昨年の同番組の平均視聴率は15・2%で、瞬間最高視聴率はANZEN漫才・みやぞんがトライアスロンのゴールをしたシーンの34・7%。各紙によると、今年の瞬間最高視聴率は、番組エンディングの午後8時51分に記録した39・0%。エンドロールが流れる中、24時間駅伝の最終ランナー・いとうあさこが、ゴール地の東京・両国国技館へ必死に向かっているシーンだったが、いとうは番組終了後のゴールとなった。
「今年は単独のランナーが24時間走るのではなく、4人のランナーがたすきをつなぐ『24時間駅伝』。4人目のランナーが自局の水卜麻美アナで第3走者を務めることが24日にようやく発表されたり、いとうがゴールできるか微妙なところなど、視聴者を引きつける様子が昨年よりも多く、視聴率がアップしたのも納得だった」(テレビ局関係者)
4人目のランナーを巡っては女優の木村佳乃らの名前が挙がったが、数日前のテレビ番組でかなりスリムになった姿だったことから、水卜アナの名前が急浮上。結果、4人の中で、最も炎天下の中を激走することになってしまったが、ランナー決定の裏事情をニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じた。
記事によると、昨年、同局の人気番組「世界の果てまでイッテQ!」の“ヤラセ問題”が一部で報じられたが、各芸能プロが同局との距離を置くようになり、ランナーの人選が難航。結果、旬のタレントを起用できなかったという。
また、最も注目を集めるアンカーをいとうが務めたが、「イッテQ」の問題で“借り”を作ってしまった、同番組のMC・内村光良と同じ事務所に所属するためだったというのだ。
いとう以外の3人はダイエットできたものの、“走り損”になってしまったようだ。