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芸能 2013年01月31日 11時45分
元宝塚女優・貴城けいと歌舞伎役者・市川月乃助が結婚
元宝塚歌劇団のトップスターで女優の貴城けい(38)が、歌舞伎俳優の市川月乃助(44)と結婚したことがわかった。 貴城けいは、1992年、78期生として宝塚歌劇団に入団。宙組トップスターとして活躍。2007年2月、東京公演千秋楽付で宝塚歌劇団を退団後は舞台やテレビドラマを中心に活躍。一方の市川月乃助は88年に初舞台から歌舞伎役者として活躍していた。
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レジャー 2013年01月31日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/2東京・2/3京都)
先週は当コラムでピックアップした2頭が両馬共に見事1着。今週も楽しみな逸材がいるのでお楽しみに。まずは先週の回顧から。東京デビューの注目馬・ロジプリンセスは、反応良くスタートを切り、折り合いを付けながら5番手の位置取り。スローペースでもすぐに折り合いが付きじっくりと脚を溜める。直線に入ると抜群の手応えで持ったまま先頭に並びかけ、残り300mあたりから追われるとスッと反応し、あっという間に先頭に立ち最後は流して2馬身1/2差の完勝。今回は馬込みに入ることもなくスムーズな競馬だったこともあるが、それにしても余裕の勝利。馬体にもまだ余裕があり、仕上がった時の走りはどれほどのものなのか楽しみである。京都デビューの注目馬・メイショウツバクロは、 好スタートを切ると内の馬の出方を見つつハナを切る。道中は平均ペースでレースを進め、楽な手応えで最後の直線へ。ムチを一発入れられるとすぐさま反応し、サッと後続を引き離すと最後は流して1着。ここでは能力が抜けていた。上のクラスでも即通用。 今週の東京デビューの注目馬は、2月2日(土)第5R芝2000m戦に出走予定のシルヴァーグレイス。馬名の由来は「母名の一部+優美」。牝馬、鹿毛、2010年3月4日生。栗東・須貝尚介厩舎。父ハーツクライ、母シルヴァーカップ、母父Almutawakel。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は吉田哲哉氏。母は伊1000ギニー(伊GII)やブエナヴィスタH(米GII)など重賞4勝を含む全8勝を挙げた活躍馬。今年の3歳牝馬は父ハーツクライ産駒の当たり年で、本馬もその流れに乗るだろう。均整の取れた牝馬らしい馬体をしており、腰回りがしっかりしている。完成はまだ先になると思うが、トモにもしっかりとした筋肉が付いてきている。瞳が大きく素直な気性の持ち主。距離は中距離が合いそうだ。タイプとしてはキレで勝負するタイプ。なお、鞍上には蛯名正義騎手を予定している。 京都デビューの注目馬は、2月3日(日)第6R芝1600m戦に出走予定のデニムアンドルビー。馬名の由来は「活発でお洒落なお嬢さんをイメージして」。牝、鹿毛、2010年1月31日生。栗東・角居勝彦厩舎。父ディープインパクト、母べネンシアドール、母父キングカメハメハ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は金子真人ホールディングス(株)。2010年セレクトセール当歳馬市場において4095万円で落札された。近親に2001年エリザベス女王杯(GI)を勝ち、同年のドバイWC(GI)で2着した名牝トゥザヴィクトリーや、2011年京都記念(GII)や同年の日経賞(GII)など重賞5勝を挙げているトゥザグローリーがいる。父ディープインパクト、母父キングカメハメハと昨 年のリーディングサイアーの1位、2位という現代の日本競馬の集大成といったような血統。ましてや母母は多くの活躍馬を輩出している名牝フェアリードール。いろいろな意味で注目される血統である。本馬はすらっとした丸みのある馬体をしており、トモには良質な筋肉が付いている。素直な気性をしているがしっかりとした力強い瞳の持ち主で、ディープ産駒らしく柔らかく伸びのあるフットワークをしている。距離はマイルから2000mくらいが合いそうだ。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。
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社会 2013年01月31日 11時45分
福岡・中間市の職員が受給者と共謀して生活保護費をだまし取る
昨今、生活保護費の不正受給が大きな社会問題となっているが、市の職員が受給者と共謀して、生活保護費を不正にだまし取るという、前代未聞の事件が起きてしまった。 不正の舞台となったのは福岡県中間市。福岡県警捜査2課などは1月30日までに、同市職員で元福祉事務所保護課係員の松尾励路(れいじ)容疑者(38=同県直方市感田)と、受給者ら3人の計4人を詐欺容疑で逮捕した。また、別の市職員の男(40)も逮捕状を取って、行方を追っている。 松尾容疑者の他に逮捕されたのは、福岡市早良区賀茂のアルバイト・福田運(はこぶ)(62)と、内縁関係にある同居人のフィリピン国籍で介護士のウエノ・マリリン・ヌンシオ(44)両容疑者。そして、無職・釜床(かまとこ)かつ枝容疑者(65)。釜床容疑者は12年3月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、懲役2年の実刑判決が確定し、現在は刑務所で服役中。釜床容疑者と福田容疑者は姉弟。松尾容疑者はウエノ容疑者の、もう1人の職員は福田容疑者のケースワーカーだった。 福田、釜床両容疑者は容疑を認めているが、松尾容疑者は「不正に手続きしたつもりはない」、ウエノ容疑者は「釜床容疑者に言われた通り手続きしただけ」とそれぞれ否認している。 5人の逮捕容疑は、09年7月上旬〜12月下旬、永住権を持つウエノ容疑者が実際は福岡市に住み一定の収入があるのに、中間市在住で貯金も収入もなく生活保護を受ける必要があると偽って提出した書類を、当時、生活支援課に所属していた2人の職員が不正に受理。7回にわたり77万7000円の支給を受けたとしている。また、松尾容疑者を除く4人は09年8月上旬〜9月上旬、福田容疑者を受給者として、ウエノ容疑者と同様の手口で25万5000円を受けたとしている。 捜査関係者によると、松尾容疑者ともう1人の職員は、見返りとして金銭を受け取った可能性がある。 同市の松下俊男市長は「ケースワーカーという倫理観が求められる専門性の高い仕事の職員が、逮捕されたことは大変ゆゆしき問題。心よりお詫びする」と陳謝した。(蔵元英二)
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社会 2013年01月31日 11時00分
「暴追センター」に“予算なし”の不安
昨年7月に成立した暴対法改正の目玉の一つが、暴力団の組事務所の使用差し止め訴訟を、住民に代わって『暴力追放運動推進センター』が起こせるようにするというもの。その施行が今月末いよいよ始まる。 「これまでは、住民のリーダーが襲われたりするなど危険が及ぶこともあった。その代行を、全国の都道府県に配置された暴力追放運動センターが行うということです。これにより、住民側の負担がかなり減るはずです」(警察関係者) 新規だけでなく、既存の組事務所も対象だという。しかし、問題は山積みのようだ。 「暴力追放運動推進センターは公益財団法人で、企業や有志からの寄付金や賛助金で成り立っている。少なく見積もっても、弁護士費用で300万円以上もかかる訴訟費用を捻出するのは厳しい。都道府県などの行政機関や警察機構が金銭を補助してくれるわけでもありませんから」(民暴に詳しい弁護士) 平均して2年ほどかかるといわれる係争中に、身の危険を感じながら暮らす住民感情を思えば「安倍政権が予算を付けてあげるべき」との声もあるという。 「暴力団が住居だと言い張る場合、誰が組事務所だと認定するのか。壁を必要以上に厚く工事していたり、人の出入りの多さや武器の所持など、根拠を積み重ねる必要がある。そうした作業を暴追センターはどこまでフォローしてくれるのか疑問があります」(立ち退き訴訟の住民運動経験者) もともと暴力追放運動センターは、暴力団との交際をやめるためのポスターやパンフレット制作など、警察の仕事を補助する位置付けとなっていた。表だって暴力団と直接対峙した経験はない。 果たして“絵に描いた餅”とならなければいいが。
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社会 2013年01月31日 11時00分
良書の『ランダムハウス社』破産の波紋 表面化した出版界の“負のスパイラル”
米環境問題への警告書など、良書を出版してきたことで知られる武田ランダムハウスジャパンが、昨年12月12日に東京地裁へ自己破産を申請。破産手続き開始決定を受けた。徐々にその波紋が広がっている。 直接的な原因は、単行本不況がある。だが、破産の引き金となったのは'11年7月に出版した『アインシュタイン その生涯と宇宙』のコンピューター・ソフトによる翻訳ミス。回収と修正作業などのロスが発生した結果、収益を圧迫したのだ。 同社は'03年5月にランダムハウス社(親会社はドイツのメディア系コングロマリット、ベルテルスマン社)と講談社の合弁で『ランダムハウス講談社』として設立された。 '07年1月に出版したゴア米副大統領(当時)のドキュメンタリー映画を出版化した『不都合な真実』は実売10万部のヒットとなり、業務拡大のけんいん力となった。 この資金をもとにタレント本(つるの剛志『つるっつるの脳みそ』など)の出版を手がけ売り上げを拡大してきた。 さらにその後に出した『最後の授業』『フェルメール展の図録』などの販売も好調で、'08年12月期には売上高約12億円を計上。社員数も30人に膨れ上がった。 しかし、それからは出版不況の中でヒット作も減少。'11年3月期の売り上げは約4億5000万円に激減し、約2億円弱の最終赤字を計上していた。 破産直近の売り上げは約3億2000万円にとどまり厳しい状況が続いていた。ここにきて回収事件もあって決済難に陥り、今回の措置となったのだ。負債は債権者207名に対し、約9億2600万円。 「2010年に合弁会社契約打ち切りで講談社が手を引き、当時の社長だった洋書販売会社出身の武田雄二氏が全株式を個人で引き受けた。このあたりから資金繰りが悪くなり、編集者も次々に辞めていった。破産申請時はわずか6名でした」(出版界事情通) これだけの良書を出しているにもかかわらずスポンサーがつかなかったのは、出版業界がかなりの“負のスパイラル”に陥っているからだろう。 しばらくは、この空回りは止まりそうもない。
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芸能 2013年01月30日 15時40分
「巨乳ちゃんを探せ!」第40回〜元アイドル・比企理恵
リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。 各界の巨乳ちゃんを紹介するこのコーナーですが、今回はこれまでで最年長となる元アイドルで女優の比企理恵(47)を取り上げます。若い読者の方にはなじみが薄いと思いますが、40代以上の方には忘れられない存在のはずです。 比企は65年10月10日生まれ、東京都出身。79年の第4回ホリプロスカウトキャラバンで優勝して芸能界入り。同年12月にシングル「恋のローラーブーツ」で歌手デビュー。当時、昭和40年生まれのアイドル第1号として話題になった。シングルは1年間で5作品出したものの、オリコンチャートの最高位はデビュー曲の199位とふるわず、歌手は断念。 同年12月に公開された「天使を誘惑」(三浦友和&山口百恵主演)で映画デビュー。80年2月から7月に放送された「なぜか初恋・南風」(TBS系列/森光子主演)でドラマデビューを果たし、81年以降はドラマに活躍の場を求めた。代表作はTBS系列「だんなさまは18歳」(82年10月〜83年3月/竹本孝之主演)、TBS系列「不良少女とよばれて」(84年4月〜9月/伊藤麻衣子=現いとうまい子=主演)など。 18歳の時に子宮頸がんの診断を受けたが、3カ月後にがんが消えたとの診断を受けたという。20代半ばでパニック障害に悩まされるようになり、同時に父親も病気になったため、神社巡りを始めるようになる。その後、自身の障害や父親の病気が治り、比企は神社巡りを「神社ヒーリング」と称し、01年9月に「比企理恵の神社でヒーリング」、10年11月に「神社でヒーリング」を出版した。 プライベートでは10年5月21日に、高校時代の同級生であった舞台芸術家の中越司氏と入籍した。 90年代あたりから、活動の場を舞台に移し、テレビへの出演機会はめっきり減った。昨年は1月放送の「相棒season10元旦スペシャル」(テレビ朝日系列)、「特命係長・只野仁 ファイナル」くらいだった。 そんななか、1月12日にテレビ東京系列で放送された「土曜スペシャル〜町長と行く!あったか湯の街ふれあい旅」で、ひさしぶりにテレビ出演を果たしたのだ。 自称巨乳評論家のA氏によると、「40代後半でも、その美貌は健在ですね。若い頃は巨乳のイメージとは程遠かったのですが、ややぽっちゃりした関係で、バストサイズもかなりアップしたようです。温泉旅とあって、入浴シーンも見られましたが、その巨乳ぶりには驚かされました」と語る。 今や、テレビに出る機会が少なくなってしまった比企ですが、たまにはこうして出演してほしいですね。その時も、ぜひ温泉旅で!(坂本太郎)画像:比企理恵オフィシャルブログ http://ameblo.jp/rie-hiki/
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スポーツ 2013年01月30日 15時40分
日本ハム・斎藤佑樹 オリックスとの大型トレード余波で中継ぎ降格か?
3年目を迎えた日本ハム・斎藤佑樹投手(24)が、中継ぎ降格危機に瀕している。 昨季、栗山英樹監督(51)の寵愛を受け、開幕投手に抜てきされ、スタートダッシュに成功し、6月6日には5勝目を挙げたが、その後失速。7月30日にはプロ入り初の不振での2軍落ちを経験。2カ月かかって1軍に戻ったが、戦力にはならず。11月3日の日本シリーズ第5戦(対巨人)では敗戦処理で登板したが、メッタ打ちに遭った上、試合後に右肩痛を訴えた。 右肩の違和感は3カ月経った今でも消えず、満足な投球練習はいまだにできていない。2月1日に始まる沖縄キャンプでは、プロ入り初の2軍スタートが決まった。この状況だと、開幕1軍すら危うくなってきた。仮に、開幕に間に合っても、ローテーションから外される可能性も高くなってきたのだ。その要因となったのは、1月23日に発表されたオリックスとの大型トレード。日本ハムは主力打者の糸井嘉男外野手(31)らを放出し、オリックスから木佐貫洋投手(32)らを獲得した。 木佐貫は昨季5勝、11年は2勝と不振に終わっているが、ルーキーイヤーの03年、07年、10年に3度2ケタ勝利を飾っている。栗山監督は「イニングも投げられるし、1年間、安定して投げられる投手。ローテーションの真ん中ぐらいで投げてくれると助かる」と、その実績を高く評価し、ローテーション入りを早くも明言した。 日本ハムの先発ローテは昨季、14勝(5敗)をマークし、リーグ最優秀防御率に輝いた吉川光夫投手(24)を始め、武田勝投手(34)、ブライアン・ウルフ投手(32)、ボビー・ケッペル投手(30)の4人は確定。吉川、ケッペルは故障明けだが、開幕には問題なさそう。これに木佐貫が加われば、残る枠は1しかない。この1枠を斎藤、中村勝投手(21)、谷元圭介投手(28)あたりで争うことになる。 調整が遅れている斎藤が、この争いに敗れて、先発ではなく中継ぎに回される可能性は十分。栗山監督は「冷静に考えた時に(ローテーションは)固まっている。斎藤のチャンスは少ない」とキッパリ。 今回のオリックスとのトレード余波で、斎藤は思わぬ窮地に追い込まれることになった。(落合一郎)
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その他 2013年01月30日 15時30分
NMB48・山本彩VS「放課後ティータイム」 レベルが高いのはどっち?
今月の24〜27日まで行われた「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2013」。そのイベント3日目にNMB48、山本彩のソロ曲、『ジャングルジム』が40位ランクイン。山本は生でギターの弾き語りを行い、話題を呼んだ。山本はNMBに所属する前にガールズバンドでメジャーデビュー経験があり、もともとファンの間では演奏技術力が高いことで有名だった。アイドル界でもっともレベルの高い技術を持っているとも言われている。そこまで高い評価ならば、AKB48グループ同様にアニメ界で絶大的な人気を得ている『けいおん!』で、話題となった主人公たちが結成したバンドの「放課後ティータイム」と、どっちの実力が上なのか、サブカルファンなら気になるところだろう。 ここでお互いのスペックをあらためて確認しておこう。山本彩は大阪・難波を中心に活動するNMB48の第一期オーディションに合格。同グループのキャプテンとしてメンバーをまとめ、バラエティではお城モノマネという斬新な芸で笑いを取り、最近ではグラビアでも注目を集めている。一方の「放課後ティータイム」は桜高軽音部の同級生4人で結成され、ギターの平沢唯、ベースの秋山澪、ドラムス田井中律、キーボードの琴吹紬が所属。後に後輩の中野梓がリズムギターとして加入し5人編成となった。 それではまず、技術面を比較したい。山本彩がリクエストアワーの会場で披露したのはアコースティックギターによる弾き語りだったが、山本はNMB48に入る前に、「MAD CATZ」という女子中学生3人組のバンドでデビューしており、エレキギター担当で、ボーカルも楽曲中にバンドメンバーとリレー方式で担当している。同じく「放課後ティータイム」の方も、ギターの唯とベースの澪が主なボーカル担当で、リレー方式の楽曲もあった。『けいおん!』の楽曲には、バンド歴数年の女子高生が演奏できるとは思えない曲もふくまれている。ただ、バンド時代の山本はカッティングを多用した演奏で、デビューしたての3人組の女子中学生バンドとは思えない演奏レベルを見せており、文化祭でしか披露していない『けいおん!』以上の技術があると見ていいだろう。 作詞・作曲能力だが、「放課後ティータイム」はピアノコンクールで賞を取った経験のある紬や、親の影響で小学校4年からギターをやっている、あずにゃんこと梓や、絶対音感を持つ主人公の唯がいるので自前で曲も作れることになっている。曲によっては高校生の作曲としては異常にレベルの高い曲も含まれている。一方の山本の方は作詞は「MAD CATZ」時代に担当した経験はあるが、作曲のレベルがどの程度かはわからない。 現時点では演奏能力は山本彩、作詞作曲能力は「放課後ティータイム」といったところだろうか。ただ、今後、山本彩は自身の夢でもあるシンガーソングライターへ向け、作詞作曲した楽曲をリリースする機会があるかもしれない。その時にあらためて、NMB48山本彩と「放課後ティータイム」の実力を検証してみたい。(斎藤雅道)
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芸能 2013年01月30日 15時30分
MKG48のセンターは芸歴74年の“内海桂子”だ
御年90歳。漫才をはじめたのは、昭和13(1938)年。昨年、創業100周年を迎えた吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)の超大御所・笑福亭仁鶴が産まれた翌年に、芸事をはじめている。芸歴74年。内海桂子は、笑いの生き字引だ。 そんな内海がここ数年で、再び脚光を浴びている。おそらく、理由は3つ。ひとつは、最後の弟子っ子といえるナイツがいじりだしたため。ふたつに、卒寿(そつじゅ)と思えないほど、読み応えたっぷりのツイッターを、精力的にツイートしているため。そして、先見の目があったかのように、90年代前半、年の差婚をしている。2度目の夫は、24歳年下。元ファン。現在の、マネージャーだ。 大正11生まれとあって、体はガタガタ。右半身、大腿骨、右手首を骨折し、右乳がん、右目緑内障に悩まされている。それでも、舞台に穴をあけないことが信条だ。 その昔、余興で神輿に乗って転落。頭を強打したが、直後の寄席は出ると強弁したが、トイレで転倒。それでも、「出る!」と譲らず、車椅子に乗って、企画コーナーにすべりこみ出演した。 現在は耳も遠いため、舞台では持ち時間をオーバーすることが当たり前。舞台前で巻きのサインを送っても、目を患っているため見えない。舞台袖で「時間です」と声を出しても、耳が遠いため聞こえない。そんな内海のために主人が編み出した技が、強烈な光を放つライトを、目にむかって当てること。内海が、苦渋に顔を歪めて、うしろにのけぞると、ネタが終了する。 同じ浅草芸人の女性同士で一昨年、AKB48にちなんで、MKG48(漫才協会ガールズ)を結成。総選挙をおこなった結果、見事センターポジションをゲット。内海は今なお、漫才協会名誉会長の威厳を死守している。(伊藤由華)
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芸能 2013年01月30日 14時00分
NHKが目論む「ももクロ」の徹底活用
昨年末、高視聴率を獲得した『第63回NHK紅白歌合戦』。歌手別の最高視聴率は大トリを務めたSMAPだったが(49.4%)、NHKが「影のMVP!」と評価しているのが、アイドルグループ『ももいろクローバーZ』だという。 「第2部の紅組トップバッターとして出場したのが彼女たち5人でした。それまで30%台で推移していた視聴率が、一気に40.6%に跳ね上がり、その勢いを番組終了まで持続させましたから、かなりの貢献度があったということです」(女性誌記者) 『ももクロ』は路上ライブ活動からスタートし、無名時代は「全国ツアー24カ所を車中泊で強行した」という逸話もある。そんな努力が実って紅白初出場となったわけだが、今回の“勝因”はそれだけではなかった。 「2曲のメドレーで歌ったのですが、そのうち1曲の“自己紹介”の歌詞に、脱退したメンバー(早見あかり)の名前も入っていました。これにファンは興味津々だったようです」(アイドルウオッチャー) 彼女たちは6人でメジャーデビュー。その脱退したメンバーの名前も歌い、最後の決めポーズも6人時代のものだった。ネット上でも、「辞めたメンバーを思いやった最高の演出」とファンが盛り上がっていた。オジサンたちにはわからない世界観だが、こんな情報も聞かれる。 「昨年のNHKは、朝ドラや夜のドラマは好調でしたが、大河ドラマで大コケし、今年スタートの『八重の桜』に命運を懸けています。同時に音楽芸能部門の強化は近年の課題で、上層部も紅白の功労者となった『ももクロ』に注目しています。今年は起用しまくるのでは」(前出・女性誌記者) 高校生のいる『ももクロ』は「週末アイドル」を自称しているが、今年は平日もNHKに拘束されそうだ。