私は、生まれてから高校卒業まで北海道で育ちました。大学進学とともに上京した私は、体験したことない都会の暑さに苦労したのを今でも忘れません。大学1年の時は、5月に夏バテし、6月からは昼間に外にでることすら辛い毎日でした。そんな環境にも10年経つと慣れてきたように思います。
人間は環境に順化するものです。トレーニングも同じですね。ランニング環境を整え、トレーニングすることによりカラダは順化します。
最初は1kmも走れなかった人が、日々走る環境を自分に与えることで、5km走れるようになります。この原理も順化です。
さて、暑い夏に負けない方法。私が常に意識していることは、カラダとの対話です。
当たり前のことですが、規則正しい生活とバランスの良い食事。夏は特に気をつけます。何事も無理しないようにしています。冷房は好きではありませんが、寝れないことが一番体調を崩しますので、夏は冷房を弱めにかけ寝ます。
バランスの良い食事は失われやすいミネラルなどを多く摂取するようにしています。体力がつくと一般的に言われる食べ物は、胃に負担のかかりやすいものであったりします。その時のカラダの状態で食べたい物を食べるようにしていますが、普段よりプラス1品を考えます。
例えば、そうめんは好きですが、それだけだとタンパク質やビタミンが補給できないので、鶏肉をボイルしサラダに合わせたりする工夫をしています。野菜たっぷりの冷やし中華はよく食べます。
夏に一番気をつけることは、水分補給です。一気飲みはしないようにし、こまめに飲むことは当たり前なんですが、内容を重視しています。好きな炭酸もいいのですが、そればかり飲んでしまうと大変なことになります。一番飲むのは、やはり水です。
ランの後はスポーツドリンクを飲むようにしていますが、普段は水を飲みます。年齢によっても飲み物は変えていった方が良いと思いますが、ジュースといわれる飲み物の過剰摂取は気をつけています。
みなさんも、ダレてしまう暑い夏に生活改善してみて下さい。
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【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
第32回は、『暑い夏の練習方法』
写真:講習会風景です。