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芸能ネタ 2016年08月02日 12時02分
ついに離婚を決断した高島礼子
女優の高島礼子が、夫で覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴された元俳優の高知東生被告と離婚したことを1日、高島の所属事務所が発表し、各メディアが大々的に報じている。 報道をまとめると、高島は1日オフ。離婚届提出の連絡を受けたのは同日で、離婚届が受理されたと説明。提出時期など詳細については「本人から報告を受けていない」(事務所)という。 6月24日に高知被告が逮捕されて以降、高島の周囲からは離婚をすすめる声が上がっていたが、同30日に開いた謝罪会見で高島は、「彼をどう支えていくか考えたい」と更生を願いつつ、「(離婚を)決断しなければならないことも…」と複雑な胸中を告白していた。 高島は先月30日まで主演ドラマ「女たちの特捜最前線」(テレビ朝日)の撮影のため京都市内に滞在。撮影中の先月28日、警視庁東京湾岸署に留置中の同被告から署名・押印された離婚届が入った手紙が届いたとことが「女性セブン」(小学館)で報じられた。 高知被告は先月29日に保釈された際、「(妻に)早く会いたい」と訴え、離婚届の送付について「すみません」と否定しなかったが、結局、高知被告の望み通り高島が離婚に応じた。 「薬物事件のみならば、高島も更生をサポートしようという気になったかもしれない。しかし、高知容疑者は横浜市内のラブホテルで知人の元タレントでクラブホステスの五十川敦子被告と一緒に逮捕され不倫が発覚。さらに、今月31日からの公判は五十川被告と同時に進行。2人が並んでいる法廷に高島が出廷するのはあまりにも酷な話だろう」(芸能記者) 離婚後、都内にある2人の自宅の財産分与、慰謝料の支払いなどの問題が残っているが、高知被告の財産を分与する権利はなさそう。ましてや、高島が慰謝料を請求したところで、支払うのは難しそうだ。
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レジャー 2016年08月02日 11時41分
ハッシーの地方競馬セレクション(8/3)「第37回サンタアニタトロフィー(SIII)」(大井)
過去最高体重が響いたか…。先週川崎競馬場でおこなわれた「三浦すいか特別(B3)(三)」。本命に推した森高千里のように再ブレイクしてきたサウスヤクモは、好スタートを切ったものの嫌がるそぶりを見せ後方に下がってしまう。道中は10番手の位置取り。勝負どころでは普段のフットワークとは違い、脚を使えず11着。過去最高体重が影響したかもしれません。絞れれば巻き返しの可能性も十分です。 さて、今週は「第37回サンタアニタトロフィー(SIII)」が大井競馬場でおこなわれます。過去の勝ち馬にはアブクマポーロ、カキツバタロイヤル、セイントメモリー、ソルテと南関東を代表する名馬がズラリ。今年は上がり馬と実績馬の闘いに注目です。 本命に推すのは、工藤阿須加が勢いのある俳優から実力派へと成長したように、同じく勢いから実力派へと成長したリアライズリンクス。昨年夏から不振に陥っていましたが、3走前のゴールドカップで復調を感じさせる走り。前走も6着以下をちぎっており、状態が戻ってきているのは明らか。ここを勝って完全復活に期待します。 相手筆頭はジャルディーノ。前走こそ強力メンバーを相手に10着に敗れましたが、前々走は南関東の好メンバーを相手に5着。それまでは5連勝で重賞制覇と勢いはまだあります。全11勝の内、4勝を挙げている得意のマイル戦で巻き返しを狙います。 一発なら移籍2戦目で慣れが見込めるアメージングタクト。 以下、ゴーディー、ムサシキングオーまで。◎(4)リアライズリンクス○(7)ジャルディーノ▲(5)アメージングタクト△(12)ゴーディー△(2)ムサシキングオー買い目【馬単】6点(4)⇔(5)(7)(12)【3連複1頭軸流し】6点(4)-(2)(5)(7)(12)【3連単フォーメーション】9点(4)→(5)(7)(12)→(2)(5)(7)(12)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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芸能ニュース 2016年08月02日 11時10分
吉木りさ、交際質問に「×」も超セクシー衣装で会場魅了
グラビアアイドルの吉木りさが1日、都内で行われた映画『X-MEN:アポカリプス』(11日全国公開)のプレミアイベントに出席。先月、ブログで俳優・和田正人との真剣交際を発表して初の公の場となったが、報道陣から降壇時、交際について声をかけられると、両手で「×」マークを作り、「すいません、X-MENなので」と申し訳なさそうな表情。この日は交際には触れず、足早に会場を後にした。 イベントには劇中、アポカリプスの日本語吹替え声優を務めた松平健も出席。吉木はスペシャルサポーターとして壇上に上がると、劇中の女性剣士サイロックの超セクシーなコスプレ姿を披露。きわどい衣装で剣を振りかざすなど、お色気たっぷりのパフォーマンスで会場をわかせた。 『X-MEN』は大学時代からの大ファンだという吉木。「初めて観てすっかりはまってしまって新作は必ず観ています」とコメント。コスプレにもなったサイロックについては一番大好きなキャラクターだといい、「クールビューティーで女性として憧れます」とにっこり。壇上では松平から直々に刀の振り方も教えてもらい、「すごくかっこよくなれるよう教えてくれました!」と感激の表情も見せていた。 松平のほうはイベント後、そんな吉木のセクシー衣装について感想を求められ、「横だったのであんまりみられなかった」と恥ずかしそうな表情。また、この日、離婚を発表した高島礼子の話題にも触れ、「彼女の決めたこと。乗り越えて次の人生に向かっていくんじゃないですか。頑張ってください」とエールを送っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ 2016年08月02日 11時00分
おかずクラブ・ゆいP クラウン初挑戦は「結構緊張した」
お笑いコンビおかずクラブのゆいPが、1日都内の劇場「シアター1010(センジュ)」で上演中の世界的ヒットショー「SLAVA'S SNOWSHOW スラバのスノーショー」にクラウン(道化師)に扮してゲスト出演し、公演終了後、創作・演出を手がけたスラバ・ポルニン氏らとともに会見を行った。 囲み取材では、相方のオカリナ、プリンセス天功や石井一久氏、ハリセンボンも参加。しかし、企画者のスラバ氏を始め、同公演に出演したクラウンのやりたい放題で、他の参加者も困惑状態。進行もままならない状態ということで、ハリセンボンの近藤春菜は「ちょっと、誰か仕切ってくださいよ!」と困った様子で声を荒げた。 ゆいPは、当日に特別出演したが、準備については全く説明されていなかったそうで、「当日までに、練習させていただけるのかなと思ったら、本番前に5分くらい。結構緊張した…」とコメント。また、いざステージに出てみると会場にボールが飛び交っている状態で、「被っていてあんまり見えなかったんです」と拍子抜けしたと明かした。 また、報道陣からは、「スラバさんみたいな男性は?」と女性芸人に質問する場面があったが、春菜は「嫌です!」とキッパリ。「真面目な話ができる人がタイプです」と回答し笑いを誘ったのだった。(斎藤雅道)
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アイドル 2016年08月02日 10時56分
ロバート秋山、山本圭壱復帰に「ちょっと感動」
ロバートの秋山竜次が1日、江崎グリコ「8月1日『カフェオーレの日』PRイベント」に出席。イベント後の囲み取材で極楽とんぼの山本圭壱がテレビに復帰を果たしたことに言及。「すごいことだなと思います。僕も若手の頃に極楽とんぼさんのネタを見ていましたし、加藤さんとはここ何年かユニットをやらせていただいて、山本さんに対する思いとかも近くで見ていたので、ちょっと感動しました」とコメント。「極楽さんのネタを見たいです」とエールを送った。 同商品のイメージキャラクターを務めるトリンドル玲奈と壇上に上がった秋山。イベントではTシャツを使った「梅宮辰夫の体モノマネ」などを披露。トリンドルとの掛け合いトークも軽快で、「トリンドルちゃん見ながらカフェオーレ飲むと心がゆるみます」とニヤニヤ。 だが、同商品のコンセプトが“ひとゆるみ”であることに絡めトークをし出すととたんに表情は引き締まり、「うちの相方たちが2人ともゆるみっぱなしで…」と嘆き節。「自分は2人を抱えている会社の社長という気持ち。お笑いという看板を掲げているのに一人は料理人で一人はボクサーなんですよ…。マジで悩んでいます。この会社一回つぶしたほうがいいんじゃないかなって…」とため息。「芸人は“ひとゆるみ”じゃだめ。“ひと爆発”しないと!」と気合いを入れていた。 また、トリンドルとは肌の色が好対照。「並ぶと黒さが引き立ちますね」とMCから突っ込まれた秋山。「色的に僕はそもそもカフェオーレを目指しているんです」と即座に返答。トリンドルは「カフェオーレ色いいですね」とフォローしたが、「あなたは牛乳じゃん。カフェオーレ色も少しは入れなさいよ」とこれを一蹴して会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ 2016年08月01日 17時00分
SMAP解散危機で気になる残りの二人の動向
今年1月に解散騒動が勃発したジャニーズの人気グループ、SMAP。ファンクラブ向けの会報内で解散を否定はしたものの、芸能界の事情通の間では、「まったく予断を許す状況ではない」との見方が大勢だ。今でも契約更新時期の“9月危機”が一部で騒がれている。SMAPの内部事情でいえば、キムタクが所属事務所派。その逆の派閥がリーダーの中居正広と香取慎吾。見えてこないのが、残りの草なぎ剛と稲垣吾郎の動向だ。 草なぎ剛といえば、香取慎吾と兄弟のように親しい仲であった。芸能界では交友関係が極端に狭い香取の唯一といっていいほどの仲である。しかし、草なぎの飲酒騒動から距離を置いているとも言われ、最近の実際の仲はさほどではないとも言われている。草なぎについて考えるならば、6月30日発売の「女性セブン」で熱愛報道が飛び出している。結婚までゴールインする可能性もあるため、安定を求める希望もあり、離脱する可能性は低いとも考えられる。 一方の稲垣吾郎の動向はさらにナゾだ。そもそも、最初からグループのメンバーから距離を置きマイペースな性格。今回の騒動ものらりくらりとさほど気にしていないとも伝えられている。ただ、仕事面で考えると残りの4人よりも厳しい状況であるのは間違いない。やはり彼も現実的には安定を望むのではないか…。 状況から考えて事務所に残ることが賢明とも思えるが、この二人は不祥事を起こした際に中居に大変な恩を感じており、その義理は確実にあるところが悩ましいところだ。 9月危機でSMAPの解散はあるのか。その場合、抜けるのは誰で残るのは誰なのか。まだまだSMAPの動向から目が離せない。
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アイドル 2016年08月01日 17時00分
ジャニーズタレントが持つ幸福のコインとは?
ジャニーズタレントの一部で出回っているものがある。「幸運のコイン」である。これは昨年の夏、嵐・二宮和也からHey!Say!JUMP・有岡大貴に渡ったもの。有岡の「僕にも幸運を分けてください」というわがままに二宮が応じて、数日後にプレゼントをした。以来、有岡はそのコインを財布にしのばせている。 では、二宮に贈呈したのはいったい誰だったのか。TOKIO・国分太一だ。当の本人は、「どこで買ったか、いつプレゼントしたのか、正直なところまったく覚えてない」と、じつに曖昧。だが、熱心なファンが調べたところによると、群馬県にあるハートロック城で販売されているおみやげであることが判明。高価なものではない。ただ、「描かれている絵が四つ葉のクローバーとか、そういうやつだったような気がします」(国分)とうっすら覚えており、それは正解。しかし、購入方法や目的は、すべて不確かなまま。つまり、思い入れが強いわけではないことが推測できる。 そんな国分を尊敬しているのが、二宮。最初に譲り受けて以来、「お金が貯まるし、仕事もいただける」と信じて、財布に入れていた。しかし、有岡から、ジャニーズタレントのあいだで脈々と継承されている“先輩のお下がりを身に着ける”風習で懇願され、トップアイドルになったあとに、運を贈呈した。 そもそも、嵐とJUMPは昨年の“嵐のワクワク学校2015 日本がもっと楽しくなる四季の授業”をきっかけに急接近。JUMPはジャニーズ最多の9人編成グループのため、山田涼介のように、デビューと同時にセンターをキープしている不動のエースもいれば、伊野尾慧のように遅咲きでブレイクするタイプもいる。そんななか二宮は、有岡、知念侑李、山田と距離が近く、自宅に招き、おこづかいまであげていたというから、かなり親密だ。 その男気を尊敬していた有岡は、後日ひとりで二宮宅を再訪した。その日は、ひたすらゲームに興じて、レベルが上がった姿を見せつけられただけだったが、「二宮君のゲームする姿まで拝見することができて、とても楽しかったです! ありがとうございました」というメールを送信。如実にゴマをすってきたが、その無計算さもまた愛おしく、二宮は今なお有岡をかわいがっている。 浮き沈みが激しい芸能界において、何かに依存したくなるのは当然。ジャニーズタレントの場合は、考えや生き様を尊重できる先輩からもらったものを身に着け、必携するパターンが主流だ。有岡の場合は、コインがその最たる例。「仕事が増える」ジンクスを信じているが、実のところ、そこに根拠はないという説もある。まさに、信じる者は救われる状態…なのかもしれない。
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芸能ニュース 2016年08月01日 16時50分
高島礼子が離婚届を提出 所属事務所が発表
覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴された元俳優、高知東生被告の妻で女優の高島礼子が1日、所属事務所を通じて報道各社にFAXで、離婚届を提出したことを発表した。所属事務所に連絡があったという。 高島礼子は、1999年に俳優の高知東生と結婚。今年の6月24日に高知が知人の元タレントでクラブホステス、五十川敦子被告と一緒に逮捕された。高島は6月30日の会見で「私を支えてくださる大勢の方々がいるから、そういう(離婚)決断をしなければならないことも」と語っていた。「女性セブン」では、高知東生被告から署名・押印された離婚届入りの手紙が届いたことが報じられていた。
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アイドル 2016年08月01日 16時25分
NMB48・須藤凜々花が給料明細に涙
NMB48の須藤凜々花が自身のブログで、給料明細を見た時の感想を語っている。 「毎月25日、アイドルにも“給料日”というものがありまして、(急に開放的)、お澄ましりりぽんも22日くらいから急にソワソワしちゃう訳です」と説明。「どうだったっ!?」と母親にLINEすると、「まだまだこれからだよ! 気を確かに!!」とのコメントとともに、給与明細の写メが送られてきたという。 その給料明細を見た須藤は、「目の前に並ぶ数字を一通り飲み込んだ後、一粒の涙を飲み込んで呟きました」とコメントしている。
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芸能ネタ 2016年08月01日 16時00分
歌謡(うた)のマドンナ 岩本公水 器に魅せられ、工房まで持った“歌う陶芸家” 「ストレスで声が出ず、一度は歌手をやめました」
−−秋田県出身の岩本公水。実家は米農家で、自然豊かな環境で育ちながら、歌手を夢見ていたという。 「私が小さい頃から、父が“うちの娘を歌わせてくれ”と仕事を取ってきて、地域のお祭りなどに数え切れないほど出演して歌っていました。高校卒業後は、特にアテはなかったけれど、歌手になるチャンスを掴むために上京したんです」 −−なるべく音楽の世界に近い所で仕事をしたいと、大阪有線放送(※現在のUSEN)に就職した。 「リクエストを電話で受け付ける係をやっていました。職場に歌手や業界関係者がたくさん来る中で、関係者の方が私の歌を聴いてくださったのがきっかけで歌手への道が開けたんです」 −−1995年にデビュー。'97年6月には、NHKの「新人歌謡コンテスト」に出場し、『涙唱』でグランプリを獲得。その特典として、年末の紅白歌合戦にも初出場した。 「それまでテレビ出演もほとんどなかった私がグランプリなんて、本当に神様のいたずらとしか思えませんでした。でもそれを境に、キャンペーンに集まるお客さんの数がグッと増えて、“ああ、『公水』と書いて『くみ』って読むんだ”と覚えていただけるようになって、テレビの影響力ってすごいなと思いました。紅白にまで出させてもらって、そのおかげで今日まで歌い続けてこられたのは間違いありません」 −−故郷や家族をテーマにした演歌を発表し、着実に人気を高めていった彼女。しかし、10周年を迎えた2005年、思いがけない事態に。突然声が出なくなったのだ。 「普段は声が出るのに、ステージに立つとノドが痛くなって、1曲歌った程度で声が出なくなるんです。人前に立つのがしんどくなって、10周年のコンサートツアーを終えた後に歌手をやめて、秋田の実家へ帰ったんです。“もう岩本公水の名前で歌うことは二度とないんだ”と覚悟して…」 −−故郷に帰った途端、重圧から解放されたためか、声が出るようになったという。 「お医者さんに行ったら“ストレスが原因”と言われました。自覚がなかったのですごく意外でしたね。実家では、親の農作業を手伝っていました。父が高血圧で倒れたのを契機に、介護するつもりでホームヘルパーの資格も取りました」 −−しかし、歌の神様はまだ彼女を見捨ててはいなかった。2年半が過ぎた頃、レコード会社から「また歌手をやってみないか」と声が掛かったのだ。 「いいのかな…とすごく迷いました。でも、歌いたい気持ちは高まっていたし、こんな私でも歌っていいと言ってくれる人がいるのなら、神様からもらった人生最後のご褒美だと思って、復帰させてもらいました」 −−介護を学んだことで、いかに演歌が多くの人に求められているか、認識を新たにしたという。 「ヘルパーの研修で病院や福祉施設に行ってお年寄りに接する機会が多くありました。テレビのバラエティー番組を見る人はほとんどいなくて、皆さん、ラジオを聴いたり、イヤホンでカセットテープを聴いたり。『何を聴いているんですか?』と聞くと『三橋美智也、知らねえだろ?』って。“もちろん知ってますよ、元歌手ですから!”と言いたいけど言えなかった(笑)。寝たきりでも、コンサートに行けなくても、こんなに演歌を大切に聴いている人がいるんだなと実感しました」 −−歌と同様、彼女が並々ならぬ情熱を傾けているのが、始めて17年になるという陶芸だ。 「自分が手を掛けたものが、形になって窯から出てくる時の喜びといったら、もう半端じゃないんですよね(笑)。実家からお米や野菜が送られてきて、料理を考えるだけで、それに合う器のアイデアが、限りなく湧いてくるんです」 −−腕前はもはやプロ級。大小含めると年間で1000点近く焼き上げているという。作品は茶碗、皿、コーヒーカップ、着物の帯留めなど、普段使いの品が中心だ。 「年に数回、展示会を開かせてもらって、そこで販売もさせていただいています。作品が誰かの元で使ってもらえるのは、かわいい子どもが嫁いでいくような喜びがありますね(笑)。お金をいただく以上はプロだし、歌手の片手間にやってるだけじゃないものを作ろうと、日々勉強中です」 −−今春、自分専用の工房まで持ったというから驚きだ。 「埼玉の東秩父に、空き家だった古民家をお借りして、陶芸用の窯を設置して工房にしました。都会から遠く離れた静かな土地で、ホーホケキョとか聞こえてくる中で、あー、田舎っていいな…と思いながらろくろを回していますよ(笑)」 −−歌と陶芸。まったく違う世界のように見えるが、共通するものを感じるという。 「陶芸って、土をこねるところから仕上がりまで、全部自分の責任。一方で歌手は、多くの人の助けがあって初めて歌わせてもらえる幸せな職業で、だからこそいろんな人の気持ちを背負っている責任がある。突き詰めると、自分の責任感の勝負であるところは同じだと思うんです。いつか私を支えてくださっている皆さんと一緒にうれし涙を流せるよう、“絶対ヒット曲を出す!”という気持ちで毎日ステージに立っています」 −−充実の日々を送りながら、いまだ独身。結婚願望は? 「すごくありますよ。ご縁があるなら明日にでも結婚したいです。すぐに子どもが5人くらい増えても大丈夫なくらい、器はたくさんあるので(笑)」いわもと・くみ=6月4日、秋田県雄勝郡羽後町出身。1995年5月、キングレコードより『雪花火』でデビュー。'97年6月、「第7回NHK新人歌謡コンテスト」でグランプリ受賞。同年末の紅白歌合戦に初出場。ホームヘルパー2級、障害者(児)対応ヘルパー2級の資格を持つ。『面白山の滝』はキングレコードより発売中。