出演者で女子プロレスラーの木村花さんの急逝で問題となっていた『テラスハウス』。木村さんは『テラスハウス』でのある一幕が原因でネットから多数の誹謗中傷が寄せられており、現在ネット上では匿名の誹謗中傷について改めて議論されているほか、炎上を誘導した番組側の編集の仕方に対する疑問の声が集まっている。
>>6年前から対策が取られていれば…出演者が急逝の『テラスハウス』、求められていた説明責任<<
そんな中、『テラスハウス』の初期メンバーで芸術家の中津川翔太氏は26日にツイッターで、「こうやって、常識のないメールが来ます」と投稿。ツイートには、テレビ朝日社員を名乗る人物からのメールのスクリーンショットが貼り付けられており、それによると、「木村花さんの死を受けて、今晩9時からのインターネット番組『AbemaPrime』で、リアリティーショーについて取り上げます」「番組出演経験を持つ中津川さんにご出演をお願いしたいと思っております」と、番組出演依頼がつづられていた。また、メールによると、トークの内容は「リアリティーショーとは何?」「番組でイメージを作られること、演じることはあったか、現場ではどんな演出があるのか?など、出演者しか分からない話」と指定されており、中津川氏は「元々思っていましたが、番組制作者は手段を選びません。話題になるなら、過剰に演出し人を傷つける」と出演依頼に苦言を呈し、「僕は絵描きです。ただ絵を描いて生きていたい」とつづっていた。
中津川氏は木村さんと出演がまったく被っておらず、出演依頼についても、メールも受信が15時にも関わらず、当日の夜放送の番組出演を求めていることから、ネット上からは「木村花さんの死を面白おかしく利用しようとしてる」「15時に依頼来て当日21時に出演ってまず内容の前に非常識過ぎる」「この件でテラハの元メンバーを使って視聴率を取りに行くってひどいな」という声が集まっていた。
いまだ余波は広がりそうだ――。
記事内の引用について
中津川翔太公式ツイッターより https://twitter.com/0naka20