木村花
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芸能ニュース 2023年05月25日 12時10分
木村花さん母が抗議の『推しの子』、問題シーン壁紙配布と意味深セリフで「煽ってる」苦言集まる
TOKYO MXなどで放送されているアニメ『推しの子』の公式ツイッターが、登場人物の黒川あかねが第6話で自殺未遂しようとする直前のイラストを配布し、ネット上で物議を醸している。 『推しの子』第6話では、恋愛リアリティ番組に出演している高校生女優の黒川あかねがSNSでバッシングを受け、歩道橋の上から飛び降り自殺しようとするシーンを放送。 このシーンについて、恋愛リアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた女子プロレスラーの木村花さんの母・響子氏が21日にツイッターで「実際にあった話をそのまま使うことで花を大切に想う人たちが深く傷つくことは想像できないのかな」「実際にあった話をそのまま使うことで花を大切に想う人たちが深く傷つくことは想像できないのかな」と批判。 >>話題のアニメ『推しの子』、誹謗中傷で自殺未遂描写が物議 木村花さん母が怒りの投稿<< なお、花さんも番組内の言動をきっかけにSNSで誹謗中傷を受けた結果、2020年5月にベッドで心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されていた。 響子氏の抗議で物議を醸す中、『推しの子』公式ツイッターは24日にツイッターを更新し、「待ち受け画像プレゼント」「第六話で一番推された『考えるの……もう疲れた』のデジコンをプレゼント」とキャンペーンでの参加で、黒川あかねが歩道橋から飛び降りる直前のシーンの画像を配布することをアナウンス。 さらに25日には、他のキャラクターの短い動画を公開しつつ、「『これだけ注目されてる中だもん。世の中の意見、まるっと上書き出来ちゃうかもね』」とセリフ風に綴っていた。 これらの投稿に、ネット上からは「なぜ煽る必要がある?」「タイミング的にコレはちょっと…」「時事ネタは使うなら配慮が最大限必要なのに」「完全に煽ってる」「このタイミングでこれはねえわ」といった苦言が集まっていた。 センシティブな話題なだけに、誤解を与えるようなツイッター投稿にも多くの疑問の声が集まってしまっていた。記事内の引用について木村響子公式ツイッターより https://twitter.com/kimurarock推しの子公式ツイッターより https://twitter.com/anime_oshinoko
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芸能ニュース 2023年05月22日 19時00分
話題のアニメ『推しの子』、誹謗中傷で自殺未遂描写が物議 木村花さん母が怒りの投稿
17日深夜のアニメ『推しの子』(TOKYO MXなど)が、恋愛リアリティショーでの誹謗中傷で出演女優が自殺未遂する描写を放送。現実に放送された恋愛リアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた女子プロレスラーの木村花さんの母・木村響子氏がこの描写に対し、怒りを露わにした。 花さんは『テラスハウス』出演時の言動を巡り、SNSでの批判が激化。2020年5月23日未明にベッドで心肺停止の状態で発見され、救急搬送されたが死亡が確認された。その後、『テラスハウス』は番組の打ち切りを発表した。 その花さんの母親で元女子プロレスラーの響子氏が21日にツイッターで、『推しの子』に言及した。 >>木村花さん母「このタイミングで?」苦言 『テラハ』出演者、集まって飲み会の写真をSNSに投稿か<< 「『推しの子』第6話では、主人公が出演している恋愛リアリティ番組の共演者の女子高生女優・黒川あかねが、成果が上がらず出番が少ないことを気に病んで空回りし、人気出演者をビンタして傷つけてしまうという事態に。出演者同士は和解した一方、あかねはSNSで猛バッシングを受けることに。エゴサーチで心を病んでいったあかねは、最終的に歩道橋の上から飛び降り自殺をしようとしたところ、間一髪で主人公が助けるという展開が描かれました」(芸能ライター) 響子氏は21日のツイッターで、「実際にあった話をそのまま使うことで花を大切に想う人たちが深く傷つくことは想像できないのかな」「まして、命日が近いこのタイミングでのアニメ配信?」と苦言。「売るため話題になるためなら手段を選ばないやりくち」「心から軽蔑します」と強い言葉で批判した。 さらに響子氏は「制作サイドから私のほうには何ひとつ連絡ありません」とし、ストーリーから花さんを連想させた人からの声で、今回の放送を知ったことを告白。 また、「問題提起なら何してもいい?フィクションでも問題提起できるはず」とし、「本当に起きた事件を丸パクリする必要はありません」「フィクションでリアリティを表現できないならば制作側の腕の問題では?」と指摘。 ストーリーについて、「恋愛リアリティ番組の構造、問題、番組でおきたことなど私たちが無事取材などで語った詳細がそのまま使われている」と指摘し、22日に投稿したツイートでは、「命日とメモリアルマッチとその片付けを終えたら制作サイドにコンタクトを取り、話を聞いてみます」とコメント。「花の近くにいた人たちは私含め今も苦しみを抱え続けています」と綴っていた。 なお、当該ストーリーが収録されている原作コミックスの発売日は2021年2月となっている。 響子氏のツイートに、ネット上からは「確かに木村花さんを思い出して見るのしんどかった」といった声のほか、「SNSの誹謗中傷問題を考えるきっかけにはなるかもしれない…とは思う」「むしろこうしたことへの問題提起になっていたと思う」といった擁護が集まっていた。記事内の引用について木村響子公式ツイッターより https://twitter.com/kimurarock
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芸能ニュース 2022年12月12日 07時00分
木村花さん母、訴状でスタジオ出演者の言動も指摘 フジテレビと制作会社は責任のなすりつけ合いに?
フジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演したプロレスラー木村花さんがSNSでの誹謗中傷を受け22歳で命を絶った問題で、母親の響子さんが6日、番組を制作したフジテレビなどを相手取り、約1億4200万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことを、各メディアが報じた。 報道をまとめると、響子さんは同日、都内で会見を行って提訴したことを明らかに。花さんは2020年にネット配信・放送された「テラスハウス」をめぐり、SNSで匿名の中傷を相次いで受け、同年5月に自ら命を絶った。 >>ピークは5年前?『テラハ』出身の肩書はもはやマイナスか、元出演者が続々苦境に<< フジテレビとともに被告になったのは、番組を共同制作した「E&W(放送当時の社名はイースト・エンタテインメント)」と、同社から制作事業を承継した「イースト・ファクトリー」。響子さんは訴状で、「出演者の心身の健康を損なわないようにする義務を怠った」などと指摘している。 提訴後に会見した響子さんは、「裁判は避けたかったが、(被告側に)一度も真摯な対応をしてもらえず、やむを得ず提訴した。若い人たちが夢を搾取されるようなことは、これ以上起きてほしくない」と述べた。 「訴状では、本編を見てスタジオでトークする出演者が、番組中の花さんの言動や行動に否定的なコメントを繰り返し、それがSNS上の炎上や中傷をあおっていたことも指摘した。そのため、当時の出演者は証拠調べを受けることになり、出廷を求められる場合もあるのでは。そこで問題視されそうなのは、E&Wのスタッフがどのように場面を〝演出〟していたかだろう」(放送担当記者) もともと、恋愛リアリティー番組をうたっていた同番組だが、一部週刊誌などで〝やらせ〟などがあることを指摘されていたが、これまでフジテレビは「われ関せず」の姿勢を貫いていた。 「E&Wの担当者もフジに見捨てられて業を煮やしているはずだが、法廷では醜い責任の〝なすり合い〟に終始するのでは」(同) いずれにせよ、泥沼の法廷闘争になりそうだ。
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スポーツ 2021年05月26日 11時30分
スターダム岩谷麻優とジュリアが木村花さんに捧げるフルタイムドロー!「闘い続けることが供養」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムの山梨・アイメッセ山梨大会が23日開催された。 この日、スターダムは岩谷麻優とジュリアのスペシャルマッチを組んできた。両者の一騎打ちは昨年8.8東京・後楽園ホール大会で行われた5★STAR GP開幕戦以来。この時はジュリアがグロリアスドライバーから岩谷をフォールし、開幕ダッシュをかけている。 この日は昨年逝去されたスターダムで活躍した木村花さん(享年22)の命日。昨年3.24シンデレラ・トーナメント後楽園大会で木村さんと最後に対戦したのが岩谷だった。この大会でジュリアは初出場初優勝。それぞれの思いを胸に、この一戦に臨んだ。試合は岩谷が手を差し出し、ジュリアも握手に応じるという普段ではあり得ない幕開け。一進一退の攻防を繰り広げる中、終盤にジュリアがグロリアスを決めるが岩谷が返してみせる。ジュリアは残り30秒でパッケージパイルドライバーの構え。こらえた岩谷が投げっぱなしドラゴンスープレックスからムーンサルトプレスを舞うも、ジュリアがこれをかわす。ジュリアのスモールパッケージホールドを岩谷がカウント2で返したところで、時間切れ引き分けのゴングが鳴らされた。 試合後、ジュリアは「本日はご来場いただき、ありがとうございます!今日は、5月23日は、私たちにとって戦友の命日で、今日は岩谷麻優と気持ちをぶつけ合いました。いろいろ、いろいろ、ホントにいろいろ思うことあるけど、闘い続けることが、私たちにとって一番の供養だと思ってます。岩谷、岩谷麻優、次はオマエと決着つけてやる!」とメッセージを送ると、岩谷も「ジュリア、花ちゃん。山形のみんな…山梨だね。(間違える)またね」と木村さんの名前を出していたが、この日は後楽園で木村さんの追悼興行が行われており、スターダムから朱里、なつぽい、小波といった所属選手が出場し、山梨大会を欠場している。 メインイベントを締めたワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美は「今日の5月23日山梨大会、スターダムの明るさ、華やかさ、強さがみなさんに、空にも、いろんな方に届いたと思います」とコメント。後楽園に出られなかった選手たちも木村さんの思いを胸に闘い続けていく。(どら増田)
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芸能ニュース 2021年04月01日 07時00分
人権侵害は認められなかったが『テラスハウス』は完全消滅? 配信だけは止められない理由は
フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス(テラハ)」に出演していたプロレスラー木村花さん(享年22)が昨年5月、視聴者から誹謗中傷を受けた後に死去した問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は3月30日、「放送倫理上の問題があった」とする見解を発表した。 その理由について、「番組側が花さんの精神的な健康状態に対する配慮に欠けていた」と説明。その一方で、人権侵害については認めなかった。 各メディアによると、同日、花さんの母・響子さんが都内で会見。「3月30日は花のプロレスデビュー日。本来でしたらたくさんの人におめでとうと言われる日です。そんな日に残念な結果。歯がゆく悔しい」と声を詰まらせたという。 >>テラハよりヒドい? 究極のリアリティショー、やらせ疑惑が絶えなかった番組<< 同局からの手紙があったそうだが、「無責任な言葉が並んでいた。まるで自分たちの番組と花の死は無関係という主張だったり、私を攻撃するような言葉もあった」と明かしたという。 同局はBPOの見解を受け、同31日放送の情報番組「めざまし8」で永島優美アナウンサーは「フジテレビは今回の委員会決定を真摯に受け止め、今後の放送、番組作りに生かしてまいります」とした。 「フジの上層部としては、ある程度厳しい見解が出ることは想定内だったようだが、人権侵害が認められず胸をなでおろしているのでは。こうなってしまったからには、今後、この騒動を掘り返されないためにも地上波での再放送は封印し、当然、新シリーズが制作されることもなさそうだ。Netflixでは過去の再放送が見られるが、フジが権利を売ってしまっているので、『配信を止めてくれ』とは言えない」(テレビ局関係者) 深夜番組からスタートし、人気コンテンツとなり劇場版も公開された「テラハ」だが、その歴史に幕を閉じることになってしまったようだ。
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芸能ニュース 2020年12月22日 17時45分
加藤浩次「顔出して会いに行って謝罪しろよ!」木村花さんへの誹謗中傷犯人に激怒も賛否
22日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、今年5月に急逝した女子プロレスラーの木村花さんに誹謗中傷を繰り返していた犯人に対し、加藤浩次が怒りをあらわにした。 木村さんへの誹謗中傷を巡っては、17日に侮辱容疑で20代の男が書類送検された。5月中旬頃からツイッター上に数回、誹謗中傷を書き込んで侮辱したと報じられている。この日の『スッキリ』には、花さんの母である女子プロレスラーの木村響子さんがVTR出演し、男が書類送検された心境を語っていた。 響子さんによると、今年6月にその男から謝罪のメールが届いていたとのこと。そこには「軽い気持ちでやってしまったけれども、すごく後悔していて、自分はもう生きている価値のない人間だから、もし損害賠償が必要だったら、それを全部して終わったら死にたい」と書かれていたとのこと。このメールに響子さんは悩んだものの、告訴に踏み切ったと明かしていた。 しかし、一方で響子さんは「その方(加害者)が今度は誹謗中傷されないように……。加害者の方が次に被害者になることがないようにすごく心配で、誹謗中傷することは花も望んでいないと思うので」とネットユーザーに向け、誹謗中傷の連鎖を止めるよう呼びかけていた。 このVTRを受けMCの加藤は、「『軽い気持ちでやった』とか『死にたい』とか、何言ってんだ、コイツって俺思う」と怒りをあらわに。「だったらちゃんと顔出して会いに行って謝罪しろよ! なんでネットでやってんの? 話になんないよ!」と怒りの気持ちを表現するように大きく手をたたいた。 さらに加藤は、「それはね、響子さんが訴えたいって気持ち分かるね!」と言い、「僕がこういうこと言うことによって誹謗中傷って言われたらしょうがないんだけど、僕はもう怒りしかないな」と憤っていた。 >>加藤浩次「こんなクレーマー相手してる時間なんかない!」急増する“カスハラ”をバッサリ、称賛の声<< この加藤の発言に視聴者からは、「その通り!会ってきちんと謝罪してほしい」「加藤さんがキレるのも分かる」「加藤さんの怒りに激しく同意」といった賛同の声が集まっていた。 しかし、一方でネット上に集まったのは、「その言動をやめてくれってお母様は仰ってるんじゃないか…?」「メディアリンチになるってことが分かってない」「それが誹謗中傷になっちゃうんだよ」といった指摘だった。 加藤の怒りはもっともではあるものの、まさに響子さんが懸念した加害者への誹謗中傷につながりかねない言動となってしまったようだ。
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芸能ニュース 2020年08月09日 07時00分
まだまだ終わらない“『テラハ』問題”の徹底追及 多額の損害買収請求もあるか
Netflixとフジテレビ系の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演した女子プロレスラー・木村花さんが視聴者らからSNS上で誹謗中傷を受けた後に死去した問題で、母で元プロレスラーの木村響子さんが6日、書き込みをした加害者を特定した上で、警察に被害届を提出する意向を表明したと、各スポーツ紙が報じた。 >>テレビの“やらせ演出”、悪いと思いながらも受け入れてしまう心理とは<< 各紙によると、響子さんは同日、自民党本部で行われたインターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策プロジェクトチームの会合に出席。 誹謗中傷をした人物に、被害届や告訴状を提出する考えがあるか問われると、「あります」とキッパリ。「犯人を特定している段階。加害者の方たちは証拠をすぐに消して逃げられているとのことで、刑事でも民事でも追及できるよう、弁護士の方々に動いていただいている」と明らかにした。 先月末にフジテレビは「テラスハウス」の検証結果を公表。複数の番組関係者に聞き取り調査を行ったというが、その内容は“やらせ疑惑”を否定するなど、同局にとって都合のいい想定内のもの。 報告書について響子さんは、「制作サイドとしての言いわけが並べられたようなもので、報告書としては目を疑うような内容でした。疑問しかありません」と語ったというのだ。 「すでに響子さんはBPO(放送倫理・番組向上機構)に、審議を申し立てる書類を提出。今後、BPOが関係者に徹底調査を行うことになるが、フジのような生ぬるい調査は行わないだろう。フジにとって、衝撃的な調査結果が突き付けられることになりそうだ」(テレビ局関係者) すでに、木村さんと同番組で共演し、木村さんが誹謗中傷を受けるきっかけとなった振る舞いを受けた男性が“やらせ”が日常茶飯事だったことを一部で告発。しかし、フジは不都合な真実を隠蔽しようとしている。 「もし、大問題に発展して配信などができなくなった場合、配信料収入を得ているNetflixから莫大な損害賠償を請求されることになる。それだけは避けたいので、都合のいい調査結果の発表となったようだ」(同) 天国の花さんのためにも、番組の“闇”を暴き出してほしいものだ。
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芸能ニュース 2020年07月25日 12時10分
テラハよりヒドい? 究極のリアリティショー、やらせ疑惑が絶えなかった番組
木村花さんの事件を受けて、『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(フジテレビ系)を始め、テレビ番組のリアリティショーのあり方を巡って議論が巻き起こっている。さらに、同局の『ザ・ノンフィクション』でも、「マキさんの老後」シリーズに出演していたオカマとオナベのアベコベ夫婦が『週刊女性』(主婦と生活社)で過剰演出を告発し、話題となった。 >>アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ<< テレビ、特にバラエティ番組とやらせは切っても切れない関係にあるのも確か。そうした議論が出る度に、取り沙汰される伝説の番組として、1999年から2003年にかけて放送された『ガチンコ!』(TBS系)がある。 「ガチンコ」は大相撲やプロレスにおいて、「真剣勝負」を意味する。だが、『ガチンコ!』はこの名前を逆手に取ったような番組だった。名物なのは乱闘場面だろう。ちょうど良いタイミングで出演者たちがブチギレ、掴み合いの喧嘩をするのだ。ただ、出演者のTOKIOには危害は加えられない。 名物企画の一つある、不良や元引きこもりなど落ちこぼれの若者がプロボクサーを目指す「ガチンコファイトクラブ」では、実際に出演者が「特定のキャラクターを演じさせられた」「台本がある」と雑誌にやらせを告発したこともある。そこでは、講師を務めた元プロボクサーの竹原慎二が台詞をトチる(忘れる)といった具体例も紹介されていた。 山口達也氏が出演した「ガチンコバリバリ伝説」では、初回放送に有名なレーサーが暴走族風の人間として出演していたが、2回目以降から消えてしまった。さらに、最終的にレースに出場したのは経験者であり、最初からこの設定がありきの企画ではなかったかと、バイクファンからひんしゅくを買ってしまった。 しかし、当のTBSは視聴者からの「やらせではないか」といった苦情や疑問には一切答えず、台本があることも認めなかった。白黒がはっきりと付けられていないだけに、現在のテレビ番組はいまだに『ガチンコ!』的な問題を引きずっているとも言えるだろう。
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芸能ニュース 2020年07月23日 22時00分
【知られざる芸能史】週刊誌記事が原因で自殺を選んだ美人モデル
2020年5月、若者を中心に衝撃を与えたプロレスラー・木村花選手の自殺事件。現在までにわかってない事も数多いが、自殺の引き金となったのは、SNS上での彼女に対する誹謗中傷が原因ではないか、とされている。 >>南キャン山里がTwitter復活、それでもやまない『テラハ』巡る誹謗中傷 以前の調子に戻るには時間がかかる?<< さて、芸能人が誹謗中傷を受けて自殺する事件は、昭和時代から現在まで数ケース確認されているが、最も早く世間の関心を集めたのが、今から50年ほど前の1969年に発生した「太田八重子自殺事件」では無かろうか。 1969年(昭和44年)12月10日、静岡県三保の海岸で若い女性の自殺体が発見された。遺体は太田八重子というヌードモデルで、その後自宅から遺書が発見された。 遺書には「奥様にはご迷惑をおかけしました。私が悪いのです」と書いてあったという。 太田はこの年、ヌードモデルとしてデビュー。彼女を撮影したヌード写真は「永遠の処女」「これまで登場したヌードモデルで最も美しい」と一部で話題となった。 彼女のヌード写真「賛歌」は5年に渡り撮影されたもので、撮影期間中の19歳から24歳まで、「撮影が終わるまで恋愛禁止」「酒やたばこ、コーヒーも禁止」というかなりストイックな撮影が行われていたという。 太田はこの撮影が終わった後は、スターモデルとして新たなステージに行けるはずだった。しかし、前述の通り、突然命を絶ってしまう。その理由はある週刊誌報道にあったという。 実は、太田はヌード写真が世に出る前、妻子ある男性と恋仲になっており、ある週刊誌に不倫のことが暴露されたのだ。 そこには、「夫を奪った女」として太田の事が書かれており、しばらくして世間からバッシングされるに至り、太田は自死を選んだのではないかとされている。 太田は19歳からカメラマンとヌード写真の撮影はしているものの、芸能界デビューはヌード写真が発表されてからであり、世間からの心無いバッシングに、芸能界1年生の彼女の心は耐えられなかったのではないかと思われる。 その後、太田は伝説的なヌードモデルとして芸能史に名前を残し、1990年には「遠すぎる渚―太田八重子愛と死のなぞ遺して」という研究本も発売されている。
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社会 2020年07月19日 10時00分
テレビの“やらせ演出”、悪いと思いながらも受け入れてしまう心理とは
5月23日に亡くなった木村花さんが出演していた恋愛リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)や、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)において、過去の出演者や関係者から「やらせ」があったとの証言が相次ぎ、世間から注目を浴びている。 >>アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ<< テレビ番組のやらせ疑惑報道は絶えないが、なぜ出演者はその要請に応じてしまうのだろうか。 まず、「やらせ」を行う制作者側は、プロのテレビマンとして「盛り上がる」「面白い」VTRを制作するという大義名分の下、「やらせ」を演出として正当化しているきらいがある。その結果として、視聴率を獲得し、SNSでの拡散によってより人気を集めることになり、そのことがさらに「やらせ」をテレビマンとして正しい行いと勘違いさせてしまう。 また、制作側の責任者には、そうした目的の達成を期待する局や上司からの「正当勢力」によるプレッシャーもあり、「やらせ」をせざるを得ないケースもある。「正当勢力」とは、社会的立場の違いが対人コミュニケーションに与える影響を表す心理学用語で、統括して「社会的勢力」と呼ばれる、人の認識に影響を与える力を持つものの種類の1つである。 そして、制作者側が目的を達成するために最も効率の良い手法が、ドキュメンタリー系番組のやらせ演出といわれている。 一方、やらせ演出の要請を受けてしまう出演者側には、「断りづらい」という心理が働いている。人はもともと、他人からの要請を断りづらい傾向にある。それは、「相手にとって不都合な返答をして自分の悪い印象を与えたくない」「相手との関係を悪くしたくない」といった保守的な心理が原因だ。また、「役に立ちたい」「認められたい」といった承認欲求、あるいは「返報性の法則」という、相手から受けた恩に対して報いたいという心理が働いているとも考えられる。出演者側の制作者側に対する恩といえば、テレビに出演する機会を与えてもらったという点があるだろう。 やらせ演出への協力を断りづらい心理がある上に、「見返りを与える」といった話を持ちかけられると、さらに断りづらくなる。出演者側が見返りの内容に価値や魅力を感じる場合は、前述した「社会的勢力」のうち、「報酬勢力(賞勢力)」と呼ばれる種類の影響力がもたらされたといえる。もし見返りの内容に特に魅力を感じていなかったとしても、譲歩してくれる相手に申し訳なく思う心理が働いた場合、やはり断りづらさを感じてしまうことになる。 また、制作側から「取れ高がないと番組が成り立たない」「大変な損失になる」などと伝えて危機感を与えるような、「恐怖喚起アピール」と呼ばれる手法の説得が行われる場合も、出演者が要請を断りづらくなる原因になる。 テレビ番組のやらせ問題は、最近に限らず、これまでにも指摘されていた話題だ。中には、明るみになっていないまま、ただただ人々に感動を与えたやらせ作品もあったのかもしれない。事実と信じて見ている視聴者に対して善い行いであるとは言い難い。ましてや、ネガティブな内容のやらせ演出が出演者や視聴者に悪い影響を与えるものであれば、あってはならない行為である。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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『テラスハウス』、問題のシーンはまだ配信中 木村花さんを怒らせた出演者の“やらせ”告発の影響は
2020年07月09日 23時00分
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2020年07月03日 12時40分
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