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芸能 2025年10月04日 12時00分
沖縄米軍政、実体験者が見た映画「宝島」 エピソード過多で「焦点がぼやける」
沖縄を主題にした映画が立て続けに2本封切られた。苛烈な伊江島での戦争を藪の中のガジュマルの木に立てこもって戦後2年もの間生き抜いた宮崎と地元出身兵の実話をもとにした「木の上の軍隊」と、沖縄の混沌の時代を圧倒的な筆力で描写し、直木賞を受賞した真藤順丈氏原作の「宝島」の映画版である。以下は1949年に沖縄に生まれ、幾らかでも米軍政の実態を体験した記者の率直な意見であることを断っておく。「木の上の軍隊」は、二人の兵士が情報を遮断された中で軍人としての矜持(きょうじ)と葛藤を乗り越えていく過程を克明に描いた傑作で有るように感じた。一方、題名が魅力的な「宝島」は、上映時間が3時間11分と長く、冗長で騒々しい映画というのが記者の感想である。主人公たちは戦果アギヤー(共通語に直せば戦果を挙げる人たちという意味)と呼ばれる戦災を生き抜いた若者たちである。敵であった米軍の物資を密かにあるいは堂々と盗む行為は戦争の継続と同じという理由から犯罪という認識はなかった。衣食住、医薬品あらゆる物資が不足する中で、物量があふれている米軍基地から分捕る戦果アギヤー達は、現在の物流業者の役割を果たしていた英雄であった。嘉手納基地に忍び込み戦果獲得を目指したリーダー・オン(永山瑛太)が行方不明となり、その行方を捜すことを伏線として映画は進行する。その過程で主人公のグスク(妻夫木聡)は刑事、オンの弟・レイ(窪田正孝)はヤクザ、ヒロインのヤマコ(広瀬すず)は教師になる。戦火に晒された沖縄では、米軍以外の公権力は機能せず、強いものがリーダーとなる下剋上の時代であった。すべての秩序が無力となり目端の利くものが成り上がる、自由な気風に満ちていた。映画では米軍人をカモにして稼ぐコザ特飲街の女たち、教師となったヤマコが日本復帰を求めて奔走する姿、反米機運を取り締まるアメリカ軍情報部の将校、悪石島の密貿易と多くのエピソードを詰め込んで進行する。映画の終盤に描かれた1970年12月のコザ暴動の描写は、息つく暇もないほどの迫力である。これほどの熱量でコザ暴動を描いた映画は他には見たことがない。しかし、全体としてみた場合、密貿易、ヤクザの抗争、沖縄の民衆の宴会や葬儀のシーンなど細切れのエピソードを詰め込み過ぎで焦点がぼやけているように感じる。もし、他の観客がいなければ、席を立っていたかもしれない。そんなむずむずした気持ちを抑えながら最後まで見てしまった。取材・文/照屋健吉 リアルライブ編集部
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芸能 2025年10月04日 11時00分
全レギュラー番組終了の国分太一、日テレが最終意見書を公表で復帰は白紙か
テレビ東京は2日の定例社長会見で、元TOKIOの国分太一が出演する同局の「男子ごはん」が放送を終了すると発表した。これで、国分が活動休止前に出演していた全レギュラー番組が終了することになる。国分は、コンプライアンス上の問題行為が複数あったことを日本テレビが発表し、6月20日付で無期限の活動休止を所属事務所が発表。その後、謝罪会見や問題行為の発表もなく、次々とレギュラー番組が打ち切りになった。そんな国分に対して、日本テレビは9月29日に、事案覚知後の対応を検証する外部弁護士らで設置した「ガバナンス評価委員会」の最終意見書を公表している。この意見書では、国分の問題における同局の対応は適切だったと一定の評価がされながら、事案の詳細は明かされることがなかった。日本テレビも関係者のプライバシーなどを理由に詳細を明らかにせず、何が起きたのかわからない状況が続いている。朝日新聞によれば、テレビ東京の吉次弘志社長が定例会見で、「国分さんに何があったのか我々はわからないが、国分さんが無期限の活動休止に入ってしまい、番組に出ていただくことができなくなった」と説明したと報じられた。視聴者だけでなく、テレビ局の幹部ですら状況がわからないままで、国分の問題は宙に浮いた状態になっている。また、国分に関しては、所属事務所も本人も記者会見を開いていなく、謝罪どころか事情説明すらされていない。このままいけば、国分の芸能界復帰はかなり厳しくなったと、民放キー局の編成担当者が明かしてくれた。「まず、どんな事案で問題があったのかわからないので、当然ながら番組でオファーを出すことは不可能です。また、日テレの意見書で事案が取り上げられなかったことで、国分さんが自分から、どんなトラブルがあったのか説明するのが難しくなりました。日テレが公表してくれれば謝罪することもできたのに、このままでは国分さんは動けない状態が続きます。謝罪できなければ、テレビへの復帰は絶対に不可能なので、下手すれば永久に復帰できないこともありえます」騒動がなかなか決着しない国分だが、芸能界を去ることになってしまうのだろうか。
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社会 2025年10月03日 21時00分
日本保守党・百田尚樹代表、「目瞑っとけばええ」女性蔑視発言の連発に「失言の宝庫」と反感を食らう
日本保守党の百田尚樹代表が9月30日、自身が運営するYouTubeの生配信番組「ニュースあさ8時!」に出演。部下男性との“ラブホ通い”スキャンダルで連日ワイドショーを賑わせている群馬・前橋市長の小川晶氏についてトークを展開するのだが、話が逸脱し“女性蔑視”発言を連発したのだ。まず、百田氏は「別にラブホテル行ったからといって、辞めなあかん規約はないと思いますけどね。あくまでも夫婦(男性職員は妻帯者)と、この市長の問題ですからね」と発言。これに、共に番組MCを務める党事務総長の有本香氏が、「ただ、そうは言うけれど、議員同士とかとは違って、明らかに力関係として女性の方が上なわけですから」と小川市長と男性職員の“格差”を利用した可能性も指摘した。だが、百田氏は「男女逆やったら大問題ですよ。男の市長が市役所の女子、女子社員の人妻と何度もラブホ行ったり、大騒ぎですね」と比較。その後も、百田氏は“もしも男性だったら”を例えた議論を展開するのだが、「男の市長やったらね、たまにこんなんあるんですよ。だから、女やったから目立ったところもある。ちょっと気の毒なとこもありますけどね」と男性側の肩を持ち、これに有本氏は「自分の権力、パワーを使って、いわゆる性的な強要、そういうことをする女もいるわけです。ただ、これがなかなか問題になりにくいんですよね」と指摘。ところが、百田氏は「そんな女性もいると聞きます。それがね20代のピチピチで、すごい美人やったら男としてもラッキーですけど、やっぱり50、60なって、顔が“お岩さん”みたいな顔やったら、もう耐えられませんよ。きついですよ、これは」と女性蔑視とも取れる発言をスタートさせた。続けて、「女性の方はね、セクハラされても目瞑っとけばええけど、男はそういうわけにはいきませんからね」と不適切な私見を述べると、怒りを買った有本氏に「女がセクハラされて目を瞑っときゃええとか、そんな馬鹿なことあるわけないでしょ。バカなこと言うんじゃありません」と一喝された。この発言にX(旧Twitter)上でも女性とみられるユーザーたちが大激怒し、「こんな人が国会議員だなんて、この国は終わっている」「今の時代にすごい発言。この人は失言の宝庫だね」「セクハラされても女性は目をつぶって我慢しろってこと?いつの時代にもわいせつ行為は許されないこと」と非難の声が後を絶たない。「実は百田氏は昨年11月にもこの番組で女性を蔑視した発言をしています。今回同様に有本氏と少子化対策について議論したのですが、『子どもを産むには時間制限がある』といった有本氏の意見に、百田氏が『小説家のSFとして考えてください』と前置きした上で、『30超えたら、子宮を摘出する、とか』と発言したのです。当然、ネット上は大荒れとなり、これに百田氏が自身のXで『あくまでSF小説としての仮定としての一例としてあげた話です。現実にはあり得ませんとも断っています』と釈明したにもかかわらず、百田氏の主張は“女性蔑視”だととがめられたのです」(芸能ライター)百田氏の「30超えたら、子宮を摘出する」発言の裏を返せば、「男も30過ぎたら去勢する」と言ってるようなものである。今年7月の参院選で当選を果たしただけに、今後は小説じみた発言は控えた方が身のためである。
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トレンド 2025年10月03日 20時00分
万博の大屋根リング付近で不思議なブーム「代理観光」か
閉幕まで2週間を切っている「EXPO 2025 大阪・関西万博」(万博)にて新たなブームが生まれている。万博を代表する建造物である「大屋根リング」。このリングの柱には1番から78番までの番号が振り分けられており、この数字を使って、ある遊びが盛り上がっているのだ。それは「自分の年齢と同じ柱と一緒に写真を撮る」というもので、例えば現在、23才であれば23番の柱と、40歳なら40番の柱と一緒に写真を撮る、というように万博開催当時、自分が何歳であったのか、後の記念になるのだという。だが、最近ではやや変わった写真を撮る人も多いという。例えば好きなアイドルや芸能人の年齢や関連する番号の柱へ行き、アクリルスタンドやぬいぐるみと一緒に写真を撮る。または万博に来られなかった家族の年齢や誕生日の柱で写真を撮るなど変化しているようだ。いわば、神社や寺における「代理参拝」のような「代理観光」のような現象が万博会場で行われているのだ。「代理参拝」はかつて日本で多く行われていた「お伊勢参り」にも使用された制度である。江戸の町民のなかには仕事や病気、金銭的事情で伊勢神宮へ参拝できないため、代表者を立てて自分の分も参拝して貰うというもので、なかには飼い犬が江戸から伊勢まで代理参拝することもあった。いわば「代理万博」といっても良い現象が生まれているのだ。万博は半年間の開催であったため、行けなかった人も多く、「自分だけではなく大事な人も」万博を楽しむ、という実に日本人らしい行動と言えるだろう。残りの数日、入場者とともに大屋根リングへの代理観光もますます増加するのではないだろうか。
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社会 2025年10月03日 18時00分
石破首相「日本メガネベストドレッサー賞」受賞 現職では29年ぶり ネット上「まさに忖度」
石破茂首相が、「日本メガネベストドレッサー賞」を受賞したと自身のX(旧Twitter)で眼鏡やサングラスをかけた写真を添えて報告した。現職の内閣総理大臣が受賞するのは29年ぶり。石破首相は授賞式で「顔が怖いと言われているので、少し顔が柔らかくなるような工夫をしたらどうであろうかという人が登場して。今、眼鏡をかけているのは、どっちかというとテレビや写真にうつる時に怖さを少しでも減らすということでかけているというのが本当のところであります」と眼鏡をかけている理由を明かした。同賞は、眼鏡が似合う著名人を表彰する賞だ。2020年の第33回を最後に一度休止。今回、5年ぶりに2025年の第34回が実施された。ネット上では「すてき」「かなり似合うかもしれない」「サングラス姿初めて見ました」「サングラスしている時のボス感がすごい」といった称賛の声が上がっている。一方で、「過去に数々の政治家が受賞されています。何らかの利権があるかもしれませんね」「マジでこの人何やってるの」「まさに忖度(そんたく)」と批判の声も上がっている。石破首相は辞任を表明してから、万博で好きと言われているミャクミャクに会えたり、受賞したりと幸運が舞い込んできているようだ。一方で、受賞そのものに利権が絡んでいるのではないかと疑う声も上がっている。受賞理由は明らかにならないだろうが、明確にした方が世の中の人たちも納得するだろう。仕事面では、国民の不満の方が多い以上、他の事でも受賞できるのはうれしいようだ。
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芸能 2025年10月03日 15時40分
Koki,、下着モデルへの路線変更に「全てが微妙」と嘲笑コメント続出 芸能界史上最大の“七光り”パワーもイマイチ
モデルで女優のKoki,が9月29日、自身のインスタグラムを更新。イタリアのランジェリーブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」のローカルアンバサダーに就任したことを報告し、「日本初のIntimissimiローカルアンバサダーに選んでいただき、大変光栄に思っております。発表を伺ったときは胸が高鳴り、これから新しい物語が始まるのだという期待でいっぱいになりました」と嬉しさを滲ませた。2日のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、ブランド就任の理由について「“モデル・女優・作曲家とマルチな才能を持ち、その個性と自身の道を切り拓く自信に満ちた姿が、Intimissimiが表現する『自立した、自分らしさを持つ女性像』と一致している”と説明し、“彼女の美しさと成長を求める姿勢は、多くの人にインスピレーションを与える”と評価」と“芸能ライター”からの情報を掲載している。「Koki,の投稿には、下着の上に薄い肌着を着用したスタイルに加え、胸元やお腹を強調した大胆なランジェリー姿の写真がアップされています。黒地に白レースをあしらった妖艶なデザインから、清楚な白レースの下着姿まで披露され、これまでにない大人の表情が印象的です」(芸能ライター)Koki,のランジェリー姿にネット上では、「この若さと“経験”では下着の魅力が伝わらないし、マルチな才能があるとは思えない」「路線がブレまくっている。工藤静香はどこを目指しているんだろう」「顔、スタイル、ファッション…、全てが微妙なんだよね。なぜ、あえてKoki,を起用したのか」といった冷ややかな声が集まっている。その一方で、「22歳でこの貫録はさすがだわ」「きれいでエレガント!うらやましい」「うっとりした」とわずかながら、称賛メッセージも目に入る。「木村拓哉と工藤静香を両親に持つKoki,は、2018年にファッション雑誌『エル ジャポン』(ハースト婦人画報社)の表紙でモデルデビューを果たし大きな衝撃を世間に与えました。これまで、『ブルガリ』や『シャネル』などの高級ブランドアンバサダーを務めてきたKoki,だけに、下着は意外でした。モデルの起用について、ブランド側からは“マルチな才能”と絶賛されているようですが、どのあたりが“マルチ”なのか、ネット上ではツッコミの声が上がっています。今回のランジェリーアンバサダーは、新たな挑戦なのでしょうが、何をやっても中途半端に見えて常に批判にさらされてばかり。ある意味、『しっくりこない』というのが魅力なのかもしれませんね」(テレビ関係者)近年ではバラエティー番組にも出演し、“汚れ”姿にも意欲満載のKoki,。自身のインスタグラムにはたびたび両親の“サポート”も加わり、大きな話題へと発展させる。芸能界史上、最大の“七光り”を持つKoki,だが、周囲の期待に応える日は訪れるのだろうか。
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社会 2025年10月03日 14時00分
「こんなやつまだいるのか、いい加減先人に学べよ」終わらないバイトテロ セブンでかごバスケットボール、ドトールは股間にソフトクリーム
三重県内にあるコンビニエンスストア「セブン-イレブン」で店員スタッフ2人が、店内で買い物かごを投げて遊ぶ動画がSNSに投稿されて炎上している。一方、コーヒーショップ「DOUTOR(ドトール)」でも女性スタッフが商品のソフトクリームを股間に当てている写真が見つかった。いずれも日本最大の掲示板サイト「爆サイ.com」の公式X(旧Twitter)にポストされ、3日12時時点で合わせて1700万以上のインプレッションとなり、再びバイトテロが社会問題に発展しそうだ。セブン-イレブンでは、店内の積み重なったかごのまとまりに向け、レジカウンター内からかごをバスケットボールのシュートのように投げるというものだ。当然、ボールのように投げられたかごは傷んでしまう。さらに近くには冷凍商品やインスタントの味噌汁が陳列されており、かごが直撃すれば商品が傷つく可能性もある。一方、9月29日には、ドトールスタッフとみられる女性が、店内で商品のソフトクリームを両手で持ち、股間にあてがうという写真が発覚した。写真に付くコメントには「こんなやつまだいるのか、いい加減先人に学べよ」とあきれた様子だった。過去には大手回転ずしチェーン「くら寿司」の名古屋市内の店舗で、しょうゆ差しに口を付けて飲んだかのような様子を動画撮影し、SNSに投稿した男性が威力業務妨害などの罪に問われ、名古屋地裁は有罪判決を言い渡した。また最近でも、シネコン「109シネマズ港北」で、販売予定のポップコーンに顔面ダイブし、直食いする様子が映し出されている動画が「爆サイ.com」でアップされた。批判を受け、同映画館並びに東急レクリエーションは、公式サイトに謝罪文を掲載した。3日12時現在、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、および株式会社ドトールコーヒーは、いずれも謝罪コメントを発表していない。企業は日頃からの社内教育の徹底はもちろんだが、不祥事が起きた際、事態収拾のために迅速な対応が求められる。
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芸能 2025年10月03日 12時00分
あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
朝青龍を中心とした力士のものまねを得意とするお笑い芸人・あかつ。現在は地元の福島県いわき市で、相撲道場も開き、普及啓発に努めている。リアルライブ編集部はあかつに単独インタビューを実施。ナイティナインに弟子入りしようとしたエピソードや相撲道場を始めたきっかけなどについて話を聞いた。ーナイティナインに憧れて芸人になられましたが、芸人一本で生活するのは大変でしょうか。一言で言えば大変なのかなと思います。でも、好きなことを仕事にさせてもらって、それで生活できるのは幸せです。ー岡村隆史さんに弟子入りを直訴するため、フジテレビに1週間寝泊まりしたとのことですが、どのあたりで寝泊まりされていたのでしょうか。フジテレビの玄関の脇あたりに芝生があるんですが、そこで横になって仮眠取ったりしていました。寝袋みたいなものは持たず、行ってましたね。じっとしていたわけではなく、警備員さんに注意されないように、うろうろしていました。ー「ぐるぐるナインティナイン Hi-Tension TV」に出演が決まった時はどんな気持ちでしたか。芸人になる前から見ていた番組だったので、うれしかったですね。ただ、お会いするときにファンみたいに立ち振る舞うのはやめておこうと決めていました。プロとしてやるぞ、という感じです。あかつ弟子入りのためにフジテレビに寝泊まりしたという話は伝わっていなさそうですが、自分から話すのも違うかなと思っていたので、何かの話のタイミングで、自然な流れがあって話せればとは思いました。撮影後に、お二人の楽屋にあいさつに行けました。一組一組、お礼を言っていくという流れです。矢部さんがわざわざ一組一組に質問してくださって、本当に優しいなと思いました。 岡村さんは、静かにあいさつや話を聞いていらっしゃいました。ーあかつさんといえばまわし姿や、朝青龍のものまねをされていますが、相撲は昔からお好きだったのでしょうか。はい、好きでよく見ていました。経験はありません。地元に相撲ができる環境がありませんでした。ー相撲ができる環境がなかったから、相撲道場を始められたのでしょうか。2020年、コロナが始まったタイミングで地元の福島県いわき市に戻りました。戻る際に、いわきにいるからできることはないかと考えながら生活しようと思って。小さいころ、先ほどもお話しした通り、相撲ができる環境はありません。相撲に興味がある子はいるのに、できる環境がないのはもったいないな、かわいそうだなと思って道場を始めました。ーコロナ禍当初は人との接触が難しい環境だったと思いますが、道場をやる上で大丈夫でしたか。コロナ中はちょっと厳しい環境でした。なので、道場の準備をする期間にしていました。初めてやることだったので大変でしたが、コロナだから大変という感じではありません。準備しながら、感染対策もしつつ、みたいな感じでやっていました。相撲に興味がある人、どれくらいいるのか、1人でもいれば続けようと思いながらスタートしています。最初に5人くらい来てくれて、4年くらい来てくれる人もいます。いまは、子どもと大人合わせて20人くらいいますね。ーアメリカのアポロシアターでネタをやられてウケたとお聞きしました。日本とアメリカのウケるネタは似ているのでしょうか、それとも全然違うのでしょうか。人それぞれ得手不得手があり、しゃべるのはあまり得意じゃないと思っているので極力しゃべらずに、動きで笑わせるようにネタ作りをしています。動きであれば世界でも分かりやすいから、良かったのかなと思っています。ネタをする際にジャクソン5の曲を使っていて、より入りやすいのかなと思いました。世界と日本ではちょっと違うかなとは思いますが、私は動きのネタだったのであまり違うとは感じませんでした。あかつー大きな壁にぶつかったとき、どのように壁を乗り越えてこられてきましたか。例えば、年に何回かテレビに出られたとき、テレビに出られない人が多い中、一回でも出られるのであれば、何か持ってるんだろうなと根拠のない自信につながります。昔から、向いているのかどうかと思っているときに、いい結果が出るという繰り返しですね。それでなんとか続けてこられたって言うのがあります。だから、壁を乗り越えた、乗り越えられたというように考えたことはありません。ー今後の仕事の展望、人生で実現したいことを教えてください。微力ではありますが、まわし姿でメディアに出させていただいて、相撲に興味を持つ人が増えたらいいなと思います。相撲って踏み込むには敷居が高いイメージがあるかと思いますが、面白い競技です。相撲人口が少しでも増えたらいいなと思います。相撲に興味があったものの、できる環境がなかった自身の経験から、相撲道場を開いた。継続は力となって、現在20人くらい通っているという。プロを目指す人がいるかは分からないが、相撲道場から横綱が生まれたら夢があると思う。あかつはそこまで求めていないかもしれないが、このまま道場が末永く愛されるような場所になることを祈る。
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芸能 2025年10月03日 11時30分
「ダウンタウンプラス」、月額1100円で11月1日スタート コンテンツは「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3本柱
吉本興業は2日、ダウンタウンが11月1日に開設する有料配信チャンネルについて、詳細を発表した。名称は「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)。月額料金は1100円、年額は11000円。申し込みは10月24日開始。コンテンツ内容は「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3カテゴリーを設け、最初は松本人志カテゴリーで松本がプロデュース、出演する新コンテンツと過去のテレビ番組や映画のアーカイブ作品配信となる。その他、芸人参加の大喜利やトーク番組なども準備しているという。ところで今回「ダウンタウンプラス」の正式発表前にはちょっとした騒動があった。まず松本が1日、FANY公式Xで投稿された“謎の予告”をリポスト。この予告動画は砂嵐が映るテレビがだんだんと近づいてきて、最後に「2025・11・1」という文字が画面に表示されるというものだった。「11月1日」は、8月下旬に吉本が発表した新配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」の開始日だったため、「待ってました」「おかえりなさい」など、ファンの喜びの声が殺到した。さらに翌2日、FANY公式アカウントは、松本のポストを受けて「この動画には、次につながる“名前”が隠されています」と伝え、「【ヒント】 逆 声 アカウント」として、3つのワードを並べた。これを受けて、さっそくネットユーザーたちは謎解きを開始。そしてその解答はすぐに見つかった。砂嵐の動画では後半、不鮮明な声が入っているのだが、逆再生させると「@snld_umotumop」と聞こえる。この文字列を上下逆さにすると「downtown_plus」と読むことができる上に、すでに「@snld_umotumop」というユーザー名のXとインスタグラムのアカウントが存在し、そこには「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」というロゴが回転する動画が投稿されていた。そこで「ダウンタウンチャンネル(仮)」の正式名称が「ダウンタウンプラス」ではないかという説がネット上で流れ、その後、吉本が詳細を発表。この謎解きは正解だったことがわかった。「ダウンタウンプラス」の制作には、ダウンタウンの地上波番組を手掛けてきたスタッフが放送局の垣根を越えて集結するといわれている。内容的に期待できそうなだけに11月1日を楽しみにしたい。
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芸能 2025年10月02日 21時00分
“金の切れ目は縁の切れ目” SIAM SHADE、訴訟三昧でボーカル・栄喜の傷害疑惑もカミングアウト
1990年代に活躍した、人気ビジュアル系ロックバンド・SIAM SHADEのギタリスト・DAITAが、残りのメンバー4名を、計38曲の楽曲の演奏と、「SIAM SHADE」名での活動の差し止めを求め、今年8月に提訴していたことをニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)に告白。10月1日にはDAITAのオフィシャルサイトが更新され、訴訟に至った経緯を説明した。DAITAは「はじめにこの度、私 DAITAは、今村栄喜 中川泰 遠藤一馬 佐久間淳二に対し、私が作曲した38曲の楽曲使用差止等請求(以下、「本訴訟」という)を提訴いたしました」と報告。その理由について、過去に自身が4人からライブやグッズの売上金や、東日本大震災の復興支援金を巡る訴訟を起こされたことに加え、「今村栄喜は『SIAM SHADE』の商標権の私物化、及び独占を企てたものと推測しますが、当然ながらその申請は2025年7月完全に特許庁により『拒絶』されました」と説明。これにDAITAは、「こうした行為は、SIAM SHADEの存在、メンバーを冒涜する象徴的な行為だと感じました」とし、「私は『本訴訟』を提訴する覚悟を決めました」と明かした。SIAM SHADEは1993年に結成されたビジュアル系ロックバンド。1997年、フジテレビ系アニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」のエンディングテーマに起用された6枚目のシングル「1/3の純情な感情」が大ヒットを放ち、一躍人気バンドとなった。2002年3月、「5人それぞれが自分の道を歩いていくことが最善」などの理由から解散に至ったが、2007年から2016年の間に4度にわたって期間限定で復活し、ツアーなどを開催。なお、解散後のメンバーはソロで音楽活動を続けている。「SIAM SHADEの内紛は今に始まったことではありません。トラブルの発端は2018年にグッズ販売や限定復活した際に出た収益金の使途を巡って、4人のメンバーは寄付金が復興支援とは関係ない事業に流用されているのではないか、と不審がったのです。解散後、SIAM SHADEのライブやグッズ販売などの収益の管理業務と各メンバーへの分配は、DAITAの個人会社が実務を請け負っており、次第に4名のメンバーは、DAITAの会社が収益を“中抜き”しているのではないか、と疑い2021年、支援団体とDAITAに対して損害賠償請求訴訟を提起し、すでに法廷で火花を散らしていたのです。結果的に原告側の訴えは通らず、2024年10月にようやく和解が成立したところでした」(音楽関係者)トラブルは“金”だけではない。DAITEは「デイリー新潮」の取材に、今年8月に提出した訴状の中で、「解散理由は、2001年11月、被告今村(=メンバー・栄喜のこと)がマネージャーに暴行を働き、レーベルの代表者が、事態を重く見て『解散をするように』と勧告したためである」と激白したのだ。DAITAによれば、デビューから1~2年後あたりからグループに亀裂が走り始め、栄喜による“暴力行為”が目立つようになってきたという。その理由について「プレッシャーがかかるに連れ、メンバーや、マネージャー、スタッフに対して切れ、時には手を出すようになっていったのです。それを咎めるとまた小競り合いが起きる。メンバーの雰囲気はよくなかった」と回顧。その一方で、「1/3の純情な感情」で日の目を見るも「今度は売れたことで勘違いしてしまったように見える言動も出てきて、メンバー間の溝は埋まらなかった」と語った。「1999年の全国ツアー中では、ライブの最中に楽屋で争いが起き、栄喜がメンバーやスタッフに暴行を働いたといいます。しかも、殴られたメンバーの1人が入院する騒ぎとなり、翌日に予定されていた熊本でのライブが開催不可能となってしまったことも。さすがの栄喜もメンバーに謝罪して騒動は一旦収まったものの、その後も、栄喜を絡んだメンバー同士のもめ事は後を絶たなかったようです。そして2001年の武道館ライブの前月の11月に打ち上げの席で栄喜がチーフマネージャーをボコボコにしてしまい眼底骨折の重傷を負わせたといいます。そして、解散に至ったとのことです」(前出・同)“金の切れ目は縁の切れ目”というが、50歳を過ぎた今、一世を風靡した伝説のバンドだけに残念な話である。
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2025年10月03日 12時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分