現在発売中の「女性自身」(光文社)は、山口が都内のある心療内科専門病院で療養生活を送っていると伝えた。記事によると、山口は双極性障害を発症し現在は治療に専念しているという。病状はかなり重いそうで医療スタッフが数人がかりで治療に当たっているそうだ。
また記事によると、山口は過去に未練があるのか「あのころは良かった」とジャニーズ事務所に在籍していた当時の思い出話を周囲に語っているという。よく話題に出ているのが、事務所の先輩だった近藤真彦であるという。記事によると、山口は近藤から芸能界のイロハを教わった過去があり、今でも感謝しているそうだ。
しかし、一部ではこの「恩人は近藤真彦」の報道に違和感を覚える関係者が多いという。
TOKIOの結成は1990年。すでに大スターとなっていた近藤と接点があったとは考えづらい。むしろ彼らを教育していたのは、近藤ではなく少年隊の東山紀之であるという説がある。
ジャニーズ事務所の内部に詳しいという芸能記者はこう分析する。
「東山さんがTOKIOのメンバーを弟のようにかわいがっていたのは、年季の入ったジャニーズファンの間では有名な話。特に山口さんは東山さんの家に一時期、居候していたほどです。酒の飲み方が荒いことを直接叱ることができるのは東山さんだけだといいます。現に東山さんも山口さんのことを『弟以上の存在』と言い切っていました」(芸能記者)
しかし、弱り切った山口の口から近藤の名前が出てきたことは、山口なりの「作戦」があるのではないかとも言われている。
「近藤さんはメリー喜多川さんの寵愛を受けたジャニーズの大幹部で、近い未来にはジャニー喜多川の後を継いで社長になるかもしれない、とも言われている人物です。ここで近藤さんの名前を出すということは、山口さんは将来的にジャニーズに復帰しようと画策しているのではないでしょうか。近藤さんは情にもろく、非常に義理堅い人間です。追放した後輩といえど、直接頼ってこられたら、NOとは言えない性格。『ヒガシ派』から『マッチ派』へと乗り換えたのは、復帰を前提にした山口さんなりの計算があったのではないでしょうか」(前述の芸能記者)
果たして「魂胆ミエミエ」ともとれるゴマすり作戦は成功するのか……?