ゲストシンガーには、大阪でインディーズ時代のレーベルメイトだったというマキ凛花。そして、メンバーがリスペクトしてやまないことで共演オファーを送ったら快諾してくれたというベテランジャズパンクバンド「勝手にしやがれ」リーダーにしてドラムボーカル・武藤昭平。また、昨年カルメラとはツーマンライブも開催したスウィング・ラップ・ユニットのSOFFet。トリには、同じ大阪出身という縁で出演してもらったという昭和歌謡ブームの火付け役・大西ユカリ。ゲストたちはカルメラの演奏をバックに、洋楽からオールディーズ、ブルースにスカ、昭和歌謡まで、さまざまなジャンルの曲を4曲づつ熱唱し、ライブを盛り上げた。
ライブもいつものオールスタンディング形式ではなく座席形式とあって、ファンもいつもとは違う“異色”のライブを楽しんでいた。メンバーのPAKshin(key)はMCで、「すごいイイものを見せることができたんではないか」と語り「絶対、2回、3回とやっていって将来的にはフェスにまで! 初回を見に来てくださったみなさんは勝ち組です!」と、このイベントの定例化と大規模化をブチ上げていた。
カルメラは今年8周年を迎えたインストゥルメンタル・ジャズバンド。メンバーは、西崎ゴウシ伝説(agitator、trumpet、percussion)、小林洋介(trumpet)、辻本美博(sax)、たなっち(trombone)、PAKshin(keyboard)、宮本敦(guitar)、HIDEYAN(bass)、西井”いがっちょ”啓介(drums)の8人。なおバンドは、4月24、25、26日と大阪で同様のイベント「カルメラのザッツ・ゴールデン・バラエティー 大阪3DAYS」を開催する。
■カルメラ公式HP http://www.calmera.jp/