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芸能 2018年02月05日 22時30分
まさかの“0点”!『第95回全日本仮装大賞』の審査に「厳しすぎる」「歴史に名を残せた」と賛否両論
3日放送の『第95回全日本仮装大賞』(日本テレビ系)で、サプライズ出場したブリリアン(withB)が番組史上初という「0点」を取る一幕があった。 番組は例によって素人出場者がそれぞれの趣向を凝らした仮装で登場し、それを審査員が採点するという方式。今回は梅沢富美男、ブルゾンちえみ、又吉直樹らが担当する。 32番目に登場したのが、ブリリアン。ブルゾンとの「withB」で知られる2人だ。「山頂アタック」と題された仮装に挑戦したが、その完成度はいまいち。 演技が終わり採点時間になっても、誰も票を入れず。結果、まさかの「0点」に。この様子には司会の萩本欽一と香取慎吾も驚き、第1回から出演する萩本は「0点は初めてです」と発言する。 コメントを求められた審査員の又吉は「迷いなく0点」と即答。そして梅沢はブリリアンの「練習不足」を指摘。2人が5回しか練習していないことを明かすと、「帰れ」と一喝した。 この判定に、ネットユーザーは賛否両論。「ブリリアンはおいしいと思っているはず」「歴史に名を残せた」と肯定的な声もあるが、「かわいそう」「台本で採点しないでほしい」という厳しい声も聞こえた。 審査員については、この後もネットユーザーから猛烈な批判が。「子供が挑戦すると内容にかかわらず高評価となり、大人が披露した完成度の高い仮装が不合格になる」というのだ。 今回は「厳しすぎる審査員揃い」と宣伝されていたが、子供には甘いなど基準が曖昧だったために、Twitterでは批判が噴出することに。ただし、「妥当だった」「面白かった」という声もあり、ネット上で議論となっている。 「仮装大賞の審査は昔から曖昧なところがありましたが、今回は審査員が総じて厳しい点数をつけたため、一部から批判が出てしまったようです。 視聴者は、不合格で悲しむ顔を見るよりも、合格して喜ぶ顔が見たい。点数が高ければ高いほど、出場者は歓喜するわけですから。 厳しい点数を与えるなら、基準をある程度明確にしないと、視聴者は納得しない。採点方式を見直す時期に来ているのかもしれません」(芸能ライター) 95回の歴史を数える『全日本仮装大賞』。転換期を迎えているのかもしれない。
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芸能 2018年02月05日 22時10分
話題の不倫ニュースに言及 深読みすると面白すぎるユーミンの発言
ユーミンことシンガー・ソングライターの松任谷由実が2日、恒例の冬公演「サーフ&スノー」を新潟・苗場プリンスホテルで開幕させ、その模様を3日付の各スポーツ紙が報じている。 「同公演での各スポーツ紙記者のユーミンへの取材は恒例行事。おまけに、何を聞いてもいいそうです」(レコード会社関係者) 各紙によると、開演前に会見したユーミンは、引退を発表した音楽プロデューサー・小室哲哉について、「おびえていらしたと思う。私も複数回ブームを体験した珍しい立場なので、(小室の引退発表は)すごく分かった気がする」と理解を示したという。 引退の引き金は、「週刊文春」(文芸春秋)で報じられた看護師の女性との不倫疑惑。くも膜下出血の後遺症で妻のKEIKOとは音楽に関する会話ができない状態。それを踏まえ、「音楽作品はコミュニケーションの積み重ねで出来上がっていくもの。小室さんの場合、その相手が相談できなくなってしまった。とても気の毒だと思う」と同情したという。 その一方、俳優の豊原功補との不倫を公表した歌手で女優の小泉今日子については、「堂々と不倫宣言、素晴らしいじゃないですか。小泉今日子さんらしいんじゃないですか」とエール。 小泉のデビュー時に、楽曲提供の依頼があったが、書かずに後悔していることも明かしたというのだが…。 「ユーミンの夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏はおととし8月、30代前半の女性マネージャーとの不倫疑惑を一部で報じられた。その際、ユーミンの動きは迅速で、正隆氏の事務所にいた女性を即刻クビにしたのだとか。そんな自分からしたら、不倫問題などしょせん、他人事。だからズバズバ意見できたのでは」(芸能記者) ユーミンの夫婦仲は円満そうだ。
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スポーツ 2018年02月05日 21時10分
【RISE】キック界唯一無二の“ハニカミ王子”優吾が描く、那須川天心戦への思い
『RISE122』▽4日 後楽園ホール 観衆 1,758人(超満員札止め)▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R○優吾・FLYSKYGYM(2R 0分39秒 KO)村山智耶●KOのゴングが鳴った瞬間、喜びを爆発させた優吾・FLYSKYGYMは、満面の笑みを浮かべながらリング上でぴょんぴょんと跳ねてみせた。昨年9月15日に新鋭の有望株、安本晴翔にKO負けを喫したことで、ハニカミ封印を示唆していたが、年末年始も休日返上で練習に励み臨んだ一戦を、KO勝利という最高の形で終えた優吾が天性の笑顔を隠せるはずもなく、以前より何割も増したハニカミジャンプで、チケットが完売となった後楽園ホールに、幸せの風を吹き込んだ。優吾のハニカミ笑顔には何とも言えない魔力がある。キック界では唯一無二と言ってもいい。「普通に行けば優吾がいちばん近い」昨年からキックの取材を始めたとき、私が関係者や古くから取材をされているマスコミの方に「ネクスト那須川天心も追っていきたい」という話をすると、小笠原瑛作とともに、優吾・FLYSKYGYMの名が挙げられることが多かった。年齢は優吾が天心の1歳上。RISEバンタム級ランキングを見ると、瑛作が1位、2位が安本、優吾は3位にランクインしている。この3人の中で現在RISEのリングを主戦場にしているのは、優吾だけなので、本人がアピールすれば天心戦が実現する可能性は皆無ではないはずだ。「期待されていることはわかってますし、もちろんベルトは狙ってますけど、もっと強い選手とたくさん試合をして勝たないといけない。強い選手に勝って、行けると思ったときに僕の口から名前を出します」代表質問の後、那須川天心戦についてストレートにぶつけると、こんな答えが返って来た。RISEは世界戦略とともに、ネクスト那須川天心を育てていくことも今後の目標に掲げているだけに、優吾への期待は高いが、この日鮮烈なデビューをした篠塚辰樹のように、新たなスター候補もRISEマットに続々と参戦することは大いに考えられるし、天心に挑戦できるチャンスがいつまでもあるとは思えない。しかし、優吾はハニカミ笑顔で天心戦をアピールするぐらいの余裕がないとベルトを挑戦した“だけ”に終わってしまうことを理解しているのだろう。安本へのリベンジも含めて天心戦への階段を着実に登っていく道を決めた以上、したたかな思いをしっかりと叶えてもらいたい。■優吾・FLYSKYGYMバックステージコメント−−試合後かなり喜んでいたが、どんな思いだった?前回KOで負けて心が折れてたんですけど、いい形で再起ができて嬉しいです。−−今回の試合に向けて準備してきたことは?練習の質を上げたということじゃないですかね。−−練習は好きじゃないと話していたが?今でも好きじゃないです(笑)。好きじゃないですけど、練習してきた成果はありましたね。−−最初にダウンを奪ったときにカメラに笑顔を見せる余裕もあったが?あー嬉しかったんで(笑)。−−2回目のダウンを奪ったときはどうだった?ダウン取って手の感触もあったんで、クールな感じを出そうかなと思ったんですけど、ハニかんじゃいました(笑)。−−ハニカミを卒業したいという思いがある中、ハニかんでしまうところがファンに人気があるのでは?ハニカミでけっこう皆さんに伝わっているので、嬉しいんですけど…。ハニカミはいいです(とハニかむ)。…卒業できないですね(笑)。−−今年の目標は?昨年より飛躍できるように頑張りたいです。−−どの辺りまで?チャンピオンですかね。−−そこには大きな壁があるが?もっと練習していかなきゃいけないですね。−−でもベルトを獲りたい思いは?あります!−−ファンに一言。今回いい形で再起できたので、バレンタインも近いですしいいアピールが出来たのかなと思います(笑)。取材・文・写真 / どら増田
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芸能ネタ 2018年02月05日 18時05分
吉岡里帆が男性視聴者の“オカズ”として役不足だった理由
売り出し中の女優・吉岡里帆(25)が民放の連ドラで初主演をつとめた「きみが心に棲みついた」が苦戦を強いられている。 初回は9.4%でスタート、第2話は8.5%にダウン。さすがに、制作サイドもそのままではまずい、と思ったようで、第3話では吉岡にひと肌脱いでもらったのだ。 「すでに第2話の予告でその場面が登場しましたが、第3話では吉岡が下着姿を披露。下着メーカーに勤務する吉岡演じるOLが、思いを寄せる向井理演じるドSの上司から、発表会において下着姿でランウェーを歩くことを命じられます。主演にもかかわらず、上下純白の下着を着用して熱演。そこそこ、エロかったんですが…」(テレビ局関係者) 視聴率は前回よりも0.1%ダウンの8.4%。 吉岡が下着姿になることは、第2話終了時点でネット上では拡散されていただけに、特に“オカズ”にしたい男性ファンがテレビの前にクギ付、結果、視聴率アップ…とはならなかったのだ。 「吉岡といえば、売れないころにはグラドルで稼いでいたにもかかわらず、ある媒体でグラドルをディスるような発言をしてネット上でたたかれた。後に、『(グラビアは)いい経験になった』などと発言を“訂正”したが後の祭り。昨年、ヤリチン俳優の佐藤健と密会しているのが報じられたこともあり、男性の支持率が急降下しています」(芸能記者) 下着姿でダメだったら、もう、テレビの放送コードギリギリのぬれ場にでも挑むしかなさそうだ。
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スポーツ 2018年02月05日 17時30分
【QUINTET】ももクロP佐々木敦規氏が映像演出!桜庭和志が新格闘イベントを旗揚げ
“IQレスラー”“グレイシー・ハンター”として総合格闘技のリングや、UWFインターナショナル、新日本プロレスなどで活躍したプロレスラー桜庭和志が、グラップリングイベント『QUINTET』を4月11日に両国国技館で旗揚げすると発表した。元プロレスラーの馳浩衆院議員が最高顧問に就任。映像演出はももいろクローバーZを手掛けている佐々木敦規氏がプロデュース。AbemaTVで完全生中継されることも決定している。 『QUINTET』は柔道のような5vs5の団体勝ち抜き方式で行われ、不透明決着や試合中の消極的な膠着を避けるため、ヒールホールドを禁止したり、勝ち抜き戦がドローの場合は代表選手による決着戦を行い完全決着制にするなど、ルールを整備していくことで分かりやすさを追求し、観客に伝わる闘いを見せていくという。 1日のリリース現在で出場予定選手として、HALEO Dream Teamの桜庭和志、所英男、中村大介、マルコス・ソウザ、ジョシュ・バーネット、JUDO Dream Teamの石井慧、ユン・ドンシク、チョン・プギョン、POLARIS Dream Teamのグレゴー・グレイシー、ダン・ストラウス、チャールズ・ネグロモンテ、グレイグ・ジョーンズ、SAMBO Dream Teamのテオドラス・オークストリス、マリウス・ザロムスキー、ミンダウガス・ベルツビカス、ミキータ・ミフノ、セルゲイ・グレチコの参戦を発表。日本でお馴染みのレジェンドから未知なる強豪までバラエティに富んだメンバーが、ジャンルやテーマ毎に作られた4チームに分かれて1DAYトーナメントで優勝を争う。未定の選手及び、正式なルールなどは後日発表予定。■桜庭和志のコメント 私が高校でアマチュアレスリングと出会い、格闘技の基礎を学び始めてから実に33年という月日が流れました。 その間、気の遠くなるような練習を重ね、身を削るような試合をくぐり抜け、人生のすべてを格闘技に捧げてきました。2018年はそんな私がプロデビューしてから四半世紀、25周年になります。その区切りの年に、私はこれまでの経験を活かした新たなスポーツイベントを立ち上げることを決意いたしました。 このほど、私を代表としたイベントを主催する新会社も設立いたしましたので、併せてご報告させていただきます。新イベントは、日本に留まらず世界展開を前提にしたグローバルコンテンツとして発展させていく所存ですので、皆様のご理解、ご協力を何卒お願い申し上げます。文・どら増田写真提供・(C)QUINTET
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スポーツ 2018年02月05日 17時11分
【RISE】元A級プロボクサー篠塚辰樹が76秒KOデビュー!セコンドの那須川天心も祝福
『RISE122』▽4日 後楽園ホール 観衆 1,758人(超満員札止め)▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R○篠塚辰樹(1R 1分16秒 KO)山川賢誠●アマチュア時代に31戦24勝7敗という好成績を残し、プロに転向すると名門ワタナベジムに所属しA級にまで上り詰めながら、昨年10月12日に篠原武大を相手にTKO勝利を収めると、僅か4試合(3勝1敗)でボクシングを卒業。19歳という若さからプロボクサーとして将来を有望視されていた篠塚辰樹だが、昨年12月にキックボクシングへの転向を発表。同い年の那須川天心がいるTEPPEN GYMに所属し、デビューまで1か月半という短い準備期間の中で、階級が近い天心とともに練習を積み重ねてきた。来週12日のKNOCK OUT大田区総合体育館大会で、史上最強の対戦相手と言われているスアキム・シットソートーテーウとの対戦を控える天心がセコンドで見守る中、篠塚はファンの大声援をバックに独特のオーラと色気を放ちながら堂々と入場。「キックの会場はボクシングより雰囲気が良かったです」と試合後に振り返っていたが、特に緊張はしていなかったようだ。記念すべきデビュー戦の相手は、天心の階級であるRISEバンタム級ランキング5位の山川賢誠。フェザー級の篠塚にとってはひとつ下の階級になるが、強敵だ。1Rのゴングが鳴ると篠塚はジャブで主導権を握り、山川の前蹴りに対しても右ストレートで対応するなど、ペースを渡さない。篠塚はジャブを中心に試合を組み立てていたが、右のインローを放つ場面もあった。しかし、これがローブローになってしまい試合が中断。再開すると左右上下のパンチが的確に山川を捉え、山川が右のローを放つと、逆に篠塚の左ボディーが入り、ここが勝機と見た篠塚はパンチを連打。これには山川もたまらずダウン。山川の状態を見たレフェリーが試合をストップさせた。試合後、天心から祝福を受けて喜びを分かち合うと、マイクを持ち「キックボクサーになれましたか?」とファンに問いかけ、次回3月24日に行われる『RISE123』への参戦と、ベルト獲りをアピールし、「フェザー級は誰がいるのかわからないけど」と挑発を交えながら、花田元誓が保持しているRISEフェザー級王座に狙いを定めた。■篠塚辰樹バックステージコメント−−あっという間のKO勝利だったが?ローを蹴って来たので顔に当てやすかったなと。−−山川の印象は?印象は特になかったんですけど、自分ができることをやればいいと思っていたので。−−自分ができることをどのように組み立てた?会長、天心…みんないいサポートの中、練習を積み重ねて来たので。あとはやるだけだったので。−−結果的には1分ちょっとでKO勝利。手応えは?手応えは…早かったですね。もう少しいろんなことをやりたかったですが、楽しかったので。−−マイクパフォーマンスも見事だったが?フェザー級に誰がいるかわからないんで。とりあえず誰でもいいので強い人と試合がしたいです。−−改めてキックボクサーに転向してみてどうだったか?パンチでは自分が強いので、あとはキックに慣れるだけかなと。早く慣れてどんどん蹴っていきたいですね。−−2018年の目標は?年内にベルトを獲って。とりあえずベルトを獲りたいので、強い人とやりたいです。−−ファンに一言。年内にベルトを獲るので応援をよろしくお願いします。天心と一緒にこの試合のセコンドに付いていたTEPPEN GYMの那須川弘幸会長は「すぐにチャンピオンになりますよ」と篠塚の衝撃的なデビュー戦に目を細めていた。RISEのフェザー級戦線は、チャンピオンの花田の他、森本“狂犬”義久、工藤政英ら激闘系のファイターが揃っている。特に狂犬は篠塚の試合を篠塚側のリングサイドから目を光らせながら観戦しており、黙っているタイプではない。フェザー級戦線に彗星の如く現れた篠塚のデビュー2戦目も注目だ。キック界の新たなスターが誕生した記念すべき試合だった。取材・文・カメラ / どら増田
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スポーツ 2018年02月05日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ジャイアント馬場」“東洋の巨人”は希代のアスリート
米国において最も評価の高い日本人レスラーの1人であったジャイアント馬場が、大腸がんの転移による肝不全で亡くなってから早19年が経過した。 馬場がアメリカにおいてNWA、WWWF、WWAの王座に連続挑戦を果たしたのは、自身2度目の遠征となった1964年(昭和39年)のこと。 それぞれ王者は、ルー・テーズ、ブルーノ・サンマルチノ、フレッド・ブラッシーといった、いずれ劣らぬ大物ぞろい。当時における世界三大チャンピオンシップであり、各団体がライバル関係にある中で、その垣根を越えてリングに上がったのは極めて異例の“事件”であった。 分かりやすく例えるならば、大みそかに『紅白歌合戦』の舞台に立つと同時に、『ガキ使』をはじめとした民放各局の裏番組に出演するような事態で、普通ではあり得ないことだった。 つまり、そんな“非常識”が許されるほどに、アメリカでの馬場人気は高かったわけである。今から50年以上も前のことで、その頃の馬場を生で見たことがあるのは、現在60歳以上の限られたファンであろうか。 逆に言えば、ほとんどのプロレスファンが、馬場の全盛期を知らないということにもなる。巨体に似合わぬ細い腕、あばら骨の浮いた胸板、スローモーな動きと、効いているのかも分からない16文キック…。 馬場に対するネガティブイメージは今でも根強く、これはビートたけしの『オールナイトニッポン』における馬場ネタや、関根勤のモノマネの影響も大きいだろう。 だが、馬場がプロレス界に入る前、巨人軍に在籍した当時の、いわゆる“職業野球”は、今ほどのハイレベルではなかったものの、それでもスポーツエリートの集まりであったことに違いはない。 そんな中にあって馬場は、高校2年の時点で青田買いのスカウトを受け、入団後も二軍とはいえ3回の最優秀賞を獲得。一軍で先発した唯一の試合でも、5回無失点の好投を見せている。 「それでいて一軍に定着できなかったのは、実力の問題ではなく、馬場の巨体が観客から見世物的に見られることを、ダンディーで知られる当時の水原茂監督が嫌ったためだとの説もあります。アスリートとしての能力は相当高かったようで、歴代の日本人プロレスラーの中でもナンバーワンなのでは?」(ベテランスポーツ紙記者) 運動神経抜群のいわゆる“動ける巨人”だったわけで、後世のレスラーを見ても2メートル超の身長でいながら、ドロップキックまで放つ選手はそうそういない。アメリカで人気が出たのも、ただデカい東洋人が珍しいということだけでなく、馬場が上質な試合を繰り広げていたからこそであった。 そうしてみれば日本プロレス時代に、アントニオ猪木が馬場の上に行けなかったこともうなずけよう。人気や集客力が重視されがちなプロレス界だが、格闘技という性質を含む以上、まったく力量の劣る選手が長く上に立てるはずがないのである。 しかし、その猪木が全盛を迎える頃に、一方の馬場が“守り”の姿勢にあったことは、今の40〜50代ファンの馬場に対する評価を下げる要因となった。 「力道山の死後、アメリカへの完全移籍を強く求められた馬場が、高額年俸の提示を蹴って帰国したのは、日本プロレスを守ろうという義理人情の部分がありました。加えて、大きな故障をしたときに、生活の保障がないことへの危惧があったからだともいわれます。巨人軍時代に脳腫瘍を発症していたことで、将来への不安も大きかったのでしょう。それもあって馬場は、全日本プロレス旗揚げ後、自身の闘いよりも団体の安定経営に力を入れるようになりました」(同) 馬場自身が絶対的エース格でありながら、それだけでは、馬場に何かあったときにはいっぺんに団体が傾いてしまう。 そのことを力道山死後の日本プロレスで、身に染みて感じていたからこそ、自分が欠けても興行を続けられるようにザ・デストロイヤーやビル・ロビンソンら一流外国人選手を日本陣営に加え、また、ザ・ファンクスとアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シークの抗争など、外国人対決を目玉の一つとしていった。 そんな馬場の一歩引いた姿勢は、自分自身が常に最前線で闘う猪木と正反対のものであり、そのためモハメド・アリ戦などで猪木から強烈な刺激を受けたファンからすると、馬場の姿勢は物足りなく映ることにもなった。 「スタン・ハンセンが全日に移籍して、馬場が互角以上の闘いぶりで抗争を繰り広げたことに、ファンは驚きました。しかし、もともとの身体能力からすれば、まったく不思議ではありません」(同) 晩年にはその人格や存在感を評価されることが多くなった馬場だが、そもそもが傑出したプロレスラーであったことは、ぜひとも記憶にとどめておきたい。ジャイアント馬場生没年:1938年1月23日〜1999年1月31日(61歳没)。新潟県三条市出身。身長208㎝、体重136㎏。得意技:16文キック、32文人間ロケット砲、脳天唐竹割り。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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芸能 2018年02月05日 12時50分
女子アナブームの立役者・有賀さつきさんが死去
元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが52歳で亡くなっていたことを、5日付の一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、有賀さんは先月末に死去。死因や葬儀日程など詳細は明らかになっていないが、昨年から闘病していたという。 元夫でフジテレビ解説委員を務めた和田圭氏には、訃報が伝えられたのだとか。 有賀さんの最後のテレビ出演は、今月4日未明に放送された日本テレビ系通販番組「日テレポシュレ」。昨年収録済みの映像で出演していたが、闘病を隠して笑顔でテレビに出続けていたというのだ。 東京都出身の有賀さんは、父親の転勤で5歳から8歳まで米ニューヨークに住んでいた帰国子女。フェリス女学院大学文学部英米文学科卒業後、88年にフジテレビに入社。同期入社のアナウンサーだった河野(現・花田)景子さん、現在フリーの八木亜希子アナとともに「花の三人娘」と呼ばれ、その後の女子アナブームの立役者となった。 入社からわずか4年後の92年に、フジテレビを退社してフリーに転身。テレビ朝日系「ミュージックステーション」でサブ司会などを務めるなどしていたが、00年に芸能界を引退。得意の英語を生かそうと、通訳の勉強をスタートさせていた。 02年にはかつて上司だった和田氏と結婚。同11月に長女が誕生したが、06年に離婚。長女の親権を持ち、離婚後には芸能活動を再開させていた。 そんな中、元フジでフリーの山村美智アナが5日、同局の「とくダネ!」に電話出演。昨年、同局のバラエティー番組「ネプリーグ」で共演した際、有賀さんがショートカットの髪形とほほがこけた顔つきから「激ヤセ」と噂になったが、有賀さんからカツラ着用を告白されたことを明かした。 闘病中でのプロ意識の高さから、オファーを受けた仕事はきちんとこなしていたようだ。 今後、有賀さんの死因が発表されるというが、有賀さんのご冥福をお祈りしたい。
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芸能 2018年02月05日 12時40分
メイド服にウィッグ…菊池桃子 息子に女装癖を問いただす
2月2日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に、菊池桃子が出演し、現在抱えている悩みを語った。 まず、語った悩みは「婚活中という目で見られるのが嫌だ」ということ。 菊池は「久本(雅美)さんの番組に出た時に、久本さんのトークの面白さにつられて『婚活しようかな』って言ってしまったら、いろんな方面から『本当に結婚考えてるんですか?』っていうのが来て、肉食系の方たちからのアプローチとか少しはあった」とノリで結婚願望を口にしてしまったことがキッカケで、婚活中だと思われているのが嫌なのだという。 そもそも、菊池は「一人がいい。(再婚の意思は)ないです」と一切結婚願望なしで、さらに、「一人暮らしをしてみたい。今家族で生活していると、おうち綺麗にしてた方がいいなとか…羽目を外せない。自分の寝室をめちゃくちゃにしてみたい」と誰にも気兼ねすることのない生活に憧れていると口にした。 また、息子が高校生の時に、息子の部屋から男性用のメイド服や女性用のカツラが見つかったことがあり、菊池は「息子に女装癖があるのではないか」という悩みを抱え続けていたらしい。 菊池は「すごく苦しんでるんだったら、お母さんに聞かせてもらいたいと思って…『何か言いづらいことありませんか?』」と真実を聞こうとすると、「『いや、みんな持ってる。田中も谷口も…』」と息子は全否定。 「男子校の運動会って、そういうの着て走ったりするんですって」と運動会の種目で女装する機会があったため、メイド服やカツラを持っていたと息子に釈明されたようだ 以上の話を聞いて、松本は「ちょっとわかんないね。答えは藪の中…」と口にし、結局息子の真意はわからず菊池にとっては不完全燃焼の結果になった。
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芸能 2018年02月05日 12時30分
異色のラブラブ夫婦から一転…周囲も予想できなかった、中島美嘉の離婚
歌手の中島美嘉が男子バレーボール元日本代表の清水邦広と離婚した。清水は自身のTwitterで、「2人でしっかり話し合いを続けてきた結果、別々の道という選択肢がお互いの将来のために最善であると考えました」と、離婚を報告。そして、「これまで一緒に過ごした時間はかけがえのないものですし、感謝しています」と前向きのコメントをした。投稿は中島との連名で綴られている。 結婚から3年余り。あんなにラブラブだった2人の姿を見ていた関係者たちは「なぜ?」と一同に口をそろえる。 交際のきっかけは2011年に、中島が清水のバレーボールの試合を観戦したことだ。その時の様子はテレビでも放送されたのだが、自身の連絡先を清水に恥ずかしそうに渡す中島の姿は、普段のクールなイメージからはとても想像できないものだった。 遠距離恋愛を経て2014年、見事ゴールインを果たした時、中島はその結婚報告を武道館の自身のコンサートで行っている。「(結婚できて)よかった! 今、幸せです」とまるで初恋をした少女のように話す姿は、ファンたちを喜ばせたものだ。 しかし、清水は大阪府枚方市を拠点とするパナソニック・パンサーズに所属し、中島の拠点は主に東京だ。2人が「東京と大阪でのそれぞれの生活が多く、家族としての時間を作ることが難しかった」と説明するように、完全に同居することができず、すれ違いが生じたようだ。 「美嘉さんが清水さんに一目ぼれをしたことで始まった交際。美嘉さんは応援にも来ていましたし、旦那さんを大切にする美嘉さんとそれを嬉しそうに受け止める清水さんの姿が印象的でした。最近も仲がいいような話しか聞かなかったのでびっくりです。円満に今後のことを考えての離婚でしょうね」(関係者) 清水は、2016年に出演したテレビ番組で、普段のデートの様子やプロポーズのエピソードを披露していたのだが……。距離には勝てなかったということか。
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