4月10日(現地時間9日)、NBA2024-25レギュラーシーズンの10試合が行われた。
混戦を極めるウェスタン・カンファレンスでは、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズが敵地のアメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦。古巣に初めて凱旋したルカ・ドンチッチが45得点8リバウンド6アシスト4スティールの大暴れを見せたほか、レブロン・ジェームズが27得点、八村も復帰後最多37分30秒の出場で3本の3ポイントを含む15得点を挙げ、112-97で勝利を収めた。
レギュラーシーズン残り3試合を前にマイケル・マローンヘッドコーチを解雇したデンバー・ナゲッツは、敵地でのサクラメント・キングス戦。クリスチャン・ブラウンが25得点、マイケル・ポーターJr.とアーロン・ゴードンがともに21得点、ニコラ・ヨキッチが20得点12リバウンド11アシスト、ジェイレン・ピケットが18得点と、先発5人が得点を伸ばし、124-116で5試合ぶりの白星を手にした。
ホームのチェイス・センターにサンアントニオ・スパーズを迎え撃ったゴールデンステイト・ウォリアーズは、88-76と12点リードで第4クォーターに突入した。徐々に点差を詰め寄られると、試合終了残り5分1秒に99-99の同点。同3分7秒には試合をひっくり返された。その後は食らいついたものの、ハリソン・バーンズに決勝の3ポイントブザービターを決められ、111-114で敗れた。
ロサンゼルス・クリッパーズは2位のヒューストン・ロケッツを134-117で下し、4月に入って6連勝と好調を維持。ジェームズ・ハーデンが35得点10アシスト、カワイ・レナードが22得点10リバウンド、イビツァ・ズバッツが20得点11リバウンド10アシストをマークした。
フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターで1位のオクラホマシティ・サンダーに挑んだ。5点リードで迎えた第3クォーターに43得点を与えると、そのままリードを奪い返せず112-125で敗戦。プレーイン・トーナメント進出争いから姿を消した。
10日(同9位)の結果を受けて、レイカーズの「NBAプレーオフ2025」進出、マブスのプレーイン進出がそれぞれ決定。48勝32敗で並んだナゲッツとクリッパーズは、カンファレンス内勝率によってナゲッツが4位に再浮上した。敗れたウォリアーズはメンフィス・グリズリーズと入れ替わり、プレーイン圏内の7位に後退。10位マブスまでの順位表、残り試合の対戦相手は次のとおり。
■NBAウェスタン・カンファレンス順位表(プレーインを含めたポストシーズン進出チーム)※10日終了時点
1位:オクラホマシティ・サンダー(66勝14敗)vsジャズ、ペリカンズ
2位:ヒューストン・ロケッツ(52勝28敗)vs、レイカーズ、ナゲッツ
3位:ロサンゼルス・レイカーズ(49勝31敗)vsロケッツ、ブレイザーズ
4位:デンバー・ナゲッツ(48勝32敗)vsグリズリーズ、ロケッツ
5位:ロサンゼルス・クリッパーズ(48勝32敗)vsキングス、ウォリアーズ
6位:メンフィス・グリズリーズ(47勝32敗)vsウルブズ、ナゲッツ、マブス
7位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ(47勝33敗)vsブレイザーズ、クリッパーズ
8位:ミネソタ・ティンバーウルブズ(46勝33敗)vsグリズリーズ、ネッツ、ジャズ
9位:サクラメント・キングス(39勝41敗)vsクリッパーズ、サンズ
10位:ダラス・マーベリックス(38勝42敗)vsラプターズ、グリズリーズ