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芸能 2014年02月27日 11時45分
元TBSアナウンサーの山本文郎氏が79歳で死去
元TBSアナウンサーで、フリーアナウンサーとして活躍していた山本文郎氏が26日、肺胞出血のため死去したことが分かった。一部メディアが報じている。79歳だった。 山本氏は1957年にラジオ東京(現・TBS)に入社し、ラジオやテレビ番組の演芸番組などを担当した後、「テレポートTBS6」のキャスターや「モーニングEye」の司会者を務め、人気を博す。1994年に定年退職し、フリーアナウンサーとして活動していた。
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芸能 2014年02月27日 11時45分
世界のヘイポーDVD発売に、世界の青木宣親がコメント
3月5日に、ガキの使い新作DVD「世界のヘイポー傑作集」が5巻同時に発売されることになり、各界から著名人が多数コメントを寄せている。 メジャーリーガー(現カンザスシティ・ロイヤルズ 外野手)の青木宣親からは「世界のヘイポーさんって、存在自体がホームランですよね」と言う、まさに世界のプロ野球選手から驚きの太鼓判。世界で活躍するアスリート達が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」シリーズを海外の戦いの合間に見ているという声も良く聞く。 海外で活躍する一流アスリートは、世界のヘイポーのとんでもない行動を一体どのような目で見ているのだろうか。 また、今回のDVD「世界のヘイポー傑作集」に出演しているCOWCOW・山田善し(お笑い芸人)も、「僕の家族(嫁・娘・息子)は、ヘイポーさんのことが大好きです。」とコメントを寄せた。 今回のDVDの中には、COWCOW・山田善しの家でヘイポーが宿泊する模様や、一家のキャンプにヘイポーが参加する収録されており、誰にも想像しえなかった感動のシーンや、ヘイポーが感動で泣き崩れるシーンなど、世界のヘイポーのいつもと違った面が垣間見える。 各界から注目!? を集める世界のヘイポーDVD。注目したい。(C)2014吉本興業
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レジャー 2014年02月27日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/2中山・3/1阪神)
先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・レッドボルゲーゼは、スタートで出遅れてしまったが、少しずつポジションを上げていき中団で落ち着く。1000m通過が1分7秒と超が付くスローペースでレースが進む。4コーナーから一気にペースが上がると一頭落馬のアクシデント、その斜め後方に位置していた本馬がもろにあおりをくらってしまう。それでも立て直され追われると、33秒9の脚を使って7着。不利を受けたことや、それによって実質追えた距離を考えると素質の高さを窺わせる内容。スムーズならすぐに勝ち上がるだろう。所変わって京都デビューの注目馬・ポーシアは、まずまずのスタートを切ると好位3番手の位置取り。道中は内で脚を溜める。4コー ナーの入り口で外に膨らんでしまい、隣にいたテイエムサンビカに接触してしまう。それでも直線に入るとスッと伸びて一旦は完全に二番手に上がるが、残り100mあたりで脚が鈍ってしまい差されて3着。小柄な馬体ということもあり、4コーナーでぶつかった影響もあったか一瞬しか脚が使えず。全体的にもう少しスケールアップして欲しいが、現状でもこれだけやれれば順番はすぐにやってくるだろう。 今週から中山競馬場、阪神競馬場へ開催が替わり、今開催で現3歳世代の新馬戦は最後となる。今開催最初の中山デビューの注目馬は、3月2日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のビューロクラート。馬名の由来は「官僚(仏)」。牡、鹿毛、2011年4月29日生。美浦・藤沢和雄厩舎。父ディープインパクト、母キャリアコレクション、母父General Meeting。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額4000万円。近親には同世代のクラシック候補・バンドワゴン(父ホワイトマズル)がいる。本馬は母系の血が強く出ており幅があり逞しい馬体をしているが、まだトモには緩さがある。それでも歩かせると適度な柔らかみがあり、前脚の可動域は広めで前駆の造りはバランスが良い。本格化は遅めになると思うが、先々楽しみな馬体の造り。なお、鞍上には北村宏司騎手を予定している。 阪神デビューの注目馬は、3月1日(土)第3Rダート1800m戦に出走予定のアルピニスト。馬名の由来は「頂を目指すもの。頂点を目指してほしいとの期待から」。牡、鹿毛、2011年2月27日生。栗東・石坂正厩舎。父シンボリクリスエス、母ギーニョ、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉澤克己氏。2012年セレクトセール1歳市場において5250万円で落札された。近親には活躍馬がズラリ。01年エリザベス女王杯(GI)を勝ったトゥザヴィクトリー(父サンデーサイレンス)や、芝、ダートで重賞勝ちをしたサイレントディール(父サンデーサイレンス)、昨年ローズS(GII)を勝ち、3歳牝馬ながらJC(GI)で2着となったデニムアンドルビー(父ディープインパクト)など早々たる顔触れ。本馬は胸前が深く、肩から上腕にかけての筋肉も逞しい。トモには良質な筋肉が付いており、ヨロも発達している。全体的に厚みがありパワフルな馬体。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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社会 2014年02月27日 11時45分
千葉・成田市の係長が生活保護費884万円を着服 診断書偽造で病気休暇も不正取得
生活保護費約884万円を着服したなどして、千葉県成田市は2月19日、市社会福祉課の係長(49)を18日付で、懲戒免職処分にしたと発表した。市は業務上横領と私文書偽造容疑で、刑事告訴する方針。 市によると、元係長は10年5月〜今年1月の間に、担当した10世帯の生活保護費から、約884万円を着服した。 その手口は、就労や児童扶養手当等による収入があった受給者に対し,本来であれば収入認定をして生活保護費を減額すべきところ、これをせずに、生活保護費を超過支給とさせ、その差額分を着服した。また、受給者に多額の保険金の収入があり、本来なら生活保護を廃止しなければならないのに、廃止の手続きを取らず、受給者には「廃止」と伝えて、生活保護費の全額を着服した。 この他にも、認定誤りによって超過支給となったため,これを戻入するべく課内で保管していた保護費を着服したり、受給者からの収入申告とともに返還された保護費を、戻さずに着服するなどしていた。その総額は883万7482円。 元係長は11年4月から、生活保護者の担当職員(ケースワーカー)を管理・指導する査察指導員となったため、個別の現場業務を担当しない立場になったが、その後も、「困難なケースだから自分がやる」として自身が担当していた。 13年7月に、生活状況調査をした受給者の中に、不適切な事務処理があり、市が調査していた。今年1月中旬から、元係長の聞き取り調査をしたところ、当初は否認していたが、横領を認めるようになり、「すべて生活費に使った」と話しているという。 元係長による不正行為はこれだけではなく、有給休暇を使い切ったため、11年8月〜13年12月、インフルエンザなどと偽り、職場のパソコンで診断書を4回偽造し、病気休暇を取得。計26日分の給与49万8860円を不正に得ていた。 市では、2度とこのような事態が発生することのないよう、徹底した再発防止策を講じるとともに、これまで以上に、服務規律の徹底について強く指導するとしており、生活保護費の窓口払いの際には、経理担当者を一緒に応対させるなどの再発防止策をすでに始めたという。 小泉一成市長は「市政への信頼を大きく損ねることとなり、深くお詫びしたい」と謝罪した。(蔵元英二)
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芸能 2014年02月26日 15時30分
お笑い芸人の一風変わった整形事情!
テレビ映りを良くしようと、お笑い芸人も整形手術を受ける時代になっている。女優や女性タレントの場合はゴシップだが、芸人はネタになるため、みずから口にする。 たとえば、漫才師からマルチタレントに転向した、清水圭。最近では、サッカー解説か深夜の通販番組でしか見かけないが、ひっそりと二重まぶたにしていた。術後からテレビに出ていたため、当時は違和感満載のまぶたをしていたが、現在は安定している。 マルチタレントとしてはトップクラスの伊集院光も、同じく二重まぶたに。やや脂肪が多めの彼。年を重ねるにつれ、奥二重になっている。 超三枚目のイジられ系、TKO・木下隆行は、モテたい欲望を抑えられず、歯列矯正と腹回りの脂肪吸引をおこなった。まだ本拠地の関西で活動していたころは、華奢。しかし、東京に進出し、売れると同時に太りはじめ、ピーク時は114?に。一時期はスッキリしたが、リバウンドしたまま、現在に至る。 元芸人で、現在はスペインで画家活動をしているジミー大西は、40歳を過ぎて突然、180万円をかけてアゴを削る手術を受けた。師匠のような存在の明石家さんまいわく、「ぜんぜん変わってへんやん!」という、悲しい仕上がりのようだが。 新しいところでは、オリエンタルラジオの中田敦彦。“武勇伝”で一世風靡したあと、レギュラ−番組がすべて終了。藁にもすがる思いで、開運手相という名の手術を受けた。「覇王線」をレーザーで刻むものだが、その翌年に相方の藤森慎吾がチャラ男として再ブレイク。中田は、タレントの福田萌と結婚して、一女に恵まれ、それなりの覇王を手に入れたようだ。 一風変わった芸人の整形事情。「美しくない」というアフターを生みだすあたりは、さすがである。(伊藤由華)
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芸能 2014年02月26日 15時30分
キンタロー。の口元が前田敦子に似ていてセクシー
昨年、元AKB48の前田敦子のモノマネで大ブレイクしたキンタロー。(32)。 最近は一時ほどの勢いこそないものの、それなりの仕事量をこなしており、“一発屋”で終わらないよう必死だ。 キンタロー。は81年10月24日生まれ、愛知県岡崎市出身。関西外国語大学短期大学部に在学中、競技ダンス部に所属し、社交ダンスの全国大会で4位になったこともある。卒業後、その経験を生かして、社交ダンスの講師をしていたが、首を痛めたため、ダンスを辞めて事務員として普通に働いていた。 しかし、29歳にして一念発起。芸人を志して、11年に松竹芸能タレントスクールに入って、お笑いタレントに転身。12年暮れからテレビ出演が急増し、前田のモノマネでブレイクした。 見ての通り、キンタロー。は顔が大きく、エラが張っており、失礼ながら、美形とはいいがたい。体型は所属事務所の公式プロフィールによると、身長152.5センチ、体重51キロ、B83、W73、H90と、ちょっとヤバい。売れっ子となってから、不摂生で激太りしたが、2月13日のイベント出演時には、49キロまで減量に成功したことを明かしている。 そんな、キンタロー。だけに、セクシーさとはほど遠いと思われるのだが、タレントウォッチャーのA氏によると、「顔全体や体型を見ると、セクシーには見えないかもしれません。しかし、口元を一点集中で見続けてみてください。決して、他の部位を見てはいけません。そうすると、キンタロー。が前田敦子に見えてきて、セクシーなのです」と語る。 今、TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」では、同局の山本匠晃アナとのコンビで、社交ダンスの大会に挑戦する企画も進行中で、新たな魅力も見せているキンタロー。“一発屋”で終わってほしくない芸人だ。(坂本太郎)
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トレンド 2014年02月26日 15時30分
締切りまで残りわずか! あなたの決意表明に石川遼から応援メッセージが届く!
カシオ計算機は昨年30周年を迎えた腕時計の主力商品「G-SHOCK」でプロゴルファーの石川遼選手を起用したプロモーションを展開している。 なかでも、石川遼選手の登場する動画生成コンテンツ「G-GENERATOR」(http://ryo.g-shock.jp/)に注目が集まっている。「G-GENERATOR」はユーザーが自身の夢や目標、それに関する言葉や画像を登録することで、それぞれの「決意」を、自動的に生成されるオリジナル動画で「表明」することができるコンテンツ。 「○○を実現させる」「○○に挑戦する」「○○をあきらめない」の3パターンの中から決意表明の文言を選択し、空欄箇所に夢、目標を10字以内のテキストで入力。さらに最高5枚の画像をアップロードすることで、ユーザーオリジナルの動画が自動生成される。生成された動画はFacebookへのシェア、Twitterで公開が出来るようになっており、新年度や新生活など新たなスタートに向けて自らの決意表明するコンテンツとして活用することができる。 更に、ゴルフ雑誌ALBAでは石川遼モデルのG-SHOCKと共に本人からメッセージが届くキャンペーンを展開している。G-GENERATORで生成した動画URLをキャンペーンサイトに投稿すると、熱い決意表明の中から3名に石川遼選手からメッセージが送られ、抽選で一名に石川遼モデルのG-SHOCKがプレゼントされるという内容だ。 石川遼から応援メッセージが届くALBAの「G-GENERATORキャンペーン」気になる応募の締切りは3月3日までとなっている。石川遼から応援メッセージが届く!「G-GENERATORキャンペーン」(http://www.alba.co.jp/ad/1402_casio/)
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ミステリー 2014年02月26日 15時30分
消えたジェット機:ヴァリグ・ブラジル航空967便の消失「中編」
成田空港から飛び立ったヴァリグ・ブラジル航空967便が、太平洋上で忽然と消息を絶った。967便は救難信号を発しておらず、また墜落後も電波を発し続けるフライトレコーダーやボイスレコーダーからの電波も検出されなかった。なんの手がかりも得られないまま月日は流れ、967便は行方不明のまま捜索は終結し、乗員6名は全て死亡したものと認められた。しかし、好天にもかかわらず大型ジェット機が救難信号すら発することなく墜落し、残骸も発見されないということが、本当に起こりえるのだろうか? 967便は、かねてより超常現象研究家が唱えていた「太平洋の三角地帯(ドラゴントライアングル)」で消息を絶ったことから、次元の裂け目に迷い込んだとか、あるいはUFOが宇宙へ連れ去ったなどと、ミステリアスな説が語られていたが、残念ながら根拠となるような情報は全く提供されていない。 また、967便にはブラジルのピカソとも称された日系人画家「マナブ間部」の絵画が搭載されており、ハイジャックあるいは保険金目当ての偽装遭難との見方もあった。だが、失われた作品が美術市場に現れなかったことなどから、現在では否定されている。また、ソ連(当時、現ロシア)の陰謀という説も唱えられた。極秘に搭載された軍事機密、あるいは新兵器を入手するため、ソ連軍が967便を領内へ強制着陸させた、あるいは洋上で撃墜し、残骸などを潜水艦で回収したというのだが、これも根拠は全くない。 美術品目的でも機密目的でも、乗員が協力しなければ救難信号を発せずに機体を乗っ取ることは困難だが、967便の乗員は6名とも身元がしっかりしており、私生活にも問題を抱えていなかった。中でもジルベルト=アラウージョ・ダ・シウバ機長は会社から名誉金賞(ブルベ・ド・オウロ)を授与され、親族にブラジル空軍の士官がいるなど、真面目な上に航空界とも深い縁を持つ人物で、軽々しく犯罪やスパイ活動に手を染めるようなことは考えられなかった。 では、967便はなぜ、忽然と姿を消したのであろうか?
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トレンド 2014年02月26日 15時30分
オバさんジーンズがリバイバル! もうすぐホットアイテムに?
90年代を席巻した、あのオバさんジーンズが帰ってくる!? レディースジーンズのトレンドと言えば、10年前から始まった、ベースボールステッチにローライズなブーツカットから、ごく最近までは、ローライズのスキニーへと変貌。 そして、一昨年あたりから、ボーイフレンドスタイルのようなハイウエストで少しゆったりめのシルエットに移り変わったようだが、ここに来て流行のスタイルがまた大きく移行するらしい。 現在40代以上の女性の間で、当時ヘビーアイテムだった、あの先細りでめちゃくちゃハイウエスト、腰にはタックやゴム入り、安っぽいブリーチのジーンズ…そう、ふた昔前頃に大流行したファッションアイテムが再びカムバックだという。 女優のグウィネス・パルトロウがこのスタイルのバギータイプを履いてショッピングしていたのをパパラッチされたのをはじめ、ダコタ・ファニングの妹、エルもニューヨーク・マガジン誌で、大きめサイズのオバさんジーンズが好きだ、と語っている。 2人とも、その世代を代表するファッションリーダーだけに、マーケットに大きな影響を及ぼしそうだ。 イギリスのインターネット・ファッション販売サイト、TOPSHOPでは、早くもMOM JEANSというカテゴリーで販売が好調のようである。同じく、アメリカのカジュアルウェア大手販売店、アーバン・アウトフィッターズでも、ハイウエストのジーンズを数多く販売し始めている。 さて、今年の春以降は、日本でもこのオバさんジーンズが復活するのだろうか…。
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スポーツ 2014年02月26日 15時30分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(東北楽天編)
プロ野球・キャンプ報道の主役、松井裕樹(18=桐光学園)。田中将大の抜けた楽天イーグルスの『エース候補』でもあり、スポーツメディアも連日、その一挙手一投足が報じている。星野仙一監督(67)も「開幕投手候補の1人」とリップサービスしていたが、良い意味で「今季は出番ナシ」になるのではないだろうか。 まず、新外国人投手のトラビス・ブラックリー(31)だが、その評価は大きく分かれるだろう。「低めにコントロールもできている」と評価する解説者もいたが、身長191センチの大柄なわりには迫力がない。カーブ系の大きく曲がる変化球も投げていたが、真っ直ぐはさほど速くない。これといった特徴が見られなかった。前ソフトバンクのファルケンボーグ(35)は、相変わらず、重いストレートを投げていた。ソフトバンク時代は「連投は3日まで」と契約段階で制限を付けさせていたという。仮に楽天とも同様の附帯事項を交わしているとしたら、救援候補の青山、斎藤隆の負担は軽減されない。星野仙一監督は「もう一人、リリーフが欲しい」と思っているのではないだろうか。 二軍スタートとなった新人投手を含めてだが、横山貴明(22=早大)、相沢晋(26=日本製紙石巻)、相原和友(24=七十七銀行)、西宮悠介(22=横浜商大)、浜矢広大(21=ホンダ鈴鹿)の5人は、早い時期にデビューするのではないだろうか。おそらく、2年目の森雄大(19)、一昨年に高卒ながら7勝を挙げた釜田佳直(20)は星野構想に入っているだろう。だが、左腕の浜矢はスライダー系のボール、カーブ、フォークなど、どの変化球でもストライクが取れる。また、同じく左腕の西宮は真っ直ぐが速く、しかも、サイドスローである。相原(左投左打)も変化球の持ち球が多い。球種の多い投手は、その日の状態を見て、ウイニングショットを変えられる。浜矢、西宮、相原の3左腕のなかから、先発枠を勝ち取る者、連投に制限のあるファルケンボーグの穴を埋めるリリーバーが出てくるだろう。また、26歳でプロ入りした相沢だが、体は細いが、『腕力がある』と思った。タイプ的には球種の多い技巧派だ。素人判断で恐縮だが、彼の持ち球の1つにシンカー系の変化球があった。その落ちるボールを見て思ったのだが、「1〜10球目」、「40〜50球目」、「70球以上」で投げたときの軌道は全て同じだった。投球数が増えても、握力は落ちていないのだ。スタミナもあるはずだ。その意味では、実戦向きの投手だと思った。 福島・聖光学院を甲子園に導いた横山にも光るものがあった。楽天は、どちらかと言えば、体の細い選手が多い。そのなかで、180センチ・85?と恵まれた体格から投げ下ろす投球フォームには、猛々しささえ感じられる。1人で24勝も稼ぐスーパーピッチャーは出現しないとしても、5人の20代新人の『合算』で何とかなるのではないだろうか。 松井裕だが、キャンプ前半でのブルペン投球を見る限りでは、捕手の構えたところにボールが行かないときも多かった。投球フォームはすでに完成しており、下半身にも力強さは感じられたが、130キロ台の球速は、まだコドモだ。伸びしろは十分にある。スターと称されるプロ野球選手の大半は1年目に一軍を経験している。その意味では早い時期での“お披露目”は必要だが、ジックリと、二軍で鍛え上げる方が得策だろう。20代の新人投手たちにはその時間を稼ぐ活躍も期待できる。 メジャー通算150本塁打のケビン・ユーキリス(34)だが、フリー打撃で構えるだけでも迫力はある。規定の大きさのバットを使っているのに、細く見えるから不思議だ。レッドソックス時代を知るメジャーアナリストは「スイングが遅くなった」と辛口な言い方だったが、持病の腰痛を再発させないため、自身でブレーキをかけているものと思われる。 トレード加入の後藤光尊(35=前オリックス)の動きが良い。星野監督は二遊間のスペアとして獲得したようだが、昨季、正二塁手の座を勝ち取った藤田一也が頑張っており、開幕ギリギリまでどちらを使うか、迷うのではないだろうか。 圧倒的な力を持ったエースはいない。しかし、ユーキリスとジョーンズが中核を務める打線なら、先発投手が序盤戦に失点を重ねても、試合中盤には追い付ける。20代の新人投手たちが松井裕を忘れさせる活躍を見せてくれれば、連覇は可能だろう。