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宝塚記念(GI 阪神芝2200m 24日)谷やんの儲かりまっせ ウオッカに危険信号!? 勝つのはメイショウサムソンだ

 64年ぶりの大快挙を成し遂げたウオッカの参戦で、が然、盛り上がりを見せている今年の宝塚記念。「人間の欲というものは限りがない。ダービーを勝った翌日には、また次から次へと欲望が湧き出てくるんだから」とオーナーブリーダーである谷水雄三氏は、ダービー制覇の興奮冷めやらぬハイテンションで、取り囲むマスコミ陣に語った。だが、ダービーの翌週、某スポークスマンに「宝塚記念へ参戦の可能性は?」と質問したところ、返ってきた答えは「初めて後肢に接着装蹄したダービー後は、さすがにトモに疲れが出ました。それに目いっぱいに仕上げたから、あの時のデキは望めませんし、まだ3歳牝馬。正直、宝塚はかわいそうですね」
 その彼が、オーナーが出走を決断した後には「ダービーと同じ100%のデキ」とむなしい言葉。好事魔多しという格言があるが、夢とロマンが悪夢にならないことを記者は切に願う。
 ◎はメイショウサムソン。こちらも天皇賞激走の後だが、「疲労が激しく、出走か否か、どっちに向くか分からなかった。でも、休ませずに疲れを出し切ったことが逆に良かった」と高橋成師。その言葉通り、今週は迫力倍増の坂路追いを披露。「ラスト2F24秒7の12秒フラット。当初と違って上体がブレず、走る姿勢が非常に良くなった」と大一番を前に“百点満点”を与えた師。この笑顔が勝負の裏に隠された光と影の憂うつを吹き飛ばす。
 もちろん、中7週のローテで充実期の4歳初夏なら、7kg差の斤量も苦もなく相殺できる。「流れが速くても遅くてもロングスパートをかけて、しぶとく押し切るのがこの馬の良さ。それに、瀬戸口さん同様、中距離馬だと思っていた。ファン投票第一位は光栄なことだし、期待に応えられるよう全力投球」(同師)。国内最強馬の称号を手中に収め、メイショウサムソンが世界へ羽ばたく。

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