-
スポーツ 2019年08月07日 11時30分
西武、「危険・事故防止のため」本拠地でのファンサービス禁止を発表するもファンからは意外な反応
プロ野球・埼玉西武ライオンズが公式サイト上に掲載した発表が、プロ野球ファンを中心に話題を呼んでいる。 話題となっているのは、球団が5日に掲載した『メットライフドームエリア内ファンサービスについて』という発表文。その内容は「危険・事故防止のため、駐車場内・階段付近でのサイン、写真撮影、プレゼント受け取りなどメットライフドームエリアではファンサービスはお断りすることといたしました。また、駐車場内の入庫待ち、出庫待ちも禁止とさせていただきます。ファンの皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします」というものであった。 急なタイミングでの発表ということで、大きな反発を呼んでもおかしくはなさそうなこの一件。ただ、意外にも、ファンの間からは「球団が冷たいと思われそうだけど、選手の安全を考えると何とも言い難い」、「実際に何らかの迷惑行為があったってことだし、まあしょうがないよな」、「そういえば、去年の今頃も騒ぎが起こってたなあ」といった理解の声の方が多く挙がっている。 今回の舞台となった同球場では、昨年7月31日の試合後に、観客の一人がハイタッチに乗じ、チームの主砲・山川穂高が首にかけていたタオルを抜き取るという迷惑行為が発生。一連の流れを映した動画がネット上で拡散されたことで、テレビのワイドショーなどでも報じられる騒動に発展している。 2017年に『勝利時における選手ハイタッチに関するお願い』という注意文を出していた球団は、前述の騒動が起こった翌日に、『勝利時における選手ハイタッチでの選手との接触に関わるお願い』という一文を掲載し、改めてファンに注意喚起を働きかけている。しかし、今回“強硬姿勢”に出たところを見ると、残念ながら、全てのファンが球団の訴えを聞き入れた訳ではなかったようだ。 中日・松坂大輔の“右肩破壊”を筆頭に、過剰なサイン要求や身勝手な暴言など、今年も各地で頻発している一部の迷惑・悪質行為。こうした現状を考えると、今回の一件に「やっぱりな」、「致し方ない」といった反応が寄せられるのも不思議ではないのかもしれない。 ただ、前述した声の中には、「このままだとウチだけじゃなく全球団ファンサービス禁止になるぞ」といった危惧も少なからず含まれている。もし、現状が変わらないようなら、この指摘通りに、規制が強化される可能性も少なくはないだろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2019年08月07日 07時00分
体格、年収、プレーも“規格外” NBA八村塁が変える日本人の印象
全米プロバスケットリーグNBAのドラフト1巡目指名でワシントン・ウィザーズ入りした八村塁(21)が、“本番”でもやってくれそうである。 NBAは9月下旬から約2週間、プレシーズンマッチを行い、それから翌年4月まで、長丁場のリーグ戦を戦う。若手メインのサマーリーグでお披露目を果たした八村に、バスケットボールを見る目の肥えた米国ファンから「イケそう!」との高評価が集まったのだ。「八村の初年度の年俸は約4億5000万円ですが、すでに日本の大手食品メーカーやメガバンクがスポンサー契約を結んでいます。企業がNBA選手と契約する場合、年俸と同等か、それ以上の額が提示されるケースが多い。日本人アスリートとしては、年収もトップクラスに躍り出ましたね」(米国人ライター) 八村は、欧米各国の人々が持つ日本人アスリートのイメージも変えた。「メジャーリーグやサッカーなど、海外で活躍する日本人アスリートはたくさんいますが、そのほとんどは小柄で動きが軽快という意味で『ニンジャ』とか『サムライ』と評されてきました。しかし、八村にそのイメージはありません」(同) 身長203センチ、体重106キロ。力士のような圧倒的な体格で、ニンジャにはない重量感と存在感を示している。また、取材でもインタビュアーが何を聞きたいのかを察し、巧みな受け答えを見せるなど饒舌なので、サムライのイメージもない。「八村は、3ポイントシュートを打つとき、いったん構えるんです。どちらかといえば、見得を切るカブキに近いかも」(特派記者) リング周辺でのボールタッチもソフトで、シュートポーズも見栄えがする。「ウィザーズは昨季低迷し、チーム再建の真っ最中です。NBAで『2番目に希望が持てないチーム』と報道されるなど、期待も少ない分、若手にチャンスが回ってきそう。スタメンの可能性も十分ありますよ」(同) すでに日本国内でのバスケ人気も高まりつつあるが、この八村フィーバーは、外国人が持つ日本人のイメージも一変してくれそうだ。
-
社会 2019年08月07日 06時00分
スーパーのじゃがいもに放尿した女 同類の迷惑行為での逮捕者は懲役20年の可能性も
ほとんどの人が、店頭に並んでいるものは安心できるものだと思い購入するだろう。しかし消費者を心配させるような事件が海外で起きた。 アメリカ・ペンシルベニア州で女がスーパーのじゃがいもに放尿する事件が起きたと海外ニュースサイト『Daily Mail』が7月31日に報じた。同記事によると、事件が起きたのは、同州にある大手スーパーマーケットチェーン「ウォルマート」。7月24日、同店で働く従業員が、商品であるじゃがいもの箱に尿がかかっているのを見つけたそうだ。 同日、店が警察に通報し、警察が駆け付け、警察が店内の監視カメラを調べたところ、24日の午後10時ごろ、30歳前後と思われる女が、じゃがいもが入った箱に放尿している姿が映っていたそうだ。警察は、翌25日にカメラに映った女の顔写真を警察の公式SNSで公表。顔写真が拡散されると、放尿したと思われる女から警察に連絡があり、25日中に女は自首したという。女は弁護士とともに現れたという。 同記事によると、女は公然わいせつや、公共の秩序を乱す行為をしたとして逮捕される可能性があるという。なお、店側は「被害を受けた商品はただちに破棄し、尿が広がったと思われるエリアも消毒いたしました」という声明を発表している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「この女に自分が放尿したじゃがいもを食べさせるべき」「放尿することを楽しんでいるとしたら病気でしかない。重罪にして」「卑劣な事件。刑務所に行ってしばらく出てこないで」などの声が挙がっていた。 この事件が起こる前に最近、同じような迷惑行為で逮捕され、大炎上した女の事件を報道各社がこぞって報道し日本でも話題となった。 2019年7月、アメリカ・テキサス州でアイスクリームの表面をなめて再び商品棚に戻すいたずらをした少女が、警察に拘束されたと海外ニュースサイト『NBC news』が報じた。少女は17歳未満だという。 少女は、まだ購入していないアイスクリームのふたを開け、表面をなめて再び商品棚に戻す動画を自身のTwitterに投稿。動画は大拡散され、再生回数は8月6日現在、1300万回を超えるなど話題に。事件は世界中に広がった。世界では、“アイスクリームの正しい買い方”と称して、アイスクリームを買う前にふたを開け、なめられていないか確認する方法をTwitterに投稿するネットユーザーも現れた。 同記事によると、警察が監視カメラの映像から少女を特定し、拘束するに至ったそうだ。テキサス州の刑法によると、2年から20年の懲役刑と最高1万ドル(約100万円)の罰金が科せられる可能性があるという。 今回の2つの事件の容疑者は、ちょっとした興味本位でいたずらをしてしまったのかもしれない。しかし、アイスクリームにいたずらをした少女は最大20年の懲役刑になる可能性がある。じゃがいもに放尿した女が重罪となる可能性も高そうだ。記事内の引用についてLeak and potatoes! Shopper turns herself in after Walmart store cameras captured her URINATING on spuds at a Pennsylvania branch(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article_mroonga-7303615/Shopper-turns-Walmart-cameras-capture-moment-URINATES-potatoes.html#commentsPolice find girl who licked Blue Bell ice cream in viral video(NBC news)よりhttps://www.nbcnews.com/news/us-news/woman-seen-licking-ice-cream-viral-video-faces-20-years-n1026556
-
-
社会 2019年08月07日 06時00分
〈企業・経済深層レポート〉悪徳業者の急増がサイン 終焉間近の“タピオカ”ブーム
昨年から女性を中心に“タピオカ”が入ったタピオカドリンクが爆発的な人気を得ている。 実際、8月13日から都内で開かれるイベント「東京タピオカランド」の前売りチケットは1日で完売するほどだ。そのため、いまだに新規出店も相次いでいる。 タピオカブームは、今年2月の東京税関が公表したタピオカ輸入量でも明らかだ。2018年のタピオカ輸入量は対前年比142・6%の2928トンと、大幅に増加している。タピオカは00年代半ば頃から’17年まで、1500〜2000トンで推移していたが、それが2018年は一気に増えている。 そもそもタピオカとは、どういった食材なのか。「タピオカの原料は、キャッサバという中南米原産の多年生植物で、このキャッサバを加工し、6〜10ミリの球状にしたものがタピオカとなる。モチモチとした独特の質感で、それを80年代に、ミルクティーなどに混ぜタピオカドリンクを作り上げたのが台湾です。以来、台湾の国民的飲み物となり、そこから世界各地に拡大したのです」(栄養管理士) 実は、タピオカドリンクは過去に2度、日本でブームが起きていて、今回で3度目のブームになる。「第1次ブームは1992年頃で、甘いココナッツミルクに、タピオカパールと呼ばれる白い小さな粒を入れた『タピオカココナッツミルク』と呼ばれるドリンクが流行りました。第2次ブームは2008年に、黒くて大きいタピオカが入ったタピオカミルクティーが流行りました。一度ブームは沈静化しましたが、このタピオカミルクティーが再注目されているのが、今回の第3次ブームなのです」(飲食業界専門の経営コンサルタント) なぜ、過去に流行ったタピオカミルクティーが、ここにきて再ブームになっているのか。フードアナリストは、その理由をこう分析する。「ひとつは台湾ブームです。2011年に発生した東日本大震災の際、250億円という破格の義援金を寄せてくれた台湾に日本人の好感度はいっきに高まった。それを機に日本で台湾旅行がブームとなり、それがきっかけでタピオカも再注目されたのです」 実際、第3次ブームに火をつけたのは、台湾の人気店でもある。「2013年に代官山に出店した『春水堂』を皮切りに、2015年には『ゴンチャ』、2017年に『THE ALLEY』など、台湾人気店が続々東京に進出し、徐々に人気を集めていました」(同) さらにSNSの普及がタピオカブームに拍車をかける。「ミルクティーだけでなく、様々なタピオカドリンクを作る店も出てきました。ゼリーやフルーツ、チョコレートなど、トッピングも増えてカラフルになり、インスタ映えもしやすくなった。流行に敏感な女性がSNSに投稿したことで、爆発的に認知度が高まったのです」(同) しかし、ブームの影では、タピオカドリンクのプラスチック容器が路上に捨てられ、問題になっている。「今やプラスチックゴミ問題は、今年の6月に大阪で開催されたG20大阪サミットでも喫緊の課題として取り上げられました。年間800万トン、ジャンボジェット機5万機分のプラスチックゴミを減らさないと、長い目では生態系が破壊され、生物が絶滅危機になる。そこで各国は続々と対策を急ぐ。タピオカ発祥の台湾でも、プラスチックのストロー禁止の動きが出てきています」(大手新聞社の社会部記者) 社会問題として大きく取り上げられたことで、タピオカドリンクにマイナスイメージが付き、倦厭する人も増加しているという。タピオカドリンクに関する問題は、これだけではない。「タピオカドリンクは原価率が低いため当たれば儲け幅が大きく、第3次ブームで儲けた『タピオカ長者』も出現しています。さらにはスーパーなどでもタピオカは売れに売れ“令和の黒いダイヤ”とまで称する声もあり、『このチャンスを逃すまい』と、販売業者が雨後のタケノコのごとく出現していて、中には低品質のタピオカドリンクを販売する業者も現れ始めています」(前出・飲食業界専門の経営コンサルタント) 悪徳業者が増えたことで、ブームが一気に沈静化する可能性も高まっている。「すでに流行に敏感な女性たちは“タピオカは古い”と思っています。最近は、ウーロン茶、台湾茶、紅茶などのお茶の上にフワフワのチーズクリームと岩塩をトッピングした“チーズティー”が密かに流行り始めています」(大手広告代理店関係者) 流行に敏感な女性たちは飽きるのも早い。乱立したタピオカドリンク店の閉店が相次ぐ可能性は、大いにありそうだ。
-
社会 2019年08月07日 05時57分
韓国の対抗措置“対日輸出規制”が哀れになるほど影響がない現実
韓国の李洛淵首相が8月3日の臨時閣議で、「日本は越えてはいけない一線を越えた。断固として対応しないわけにはいかない」と発言した。日本人から見れば、これはかなり笑える。 李首相は、日本政府の韓国をホワイト国から外すという決定を「韓国に対する二度目の報復だ」とした上で、その仕返しに日本をホワイト国から外すと明言した。「ホワイト国除外はWTO(世界貿易機関)違反だ」と叫んでいたのは一体どこの国だという話だ。 日本は、半導体材料3品の輸出規制を「文在寅政権になってから注文が3倍にもなっているけど、兵器用として横流ししていないか話し合いたい」と言ったのに、韓国は「どこにいったとか、どう使ったか言うつもりはない」と応じなかった。これではホワイト国から除外されるのは当然であろう。 また、韓国が日本への輸出に規制を設けたところで、キムチや味付け海苔、それに検査もろくにしていない汚染海産物が入ってこなくなるくらいで、かえって規制してくれた方がありがたいくらいだ。 「日本はEU(欧州連合)などから優遇国として扱われているので、韓国からの扱われ方などどうでもいいのです」(国際ジャーナリスト) 輸出入の数字だけ見ても、韓国の輸出国トップは中国で、 1421億2000万ドル(24.8%)、日本は5位の268億1600万ドル(4.7%)にすぎない。しかし、日本からの輸入は、中国(20.5%)に次ぐ551億2500万ドル(11.5%)に達している。輸出の方が輸入の倍もあり、輸入規制して困るのは韓国であるのは明白だ。ネット上では、こんな反応が見られる。 韓国「賽(さい)は投げられた!」 日本「匙(さじ)を投げたのさ!」 韓国「日本はルビコン川を渡った!」 日本「韓国は三途の川を渡ってしまったのだよ」 日本に匙を投げられたら、韓国はあの世行きということがまるで分かっていないのだ。
-
-
芸能 2019年08月06日 23時00分
急なドラマ主演決定? ジャニーズ事務所が“WEST推し”を始めた切実な事情
ジャニーズWESTの小瀧望が、10月26日にスタートするNHK総合の連続ドラマ「決してマネしないでください。」に主演することが5日、同局から発表されたことを、各メディアが報じている。蛇蔵による同名漫画(講談社)が実写化された。 報道をまとめると、小瀧は連続ドラマ初主演で、NHKのドラマも初出演。科学好きで恋愛経験ゼロの主人公が初めての恋に奮闘する、振り切れたピュアなラブコメディーが描かれるという。 小瀧演じる掛田理は、非科学的な恋愛には興味のない理系大学生。ある日、学生食堂のお姉さん・飯島さん(馬場ふみか)に恋をしてしまい、思いを成就させるため、壮大な実験と検証を繰り返すという、一風変わった恋の努力を始めるという。 馬場のほか、ジャニーズJr.のユニット・Snow Manのラウールも共演者に名を連ねている。 小瀧が所属するWESTと言えば、2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビュー。関西ジャニーズJr.出身者で構成するグループのデビューは、関ジャニ∞以来10年ぶり。 また、事務所名の「ジャニーズ」を冠するグループ名は、初代「ジャニーズ」以来で、メンバーからの強い要望を受けて、ジャニーズ事務所社長・故ジャニー喜多川社長が決定。多大なる期待を受けていたのだが…。 「人気がないわけではないが、事務所が思ったよりも伸び悩んでしまっていた。ところが、今年に入るや、急に事務所が猛プッシュしてきた」(テレビ局関係者) 先日、フジテレビ系で中継される、9月に開幕の「FIVBワールドカップバレーボール2019」の大会スペシャルサポーター就任が発表され、メンバーたちのソロ活動も盛んになってきた。 その背景だが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、TOKIOと関ジャニが活動休止を視野に入れ、2グループともに20年前後をメドに調整中なのだとか。すでに、嵐は21年からグループとしての活動休止を発表している。 どうやら、ジャニーズとしては“看板”をWESTに背負わせたいようだが、WESTにとってはかなりの重荷になりそうだ。
-
スポーツ 2019年08月06日 22時30分
ノーコン病の藤浪に最後の処方箋「バッピをやらせろ!」
「この次」は、もうないかもしれない…。 今季初の一軍登板(8月1日)の後、即刻二軍落ちが通達された。阪神・藤浪晋太郎投手(25)の話だ。 中日との17回戦で先発登板のチャンスをもらったが、5回途中で降板。この日、投じた投球数は102。「四死球8」という数字が表すように、ノーコン病は改善されていなかった。 「春先、投球フォームをスリークォーターに変えて、二軍落ちしてからは2段モーションにまた変えて…。復帰登板では2段モーションを使わない場面も見られました。完全に自分を見失っている」(ライバル球団スコアラー) 「四死球8」も出しておいて、1失点で済んだのは奇跡としか言いようがない。 しかし、同日の甲子園球場ではこれまでと違う2つの光景が見られた。 まず、虎ファンの怒声が少なくなったこと。虎ファンは阪神選手がミス、失敗をすると、容赦なく罵声を浴びせる。それだけ愛情が深いわけだが、藤浪に対して怒らなくなったのは、「もう諦めた、見放した」ということではないだろうか。 また、5回表の中日の攻撃が始まる前だった。捕手・梅野がネクストバッターズサークルで自分の打順を待っていた。打順は回ってこなかったが、防具を外しており、梅野がそれを再び着用するのに時間を要していたため、藤浪の投球練習の相手を原口が務めた。その原口が捕れないほど、投球が荒れていたのだ。球場から失笑も漏れていた。「ピッチャー、交代」がアナウンスされたのは、その十数分後のことだった。 制球難、自信喪失。藤浪は二軍でどんな調整をしてきたのだろうか。何人かの関係者に聞いたが、「基本的には藤浪本人に任せている」という言い方だ。初めての二軍降格を通達された2017年5月以降、ほぼその方針でやってきたそうだ。 「制球難を克服する方法はいくつかあります。一例として、打撃投手をさせる方法がある。6、7割の力で投げることで、上半身、下半身の力の入れ具合、バランス感覚が養えるんです。藤浪は一人になっても、走り込みや基礎体力トレーニングをしっかりこなしています。だから、打撃投手として練習をさせたいんですが…」(チーム関係者) ところが、藤浪には打撃投手の練習を課すことはできない。打撃投手とは、その名の通り、野手の打撃練習を手伝うこと。「打たせる」のが仕事だ。藤浪は特に右バッターに対する死球が多い。味方野手を故障させてしまう危険性があり、怖くてやらせられないというのだ。 「藤浪の年俸は8400万円(推定)までダウンしています。16年の1億7000万円から3年連続で落ちています。今季はさらなるダウン提示も必至です」(ベテラン記者) 素質は十分でも、復活には時間がかかる。1億円近くもらっているのだから、他球団もトレードをためらってきた。5000万円以下の年俸になれば、考え直す球団も出てくるだろう。もっとも、“環境”を変えたからといって、ぶつける危険性がなくなるわけではない。 「一軍の先発投手で確実に計算できるのは、西だけ。だから藤浪にチャンスが与えられたんですが、四球が多いと、守っている野手も集中力が途切れてしまいます」(前出・同) バッピ(打撃投手)が務まるようにならなければ、藤浪はジ・エンドということだろう。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年08月06日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「森嶋猛」“動ける巨漢”の歯車はなぜ狂ったのか?
GHCヘビー級王座に就くこと3回。三沢光晴亡き後のプロレスリング・ノアにおいて、トップ戦線の一角を占めた森嶋猛。最高時の体重が170キロという“動ける巨漢”は、日本人離れしたパワーファイトでさらなる上昇を期待されていたのだが…。※ ※ ※ 2018年11月4日の23時30分頃、森嶋猛がタクシー運転手への暴行により新宿・歌舞伎町の路上で逮捕された。乗車代金である約1万8000円の支払いを拒んだ上、森嶋は運転手を殴打して頬骨を折る重傷を負わせたという。 結果的には不起訴となったが、さすがに一般人への暴行とあって印象は悪い。「この頃の森嶋は、タクシーでなじみの飲み屋へ乗り付けて、そこにいる知人やファンに乗車代を払ってもらうということを繰り返していたと聞きます。だから、この日も同様に夜の街をうろつき、その揚げ句のことだったのでしょう」(スポーツ紙記者) 事件の約1カ月前の10月には、’15年の引退からおよそ3年ぶりとなる復帰戦も予定されていたが、練習中の故障により出場を断念。大会自体も中止となっている。 「こんな事件があっては、再度の復帰戦といっても難しいでしょうね」(同) 1998年、全日本プロレスに入門した森嶋は、190センチの長身から将来を嘱望されていたが、デビューからしばらくは巨体を持て余すような不完全燃焼の試合ぶりが目立っていた。 頭角を現したのはプロレスリング・ノアへ移籍してからのこと。同じ大型の力皇猛と激しく争い、そのライバル関係が徐々にファンや関係者に浸透していった。 その力皇とタッグチーム「ダブル猛」(のちに「WILDⅡ」)を結成すると、2002年には髙山善廣&大森隆男の「ノー・フィアー」を破ってGHCヘビー級タッグ王座を獲得。ベイダー&スコーピオ組、新日本プロレスの中西学&吉江豊組といった大物挑戦者たちを退けてトップ戦線へと躍り出た。 2003年には、ハリー・レイスの主宰するWLW(レスリングアカデミー兼アメリカのインディー団体)の王者ロン・ハリスを破って、自身初となるシングルタイトルを獲得している。2008年にはノアの頂点であるGHCヘビー級王座を獲得。三沢をバックドロップで破る完全勝利であった。 「たまたま1回だけ王座に就いたのとは違い、森嶋は同タイトルを3回獲得した上にトータルでは10回の防衛を果たしている。まごうことなきノアの看板選手の1人だったのです」(同) そんなトップレスラーが、引退からわずか3年でなぜ暴行逮捕される事態になってしまったのか? 2015年の引退は糖尿病に起因する重度の疾患によるもので、現実問題としてフルタイムの参戦は困難だったが、体調を見ながらの特別試合ぐらいはできたかもしれない。 「ただ、2009年に三沢が亡くなってからのノアは業績悪化の一途にあって、セミリタイア状態の森嶋に報酬を払い続けることは避けたかったのでは…」(プロレスライター)★「太った少女」とビンスが酷評! それでも森嶋のキャラクターを“価値あり”と見たならば、他団体から声がかかってもおかしくないところだが、実際、そうはならなかった。 「結局はノアの中だけのチャンプだったということなんでしょう」(同) 丸藤正道やKENTA、杉浦貴といったジュニアサイズの選手たちがトップを争っていたノアにあって、森嶋の巨体は得難い特徴だったろうが、他のメジャーどころでは特に際立ったものではない。 2008年のGHC王者当時にWWE入りを目指して挑んだテストマッチでは、ビンス・マクマホンに「太った巨大な少女のようだ」「ずんぐりとしてパッとしない」などと酷評されたと伝えられる。 「2005年、故障欠場から復帰直後のタッグマッチで天龍源一郎と対戦した際には、入場曲にジャンボ鶴田のテーマ『J』を使用したところ、全国のファンからクレームが殺到したそうです」(同) 鶴田とは似ても似つかない肥え太った体でそのテーマ曲を引き継ぐのは、故人への冒涜だというわけで、これには対戦相手の天龍も同様主旨のコメントを残している。 「髙山善廣がテレビ解説の際、森嶋の荒々しいファイトを見て『まるでスタン・ハンセンみたいだ』と笑いながら評したこともありましたが、もし巨漢レスラーのライバルと見なしていたならば、逆にもっと厳しい評価をしたのでは? だいたい森嶋自身は髪形も含めてテリー・ゴディをイメージしていたのに、それがほぼ身内の髙山にすら伝わっていないとは…」(同) 三沢の死や小橋建太のリタイアで次期トップの促成栽培を迫られたという団体事情が、森嶋のレスラー人生を狂わせたという部分も少なからずあっただろう。森嶋猛***************************************PROFILE●1978年10月15日。東京都江戸川区出身。身長190㎝、体重125㎏。得意技/バックドロップ、パワーボム、フライング・ボディシザース・ドロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
-
社会 2019年08月06日 22時00分
フランスで“中国人狩り”が多発…理由は「金持ってそうだから」
今年に入り、フランスのパリ及びパリ近郊都市で、若者によるアジア人に対する強盗目的の暴行事件が頻発している。被害者の多くは中国人で、8割は女性だといい、地元自治体のデータでは50件以上が起こっているという。 7月初旬、パリ近郊のヴァル・ド・マルヌ県ヴィトリー・シュル・セーヌ市とショアジー・ル・ロア市の市境で、40代のアジア系女性が襲われた。12日にはセーヌ市で、27歳のアジア系女性が帰宅し、建物内のロビーに入ったところ、肩にかけていたバックを狙った男に背後から襲われた。犯行時にドアノブに残した指紋により、2日後に警察により特定され逮捕された容疑者は17歳だった。 5月には、わずかの間に18人が襲われ、その容疑者として若者4人が逮捕された。加害者は17歳から19歳の若者だった。彼らはセーヌ市やパリ13区で、1日最大4回の襲撃をしたが、加害者のうち2人は16人の女性を含む、18人を襲撃したと認めた。彼らはアジア人はお金を持っているので、特に女性をターゲットにしていたと犯行理由を述べている。 4、5年前からアジア系の住民が被害に遭う事件が増加し始めたという。16年には被害者が死亡するという事件も発生した。パリ近郊セーヌ・サン・ドニ県オーベルビリエ市に住む住民で、裁縫の仕事をする張朝林さんは、友人と道で歩いているところを3人の強盗に襲われ重体となったが、回復することなく5日後に死亡した。 この事件は、中国コミュニティーに大きなショックを与え、中国系住民はパリ中心部のレピュブリック広場で集会を行い、中国系住民を狙った人種差別や襲撃事件に抗議した。 「中国人だけをターゲットにしているわけではありません。単純に中国人が金持ちだということを分かってやっているものの、他のアジア系住民と判別しているわけではないのです。要するに『中国人狩り』と言っていてもアジア人全般を対象にしているのです。ただし、パリのアジア系といえば、中国人は多数派ですが」(パリ在住日本人ジャーナリスト) 10〜20代前半が多いのは、ギャングの上層部が「中国人狩り」を指令し、一人前になった証しとして認めてもらうための“通過儀礼”だからだ。ギャング予備軍が、度胸試しのように中国人を襲い、金品を奪っているというわけだ。
-
-
芸能 2019年08月06日 22時00分
人気女子アナの看板番組に“パワハラ天国”報道 このままだと大問題に発展?
職場のハラスメント対策の強化を柱とした女性活躍・ハラスメント規制法が今年5月、賛成多数により可決、成立したばかりだが、テレビ朝日の情報番組「大下容子 ワイド!スクランブル」の制作現場でパワハラが常態化していることを、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。 同番組は、もともと96年4月から「ワイド!スクランブル」のタイトルで放送されていたが、今年4月から大下アナの名前を入れたタイトルに変更された。 「タイトル変更は、視聴率低迷打開のためのテコ入れです。さらには、このところ毎年『好きな女子アナランキング』(オリコン調べ)で上位に入る大下アナの人気・好感度に期待した抜てきでした」(テレ朝関係者) そんな同番組だが、もともと、「ADがすぐやめる、業界でいちばんパワハラがひどい番組だ」と悪評だったのだとか。 元ADの女性によると、古いパワハラ体質がはびこり、ディレクターたちが物に当たる、机をぶっ叩くなどして、ADを萎縮させるのは日常茶飯事。「このハゲ!」、「足が遅そう」、「死ねよ」、「ぶっ殺す」など物騒な言葉が飛び交う“パワハラ天国”だというのだ。 同誌の直撃に対して大下アナは絶句し、「それが本当なら、番組としてきちんと対応しないといけませんが、私からはお答えできません」と回答している。 「同誌にも書いていますが、制作を外部に任せているので、テレ朝本体はまったく事実関係を把握していないでしょう。しかし、このままの状態で放置しておくと、大問題に発展しそうです」(芸能記者) 「ハラスメント規制法」が成立したものの、罰則を伴う禁止規定はなく、実効性を確保できるかどうかが課題なのだとか。 とは言え、この件は日本テレビから「視聴率三冠」の奪還を目指すテレ朝にとって、早急に改善が迫られる問題となりそうだ。
-
スポーツ
小塚桃子ゴルフ連載(29)第五部・ゴルフシーズン突入「ゴルフスタイル編」
2015年04月05日 10時00分
-
芸能ネタ
『相棒』最終回の悪評でGW主演映画が不安な水谷豊
2015年04月04日 19時00分
-
芸能
週刊裏読み芸能ニュース 3月28日から4月3日
2015年04月04日 18時00分
-
芸能
いくら金があっても足りなかった上重アナ
2015年04月04日 18時00分
-
芸能
一見順調に見える元「ミヤネ屋」アシスタントの川田裕美アナ 勝負は今秋の番組改編期!?
2015年04月04日 18時00分
-
レジャー
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/5) ダービー卿CT 他
2015年04月04日 18時00分
-
レジャー
大阪杯(GII、阪神芝2000メートル、5日)藤川京子のクロスカウンター予想!
2015年04月04日 18時00分
-
レジャー
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(4月5日)産経大阪杯(GII)他1鞍
2015年04月04日 18時00分
-
芸能
ゲストにマキ凛花、武藤昭平、SOFFet、大西ユカリ!カルメラが一夜限りの夢コラボライブ
2015年04月04日 18時00分
-
ミステリー
アフリカに現れた謎の鳥型生物! 正体は翼竜の生き残りか?
2015年04月04日 18時00分
-
芸能ネタ
“J乳”映像流れたNHK杉浦アナ
2015年04月04日 18時00分
-
芸能ネタ
相次ぐ妊娠出産…芸能界ベビーラッシュの理由
2015年04月04日 17時00分
-
アイドル
山田菜々インタビュー 恋愛は「素敵な偶然の出会い」に期待
2015年04月04日 16時20分
-
スポーツ
大挙して高校野球視察に訪れたメジャースカウト団の本当の目的
2015年04月04日 16時00分
-
アイドル
NMB48チームM 山田菜々卒業公演レポート
2015年04月04日 16時00分
-
レジャー
夜を棄てたキャバ嬢〜眩暈に苦しめられた香澄〜
2015年04月04日 15時30分
-
社会
中国主導「アジアインフラ投資銀行」設立で習近平が目論む安倍政権転覆
2015年04月04日 15時00分
-
社会
父娘バトル勝利! 「大塚家具」かぐや姫が奔走する“逆襲封じ”
2015年04月04日 14時00分
-
スポーツ
2015巨人にずっと付きまといそうな次期監督人事の裏側
2015年04月04日 13時00分
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分