2019年9月21日にもツイッターで、メンタリストDaiGoが民放2局から出禁にされたと伝えるネットニュースに応える形で「(当時)13年前からフジテレビ出禁だぞおれ」と語るなど、フジテレビとのわだかまりは解けていない。 フジテレビではタブーともいえる堀江氏の名前に動揺し、わざわざ口にした坂上に驚きの声が上がったようだ。記事内の引用について堀江貴文氏の公式ツイッターより https://twitter.com/takapon_jp
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芸能 2020年06月17日 23時00分
打ち切り報道の『バイキング』、コメンテーターは早朝入りで“坂上忍対策”をしている?
タレントの坂上忍がMCを務めるフジテレビ系の昼のワイドショー「バイキング」に9月末での打ち切り情報が浮上していることを、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じた。 同番組は長寿バラエティー「笑っていいとも!」の後釜として14年4月にスタート。当初は曜日別にテーマを設け、出演者は総勢48人の大所帯で、MCは曜日ごとに変わり、屋外でのロケ収録や中継も盛り込まれていた。 「やっていることは新しかったが、まったく視聴率が伸びず。大幅にリニューアルせざるを得なかった」(フジ関係者) >>放送開始7年目突入の『バイキング』なぜ坂上忍メインになった?<< まず、15年3月末から坂上が全曜日出演の「バイキング総合MC」に昇格。そして、16年4月からは坂上、レギュラーキャスト、各分野のコメンテーターを交えての生激論番組にスタイルをチェンジすることになった。 「すると視聴率はうなぎ上り。テーマによっては他局を上回ることもあった。レギュラーキャストのホラン千秋はコメント力を買われ、TBS系ニュース番組『Nスタ』にヘッドハンティングされた」(同) リニューアルから4年、打ち切り説が浮上したが、同誌によると、スタッフ2人が体調不良で休職中で、坂上のパワハラによるストレスが原因とも言われているというのだが…。 「坂上が全権を掌握してしまったため、コメンテーターは早朝に局に入り、坂上の質問にすべて答えられるように“想定問答”しておかなければならない。しかし、ほかのニュースが入ると出番が飛んだり、坂上がアドリブで質問してきたり、自分の専門分野の話題がないとしばらく出番がなかったりで、出演を辞退するコメンテーターが続出。スタッフに対する坂上の当たりは強く、パワハラと指摘されても仕方ないようだ」(大手制作会社幹部) 緊急事態宣言解除までは“ノーギャラ出演”を宣言し男を上げた坂上だが、フジのジャッジが注目される。
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芸能 2020年06月16日 22時00分
“子供に金を無心する母”が感動話?『スカッとジャパン』に「全然スカッとしない」の声
6月15日にフジテレビ系で放送されたバラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の内容が、ネットで「ツッコミどころが多すぎる!」として、話題になっている。 話題になったのは、『スカッとジャパン』の人気企画「ファミリースカッとシリーズ」の最新作「家族も知らなかった母の素顔」であった。 「家族も知らなかった母の素顔」のストーリーは、以下のようなものであった。 ある家庭で、年老いた母親(演:中尾ミエ)が病気のために亡くなった。葬儀費用は約100万円ということで、残された子供たちは母親の貯金通帳を確認。だが、母親の貯金は底をついており、長男(野村宏伸)が代表して葬儀代を支払うことになった。ただ、疑問は残る。母親は生前、子供たちに対し、「お金がない」と話しており、会えば必ず数万円のお金をせびっていたからだ。 >>『スカッとジャパン』があの番組と似すぎ? 司会も同じ、クイズの手法もネタも酷似で視聴者困惑<< ギャンブルや趣味などに使った形跡はなく、「いったい母は何に金を使っていたのか」と疑問を抱きつつ、葬儀が行われた。最初は身内だけの葬儀になると思いきや、しばらくして弔問客として大勢の若者がやってきたのだ。 実は母親は、子供たちに隠れて地域のボランティア活動をしており、困っている人たちの相談や援助を行っており、せびっていたお金は全てボランティア活動に充てていたのである。子供たちは母親が生前、「人間はお金ではなく人と人との絆が大切」と話していたことを思い出し、改めて母の偉大さに気が付く……というお話だった。 スタジオでは、このVTRを見た柴田理恵、若槻千夏ら涙を流しており、柴田は「私もこういう人になりたい」と感激していた。 ところが、ネットではこのVTRの放送直後、「全然スカッとしない」というツッコミが相次いでいた。 特にやり玉に挙がったのが、母親の子供たちからお金をせびっていた点で、「自分のお金なら美談になるけど、子供からせびったお金でボランティアって……」、「全然スカッとしないしモヤモヤだけが残っている」「仮に作り話としても、もうちょっと頑張ってほしい」という声が相次いだ。 確かに、「家族も知らなかった母の素顔」は年老いた母親役を中尾ミエ、その息子役を野村宏伸という実力のあるキャストが演じており、雰囲気は確かに感動ドラマらしさはあるのだが、内容はかなり「隙だらけ」だったと言うほかないだろう。 週に一回、ショートドラマを何本も作る『スカッとジャパン』。その制作体制は頭が下がる思いだが、そろそろネタ切れが心配されそうだが……。
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芸能 2020年06月11日 21時00分
『ドラマ名場面アワード』キムタクドラマばかりで不自然?「SMAPという存在がなかったかのよう」の声も
6月10日に放送されたフジテレビ系の特別番組『FNSドラマ 超アガる!名場面アワード』の内容がネットで物議を醸している。 バナナマン司会で、これまでフジテレビ系列で放送されてきた人気ドラマの名シーンを紹介する番組。各世帯男女2000人、総数1万2000人にアンケートを取り「胸キュン名シーン部門」「セリフ部門」「お宝映像部門」など5部門に分けて紹介。およそ2時間かけ放送された。 フジテレビにとっては久々となる「お宝映像」を特集した番組で、放送前からドラマファンの注目を集めた。一方、放送後ネットでは取り上げるドラマの偏りに異議を唱える声が相次いだ。 特にジャニーズ事務所絡みでは、既に退所済みのタレントの映像が使われず。上位ランキングのほとんどを『ロングバケーション』や『プライド』『HERO』など、木村拓哉主演のドラマが占めることになった。 上記の主演ドラマ以外にも、1992年に放送された『世にも奇妙な物語』で木村が主演したオムニバスドラマが取り上げられるなど、「キムタク推し」の2時間だった。 ネットでは「キムタクへの忖度がひどい」「まるでSMAPという存在そのものがなかったかのような状態になっている」「ただのキムタク名場面アワードになっている」という声が相次いでいる。 フジテレビのドラマといえば、同じ元SMAPの草なぎ剛だけでも『TEAM』『任侠ヘルパー』『僕の生きる道』など大ヒットドラマがあるが、番組では紹介されず。総計1万2000人からアンケートを取った割には、偏ったランキングであったことは誰が見ても明らかだったようだ。 SMAPから3年半が経過した現在であるが、やはりまだまだフジテレビにはジャニーズの顔色をうかがわないといけない事情があるようだ。
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芸能 2020年06月06日 20時00分
恋愛リアリティーショーの現場、非情なスタッフの対応が明らかに?
先月23日に22歳で急死した女子プロレスラー・木村花さんの母で元女子プロレスラーの木村響子さんが5月31日、自身のツイッターを更新し、同30日に花さんの葬儀を終えたことを報告した。 花さんはNetflixとフジテレビで放送されていた恋愛リアリティー番組「テラスハウス」の振る舞いが原因で誹謗中傷を浴び、それが原因で自ら命を絶ったとみられる。 響子さんは、花さんがSNSで誹謗中傷をされていたことに、「皆さんに お願いがあります どうか花のことでご自分を責めないでください 他の誰かを 責めないでください なにかを 恨まないでください ヘイトのスパイラルを止めてください」と訴えた。 そのうえで、「もうこれ以上 こんなことが起こらないように 花が望んだやさしい世界に 少しでも近づけるように」と願った。 「花さんの死去から日が経つにつれ、ようやくネット上でのヘイトスパイラルが収まってきた。しかし、今後、フジテレビが社長名でコメントを発表した通り、花さんを死に追いやった原因について、徹底的に調査が行われることになるだろう。とはいえ、フジは放送していただけで、実質的に現場を仕切っていたのは制作会社のスタッフたちだった」(テレビ局関係者) 同番組のほかにも恋愛リアリティーショーが放送され、いずれも人気コンテンツとなっているが、気になるのが現場でのスタッフの対応。 発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)の出演経験者が語ったところによると、オーディションの際に制作スタッフから「番組に出ると、アンチもつくけど、それでも大丈夫?」と意思確認があったのだとか。 実際、ネット上で攻撃を受けることになってもスタッフからはアドバイスがなく、完全に出演者任せで相談にも乗ってくれなかったというのだ。 木村さんがこの出演者が語ったような対応をされたことは、想像に難くない。
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芸能 2020年05月30日 14時00分
『テラスハウス』だけじゃない 収録中の死亡事故で打ち切りになった番組も
女子プロレスラー木村花さんの死去を受け、彼女の出演していた『テラスハウス』(フジテレビ系・Netflix)が打ち切りとなった。木村さんは番組内での言動を巡ってインターネット上で激しい誹謗中傷を受けており、それを苦にしていたと言われる。そのため、番組の責任は大きく、気をつけていれば防げた事故なのではないかと指摘する声もネット上には多い。 死亡事故でテレビ番組が打ち切りとなるのは、今回が初めてではない。同じフジテレビでは『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で、1993年に収録中に死亡事故が起きている。『進め! 電波少年』(日本テレビ系)のテーマソングでもおなじみの香港の人気バンドBEYONDの黄家駒さんが、収録中のセットから転落し頭を強打し、亡くなってしまったのだ。事故を想定し、セットの下に緩衝材などを用意するといった安全対策がなされておらず、最悪の結果を招いてしまった。これを受け、番組は打ち切りとなった。 これ以降も、テレビ番組のロケでタレントが骨折を始めとする重傷を負うケースは相次いでおり、安全対策が徹底されているかは疑問が残る。 もう一つ、死亡事故で打ち切りとなった番組としては、2003年の『雲と波と少年と』(同)がある。「電波少年」シリーズの後番組として「癒し系バラエティ」として始まった。しかし、放送第1回の直後に、メイン企画であった「屋久島便り」の担当スタッフが飲酒状態で車を運転し、死傷する事故を起こしてしまう。スタッフの危機管理意識の甘さが招いた結果と言えるだろう。 さらに、この企画で家族を説得し、住民票を移し、子供も転校させ屋久島に移住した島崎俊郎が、実質的に置いてけぼりになってしまった。 死亡事故は絶対にあってはならないもの。そのため、テレビ番組が打ち切りとなるのは相当な処分と言える。ただ、番組が打ち切られたことで、すべてが「幕引き」となってしまう感も否めない。本当に大切なものは、同じ過ちを繰り返さないための再発防止などの事後対策の徹底だろう。 特にフジテレビは、前出の『やるやら』の死亡事故のほかにも、『愛する二人別れる二人』(1999年)、『発掘!あるある大事典II』(2004年)、『ほこ×たて』(2011年)がやらせ発覚を受けて打ち切りになるなど、番組制作を巡りたびたび問題を起こしている。過ちの教訓が受け継がれ、生かされているのかは疑問が残るだけに、フジテレビには猛省を求めたい。
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芸能 2020年05月29日 16時50分
東国原、『テラハ』問題に「演出やキャラクターづくりある」で物議 「リアルって言っておいて…」厳しい声も
29日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、恋愛リアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系・ネットフリックス)の問題を取り上げたものの、視聴者から疑問の声が集まっている。 23日に出演していた女子プロレスラー木村花さんの死去により起こったこの問題。木村さんは生前、番組で放送された内容を巡ってSNS上で誹謗中傷を受けていた。『バイキング』では、MCの坂上忍が「僕はですね、この問題に関しては2つの視点があると思っていて、一つは当然、SNS上の度を超した誹謗中傷ですよね。もう一つはそれを煽るかのごとくちょっと過度な編集だったりとか、制作サイドの演者へのフォローが足りないという問題も指摘されている」とコメントした。 その後、番組ではSNS上の誹謗中傷の是非について取り上げていたが、話を振られた出演者の東国原英夫は、SNSでの倫理性の教育と法整備が重要だとした上で、「番組というのは、どんなにリアリティのある番組と言えども、我々は分かってるんですけど、多少演出だとか若干の構成、キャラクターづくりがあるということを想像して見る、という想像力の創出っていうのをもうちょっとみなさんに挑戦していただきたいですね」と、“リアル”を謳った番組であっても、そこには演出や出演者のキャラクターづくりがあるとした。 この意見に坂上も「テレビとの距離感っていうかね」と同意。さらに、『テラスハウス』が“リアリティショー”とされていることを改めて確認した上で、「ただそこら辺が、見る側の方は、っていう」と呟くと、東国原が「感情移入をするなって言うんじゃないけど、もっと作られたキャラクター、人間は裏表があります、いろんな部分がありますってことに一喜一憂していいんだろうか? っていうことをもう一度立ち止まって考えましょうよ」と指摘していた。 しかし、二人のこの発言に視聴者からは、「だったらフィクションと書いておくべきだった」「責任をSNSだけに押し付けてる」「リアルって言っておいて、それを真に受けた視聴者が悪いってテレビの人が言うのはおかしい」という批判が集まっていた。 『テラスハウス』を巡っては、ほかの出演者やスタジオ出演者へのSNSを通じての誹謗中傷が続いていることもあり、匿名SNSに問題点があることは間違いはないものの、『テラスハウス』を放送しているテレビ側が、視聴者やネットユーザーに責任を押し付けているようにも見られ、疑問の声が多く集まってしまっていた。
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『テラハ』過去メンバー、TV局社員からの出演依頼を公開し物議「過剰に演出し人を傷つける」と苦言
2020年05月28日 12時20分
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6年前から対策が取られていれば…出演者が急逝の『テラスハウス』、求められていた説明責任
2020年05月25日 22時00分
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