オリックス
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スポーツ 2021年04月05日 11時30分
オリックス山本由伸&宮城大弥が快投!ロメロが来日
先週のオリックスは開幕2カード目の福岡ソフトバンク戦、3カード目の東北楽天戦を行った。本拠地開幕となったソフトバンク戦では“エース”山本由伸が、楽天戦では高卒2年目の左腕、宮城大弥が、それぞれ快投を見せている。【オリックス 3.30-4.4試合結果】対 福岡ソフトバンク大阪・京セラドーム大阪30日●オリックス(田嶋)1-3(笠谷)福岡ソフトバンク○31日○オリックス(増井)7-2(大竹)福岡ソフトバンク●4月1日○オリックス(山本)2-0(武田)福岡ソフトバンク●対 東北楽天宮城・楽天生命パーク2日●オリックス(山崎福)2-4(涌井)東北楽天○3日●オリックス(山岡)2-3(弓削)東北楽天○4日○オリックス(宮城)4-0(早川)東北楽天●※(カッコ)内は先発投手。※9試合4勝5敗。3位。首位の埼玉西武と3ゲーム差。 京セラドーム大阪での本拠地開幕戦となったソフトバンクとの3連戦は、初戦は田嶋大樹が粘投を見せるも惜敗。2戦目に今季初登板の増井浩俊が「前回、ファームで6回まで投げた“いい感じ”をそのまま出せたと思います。初回から味方が6点取ってくれて勇気をもらいましたし、大胆に攻めることが出来ました。先発になってから投げ始めた、カーブやシュートも効果的に使えていましたし、しっかりと0に抑えることができてよかったです」と本人も手ごたえ十分のピッチングを披露して勝利を収めると、3戦目に“エース”山本由伸を中5日で投入。由伸はソフトバンク打線を僅か2安打に抑える快投を見せて、約2年ぶりの完封勝利。「負けるのは悔しいので、投げる試合は全部勝ちたい。去年とは違うんだというところを見せていく」とさらなる高みを誓った。この試合は由伸の野球人生においてもターニングポイントになったことだろう。 京セラから仙台に舞台を移した楽天との3連戦。初戦は山崎福也が今季初登板。5回を2失点で抑えるも打線の援護がなく惜敗。2戦目にはもう一人のエース山岡泰輔が、由伸と同じく中5日で登板するもピリッとせず。本人も「今日は立ち上がりからボールを操れていませんでした。なんとか早く修正しようと思っていたんですが、ゲームの中で修正することができませんでした」と反省しきりで、この日も1点差ゲームに泣いた。3戦目は先週の埼玉西武戦でも7回2失点と好投を見せた宮城大弥が、楽天打線相手にも快投。8回を無失点に抑え、吉田正尚にも一発があり、チームの連敗を止めている。 先週は由伸と宮城の快投に尽きるだろう。先発は安定しているだけに、打線が安定すれば首位争いにも十分割って入れるのは間違いない。4日に主砲候補であるステフェン・ロメロが来日。隔離生活が終わり次第、チームに合流予定なのは吉報だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月03日 11時00分
4年連続日本一のソフトBは今季優勝できない? 下馬評は覆されるか、開幕スタートダッシュの裏で露呈した弱点とは
3月26日に開幕した今季のプロ野球。3月31日終了時点ではまだ5試合を消化したばかりの段階だが、早くもリーグ優勝の可能性が高いとみられている球団がある。それが昨季のリーグ王者・ソフトバンクだ。 3月25日放送の『プロ野球ニュース2021 開幕直前SP』(フジテレビONE)では、番組に出演する解説者22名中13名からパ1位に予想されているソフトバンク。翌26日から開幕した今季は、同月31日終了時点で「4勝1敗・勝率.800」で首位タイと早くも上位につけている。 2年連続リーグ優勝、そして5年連続日本一を目標に、開幕から貯金を積み重ねているソフトバンク。ただ、一見順調なスタートを切ったように見える中、重大な弱点を露呈しているという見方もある。 >>ソフトB・工藤監督に「舐めた継投するな」ファン激怒 敗戦危機を招いた守護神温存、伏線は2日前の開幕戦にアリ?<< 「開幕からここまで5試合を消化したソフトバンクですが、この間リーグワーストの与四死球数(26個/敬遠は除く)を記録するなど、投手陣の制球の乱れが浮き彫りとなっています。また、四死球がかさんでいる影響からか失点数もリーグ4位(17失点)と今一つの数字になっていますので、このあたりに付け入るすきがあるといえるのではないでしょうか。実際、シーズン初黒星を喫した31日・オリックス戦では、初回からオリックス打線に『4安打6得点・四球3』と猛攻を浴びそのままなすすべなく敗戦しています」(野球ライター) ソフトバンクは開幕からの5試合で計14名の投手を起用しているが、そのうち半数以上の9名が四死球を1個以上記録している。先発では高橋礼(9個)、リリーフでは杉山一樹(4個)といった投手が特に多く四死球を出しているため、他球団は彼らをターゲットに“待ち球作戦”を展開すれば攻略の糸口をつかみやすくなるだろう。 なお、ソフトバンク投手陣は昨季504個の与四死球数(リーグワースト2位/敬遠は除く)を記録しているが、最も四死球を与えたロッテ(126個)には「11勝12敗1分」と他5球団の中で唯一の負け越しを喫している。前述のオリックス戦も含めると、序盤から四球を絡めて先制し逃げ切りを図るのが最も効果的な攻略方法かもしれない。 ただ、今季のソフトバンク打撃陣は同点・リード時は「217・6本・14打点・20安打」と大振りが目立つ一方、ビハインド時は「.282・1本・8打点・20安打」とつなぎの打撃で攻勢を仕掛けている。そのため、先発をどこまで引っ張るか、どのイニングからリリーフをつぎ込むかといった継投策もソフトバンク戦の重要なポイントとなりそうだ。 一部プロ野球ファンからは「野球見始めてから去年までソフトバンクしか日本一になってないから飽き飽きする」、「いい加減ソフトバンクを止めないと野球人気にも関わりかねない」という声も挙がっている。パ・リーグ5球団は制球難に付け込み、ソフトバンクを上位から追い落とすことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月29日 11時30分
オリックス開幕3連戦負け越しも宮城大弥&紅林弘太郎ら若い戦力に光明!
プロ野球が26日、セ・パ両リーグともに開幕した。パ・リーグの昨年最下位、オリックスは埼玉・メットライフドームに乗り込んで、埼玉西武と3連戦を行うも、開幕戦は今年も勝てず11年連続で勝ち星を逃し、開幕カードも1勝2敗と10年連続で負け越している。【オリックス 3.26-28試合結果】対 埼玉西武埼玉・メットライフドーム26日●オリックス(山本)3-4(高橋光)埼玉西武○27日○オリックス(宮城)3-2(浜屋)埼玉西武●28日●オリックス(山岡)1-5(平井)埼玉西武○※(カッコ)内は先発投手。 「チームはしばらく開幕戦に勝っていないので、勝って良いスタートを切りたい」と話していたエース山本由伸が先発を務めた開幕戦は、センターラインを太田椋、紅林弘太郎といった若い選手で固めた中嶋聡監督。しかし、選手たちからは明らかに緊張感がヒシヒシと伝わっていた。これは無理もないだろう。このセンターラインにエラーが出たこともあり、開幕戦は黒星スタートに。主砲の吉田正尚と、開幕初のスタメンキャッチャーとなった頓宮裕真にホームランが出たのは好材料と言えただろう。 2戦目は高卒2年目の左腕、宮城大弥が7回を123球の熱投。2失点を喫してしまったが、8三振を奪うなどテンポの良いピッチングで、本人が「さらに精度を上げていく」と話していたカーブが効果的に決まっていた。敵失もあり、8回を平野佳寿が、9回を漆原大晟がピシャリと抑えて、中嶋監督の誕生日に監督初勝利をプレゼント。パ・リーグ相手に宮城が7回まで計算出来ることが分かったのは大きい。また平野を8回にしたことで、今年のクローザーは漆原になりそうだ。 3戦目は、もう一人のエース山岡泰輔が先発。6回を5安打、4失点でマウンドを降りた。山岡は「立ち上がりはボールが高く浮いてしまっていたと思います。2回以降、なんとか粘り強く投げようと思っていましたが、6回のピンチの場面で粘り切れず、悔しいです」とコメント。試合は1-5で敗れたが、7回に紅林が嬉しいプロ1号のソロホームランを放った。紅林は「打ったのは真っすぐです。しっかりと芯で捉えられましたし、いい感触でした。(プロ初HRについては)うれしいですが、ここまであまり打てていなかったので、1本出てくれてよかったです!」と安堵の表情を浮かべた。 2019年ドラフト1位の宮城と、同2位の紅林といった同期2人を中心に、太田や頓宮もしっかりとアジャストしており、宗佑磨の守備には光るものがあった。ジョーンズ、モヤ、伏見寅威も絶好調だ。負け越してしまったが、今年のオリックスは希望に満ちている。30日からは福岡ソフトバンクと大阪・京セラドーム大阪で本拠地開幕3連戦。ソフトバンク相手に若い力がどう立ち向かっていくのか注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月27日 11時00分
今季導入の“9回打ち切り制”は広島・オリックスに追い風? 元阪神・藤川氏も指摘、リリーフ以上にカギとなる要素とは
26日にセ・パ同時に開幕した今シーズンのプロ野球。セ・リーグは巨人、パ・リーグはソフトバンクが優勝候補筆頭とみられているが、そのシーズンを左右するカギとなりそうなのが“9回打ち切り制”だ。 例年延長12回制の下で試合が行われていた球界だが、新型コロナウイルスの影響で開幕が約3カ月遅れた昨季は、過密日程による選手の負担軽減のため延長10回打ち切り制を採用。迎えた今季は新型コロナ感染拡大を受けた飲食店などの営業時間短縮要請に対応するため、昨季よりもさらに1イニング短い9回打ち切り制の導入が22日に決定。同点の場合でも延長に入らず試合が終わるため引き分け数の増加が見込まれている。 延長戦の不実施はリリーフを温存せずにつぎ込む戦略が可能となるため、ファンの間ではリリーフの頭数が多い球団が有利になるという見方が強まっている。ただ、その一方で積極的な継投策ができるかどうかは先発次第ではないかという意見もある。 >>巨人・原監督が中川を守護神に昇格させたワケ “9回打ち切りルール”がもたらす他球団にはない好材料とは<< 「延長戦が行われないとなると確かにリリーフを潤沢につぎ込むことは可能ですが、先発が序盤から崩れる試合が多いと、その分勝ちパターンを積極投入する意味・効果は薄れます。また、9回打ち切り制では先にリードを奪って逃げ切りを図るため、代打・代走策といった采配のタイミングが早まることも予想されます。そのため、継投逃げ切り策で白星を稼ぐためには、先発陣がどれだけ試合を作れるかが大事になるのではないでしょうか」(野球ライター) 9回打ち切りで想定される展開については、ソフトバンク・工藤公康監督が24日に「攻撃面での仕掛けが早くなるのかなとは思っている」と語ったことも伝えられている。どのチームもリードで終盤に持ち込むために早めの攻勢を仕掛けるとなると、先発がどれだけ我慢してリリーフ陣につなげるかは大きなポイントとなりそうだ。 一方、阪神SAで野球解説者の藤川球児氏は23日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演した際、9回打ち切り制での戦略について「ローテーションの投手を5人にして、1週間に1度の登板ではなく中5日にして、どんどんいいピッチャーに回ってもらうやり方も一つ」と指摘。先発ローテは投手6名が中6日で回していくやり方がセオリーだが、継投逃げ切り策をとる場合先発は6回前後で降板することが可能となるため、余力を残して降板した分、登板間隔を詰めることもできるとの見方を示している。 この藤川氏の意見を踏まえると、先発層が薄い球団でもローテ枠を削って主戦投手をより多くの試合に登板させることで、層が厚い球団と渡り合うことが可能となる可能性はある。セ・リーグでは大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮に次ぐ存在が見当たらない広島、パ・リーグでは山本由伸、山岡泰輔以外に実績のある先発に乏しいオリックスあたりは大きな恩恵を受けることになるかもしれない。 9回打ち切り制により、例年以上に首脳陣の采配・戦略が大きくモノをいうことになりそうな今シーズン。各球団はこれからどのような策を打ち出していくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月24日 11時30分
オリックス育成ルーキー佐野如一を支配下登録「率直にうれしい」
オリックスは23日、育成ルーキー佐野如一外野手を支配下登録したと発表した。背番号は「60」。 佐野は仙台大出身で、昨年のドラフト会議前に「育成なら拒否」と明言しており、指名と同時に入団拒否をするのでないかと言われていたが、オリックスが5巡目で指名した。牧田勝吾編成部副部長は「いろいろ大変でしたね。来る来ないは別として交渉権が欲しかった。口説く自信はあったので。僕はドラフト翌日、山下(ドラフト1位)の挨拶に行かずに、1人で仙台大に行きましたから。ただ、もし社会人の企業が決まってたら行ってなかったです。そこは監督から受け皿なしのプロ一本ということだったので、当日、ウチも枠がないし指名漏れしてるよと。思い切って行こうと。彼をこういった形で獲ったからには、支配下にして一流にしないと。やっぱりプロ行かなかった方が良かったと言われちゃうんで、オリックス入って良かったと思ってもらいたいんでね。そこは我々もしっかりサポートしていきたい」と話していたが、1年目の開幕前にその期待に応えたことになる。 19日に行われた阪神とのオープン戦でスタメン起用され、3安打を放ち猛アピール。これが支配下登録に繋がったのは言うまでもない。「バッティングやリーダーシップを評価していただいていると思うので、初日からしっかりとアピールしていきたいと思います。吉田正尚選手を始め、素晴らしい選手がたくさんいるので、見て、聞いてレベルアップしていきたい」と仮入団会見で話しており、一軍に帯同したことで、開花したものがあったのだろう。 「プロ野球に入ってから一つの目標だった支配下選手になることができて率直にうれしいです。これまで野球を続けてきた中で、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。支配下登録をして頂いたので、チームの戦力になれるように、支配下にしてよかったと思っていただけるような活躍が一軍でできるように、これからも頑張っていかないといけないなと思います。ファンの皆さんには全力で必死にプレーしている姿を見ていただきたいですし、持ち味であるフルスイングを見てほしいと思います」と語った佐野。即戦力ルーキーとして期待が高まる。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月22日 11時30分
オリックス開幕スタメンへ!佐野皓大の成長がオープン戦の収穫か
オリックスは21日、オープン戦の全日程を終えた。7勝7敗2分、勝率5割で終えている。▼オリックス3月16日〜21日オープン戦戦績対 東北楽天静岡・草薙球場16日○オリックス(田嶋)5-3(岸)東北楽天●17日●オリックス(竹安)1-13(則本)東北楽天○18日●オリックス(増井)2-7(瀧中)東北楽天○対 阪神大阪・京セラドーム大阪19日●オリックス(山本)1-3(藤浪)阪神〇20日●オリックス(宮城)1-2(青柳)阪神〇21日△オリックス(山岡)1-1(ガンケル)阪神△※(カッコ)内は先発ピッチャー 先発ローテーションは開幕投手の山本由伸以外、中嶋聡監督の口からは最後まで聞くことが出来なかったが、宮城大弥、山岡泰輔、田嶋大樹までは確定と言っていいだろう。ここに19日、ファームで調整登板をした山崎福也が加わるのが濃厚で、残り一枚を増井浩俊、張奕、竹安大知のいずれかが、先発6番手に加わるだろう。クローザーはメジャーからオリックスに復帰した平野佳寿が有力。セットアッパーはタイラー・ヒギンスを中心に、能見篤史、山田修義、漆原大晟、富山凌雅らが繋いでいく。 野手ではサードのポジションがオープン戦の最後まで明確にならなかった。中川圭太、大下誠一郎、福田周平、そしてオープン戦終盤には宗佑磨も争いに加わったが、このポジションだけは不透明だ。高卒2年目の紅林弘太郎がサードも出来るだけに、ショートに安達了一が帰ってくれば紅林がサードを守る可能性もあるだろう。 オープン戦好調だったアダム・ジョーンズが阪神とのオープン戦3連戦に出場しなかったのは気がかりではあるが、オープン戦序盤から中盤にかけては打線にも繋がりがあり、特に1番センターで、足の速い佐野皓大に目処がついたのは大きい。佐野は課題だった左打席でもホームランを放つなど、オープン戦では打率.300をマーク。足だけではないことをアピールしただけに、開幕戦に向けて佐野がチームを引っ張ってくれることを期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月15日 11時45分
オリックス、開幕ローテ5枚は内定!6番手はブルペンデー?
プロ野球は26日の開幕に向けていよいよ2週間を切り、オープン戦もあとわずかとなった。オリックスは先発5枚が内定していると見られるが、6番手がまだ定まらない状態だ。▼オリックス3月9日〜14日オープン戦戦績対 東京ヤクルト大阪・京セラドーム大阪9日○オリックス(田嶋)4-1(スアレス)東京ヤクルト●10日○オリックス(山崎福)7-6(石川)東京ヤクルト●対 巨人大阪・京セラドーム大阪12日●オリックス(山本)2-3(菅野)巨人○13日○オリックス(宮城)3-1(戸郷)巨人●対 埼玉西武大阪・京セラドーム大阪14日○オリックス(ヒギンス)5-0(平井)埼玉西武●※(カッコ)内は先発ピッチャー 先発ローテーションは、開幕投手として決定している山本由伸に始まり、宮城大弥、山岡泰輔が26日からの埼玉西武との3連戦(埼玉・メットライフドーム)で登板することがほぼ確定。30日からの福岡ソフトバンクとの本拠地開幕3連戦(大阪・京セラドーム大阪)の先発は、田嶋大樹、山崎福也が当確しているが、その次に登板する6番手がまだ決まっていない。16日から、東北楽天とのオープン戦3連戦(静岡・草薙球場)が行われ、18日に先発するピッチャーが2週間後の4月1日の先発に選ばれそうだが、14日の試合ではヒギンス、能見篤史、黒木優太、鈴木優、吉田凌、阿部翔太、富山凌雅までが、1イニングずつノーヒットピッチング。金田和之が初ヒットを許すも、後続の中田惟斗(育成)、山田修義もノーヒットで、開幕カードの西武打線を無失点で封じ込めたのは大きい。 野手では、主軸の吉田正尚、アダム・ジョーンズ、スティーブン・モヤが好調。杉本裕太郎も高打率をキープし、正捕手争いを繰り広げている頓宮裕真と伏見寅威も打撃好調だ。14日の試合では若月健矢も存在感を示した。ここに最強世代である太田椋、宜保翔、紅林弘太郎といった若手が内野手のレギュラー争いを展開しているのだから層は厚い。 キャンプから“手の内を明かさない”スタンスを貫いている中嶋監督だが、16日からの楽天3連戦、19日からの阪神3連戦(京セラ)で開幕戦の骨格が明確になってくるのではないだろうか。14日の試合では高卒ルーキーも起用し、元謙太はオープン戦初打席で初安打を記録している。 ベールに包まれた今年のオリックスは希望の塊なだけに、シーズンで爆発させてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月09日 11時30分
オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!
26日から開幕するプロ野球。オリックスは埼玉・メットライフドームで埼玉西武と3連戦を行うが、3週間前となる5日から神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAとのオープン戦3連戦で、開幕ローテの3枚がほぼ固まった。 5日の試合には、春季キャンプ終盤に本人の口から開幕投手と明らかにされた“エース”山本由伸が先発登板。由伸は5回を76球、被安打5(本塁打1含む)、奪三振3、与四球1、失点3の結果に終わったが、本人が「いい感じ」と話しているように、一発こそ打たれたもののいろいろな球種を試しながら、幼馴染みでもあるキャッチャー頓宮裕真のミットに切れ味の鋭い球を投げ込んでいた。今週12日の巨人戦、19日の阪神戦(ともに大阪・京セラドーム大阪)でさらにギアを上げて、所沢に乗り込むだろう。試合は1-5で敗れている。 6日は高卒2年目の左腕、宮城大弥が先発した。宮城は4回裏にピンチを迎えるが、これを見事に切り抜けて、5回を76球、被安打2、奪三振3、無四球、無失点の好投を見せて、仕上がりが順調であることをアピールするとともに、ローテ入りの目処が立つ内容だったと言っていいだろう。宮城は13日の巨人戦、20日の阪神戦(ともに京セラ)でこれを継続できるのかが鍵となって来るが、DeNA戦では抜群のキレ味を発揮していただけに期待したい。この日はジョーンズのオープン戦第1号ソロがライトスタンドに飛び込むなど、5-0で試合も勝利した。 7日はもう一人の“エース”山岡泰輔が先発。山岡は5回の登板予定だったが、5回裏2アウトで四球を与えた時点で球数が100球に達したこともあり、マウンドを鈴木優に譲った。しかし、内容は被安打3、奪三振5、与四球2、無失点と球数を要してしまったことを今後クリアしていけば問題はない。試合は吉田正尚、頓宮に一発が出て、5-0で連勝している。山岡は次回、14日に行われる開幕3連戦の相手である西武戦(京セラ)に先発予定。 例年、開幕で躓いてしまうオリックスだが、中嶋聡監督は「今年は今年」と過去を振り返らずリセットして、今年の開幕を迎える考えだ。開幕3週間前に行われたDeNAとの3連戦で、開幕3連戦の先発ピッチャーの目処が立ったのは大きい。チームにとっては主砲の一発もあり、収穫のある横浜遠征だった。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月02日 17時00分
元阪神・藤川氏、オリックス方針転換に苦言も「記事には一切書かれてない」と指摘 スタッフ不足を懸念? 勝手な決めつけに疑問も
元阪神で野球解説者の藤川球児氏が、2日に自身の公式ツイッターに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 藤川氏は同日、今季のオリックスがそれまで実施していた試合がない日の投手練習を、自主練習に切り替えることを伝える記事のリンクを引用。記事によると、選手たちは今後決められたメニューではなく、自身で考えたメニューに取り組み調整することになるという。 ただ、藤川氏は記事リンクに添えたツイートで「シーズン中の選手のコンディション管理、チェックは一番大切だと思う」、「スタッフの方々の休日が足りないのならばシフトを組めば良い気がします」と、首脳陣が選手のコンディションを確認しづらくなるのではと指摘。 また、「オリックスの話なので構わないけど。自主性って若い間に覚えると危険も…」と、楽な練習メニューを行うなどして手を抜く選手が出てくる可能性も懸念した。 >>スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす<< 一連の投稿を受け、ネット上には「主力投手はともかく、若手にはある程度練習やらすべきだと思う」、「まずはコーチが取り組みのイロハを教え込んで、それを元に自分で考えるっていうのが筋だと思う」と賛同の声が挙がったが、同時に「練習サボったら後にどうなるかはみんなちゃんと理解してるだろ」、「元記事にはスタッフ不足とか一切書かれてないんだが…ある程度サポート体制は整った上での話じゃないのか?」、「記事に書かれてない部分に注文をつけるのはお門違いでしかない、まあ内部情報はある程度知ってるかもしれんが」といった疑問のコメントも寄せられている。 一方、「阪神の人間がごちゃごちゃ言うなよ、オリックス側の怒りを買ったらややこしくなるぞ」、「『オリックスの話なので構わない』のにわざわざ言及した意味は何なの?」、「球児さんの考えは分かるが、今も阪神に属してる立場だから他球団のやり方にはあまり口出しすべきではない」といった苦言も複数見受けられた。 「藤川氏は昨季限りでの引退後、野球解説者やYouTuberとして活動する傍ら、『スペシャル・アシスタント』という肩書で継続して阪神に籍を置いている人物。そのため、関西のライバル球団であるオリックスへの物言いは、ファンからの批判や球団同士のゴタゴタにつながりかねないと危惧しているファンは少なくないようです。ただ、こうしたリスクがあることは当然藤川氏も認識しているとは思うのですが…」(野球ライター) 今春キャンプでは阪神だけでなくオリックスのキャンプも視察している藤川氏。昨季まで6年連続Bクラスと低迷するオリックスに対しては、いろいろと思うところがあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年02月22日 19時30分
スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武・オリックス監督で野球解説者の伊原春樹氏がゲスト出演。元楽天で野球解説者・山崎武司氏との間で起こった修羅場を明かした。 2004年に1年だけオリックス監督を務めている伊原氏。今回の動画では同年に行われた名古屋での試合前に、当時オリックスに所属していた山崎氏から造反を受けた話を披露した。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、伊原氏は名古屋で行われたある試合に臨んだ。山崎氏がそれまで不振だったためスタメンから外したところ、試合前にマネージャーから「山崎がほえてる」、「中村(勝広)GMのところに行ってあーだこーだ言ってる」と報告を受けたという。 自身ではなく球団上層部に不満をぶつけた山崎氏に、「それは違うんじゃないか」と不快感を抱いたという。すぐに山崎氏を呼びつけ、「お前ちょっと考え違いしてないか?」と苦言を呈したという。 ただ、苦言を受けた山崎氏は「監督、僕は名古屋出身ですよ! 家族も皆見に来てるわけですよ! そこでスタメン外すのはないでしょ!」と逆上。伊原氏が「それは分からんでもないけど、今日のピッチャー(と)の対戦でお前は全然打ってないし、我々は(勝つために)最善を尽くしてベストオーダーを組んでるわけだから」とスタメン落ちの理由を説明しても、「分かってくれてないっすよ!」と聞く耳を持たなかったという。 「そういう状態でベンチ入れてもなんだから、『じゃあ今日はお前、ベンチ外れて帰っていいから』って言った」と、最後には帰宅の許可を出したという伊原氏。すると、山崎氏は「そうしますわ!」と言って本当に帰ってしまったと語っていた。 伊原氏は動画で西武とオリックスの雰囲気や文化の違いについても話している。 >>オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「選手が起用面の不満をフロントにチクるってとんでもない話だな」、「地元で勇姿を見せたい気持ちは分かるけど、ちょっと公私混同が過ぎる気がする」、「結果を残してるならまだしも、不振なのにそれを言ったらワガママとしか思われないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『地元での試合が復調のきっかけになれば』っていう考えは無かったのか?」、「処遇を決めるのは名古屋の試合での結果を見てからでも遅くなかったんじゃないか」、「ちょっと思いやりに欠ける気もする。こういう態度が選手の士気を下げ、結果的に1年で退任する羽目になったのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現在52歳の山崎氏は現役時代に中日(1987-2002,2012-2013,2014)、オリックス(2003-2004)、楽天(2005-2011)でプレーし、通算で「2249試合・.257・403本・1205打点・1834打点」といった成績をマーク。ただ、伊原氏と共にオリックスで戦った2004年は「62試合・.245・4本・20打点・37安打」とほとんど結果を残せていない。 同年のオリックスは「49勝82敗2分・勝率.374」で3年連続最下位に沈み、伊原氏もこの年限りでの退任をしいられている。今回の動画で明かされたエピソードは、低迷から抜け出せない当時のチーム状況の表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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