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橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/30) 船橋S 他3鞍

 3回中山競馬3日目(3月30日土曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「船橋ステークス」(芝1200メートル)
 櫛の歯が抜けるように有力候補が除外され、勝敗の行方は混沌としてきた。その中で、狙って面白いのはジョーオリオン。
 前走のアクアマリンSは昇級戦にもかかわらず単勝1番人気に推されたほど、素質は高い。結果は5着と期待を裏切ったが、スタート直後に寄られ後方に下がる不利は致命傷だった。持ち前の先行力を封殺され、並みの馬なら惨敗して不思議はなかったが、直線0秒4差まで詰めてきたのは実力の証しであり、ここに大きく望みをつないだといえる。まだ底が割れていない4歳馬でプラスアルファも魅力。2枠4番と枠順にも恵まれ、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎4ジョーオリオン
○13ミッドナイトクロス
▲2ダノンフェアリー
△1ハノハノ、3リュンヌ

☆中山10R「安房特別」(芝2500メートル)
 前開催4日目「潮来特別」の敗者復活戦といった様相だが、その時、クビ差2着だった実力馬のカナロアで大体いける。
 最後は休み明けが響いたもので、内容は負けて強し。とりわけ、前々走の北野特別で先週の日経賞2着馬カポーティスターとアタマ差2着の接戦を演じているのは、価値大。1度使ってすべての面で上積みは大きいし、普通に走ってくれば勝てると確信する。
◎10カナロア
○2アースステップ
▲12アドマイヤパーシア
△3ヴァーゲンザイル、9マイネルリヒト

☆中山9R「山吹賞」(芝2200メートル)
 スピードと持久力の備わった、テイエムブシドーに期待。
 前走の山桜賞は4着と失速したものの、厳しいマークにあいながら0秒6差に逃げ粘ったのだから評価できる。勝った時は、好位4番手から抜け出して圧勝(0秒4差)したように、ハナにはこだわらず自在に立ち回れるのがこの馬の強味でもある。優勝請負人の松岡騎手が得意の“3角まくり”で、後続を完封するシーンが目に浮かぶ。
◎12テイエムブシドー
○4ワープドライブ
▲2マンインザムーン
△5サンバジーリオ、10アポロソニック

☆阪神11R「コーラルステークス」(ダ1400メートル)
 オープン特別の手薄なメンバーに恵まれたマルカフリートが、差し脚を炸裂させる。
 前走のフェブラリーSは6着と、GIの壁にはね返されたとはいえグレープブランデーから0秒4差ならここでは大威張りできる。斤量58キロは前々走の大和Sで克服済みだから心配無用。他にも距離、コースなど好材料が目白押し。ちょっと死角は見当たらないだけに、素直にこの馬から入るのが賢明だろう。
◎8マルカフリート
○14ナガラオリオン
▲11タマモトッププレイ
△6タイセイシュバリエ、16トウショウカズン

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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