ガレッジセールのゴリは、現在は映画監督としての顔を持つなど幅広い活躍を見せているが、本業である芸人としての活動は停滞気味だと言える。さらに、ゴリにはある宿敵が存在する。
「有吉弘行ですね。両者の間にはかねてより確執が伝えられています。有吉が猿岩石解散後、仕事がまったくないどん底の時期に、ゴリが『ワンナイR&R』(フジテレビ系)のコントキャラクターである松浦ゴリエでブレークし、先輩である有吉を呼び捨てにするなど、ぞんざいな態度を取ったため、有吉が激怒したと伝えられています」(芸能ライター)
このエピソードについて有吉は、過去に何度かテレビやラジオ番組で口に出したものの、「おぼん・こぼんの不仲」のように、バラエティ番組でネタにできるレベルの話ではない。また、ゴリが有吉へ直接謝罪したといった話も伝わってこない。有吉は新人時代のゴリとも共演しており、その時は「有吉さん」だったものが、ある時期から「有吉」となったとも話している。先輩への敬意を欠いた振る舞いはもとより、途中で態度を変えたことにも怒っているのだろう。
有吉は芸能界の上下関係をきっちりと重んじる人物として知られる。それゆえに、「毒舌芸」においても決定的な間違いはせず、許されている部分があると言える。
有吉は4月度より若手、中堅芸人が中心となった『有吉の壁』(日本テレビ系)がレギュラー化されるなど勢いは衰えていない。有吉としてはこの番組に対し、「芸人たちの活躍の場を用意したい」思いもあるとラジオ番組で語っていた。そんな有吉が、仕事を失ったゴリに対して、今どのような思いを抱いているのかは気になるところだ。