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オリックス育成ルーキー佐野如一を支配下登録「率直にうれしい」

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佐野如一

 オリックスは23日、育成ルーキー佐野如一外野手を支配下登録したと発表した。背番号は「60」。

 佐野は仙台大出身で、昨年のドラフト会議前に「育成なら拒否」と明言しており、指名と同時に入団拒否をするのでないかと言われていたが、オリックスが5巡目で指名した。牧田勝吾編成部副部長は「いろいろ大変でしたね。来る来ないは別として交渉権が欲しかった。口説く自信はあったので。僕はドラフト翌日、山下(ドラフト1位)の挨拶に行かずに、1人で仙台大に行きましたから。ただ、もし社会人の企業が決まってたら行ってなかったです。そこは監督から受け皿なしのプロ一本ということだったので、当日、ウチも枠がないし指名漏れしてるよと。思い切って行こうと。彼をこういった形で獲ったからには、支配下にして一流にしないと。やっぱりプロ行かなかった方が良かったと言われちゃうんで、オリックス入って良かったと思ってもらいたいんでね。そこは我々もしっかりサポートしていきたい」と話していたが、1年目の開幕前にその期待に応えたことになる。

 19日に行われた阪神とのオープン戦でスタメン起用され、3安打を放ち猛アピール。これが支配下登録に繋がったのは言うまでもない。「バッティングやリーダーシップを評価していただいていると思うので、初日からしっかりとアピールしていきたいと思います。吉田正尚選手を始め、素晴らしい選手がたくさんいるので、見て、聞いてレベルアップしていきたい」と仮入団会見で話しており、一軍に帯同したことで、開花したものがあったのだろう。

 「プロ野球に入ってから一つの目標だった支配下選手になることができて率直にうれしいです。これまで野球を続けてきた中で、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。支配下登録をして頂いたので、チームの戦力になれるように、支配下にしてよかったと思っていただけるような活躍が一軍でできるように、これからも頑張っていかないといけないなと思います。ファンの皆さんには全力で必死にプレーしている姿を見ていただきたいですし、持ち味であるフルスイングを見てほしいと思います」と語った佐野。即戦力ルーキーとして期待が高まる。

(どら増田)

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