同番組は長寿バラエティー「笑っていいとも!」の後釜として14年4月にスタート。当初は曜日別にテーマを設け、出演者は総勢48人の大所帯で、MCは曜日ごとに変わり、屋外でのロケ収録や中継も盛り込まれていた。
「やっていることは新しかったが、まったく視聴率が伸びず。大幅にリニューアルせざるを得なかった」(フジ関係者)
>>放送開始7年目突入の『バイキング』なぜ坂上忍メインになった?<<
まず、15年3月末から坂上が全曜日出演の「バイキング総合MC」に昇格。そして、16年4月からは坂上、レギュラーキャスト、各分野のコメンテーターを交えての生激論番組にスタイルをチェンジすることになった。
「すると視聴率はうなぎ上り。テーマによっては他局を上回ることもあった。レギュラーキャストのホラン千秋はコメント力を買われ、TBS系ニュース番組『Nスタ』にヘッドハンティングされた」(同)
リニューアルから4年、打ち切り説が浮上したが、同誌によると、スタッフ2人が体調不良で休職中で、坂上のパワハラによるストレスが原因とも言われているというのだが…。
「坂上が全権を掌握してしまったため、コメンテーターは早朝に局に入り、坂上の質問にすべて答えられるように“想定問答”しておかなければならない。しかし、ほかのニュースが入ると出番が飛んだり、坂上がアドリブで質問してきたり、自分の専門分野の話題がないとしばらく出番がなかったりで、出演を辞退するコメンテーターが続出。スタッフに対する坂上の当たりは強く、パワハラと指摘されても仕方ないようだ」(大手制作会社幹部)
緊急事態宣言解除までは“ノーギャラ出演”を宣言し男を上げた坂上だが、フジのジャッジが注目される。