ヤラセ
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芸能ニュース 2023年05月02日 21時00分
『クレイジージャーニー』またヤラセ? 松本人志も「疑うなぁ」都合のいいロケ映像が物議
5月1日に放送された、TBS系のバラエティ番組『クレイジージャーニー』での出演者の発言が話題になっている。 この日の『クレイジージャーニー』は「アリコレクター」として数回番組に出演している島田拓氏が登場。島田氏と番組スタッフは、オーストラリアの奥地に生息しているという世界一危険なアリを捕獲するロケを敢行。「アリ界のエメラルド」との異名を持つ「ツムギアリ」という非常に珍しいアリおよび女王アリを調査するため、島田氏は数時間かけて巣を探した。 >>『クレイジージャーニー』打ち切りで「日テレもケジメつけろ」の声も イッテQのほうが悪質?<< だが、アリの巣は見つかるもののお目当ての女王アリはおらず、島田氏は巣を守ろうとした働きアリから酸をかけられながら探したが、見つからず仕方なくロッジへと戻る事にした。 しかし、ここで奇跡が起こった。なんと、島田氏はロッジへと戻る道端で、たった一匹で休んでいるツムギアリの女王を発見したのだ。島田氏は「本当に良いアリですね」とテンションが上がり、写真を撮るなど大満足の様子であった。 諦めかけた帰りに、まさかのお目当てのアリが一匹でいる様子はまさに「漫画的」であり、ネットでは「すげえ!」「こんな事あるの?」と驚きの声が上がった。だが、スタジオにいる松本人志ら出演陣はずっと苦笑いを浮かべており、松本は「疑うなぁ~」とコメントしたほか、バナナマンの設楽統は「偶然なんすかね?コレ?」「ウソみたいにいましたね」とコメントした。 彼らの発言の裏には『クレイジージャーニー』の黒歴史である「ヤラセ事件」が背景にあったと思われる。「ヤラセ事件」とは、2019年8月放送分の内容で爬虫類ハンターの男性に密着したロケにて、捕獲した生物6種類のうち4種類がスタッフが事前に準備していた生物であった事が判明。その後も数々のヤラセ演出が明らかになり、『クレイジージャーニー』は一時的に放送休止の処置が取られた。 今回の女王アリも、あまりに「出来過ぎた」展開がいかにもヤラセ感があり、松本の「疑うなぁ~」という発言に繋がったと思われる。もちろん、ヤラセ事件は当時大問題になった事から、スタッフも同じ轍は踏まないと思われるが、多くの視聴者が「笑撃」を受けた展開だったようだ。
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芸能ニュース 2021年12月09日 13時40分
TBSが日本初公開、3本指のミイラが物議「作り物すぎて…」「ヤラセの匂いプンプン」の指摘も
8日放送の『ワールド極限ミステリー』(TBS系)で、日本のTV初公開という触れ込みで紹介されたあるモノにSNS上からツッコミが殺到している。 >>TBS特番、過剰演出に「頭に来た」視聴者怒り? 2時間ネタを引っ張り、感動話にも「謝罪じゃすまないレベル」の指摘<< この日、取り上げられたのは、地上絵で有名なペルー・ナスカで見つかったという3本指のミイラ。マリアと呼ばれる女性のミイラを始め、小さなミイラが何体も発掘されたという。だが、それを発見した農夫は、なぜかアメリカ政府から追われる身となり、マリアを地元の国立大学に寄贈。ちなみに小さなミイラは、何者かに盗まれてしまったという。 番組取材班がマリアを保管している大学へ向かうと、“3本指ミイラ研究プロジェクト部長”と名乗る大学教授と対面。白い粉にまみれた、ヒトらしき物体を見せてくれた。 すると、教授はなぜかタイミング良く、「これからマリアの体内をCTスキャンで撮影しようと思っている」と話し始める。取材班がそれに同行したいと申し出ると一度は断られたものの、4時間後、ついに撮影許可が下りる。いよいよスキャンにかけると、教授は「人の骨格とかなり似ている」と大興奮。 それと同時に取材班は、盗まれたという小さなミイラの行方も追跡。すると、なぜかあっさり、それを所有している家を特定し、家主に「貸してもらえないか」と交渉。入手先などは問わないという理由で、段ボールに無造作に入っているミイラを外に持ち出すことに成功する。こちらも、マリアと同じく白い粉にまみれた物体だったが、CTスキャンにかけると、お腹の中に卵らしき物があることが分かった。 小さなミイラを所有している家主に対して、ネットでは「大事に取っといて何したいねん」といった、“そもそも論”も起きていたが、ミイラの怪しい形状に「出来が悪すぎ」「俺が美術で3取った時の作品」「石膏だろ」「作り物すぎてさすがに飽きてきた」といった声が。また、異常に鮮明に映るCT画像に「CTってこんな風に映らないだろう」といった疑問も。 さらに驚くべきは、先の大学の教授が、すでにマリアのDNA検査は済んでおり、結果として、「33%しか人間のDNA配列と一致しなかった」と語っていたことだった。それまでCTスキャンはしていなかったのに、DNA検査はしてあるという違和感も残るが、2018年に配信されたオカルト関係のニュースサイトでは、このマリアは「人間のDNAとの一致率は98.5%」と限りなく人間に近いものであることは分かっている。この33%はどこから出た数字なのだろうか。 スタジオのパネラーは「入手先を問わないことを条件に小さなミイラを見せてくれる」というくだりになった時、「怪しい」を連発していたが、これにも「怪しいのはこの番組だろ」「TBSお得意のヤラセの匂いがプンプンするぜ!」といった指摘が起きていた。
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芸能ニュース 2021年11月30日 21時00分
『帰れマンデー』にヤラセ疑惑?「普通置いていかないだろ」荒川静香の遅刻ハプニングが物議
11月29日に放送されたテレビ朝日のバラエティ番組『帰れマンデー見っけ隊!!』にて、またしても「ヤラセ」疑惑だ。 この日「帰れマンデー」で放送されたのは、サンドウィッチマンがメインを務める「バスサンド」。サイコロを振り、出た目だけ路線バスに乗り、行く先々の飲食店を訪れる人気企画だ。 この日のメンバーはサンドウィッチマンに加え、元フィギュアスケート選手の荒川静香、俳優の風間俊介、お笑いコンビのシソンヌらで、一行は日本百名山・茨城県の筑波山山頂をめざした。 >>『帰れマンデー』松岡修造に視聴者ウンザリ?「いい加減しつこい」の声も 頻繁な番宣差し込みに苦言<< だが、OPには何故かゲストであるはずの荒川の姿は無い。荒川がいない理由について、サンドウィッチマンから「荒川静香さんがハプニングに巻き込まれておりまして」「なんと渋滞にハマっておりまして」とスケートの朝練を終えて車で茨城へ向かう最中、渋滞に巻き込まれ足止め。集合時間に間に合わず、ロケがスタートしてしまったのだ。 しばらくして、荒川がロケ地に現れたのだが、既にサンドウィッチマン達一行はバスに乗って移動した後。聞き込み調査をしながら一行を追う展開となった。 ゲストの遅刻は『帰れマンデー』では初の事態であり、番組を大きく盛り上げたが、ロケ番組でゲストを置いてスタートする事はかなりレアケースでもあるため、ネットでは一部で「荒川の遅刻は台本だったのでは?」「盛り上げるためのヤラセか?」「普通置いていかないだろ」といった指摘の声が相次いだ。 また、この日の『帰れマンデー』は荒川が合流した後も、シソンヌのじろうが突然姿を消して小道具で扮装するミニコーナーが始まるなど、わざと妨害するような行動を行っており、これも「ピンチ演出のためのヤラセでは?」といった声も相次いだ。 近年、『帰れマンデー』はサイコロに細工が施されていた等、「ヤラセがあったのでは」と厳しい目が向けられており、今回の「ゲストの遅刻」「謎の妨害行動」もヤラセをより疑われることとなった。
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芸能ニュース 2021年06月25日 21時00分
『モニタリング』新企画でプチ渋滞? 不自然さにも視聴者から指摘「ヤラセ臭がスゴい」
24日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の企画に対し、一部視聴者から指摘が相次いだ。 この日始まった新企画が、バスの停車ボタンを押すと、その先の停留所に待機していた芸人が、窓越しからネタを披露してくれるというもの。 そこで最初にターゲットにされたのが、若い男性2人組。右の窓側に前後して座った彼らは、その5分後、運転手からの「次はハリウッドザコシショウ前。ご利用の方がいらっしゃいましたら、停車ボタンを押してください」というアナウンスに困惑。「何それ?」「わかんねぇ、わかんねぇ」「変な汗かいてきちゃった」「怖っ」と動揺し始めた。 >>『ボンビーガール』にヤラセ疑惑? ココリコ田中の貧乏ロケに「都合よすぎ」疑いの声<< そのアナウンスに促され、戸惑いながらも意を決して停車ボタンを押すと、バスはその先の「ハリウッドザコシショウ前」という、番組がこのために特別に作った停留所に停車。 そこに立っていたのがザコシだった。彼の誇張ネタに大笑いした男性2人は「こんなバス停があるんですね」と感動していた。2人が降りた後も、別の女性2人組が乗り込み、ザコシは華麗にスルーしたものの、次の「エイトブリッジ前」で停車。テレビ初出しネタに拍手を送っていた。さらに、3つ目の停留所にはモノマネ芸人のホリが待機し、別の女性2人組を笑わせていた。 そんな新企画だが、SNS上からは「みんなバスの同じ席に座ってヤラセ臭がスゴい」「バスのドッキリ観てたけど、常に2人組の客しか乗っていないし、座る席も同じ。ちょっと、ドッキリの仕掛けの前提が、ひどすぎない?」「このバスそもそもどういうテイで走ってて、この客らは何目的で乗ってきてんの」と不自然さに疑問の声が。 また、このバスは広告もついていない、ドラマなどで使われる劇用車だったが、このバスのすぐ後方を走る、スタッフが乗っていると思われるワゴンの後ろには、全く関係のないトラックが普通に走っていた。さらに、バスがゆっくり走ったり、普段は何もないところで停車することから、別の車が追い抜いていくシーンも。 道路使用許可は取ってはいるのだろうが、プチ渋滞を引き起こしてしまうのは、いただけなかったようだ。
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芸能ニュース 2021年02月03日 12時25分
武井壮、テレビの「ヤラセ事情」を暴露 番組降板になった現役スポーツ選手との対決を明かす
2月2日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』に出演した、元陸上競技選手でタレントの武井壮が壮絶な経験を告白した。 この日の『さんま御殿』は、「超ポジティブ VS 鬼ネガティブ 大激突SP」と題し、ポジティブ芸能人とネガティブ芸能人が激論するという内容で、武井はポジティブ芸能人として出演していた。 途中、「ポジティブ」側のアンタッチャブルの山崎弘也がそのポジティブさ故、収録の休憩中、テレビ番組のディレクターから「もうちょっと静かにして貰えませんか?」と言われた際、「これはフリだ!」と思い込み、さらに騒がしくしたところ、最終的にはそのディレクターから真顔で、「ザキヤマさん!もう黙っててください!」と怒られたエピソードを話した。 これに似たようなエピソードを持っていたのが武井で、「百獣の王」としてテレビに出始めた頃、スポーツ番組などに呼ばれると、プロの現役選手と対決させられる事が非常に多かったという。 >>『さんま御殿』出演のアナに「気が強いじゃなくてワガママ」と批判 “ドン引きする男性の行動”が物議<< そんな中、ある番組で武井は現役スポーツ選手3人と対決することになり、見事最初の相手に勝利。「よっしゃー!勝った!」と思ったのもつかの間、ディレクターから「武井さん、あのー…よろしくお願いします」とプロ選手の手前、わざと手を抜くようにと注意が入り、武井は「あっ!もっと頑張って欲しいのか!」と勘違いし、さらに圧勝を続ける。 最終的には、ディレクターから「武井さんマジでお願いします!」と来たため、武井はさらに全力で頑張り、見事三連勝を収めたという。 勝利を収めた武井だったが、ルールを破ってしまった制裁として、この番組からは二度と呼ばれることはなく、番組降板となったようだ。 この内容に、ネットでは「普通にヤラセだったということか」「これは武井さん悪くないよね」といった擁護の声が相次いでいた。 思わぬ形で、「テレビ業界の悪い部分」が垣間見えた瞬間であった。
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芸能ニュース 2020年09月09日 13時00分
毎日「閉店セール」買い占め騒動のヒカル、やらせを告白「1つのエンターテインメント」開き直りに呆れ声
人気ユーチューバーのヒカルが自身の動画の“やらせ”を認め、物議を醸している。 問題となっているのは、8月31日にアップした「【カメラ止めろ動画出したら訴えるぞ】毎日嘘の閉店セールしてる店の闇暴いたら逆ギレしてきてブチギレ口論になった…」という動画。「閉店セール」と謳いながら一向に店を閉めず、毎日のようにセールを行っている店の商品をすべて買い占めると、店はどう対応するのかという検証を行った動画で、ヒカルは訪れた古着店ですべて商品を購入し、店員からの「今日で閉めます」という言質を取ったものの、3日後には再び「閉店セール」が開催されており、店のオーナーまで巻き込みヒカルが詰めたところ、その後店舗は本当に閉店したという一部始終が収められていた。 >>ヒカル、毎日「閉店セール」店の商品買い占めブチ切れられる「誰も損してないからいいだろ」<< しかし、店の名前がどこにも書かれておらず、店舗名にモザイクが掛けられた様子もなかったこと、物事があまりにスムーズに行き過ぎていたことなどを理由に、一部視聴者の間で“やらせ”説が浮上することに。さらに、3日にユーチューバーのコレコレが生配信の中で疑惑を取り上げ、この店舗の近所に住んでいるというネットユーザーからの「この場所が服屋だったことはない」というタレコミを紹介をしたことで、騒動はより大きくなっていた。 そんな中、ヒカルは8日に「【話します】やらせ疑惑とSNS削除について」という動画をアップし、「結構前の動画で、僕宣言してるんですよ。『俺、ヤラセもしますよ』っていう風に」と前置きしつつ、今回の疑惑ついて、「バレました」とやらせがあったことを認めた。基本的にはリアルを追い求めるために極力使わないとしたものの、今回の動画については「編集した時に、ちょっとこれヤラセ臭いのもあるけど、まあこれも1つのエンターテインメントかなと思って出したんですけど、やっぱ案の定分かりやすかったみたいで、バレたんですけど」と自身でも違和感を抱いていたことを明かした。 ヒカルは今回やらせを行った理由について、「僕も有名になってきて闇に突っ込む系をガチでやり過ぎたら本当に危ないっていうのを、影響力をつけるごとにどんどんどんどんね思ってきちゃって」と危険を感じる反面、“闇を暴く系”は自身も好きで続けたいという想いを抱いており、その結果、「架空のものを作り上げて、実際に現状そういうのが行われてるっていう闇が世の中にある訳で、それを作り出して注意喚起になればなっていうのが狙いだった」と、実際に存在するであろう“闇”を自身で作って注意喚起しようと思ったとのこと。また、今後もやらせ動画をアップするものの、「視聴者のみなさんが判断して見抜いてください」としていた。 しかし、この動画に対しコメント欄には、「都合のいいように言い訳してるだけ」「やらせでわざわざ作った闇を暴くなんて見たくない」「今後ガチの動画を撮ったとしてもヤラセじゃないのか?と疑うと思う」という批判の声が多く寄せられていた。 開き直ったことと今後もやらせを続ける宣言で、多くの視聴者からの信頼感を失ってしまったようだ。記事内の引用についてヒカル公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCaminwG9MTO4sLYeC3s6udA
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芸能ニュース 2020年08月09日 07時00分
まだまだ終わらない“『テラハ』問題”の徹底追及 多額の損害買収請求もあるか
Netflixとフジテレビ系の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演した女子プロレスラー・木村花さんが視聴者らからSNS上で誹謗中傷を受けた後に死去した問題で、母で元プロレスラーの木村響子さんが6日、書き込みをした加害者を特定した上で、警察に被害届を提出する意向を表明したと、各スポーツ紙が報じた。 >>テレビの“やらせ演出”、悪いと思いながらも受け入れてしまう心理とは<< 各紙によると、響子さんは同日、自民党本部で行われたインターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策プロジェクトチームの会合に出席。 誹謗中傷をした人物に、被害届や告訴状を提出する考えがあるか問われると、「あります」とキッパリ。「犯人を特定している段階。加害者の方たちは証拠をすぐに消して逃げられているとのことで、刑事でも民事でも追及できるよう、弁護士の方々に動いていただいている」と明らかにした。 先月末にフジテレビは「テラスハウス」の検証結果を公表。複数の番組関係者に聞き取り調査を行ったというが、その内容は“やらせ疑惑”を否定するなど、同局にとって都合のいい想定内のもの。 報告書について響子さんは、「制作サイドとしての言いわけが並べられたようなもので、報告書としては目を疑うような内容でした。疑問しかありません」と語ったというのだ。 「すでに響子さんはBPO(放送倫理・番組向上機構)に、審議を申し立てる書類を提出。今後、BPOが関係者に徹底調査を行うことになるが、フジのような生ぬるい調査は行わないだろう。フジにとって、衝撃的な調査結果が突き付けられることになりそうだ」(テレビ局関係者) すでに、木村さんと同番組で共演し、木村さんが誹謗中傷を受けるきっかけとなった振る舞いを受けた男性が“やらせ”が日常茶飯事だったことを一部で告発。しかし、フジは不都合な真実を隠蔽しようとしている。 「もし、大問題に発展して配信などができなくなった場合、配信料収入を得ているNetflixから莫大な損害賠償を請求されることになる。それだけは避けたいので、都合のいい調査結果の発表となったようだ」(同) 天国の花さんのためにも、番組の“闇”を暴き出してほしいものだ。
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芸能ニュース 2020年07月25日 12時10分
テラハよりヒドい? 究極のリアリティショー、やらせ疑惑が絶えなかった番組
木村花さんの事件を受けて、『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(フジテレビ系)を始め、テレビ番組のリアリティショーのあり方を巡って議論が巻き起こっている。さらに、同局の『ザ・ノンフィクション』でも、「マキさんの老後」シリーズに出演していたオカマとオナベのアベコベ夫婦が『週刊女性』(主婦と生活社)で過剰演出を告発し、話題となった。 >>アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ<< テレビ、特にバラエティ番組とやらせは切っても切れない関係にあるのも確か。そうした議論が出る度に、取り沙汰される伝説の番組として、1999年から2003年にかけて放送された『ガチンコ!』(TBS系)がある。 「ガチンコ」は大相撲やプロレスにおいて、「真剣勝負」を意味する。だが、『ガチンコ!』はこの名前を逆手に取ったような番組だった。名物なのは乱闘場面だろう。ちょうど良いタイミングで出演者たちがブチギレ、掴み合いの喧嘩をするのだ。ただ、出演者のTOKIOには危害は加えられない。 名物企画の一つある、不良や元引きこもりなど落ちこぼれの若者がプロボクサーを目指す「ガチンコファイトクラブ」では、実際に出演者が「特定のキャラクターを演じさせられた」「台本がある」と雑誌にやらせを告発したこともある。そこでは、講師を務めた元プロボクサーの竹原慎二が台詞をトチる(忘れる)といった具体例も紹介されていた。 山口達也氏が出演した「ガチンコバリバリ伝説」では、初回放送に有名なレーサーが暴走族風の人間として出演していたが、2回目以降から消えてしまった。さらに、最終的にレースに出場したのは経験者であり、最初からこの設定がありきの企画ではなかったかと、バイクファンからひんしゅくを買ってしまった。 しかし、当のTBSは視聴者からの「やらせではないか」といった苦情や疑問には一切答えず、台本があることも認めなかった。白黒がはっきりと付けられていないだけに、現在のテレビ番組はいまだに『ガチンコ!』的な問題を引きずっているとも言えるだろう。
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社会 2020年07月19日 10時00分
テレビの“やらせ演出”、悪いと思いながらも受け入れてしまう心理とは
5月23日に亡くなった木村花さんが出演していた恋愛リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)や、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)において、過去の出演者や関係者から「やらせ」があったとの証言が相次ぎ、世間から注目を浴びている。 >>アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ<< テレビ番組のやらせ疑惑報道は絶えないが、なぜ出演者はその要請に応じてしまうのだろうか。 まず、「やらせ」を行う制作者側は、プロのテレビマンとして「盛り上がる」「面白い」VTRを制作するという大義名分の下、「やらせ」を演出として正当化しているきらいがある。その結果として、視聴率を獲得し、SNSでの拡散によってより人気を集めることになり、そのことがさらに「やらせ」をテレビマンとして正しい行いと勘違いさせてしまう。 また、制作側の責任者には、そうした目的の達成を期待する局や上司からの「正当勢力」によるプレッシャーもあり、「やらせ」をせざるを得ないケースもある。「正当勢力」とは、社会的立場の違いが対人コミュニケーションに与える影響を表す心理学用語で、統括して「社会的勢力」と呼ばれる、人の認識に影響を与える力を持つものの種類の1つである。 そして、制作者側が目的を達成するために最も効率の良い手法が、ドキュメンタリー系番組のやらせ演出といわれている。 一方、やらせ演出の要請を受けてしまう出演者側には、「断りづらい」という心理が働いている。人はもともと、他人からの要請を断りづらい傾向にある。それは、「相手にとって不都合な返答をして自分の悪い印象を与えたくない」「相手との関係を悪くしたくない」といった保守的な心理が原因だ。また、「役に立ちたい」「認められたい」といった承認欲求、あるいは「返報性の法則」という、相手から受けた恩に対して報いたいという心理が働いているとも考えられる。出演者側の制作者側に対する恩といえば、テレビに出演する機会を与えてもらったという点があるだろう。 やらせ演出への協力を断りづらい心理がある上に、「見返りを与える」といった話を持ちかけられると、さらに断りづらくなる。出演者側が見返りの内容に価値や魅力を感じる場合は、前述した「社会的勢力」のうち、「報酬勢力(賞勢力)」と呼ばれる種類の影響力がもたらされたといえる。もし見返りの内容に特に魅力を感じていなかったとしても、譲歩してくれる相手に申し訳なく思う心理が働いた場合、やはり断りづらさを感じてしまうことになる。 また、制作側から「取れ高がないと番組が成り立たない」「大変な損失になる」などと伝えて危機感を与えるような、「恐怖喚起アピール」と呼ばれる手法の説得が行われる場合も、出演者が要請を断りづらくなる原因になる。 テレビ番組のやらせ問題は、最近に限らず、これまでにも指摘されていた話題だ。中には、明るみになっていないまま、ただただ人々に感動を与えたやらせ作品もあったのかもしれない。事実と信じて見ている視聴者に対して善い行いであるとは言い難い。ましてや、ネガティブな内容のやらせ演出が出演者や視聴者に悪い影響を与えるものであれば、あってはならない行為である。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能ニュース 2020年07月13日 07時00分
アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ
フジテレビは3日、都内の同局で定例の社長会見を開き、同局系の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が、SNS上での誹謗中傷を受けて5月23日に急死した件について言及した。 同局は花さんの急死後、番組の検証を進めているが、担当役員は「感情表現をねじ曲げるような指示、無理強いはしていない。番組卒業の時期も相談しながらアドバイスしていた」と説明。“やらせ疑惑”を否定した。 >>木村花さんの母が『テラハ』のやらせ暴露 今後、他の出演者からも続出する?<< しかし、この発表を受け、花さんの母で元プロレスラーの響子さんは一部メディアに対して反論。「出演者の人生よりも視聴率を優先したのが全ての問題では。客観的に何があったのかや、責任を明確にして再発防止策を示してほしい」と訴えた。 「もし、響子さんが検証結果に納得しなければ、損害賠償を求めて法廷闘争に持ち込まれる可能性もありそう。フジとしてはそれだけは避けたいところ」(放送担当記者) 大きな問題を抱えるフジテレビだが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が同局の人気ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」において、過剰な演出があったことを報じた。 同誌は、同番組に出演した、トランスジェンダーのマキさん&ジョンさん夫婦のインタビューを掲載。 マキさんは誌上で、「12年間にわたってフェイクを流されてきました」と訴え、ディレクターの指示による演出で番組が成り立っていることを激白した。 同局は、記事を受けた一部スポーツ紙の取材に対し、「週刊誌の記事になったような言動や演出の指示を出したことはないと認識しております」とコメントしている。 同番組はこれまで数々の賞を受賞。局の枠を超え、テレビ朝日系人気バラエティ番組「アメトーーク!」で「ザ・ノンフィクション大好き芸人」が放送されるほどだった。 またまた“やらせ疑惑”を報じた今回の記事に対するフジの対応次第では、今後もほかの出演者からの“告発”が相次ぎそうだ。
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芸能ニュース
『クレイジージャーニー』またヤラセ? 松本人志も「疑うなぁ」都合のいいロケ映像が物議
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まだまだ終わらない“『テラハ』問題”の徹底追及 多額の損害買収請求もあるか
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テラハよりヒドい? 究極のリアリティショー、やらせ疑惑が絶えなかった番組
2020年07月25日 12時10分
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社会
テレビの“やらせ演出”、悪いと思いながらも受け入れてしまう心理とは
2020年07月19日 10時00分
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芸能ニュース
アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ
2020年07月13日 07時00分
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『テラスハウス』、問題のシーンはまだ配信中 木村花さんを怒らせた出演者の“やらせ”告発の影響は
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