同企画は、10万円を元手にゲストが宝くじを購入し、どれだけ当たるかを検証するもの。同日、ニュースサイト「デイリー新潮」が同企画について「ヤラセが発覚した」と報じていた。
同サイトでは、「『スクラッチ宝くじ』企画については、当たりの傾向や法則を少しでも確認し、スクラッチの開け方をどう見せるかなどを検討するために、事前に10万円分以上の宝くじを購入したことがあったことは事実です」と、一部報道を認めた。
その上で、「仮に、当たりの法則を把握しても、削る前に『当たりくじ』を購入することは、スクラッチ宝くじの仕組み上不可能です。本番では新たにロケ中に購入したスクラッチ宝くじを使用しており、事前に傾向と法則の確認のために削ったスクラッチ宝くじを実際の撮影で使用することはありません」と釈明した。
同番組はジャニーズ事務所のグループ・Kis-My-Ft2(キスマイ)とお笑いコンビ・サンドウィッチマンをレギュラーに起用しているが、「デイリー新潮」によると、キスマイのメンバーたちやサンドの2人には、こうしたからくりは知らされていなかったというのだ。
「おそらく、今後、『宝くじ企画』は放送を取りやめることになるだろう。おまけに、キスマイやサンドがからくりを知っていたら“共犯”だが、知らなかったらそれはそれで大問題。キスマイは昨年、紅白に初出場した。ジャニーズとしては、今年でさらに勢いをつけたかったが、レギュラー番組でまさかの“不祥事”。テレ朝はジャニーズに大きな“借り”をつくってしまった。最悪の場合、番組の存続が危うくなるかもしれない」(芸能記者)
キスマイのメンバーたちもサンドの2人も、まさかの事実を知らされショックを受けているはずだ。