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スポーツ 2015年05月02日 18時00分
黒田復帰効果てきめん! ホームでもビジターでも観客動員大幅増
NPB(日本野球機構)は5月1日、開幕から4月30日までの観客動員数を発表した。 前年同時期と比較すると、1試合平均で、セ・リーグは3万327人で8.0%増、パ・リーグは2万2906人で8.4%増だった。 球団別の前年比伸び率を見ると、出色なのはメジャーから黒田博樹投手が復帰した広島で、チーム成績は最下位(5月1日現在)ながら、41万1061人(14試合)を動員。1試合平均は2万9362人で、なんと32.8%の大幅増。この勢いなら、年間200万人の動員も現実味を帯びてきた。 日本ハムは19.5%増(1試合平均=2万6480人)、オリックスは18.5%増(同=2万3725人)だったが、広島の伸び率とは比較にならず。 同じセ・リーグでは、阪神が8.8%増(同=4万327人)、DeNAが8.8%増(2万3866人)、ヤクルトが5.8%増(同=1万9533人)、中日が4.1%増(同=2万7410人)で、1日現在で首位に立っている巨人は1.9%減(同=4万441人)となっている。 黒田は1日現在、6試合に登板。その内訳は、ホーム3試合、ビジター3試合。ホームでの動員数は、3万1540人(3月29日)、3万734人(4月18日)、3万1589人(同25日)で、いずれも球団の1試合平均動員を上回っている。 ビジターでも、多くの広島ファンが駆け付けて、3万6240人(ナゴヤドーム=同4日)、4万5735人(甲子園=同11日)、2万9819人(神宮=5月1日)を動員。各球団の平均観客動員数を大幅に上回り、神宮のヤクルト戦に至っては平日ながら、1試合平均から1万人も引き上げたのだから驚異的。他球団にとっても、黒田効果はてきめんで、まさに黒田様々だ。 次の登板は同8日の阪神戦(甲子園)あたりが有力とみられるが、まだ東京ドーム、横浜での登板がないだけに、巨人、DeNA両球団の営業部としては、黒田フィーバーが冷めぬうちに早く登板してほしいところだろう。 ところで、肝心の黒田の成績は3勝2敗、防御率3.46(リーグ15位)とまずまず。1日のヤクルト戦では、前半で5失点しながら、4回以降立ち直り、敗戦投手になったものの6回まで投げ抜いた。勝敗は別として、登板した全試合で6回以上を投げており、しっかりゲームをつくっている点はさすがだ。(落合一郎)
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アイドル 2015年05月02日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】菊池桃子の出待ちでふたりっきり体験
第一印象は可愛い。誰もがそう思った美少女が菊池桃子だった。アイドル歌手として歌っている姿より先に、雑誌『Momoco』(学研)で菊池の存在を知った人が多かったことだろう。ビックリするような美少女のデビューで、当時はクラスでも話題になった。そんな美少女だが、歌手デビューより先にスクリーンデビューをすることになった。映画デビュー作は『パンツの穴』。この映画は、ちょっとエッチな中高生が興奮してしまう下ネタ満載の映画である。エロの要素だらけの映画に、エロなどまったく縁のない美少女が、主演をすることになったのだ。この映画を観て多感な中高生男子たちは、下ネタに興奮しつつ、その輪の中にいる菊池を好きになっていった。 すごい衝撃を受けてしまったが、アイドル歌手として1984年4月21日に『青春のいじわる』でデビューを果たした。イメージ通りの可愛い感じの歌で、この世代のアイドルでは一気に注目を集めていった。岡田有希子が同期ということもあり当初はライバル的に思われることもあったが、この年に行われた新人賞のレースに、菊池が辞退したことで、2人は同じアイドルでありながら違う路線に進んでいったのだ。 この時は私は高校に入学したばかりで、岡田の熱狂的ファンだったこともあり、菊池にのめり込むほどではなかったが、隣のクラスになったM君に、たまたま話しかけられてアイドル話をすることになった。するとこのM君が菊池の親衛隊だったことが判明した。それから菊池にも興味を持つようになり、色々な現場に足を運ぶようになっていった。 しかし菊池は音楽祭を辞退していたこともあり、あまり現場で見ることが無かったので、私の出待ちスポットをこれまであまり行かなかったラジオ局まで手を広げることにした。当時は菊池に限らず多くのアイドルがラジオ番組を担当していたこともあり、目的ではないアイドルと遭遇することも珍しくなかった。ラジオ局の出待ちは、テレビ局や公開収録の会場に比べると少なかったこともあり、アイドルとゆっくり話を出来ることもできて、いわゆる「オイシイ」思いもできる貴重な現場だったと言える。ある日TBSラジオの収録時に、菊池の入りを待っていたところ誰もファンがいなくて、私ひとりだけという日があった。しかも菊池はマネージャーもいない状態で、ひとりで入口に歩いてやってきた。「桃ちゃん」って私が話しかけてからおそらく3分くらい2人きりで話していた。そこでようやくマネージャーが到着。今ではありえないことだったが、当時はこんなことも珍しくはなかった。 これまで出待ちなどやバラエティ番組の公開収録などでは、菊池を何度も観ているのだが、歌っている姿を実際に観たのは意外にも少なかった。デビューして約1年が経った1985年2月3日に、菊池は日本武道館でコンサートを開催した。私的に菊池のコンサートを観るのは初めてである。ちなみに席は1階の最前列。日本武道館の場合は、アリーナ席の後ろが1階席なので、実質は2階席のような感じだが、最前列ということで、前に人がいなかったので、かなり視界良好でコンサートを楽しませてもらった。 日本武道館でコンサートをするクラスになり、デビューわずか1年たらずでトップアイドルの仲間入りを果たした。当時はトップアイドルになると、アイドルがドラマの主役をやることも多くあり、菊池もドラマの主役に抜擢された。1985年3月に放送された『卒業-GRADUATION-』(日本テレビ系)という単発学園ドラマで、主題歌も同様のタイトルで発売された。実はこのドラマの撮影は、私の通っていた高校の近くで行われていたのだ。これは行かなきゃと自分に言い聞かせて、真冬の寒い時期であったが、撮影の様子を見に何度か足を運んでみた。撮影時はいつもの可愛らしさとは違い、真剣な眼差しの菊池を見ることができた。さすがに撮影中だったこともあり、話しかけることはしなかったが、その姿が見れただけでも満足だった。 ここまで来ると手の届かない存在になりつつあったが、同級生の親衛隊から『ザ・ベストテン』出演の誘いがあったのだ。というのも菊池の9thシングル『Say Yes!』が、初登場で1位で出演することが決まり、菊池がファンに囲まれながら歌うというのだ。それに私も参加することになった。これはマジで嬉しかったですよ。今でもM君には感謝してもしきれないです。 この頃にはアイドルの頂点を極めた感じだったが、ここから1年くらい経った頃にアイドルを卒業してロック歌手になると宣言したから驚きだ。なぜか外人コーラスを引き連れて『ラ・ムー』名義で活動することになった。正直言ってどこがロック?って感じで、アイドルを捨ててまでやるようなことではなかったのではと個人的に思ってしまった。しかしそんなラ・ムーもわずか1年たらずで解散。解散してからはアイドルに戻ることなく女優として新しい一歩を踏み出していた。 この頃から20年以上の月日が経った2年くらい前に、私は久々に菊池の取材をすることになったのだが、今でも当時のままの可愛さを保ち美しい年の取り方をしていたので嬉しい気持ちになれた気がした。これからも可愛くて美しい桃ちゃんでいて欲しいです。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】 小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしの顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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芸能ネタ 2015年05月01日 15時30分
盛り下がるばかりの「火10」ドラマ対決 まゆゆ主演「戦う!書店ガール」は早くも5%割れ
3つのドラマの視聴率争いで注目を集めていた火曜午後10時の「火10」対決は、盛り上がるどころか、回を重ねるごとに盛り下がってきてしまった。 木村文乃が初めて連ドラの主演を務めている「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(TBS)は、トップをキープしてはいるものの、初回=9.8%(数字は以下、すべて関東地区)、第2話=8.7%、第3話=7.3%とジリ貧状態。 仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合)も、初回(4月14日)=6.8%、第2話(同21日)=6.4%、第3話(同28日)=5.1%と、こちらも落ちていくばかり。 AKB48・渡辺麻友と稲森いずみのW主演となった「戦う!書店ガール」(フジテレビ)は、初回が6.2%、第2話では6.4%とわずかに上げたが、第3話では4.6%と急降下。早くも、出してはならない5%割れを記録してしまった。こうなると、先行きが思いやられるばかりだ。 28日の同時間帯では、日本テレビのバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」が12.9%の好視聴率を記録。同番組は常時、12〜13%台をキープしているだけに、これら3つのドラマが、その牙城を崩すのはむずかしい情勢となってきた。 1月期の同時間帯では、草なぎ剛主演「銭の戦争」(フジテレビ)が平均視聴率13.4%をマークして圧勝。堀北真希主演「まっしろ」(TBS)、真矢みき(現ミキ)主演「全力離婚相談」は惨敗を喫した。 3つのドラマの視聴率の順位は、「マザーゲーム〜」→「美女と男子」→「戦う!書店ガール」の順で初回から変わりはないが、全ドラマの数字が落ちていく一方で、もはや「火10」ドラマ対決への興味も薄れかねない。(坂本太郎)
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レジャー 2015年05月01日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/2) 青葉賞 他
2回東京競馬3日目(5月2日土曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「青葉賞」(芝2400メートル)◎6ヴェラヴァルスター○3タンタアレグリア▲4レッドライジェル△1ブラックバゴ、8レーヴミストラル 2着までダービーの優先出走権が与えられる。本命にはヴェラヴァルスターを推す。2連勝の内容が秀逸で能力は相当高いからだ。メンバーが楽だったとはいえ、前々走は真骨頂。最後の直線でメンバー最速の差し脚を爆発させ、2着馬を0秒5差突き放子供扱いしたのだから凄い。続くゆりかもめ賞は、ここと同じ条件で有力候補のタンタアレグリアを一蹴しており、これはアドバンテージ。この後、成長を促す意味で放牧(約3カ月間休養)に出されたが、その効果も大きいはず。心身ともに一段と逞しさを増した雄姿で、ベストパフォーマンスを披露する。タンタアレグリアが相手だが、この2頭をまとめて負かせばレッドライジェル。決め手は2頭に勝るとも劣らない。☆東京10R「春光ステークス」(ダ2100メートル)◎4クラージュドール○13アドマイヤランディ▲6ドレミファドン△5オメガスカイツリー、7キャニオンバレー クラスの安定勢力、クラージュドールでいける。休み明けを1度使われた効果は絶大で上積みは大きい。さらに、東京の2100メートルは2戦2着2回と、最適の条件。差し切りが決まる。まだ底が割れていない、アドマイヤランディが相手になる。やはり、休み明け2戦目で走り頃だ。逆転候補は、ドレミファドン。脚部不安が解消されたとなれば、実力的にガラリ一変のシーンは十分考えられる。☆東京9R「陣馬特別」(芝2400メートル)◎12アンプラグド○8ヨッヘイ▲3レオニーズ△5トーセンワープ、10エタンダール 放牧(約3カ月間休養)で一皮むけた、素質馬のアンプラグドに期待。とりわけ、道中引っ掛かりながらクビ3着と好走した前走の箱根特別は評価できる。勝ち馬は先週の府中Sを快勝し、オープン入りを果たしたダービーフィズだから実力を疑う余地はない。ハンデ56キロは心配無用だし、アッサリ突き抜けても驚かない。相手は、休み明け3戦目で走り頃のヨッヘイと、ここに来て地力を増しているレオニーズ。☆新潟11R「駿風ステークス」(直線1000メートル)◎2ネロ○11エーシンエムディー▲8シャトルアップ△7サンブルエミューズ、10アンヴァルト 連続2着中のネロで今度こそ。実力は自他ともに認めるところだし、初めての直線1000メートルも心配無用。「もともとピッチ走法で小脚が使えるし、坂路で49秒台が出る馬。むしろ直線競馬は合いそう」と、清永助手は勝算ありだ。期待したい。満を持して出走する、エーシンエムディーと、シャトルアップが相手になる。☆京都11R「天王山ステークス」(ダ1200メートル)◎1アメージングタクト○11サウンドガガ▲14ナンチンノン△10マルカバッケン、13ダッシャーワン 陽春Sを圧勝(0秒4差)し、勢いに乗るアメージングタクトでもう一丁。ここが昇級戦のハンデはあるが、十分太刀打ち出来ると確信する。というのも、昨秋の4回東京・テレビ静岡賞で、目下重賞3連勝中のダノンレジェンド相手に2着と好走しているように、確かな実力の裏付けがあるからだ。身上の差差し脚を炸裂させる。相手は、休み明け2戦目で走り頃の実力馬サウンドガガだが、前走不発に終わったナンチンノンの巻き返しも怖い。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ネタ 2015年05月01日 12時19分
メッセンジャー・黒田有の母 急性心不全で死去
お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有の母・和子さんが4月30日の午前10時55分に急性心不全のため、大阪市内の自宅で死去した。84歳だった。所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーがFAXを通じて発表した。 通夜は5月1日の午後7時から、告別式は5月2日の午前10時半から、大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-115「やすらぎ天空館」で営まれる。喪主は長男の黒田忠氏が務める。
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芸能ネタ 2015年05月01日 12時12分
おぎやはぎの矢作兼 会社をすぐ辞める若者に厳しさの必要性を説く「スパルタって大事」「上司が優しすぎて舐めてる」
4月30日深夜のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」でおぎやはぎの矢作兼が、社会に進出した若者たちを分析し、厳しく指導されることの必要性を説いた。 番組では先輩&上司のエピソードを募集。あるリスナーから「修業時代の料理長がバリバリの和食出身の職人で半端ない怖かったです。いきなりブチ切れて殴る蹴るは当たり前。脚が折れたかと思うぐらい痛めたこともありました。ただ、料理の腕は凄くて色々と勉強させていただきました。今の僕が店をやれているのも、この料理長のおかげです」と寄せられた。 小木博明が「良い話だ!」と感動すると、矢作は「厳しいっていうことは、本当は良いことなんだよね」と同意したが、「でも、厳しくすると辞めちゃうからって、今厳しくしないでしょ!?」とコメント。 昨今、ブラック企業問題が表面化している日本社会。長時間労働、過重労働、パワハラ、若者の使い捨てなど様々な労働問題が浮き彫りになっており、ブラック企業に勤めた若者が自殺するケースも発覚している。大卒者の離職率は全体で約3割といまだ高いが、一方で入社した若者たちがすぐに辞めないように創意工夫している企業もある。 お笑い芸人に転身する前は、サラリーマンとして働いていた経験がある小木矢作の2人。矢作は「今ブラック企業があるからね。だけど、自分がおじさんになってきてるからっていうのもあるんだけど、若い子さマネージャーでも社員でもそうだけど、上司が優しすぎて(若者が)舐めんのね」と上司と若者の関係性を指摘。 さらに「厳しくされるから、怖いから遅刻とかしないのよ。でも、(遅刻)してもあんま言わないと…。それこそ、昔はぶっ飛ばされるじゃん。遅刻なんかしたら怖いと思ってしないじゃん。だから、そういうの意外とスパルタって大事なんだよね」と今の時代にあえて若者たちに厳しくする必要があると説いた。 矢作自身も「スパルタが大事」という主張が世間から反発を浴びることは重々承知していたが、「(大人が)若者に媚びてきてるから、若者が調子に乗っちゃったんだな」と分析した。
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アイドル 2015年05月01日 12時10分
「アイドル」と「バラエティ」を融合 「アイドルスクープ2015」が5月17日に開催
5月17日(日)に秋葉原・TwinBoxGARAGE(東京都千代田区)にて、「アイドル」と「バラエティ」を融合させたイベント「アイドルスクープ2015」(主催=リアルライブ)が開催される。 同イベントは、「リアルライブ・レポーターを目指す!」という目標のもと、それぞれのアイドルがステージで歌唱するだけでなく、MCを担当するお笑い芸人がしきる中で様々なゲームやトークにチャレンジする。ライブを中心に活動するアイドルは、なかなかバラエティ的な才能を発揮する機会が少ないが、そんなアイドルたちのバラエティ的な能力を掘り出すことが目的だ。参加するアイドルは、リンクSTAR's、スプリングChu bit、ALLOVER(オールオーバー)。他にも続々と参加する予定。MCは、太田プロダクション所属で、昨年の事務所主催ライブ「月笑」では、10月、11月に優勝、今後の活躍が注目される期待の若手コンビ・ぐりんぴーすが担当する。チケットは前売り券が2500円、当日券が3000円。予約は各出演アイドルの予約サイトで可能。 ライブアイドル界から、どんなバラエティタレントが飛び出すのか、注目だ!!■「アイドルスクープ2015」概要●日時 5月17日 開場 14時 開演 14時30分●会場 TwinBoxGARAGE〒101-0021 東京都千代田区外神田3-2-12 Box'R AKIBAビル1Fhttp://tb-garage.com/index.html●参加アイドルリンクSTAR's スプリングChu bit ALLOVER 他●チケット前売り2500円 当日3000円※写真は同イベントに出演するスプリングChu bit
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芸能ネタ 2015年05月01日 12時00分
【不朽の名作】第2回〜佐野量子のキュートさが光った「釣りバカ日誌4」
「釣りバカ日誌」シリーズ(西田敏行主演)は、「男はつらいよ」シリーズ(渥美清主演)と並んで、松竹の人気コメディ映画だった。 まさに昭和が終えんを迎えようとしていた1988年(昭和63年)12月24日に「釣りバカ日誌1」が公開され、「釣りバカ日誌20ファイナル」(2009年12月公開)まで、21年にわたって22作(スペシャル版2作を含む)が発表された国民的映画だ。 原作は、79年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載されている同名漫画(原作=やまさき十三/画=北見けんいち)で、映画化された後の2002年11月から03年9月まで、アニメ化され、テレビ朝日で放送されたこともある。映画版は、仕事そっちのけで釣りにのめり込む鈴木建設勤務の万年平社員であるハマちゃんこと浜崎伝助(西田)と、ひょんなことから知り合った鈴木建設社長のスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)の名コンビが常に笑いを誘ってくれた。この2人でしか出せない空気感やハーモニーがあり、まさに絶妙のキャスティングだった。 西田はイケメンでもなく、体型も太目で典型的な演技派だったが、同シリーズのヒットで俳優としてのポジションを確固たるものにしたといえるだろう。かたや、日本人離れしたハンサムなルックスの三國は、それまでクールな役が多かったが、同シリーズではコミカルな老紳士を演じており、そのイメージを随分変えた。残念ながら、三國は13年4月14日、90歳で亡くなったが、同シリーズは晩年の三國を語るには外せない作品となった。 意外な気もするが、同シリーズは「男はつらいよ」との同時上演作品としてスタートした。第7作の「釣りバカ日誌スペシャル」(94年7月公開)が初めて単独で上演された作品となったが、第8作「釣りバカ日誌7」(同年12月公開)までは「男はつらいよ」との同時上演だった。しかし、「釣りバカ日誌」自体の人気も上々で、渥美が96年8月に亡くなったことにより、「釣りバカ日誌8」(同月公開)より、独立する形となり、松竹の看板映画に格上げしたのであった。 全22作に及ぶ作品群のなかで、本項では配給収入も高かった「釣りバカ日誌4」(91年12月公開/監督=栗山富夫/脚本=山田洋次、堀本卓、関根俊夫)を取り上げたい。同作の冒頭シーンは、産婦人科でのひとコマ。夫婦円満なハマちゃんと愛妻・みち子(石田えり)の悩みのタネは、なかなか子どもを授からないことだったが、ついに待望の懐妊が分かって、喜び合う。 一方、釣り仲間のスーさんは、自分の会社に就職させ、後継者として期待する甥・宇佐美和彦(尾美としのり)のことで悩んでいた。和彦はハマちゃんが所属する営業三課に配属されていたが、のんびり屋で覇気がないからだった。仕事より趣味の釣りに生きがいを感じるハマちゃんに惹かれる和彦は、ハマちゃんの家に度々遊びに行くようになる。和彦は、そこで釣り船・太田丸の船長・太田八郎(中本賢)の妹・町子(佐野量子)に出会い心を奪われ交際を始める。 そんななか、和彦の母であり、スーさんの妹である浪子(久里千春)が、医者の娘のお嬢様と見合いをさせるが、気乗りしない和彦は上の空だったのだ。そんな折り、ハマちゃんの家にやってきた町子が「今日泊めてもらえませんか?」と頼み込む。兄・八郎に和彦との交際を反対された町子は、家を飛び出してきたのだ。 意を決した和彦は、八郎のもとに乗り込んで殴り合いの大ゲンカ。その結果、和彦と町子は駆け落ちして和歌山の由良町に向かった。和彦は会社にファックスで「退職願」を送りつけ、スーさんは大慌て。ハマちゃんが居場所を知っていることを聞いたスーさんは、和彦を連れ戻すため、4泊5日予定の“出張”を許可。だが、ハマちゃんの第一目的はもちろん釣り。スーさんは「ぬけがけはするな」と釣りをすることを禁じた。ところが、ハマちゃんが和彦と町子がいる旅館に行ってみると、2人は「帰る」という。困ったハマちゃんは釣りができなくなるため、しばらく由良に留まってくれることを願い出る。 一方、和歌山に入ったスーさんはヘリコプターで、ハマちゃんの居場所を探して突き止める。ハマちゃんが乗った釣り船が出航すると、そこにはスーさんも乗っていたのだ。口論になりながらも、2人は仲良く釣りを楽しみ、戻った旅館で和彦と町子の結婚を承諾する。結局、体面上、和彦の退職願は受理され、2人の結婚式が行われる。ハマちゃんは来賓代表としてスピーチする予定だったが、みち子が産気づいたとの報が入り、病院に向かう。練習していたラマーズ法に取り組むハマちゃんだったが、酸欠となり失神。そこに、スーさんが駆け付け、産まれてくる子のおじいちゃんと間違われ、今度はスーさんが出産に立ち会い、ラマーズ法に臨むが同様に失神。それでも無事、みち子は長男を出産し、鯉太郎と命名された。 この一件が原因で、スーさんとケンカしていたハマちゃんだが、2人は太田丸に乗り込み、一緒に釣りに興じて幕。釣りが題材となった映画だが、その中に織り込まれた人間ドラマが作品の軸となっているため、釣りに興味がない人でも十分楽しめる内容に仕上がっているのが、同シリーズの魅力だ。この作品では、マドンナ役である佐野のキュートさが抜群に光っている。佐野といえば、トップジョッキーの武豊と結婚し、若くして芸能界を引退した。その意味では、同作は貴重な作品だ。(坂本太郎=毎週金曜日に掲載)
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アイドル 2015年05月01日 11時45分
乃木坂46、冠番組『乃木坂46えいご(のぎえいご)』が6月スタート 初回ゲストはキャプテンの桜井玲香
アイドルグループ、乃木坂46、川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあやの4人がレギュラーを務める冠番組『乃木坂46えいご(のぎえいご)』が、CS放送・TBSチャンネル1にて6月28日(日)からスタートすることが発表され記者会見が行われた。 レギュラーに選ばれた理由について、川後は「バカだからじゃないですか?」と発言し自虐発言。能條は、「ゆるいメンバーだし、ゆるく楽しく、英語を学んで行きたい」と意気込みを語った。和田は「最近、英検5級を受かりました!」話せる英語は「ディクショナリー!」と答え会場が和む場面も見受けられえた。 この番組は、乃木坂46が海外進出に向けて英会話にチャレンジする教養バラエティとなっており、グループの中でもちょっとおバカな4人が中心となり毎回日本人にも馴染みのある外国のポピュラーソングをもとに、歌って楽しく、分かりやすく、今すぐ使える英会話を学んでいく番組となっている。1回目放送のゲストでグループのキャプテン、桜井玲香が出演することも明らかになった。
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芸能ネタ 2015年05月01日 11時45分
カンニング竹山がハワイの「竹山かき氷本舗」に来店
お笑い芸人 カンニング竹山が1日(現地30日)、ハワイオアフ島のワイキキに期間限定(4月13日から5月12日まで)でオープンした自身がオーナーを務める「竹山かき氷本舗」に来店した。 竹山は1泊3日という弾丸スケジュールで30日(現地)昼過ぎにハワイに到着、2日土曜日には帰国するという。14時に店に到着すると集ったファン約100人にもみくちゃにされ、その後は長蛇の列となったファン1人1人にサイン、写真など笑顔で対応した。店のスタッフによるとTシャツは竹山の来店で1日300枚以上売れそうだという。 1月に放送されたフジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」でカンニング竹山はハワイで大人気のかき氷店「シェイブアイス」の権利をなんと664万5000円で購入していた。 一部では、テレビでのネタでは? との疑惑も持たれていた同企画だが、来月中旬の期間限定で、本当にハワイで出店している「竹山かき氷本舗」では現在、日本人の観光客を中心に大盛況。食事に訪れた50代男性の観光客は、「ただのネタだと思っていましたが、意外においしかった」と満足そうにコメントしていた。さらに、「ハワイのシェイブアイスはきめこまかい氷のイメージでしたが、竹山かき氷本舗のは、日本のかき氷のような懐かしい感じ。昔ながらの味でした」と感想を語っていた。
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PRIDE 藤田が日米野獣対決で完敗
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都知事選 石原氏反省から反撃モードへ
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NZT(GII 中山芝1600m 7日)本紙・橋本は伏兵ヤマニンエクレールに注目
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眞鍋かをり 新聞にエール
2007年04月06日 15時00分
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PRIDE34 ソクジュ虎刈り宣言
2007年04月06日 15時00分