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スポーツ 2016年10月09日 14時00分
ハリル監督不満タラタラでも手倉森代表コーチ就任の理由
いまだに“本田圭佑頼み”のチームということか。 ハリルジャパンの“コーチ変更”が決まった。目下、'18年ロシア・ワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選の真っ最中だが、この時期に内閣改造ということは、また内部でひと悶着起きていたのだろう。 「リオデジャネイロ五輪代表チームを指揮した手倉森誠氏と、彼をサポートした日本サッカー協会の霜田正浩氏の入閣が検討されています。リオ本番では決勝トーナメントに進めませんでしたが、手倉森氏は戦力不足と言われ続けたチームを五輪出場まで押し上げ、選手を見事に掌握して見せました。それに日本人ですからね」(専門誌記者) ハリルホジッチ監督の周りは外国人スタッフで固められている。ユーゴスラビア出身の同監督が「自国語で自由に会話でき、気心の知れた盟友で」と思うのは当然だが、アジア最終予選が黒星スタートとなったことで、日本はW杯出場が危ぶまれている。「起死回生のため、ハリル監督に少々折れてもらって」と、協会が考えるのも分からなくない。 「ハリル監督はJリーグ所属の選手をイマイチ信用していません。加えて、海外組は所属チームのスタメンを外れるなどで調子が安定しない。手倉森氏がコーチとして入れば、国内組を上手に使ってくれるとの期待もある」(同) 手倉森氏が戦力的に劣るU-23代表をリオ五輪まで押し上げたのは、気配りによるもの。所属チームでスタメンを勝ち取れない選手がいれば、実戦感覚を取り戻させるために別メニューを与え、時にはカウンセラーのように語り合うなどしてきた。 本田は所属チーム・ACミランで“お呼びではない”状態。手倉森氏に本田を再び輝かせてもらいたいとの期待も寄せられているのだ。 「ハリル監督は手倉森氏の入閣を事後報告として伝えられ、怒っています。両者が手を携えてともに戦えるのか心配です」(取材記者) 海外組でスタメンを勝ち取れていないのは本田だけではない。前途多難なハリル・ジャパンで、手倉森氏の苦労は続く…。
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スポーツ 2016年10月09日 12時00分
いよいよ10・10新日本両国決戦! オカダvs丸藤! タイガーマスクWがデビュー!
新日本プロレスは10日(月・祝)、10月のビッグマッチ「KING OF PRO-WRESTLING」を両国国技館(16時開始)で開催する。前売りチケットの売り上げも順調で、都内開催としては年内最後のビッグマッチということもあり、注目を集める大会となっている。 試合開始前の15時30分からは、10月よりテレビ朝日系列で放送が開始したテレビアニメ「タイガーマスクW」の放送開始記念スペシャルマッチとして、タイガーマスクW対レッドデスマスクというカードがラインナップ。「タイガーマスクW」ではオカダ・カズチカや棚橋弘至など新日本プロレスの実在の選手がアニメに登場しており、「タイガーマスクW」に登場するオリジナル選手が、新日本のリングにも登場することが、予告されていた。これは80年代に一世を風靡した初代タイガーマスク(テレビアニメ「タイガーマスクII世」)と同じメディアミックスである。 初代タイガーは当時の蔵前国技館でデビューを飾り、デビュー戦のインパクトの凄さから、ワンマッチ出場のはずが継続参戦となり、社会的なブームを巻き起こした。今回のタイガーマスクWが1回限りのものなのか? ヘビー級か? ジュニアヘビー級か? そして正体は誰なのかは全く知る由もないが、第0試合という位置づけではあるものの、初代と同じ国技館でデビューというのは期待せずにはいられない。当日は15時30分に着席しておく必要があるだろう。 セミファイナルでは、1・4東京ドーム大会 IWGPヘビー級選手権試合挑戦権利証争奪戦としてケニー・オメガ対後藤洋央紀が、メインイベントではIWGPヘビー級選手権試合、オカダ・カズチカ対丸藤正道がラインナップされた。両国大会が終わっても、まだ11・5エディオンアリーナ大阪大会という年内最後のビッグマッチを残しているが、ここ数年の傾向を見ると、この勝者同士が来年1月4日の東京ドーム大会で対戦する可能性が高い。オカダ対ケニー、オカダ対後藤、丸藤対ケニー、丸藤対後藤。両国大会のセミとメインの結果によって、4通りのカードが考えられる。セミのケニー対後藤は、8月のG1クライマックス優勝決定戦の再戦となった。後藤にとっては願ってもないリベンジのチャンス。9月シリーズの後藤は絶好調だっただけに、ケニーは初のIWGPヘビー級王座挑戦に向けて最後にして最大の難関を乗り越える必要がある。 メインはこちらもG1の開幕戦で丸藤に敗れたオカダにとってリベンジのチャンス。オカダも他団体の選手に負けたまま、王者として東京ドームの花道を歩くわけにはいかない。一方の丸藤はプロレスリング・ノアの選手として初のIWGPヘビー級王者になるチャンスであり、G1で決勝に残れなかった悔しさもあり、オカダに連勝してベルトを巻くことで、個人として、ノアとして存在感を示したいところである。 その他のカードも11・5大阪大会や1・4東京ドーム大会に向けて、重要なカードがズラリと並んでいる。ひと足早く東京ドームに駒を進めるのは誰か? 両国決戦を見逃すな!(どら増田)<新日Times VOL.38>
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スポーツ 2016年10月09日 12時00分
2016年ドラフト情報「即戦力か、将来性?」 スカウトの眼力が試される難解の年(オリックス編)
直前まで1位候補が決まらないかもしれない。あくまでも10月上旬での情報だが、瀬戸山隆三球団本部長は福良淳一監督の「先発が試合を作ってくれたら、なんとかなる」の要望に応えるつもりだった。つまり、田中正義(創価大/右投右打)の指名である。しかし、夏の甲子園大会後と9月の両スカウト会議で寺島成輝(履正社/左投左打)を推す声が強くなり、「田中正義(創価大)か、大阪出身の好左腕か」で、二分されたという。 「寺島は一軍デビューまでにさほど時間が掛からないはず。『即戦力』の報告がされたから、田中か寺島かでモメ始めたんです」(関係者) 昨夏、甲子園を沸かせた小笠原慎之介(東海大相模−中日)も一軍戦力となった。チーム事情でプロ初勝利は遅れたが、「寺島を即戦力」と見た評価も間違っていない。 「2位、3位でも即戦力投手の指名にこだわる」(前出・同) 他球団はオリックスについてこんな見方もしている。 「吉田正尚(15年)、山崎福也(14年)、吉田一将(13年)と3年連続で1位指名の重複を避けてきました。12年、競合覚悟で藤浪晋太郎の指名に参加し、2回目の入札でも外れクジを引き、松葉貴大の指名となりました。オリックスは抽選のリスクを考えているのでしょう」(在京球団スカウト) 田中、寺島のどちらに決まるにせよ、重複は覚悟しなければならない。重複を避ける場合、もしくは「外れ1位候補」だが、オリックスは立正大の右腕・黒木優太(右投左打)を好評価しているという。黒木は「天性の先発投手」とも評されている。立ち上がりから9回のゲームセットまで150キロ近い真っ直ぐの速度が落ちない。「下半身が使い切れていない」との手厳しい評価も聞かれたが、大学で急成長した投手なので「伸びしろはある」とも解釈できる。 また、現在の一軍投手構成を見ると、左投手が少ない。先発には松葉、山田修義がいるが、「リリーバーは海田智行だけ」で臨む試合も多かった。寺島が強烈にプッシュされた理由はこのへんにもありそうだが、神奈川大の左腕・濱口遥大(左打)も浮上してきそうだ。濱口の実力は2年、3年時に大学日本代表に招集されたことで証明済み。身長173センチと小柄だが、真上から投げ下ろすフォームには力強さが感じられた。この振り下ろすフォームと同じ腕の振りでスローカーブ(チェンジアップ?)も投げてくる。 笠原祥太郎(新潟医療福祉大/左投左打)は、関甲新学生野球連盟の奪三振ショーを繰り広げてきた。140キロ台のストレートはもちろんだが、こちらもストレートと同じ腕の振りで変化球を投げ込んでくる。とくにスライダーがいい。「真横に曲がる」と言ったら大袈裟だが、鋭角に曲がる軌道はスタンドから見ていても分かった。このエグイ軌道で右打者の膝元を襲うわけだから、右バッターとも勝負できる左腕と言っていい。 高校ナンバー1左腕は高橋昂也(花咲徳栄/左打)だろうが、こちらも「重複」の可能性が高い。早川隆久(木更津総合/左投左打)もいるが、彼の周辺からは「進学」の話も出ている(10月6日時点)。夏の北北海道大会で20奪三振の新記録を達成した古谷優人(江陵高/左投左打)は速球派。「変化球がショボイ」なる厳しい意見もあったが、真っ直ぐの速い左腕は稀少だ。堀瑞輝(広島新庄高/左投左打)は肘が下がる独特のフォームに賛否両論だったが、夏の甲子園で早川と投げ合った際、「オレはこっちを推すね。テンポがいい」と堀を褒めるスカウトもいた。 「白鴎大・中塚駿太(右投右打)を熱心に追い掛けている」との情報も聞かれた。中塚は191センチで体重100?を越える巨漢。「スピードは田中正義以上」で、その巨漢から投げ下ろすわけだから、球質も重い。ただ、好不調が激しく、目立った成績は残していない。球質の重いタイプだからか、先のチーム関係者は「野茂の真っ直ぐを思い出した」とも話していた。高校生外野手の鈴木将平(静岡高/左投左打)も高く評価しているそうだ。広角に打ち分ける技術、守備範囲の広さもそうだが、チーム関係者は「走塁センスがいい」と話していた。こちらはイチローを重ねて見ているのだろうか。 オリックスは近年中に三軍制を取る。その前準備として「育成枠」を含め、大量指名となりそうだ。
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芸能 2016年10月09日 12時00分
日テレが頭を抱える唐沢寿明主演ドラマの大誤算
日本テレビ局内でバッシングを浴びているのが、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』で主演を務めた唐沢寿明(53)。 「昨年のあの勢いは、いったい何だったのか!? 今年は高視聴率を連発中のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』にも唐沢が出演していたこともあり、局内関係者は皆、期待を掛けていたんです。だが、実際は…。まさに狐に化かされたような気分ですよ」(制作関係者) ドラマスタッフをはじめとする日テレ上層部が期待したのも無理もない話。昨年放送された『THE LAST COP/ラストコップ』のスペシャルドラマは12.9%と同枠トップの高視聴率を叩き出した。さらに、日テレが経営する動画配信サイト『Hulu』で続編が連続配信されると、一気に受信者が倍になったのだ。 「同ドラマはドイツの『DER LETZTE BULLE』のリメーク。昨年の高視聴率に気をよくし、今年10月から連ドラ化を決定した。それに先駆け『Hulu』で配信されたエピソードに新規画像を加えた総集編を9月3日から地上波で放送したんです。第1話は10.4%とまずまずの成績だったが、第2話が5.9%と急落。第3話は7.3%と少し数字を戻したものの、10月から放送される連ドラはどこまで視聴率を落とすのかと皆、ヒヤヒヤなんです」(編成関係者) それでなくても、10月からはテレビ朝日の高視聴率ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』と『相棒』の2本が控えている。 「『ラストコップ』が文字通り、日テレのラスト(終わり)になるなんて冗談も飛び交っている。現場のスタッフはやきもきしてます」(制作関係者) そんな中、もう一つ俎上に上がっているのが唐沢に対する莫大な出演料だ。 「やはり大河俳優ですからね。渋チンの日テレでも、局内最高額を支払わざるを得なかった。なんと1本200万円〜。清水の舞台から飛び降りたつもりで支払ったらしい」(テレビ事情通) 視聴率シングルでは、日テレも納得がいかない?
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芸能 2016年10月09日 11時44分
ベッキー ゲス不倫騒動で芸能界引退も選択肢に「ちょっとはよぎった」
ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫スキャンダルで一大騒動を巻き起こしたタレントのベッキーが、9日フジテレビの「ワイドナショー」に出演。“ゲス不倫騒動”での芸能界引退について、「ちょっとはよぎった」と当時の心境を明かした。 一連の騒動を振り返って、「動揺しましたね、すごく」と当時を振り返ったベッキー。MCの東野幸治から「この世界辞めようかなって思った事ないの?」と質問されると、「辞めた方が良いのかなってのは、もちろんちょっとはよぎりましたけど、でもやっぱりこの世界でお仕事させて頂きたいなっていう気持ちの方が大きかったです」と明かした。 “ゲス不倫騒動”が過熱した際には、ベッキーへの批判も数多く噴出したが、「傷つくというか…、グサっと刺さるのは沢山ありました。色んな声がありましたから」と本音を語った。 また、自身の行動に対しての後悔については、「もちろんあります。ブレーキかけられるポイントはたくさんあったので」とやはり川谷との不倫を後悔していたという。
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アイドル 2016年10月09日 11時06分
SMAP木村拓哉 女子高生へのブチ切れ疑惑を完全否定「一応僕も分別がある」
7日放送のラジオ番組「木村拓哉のWhat's UP SMAP!」でSMAPの木村拓哉が、女子高生へのブチ切れ疑惑を完全否定した。 番組では、木村拓哉にまつわる都市伝説がリスナーから寄せられ、紹介した。あるリスナーから、「昔、映画『シュート!』、静岡県掛川市で撮影していた時、女子高生に後ろから抱きつかれて、すっごいキレたって本当ですか?」という質問が寄せられた。さらに「ラジオで高校名を言ってキレていた。それ以来、女子高生が大嫌い。女子高生だと機嫌が悪くなる。これは本当ですか?」という内容だった。映画「シュート!」は1994年に公開された映画で、SMAPメンバー全員が出演。唯一メンバー全員が出演している映画でもある。 木村は「ないと思う」と完全否定し、「一応僕も分別があるので、公共の電波で高校名を言って“ふざけんじゃねぇよ、バカヤロー”っていうことは、たぶん言わないと思うんですけどね」と語った。また、「話しかけられてキレるっていうことないし…。そんなないっすよキレるって」と普段からキレることはないという。
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レジャー 2016年10月09日 11時00分
京都大賞典(GII、京都芝2400メートル、10日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、京都大賞典は◎ラブリーデイが連覇を狙います。 昨年の覇者。今年はベストの2000メートル前後を使って4、4、4着と、重賞6勝を飾った昨年よりは勢いがありませんが、それでも前走の宝塚記念は0秒2差。稍重馬場のせいか最後は脚色が鈍りましたが、よく踏ん張っていました。キタサンブラックに食らいついていましたし、互角に戦える力はあると思います。距離は少し長いかもしれませんけど、2400メートルのジャパンCでは0秒1差3着、2500メートルの有馬記念で0秒2差5着ですので、この馬の走りは出来ると思います。馬場は良馬場で臨みたいですが開幕週の綺麗な馬場で走れますし、状態はとても良さそうなので今年もチャンス十分です。秋から再び快進撃を展開します。(10)◎ラブリーデイ(1)○キタサンブラック(6)▲ヤマカツライデン(8)△サウンズオブアース(4)△ラストインパクト(3)△アドマイヤデウス(2)△ファタモルガーナ(9)△ヒットザターゲットワイドボックス (10)(1)(6)(8)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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芸能 2016年10月09日 10時31分
“芸能界のご意見番”明石家さんま ラジオ&テレビでの発言で気をつけていること「人のことを悪く言わない」
8日放送のラジオ番組「ヤングタウン 土曜日」で明石家さんまが、ラジオやテレビで発言する際に、気をつけていることを明かした。 番組では、リスナーからの「言葉を発する時に、気をつけていることや、モットーなどはありますか?」という質問を紹介。発言の影響力もあり、“芸能界のご意見番”としても期待されているさんま。ラジオやテレビで発言した内容が、度々ネットニュースに上がる事も多く、特にSMAP関連のトークは、注目されている。フジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」での「俺は木村派や」、同番組での「(SMAPは)もっと遅くに売れていたら解散にはならなかった」など数多い。 さんまは「我々ね、言葉の世界で生きてると、気をつけてることは、単純には“人のことを悪く言わない”っていうのが…」と語り、「いない人ね。目の前にいない人のことは、悪く言わないっていうのは、心がけてることですね」と明かした。 特にモットーなどはないようだが、「それは気をつけてるな」とさんまなりに気を遣って喋っているという。
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社会 2016年10月09日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第191回 少子高齢化が日本経済を救う
現在の日本経済は、相も変わらずデフレから脱却できていない。2014年度の消費税増税以降、安倍政権は立て続けに緊縮財政という「需要創出策」を採った。結果的に、日本銀行が'13年3月以降、何と250兆円ものお金(主に日銀当座預金)を発行したにもかかわらず、インフレ率はマイナスに低迷している。 ところが、なぜかわが国には、このタイミングで経済成長の絶好の機会が訪れようとしているのである。しかも、理由が「少子高齢化」なのだから、マスコミに毒された日本国民の多くは信じられないだろう。 改めて、経済成長とは何か。もちろん、国内総生産(GDP)が実質値で増大していくことであり、他に定義は存在しない。 実質GDPを成長させるためには、国民経済において「総需要(名目GDP)」が「供給能力(潜在GDP)」を上回るインフレギャップ環境下で、労働者一人当たりの生産量を増やす必要がある。生産性の向上による供給能力の拡大こそが、経済成長である。 資本主義経済において、モノやサービスを生産する「供給能力」は「資本」「労働」「技術」の掛け算で決まる。足し算ではないため、どれか一つでもゼロになってしまうと「供給能力=経済力がない」という話になる。 「資本」とは、交通インフラや工場、機械設備、運搬車両などの固定資産のことだ。「労働」は、もちろん働く人。そして「技術」は、各種の資本財や消費財を生産するための技術力になる。 資本、労働、技術という資本主義経済の三要素を強化するためには、投資以外に方法がない。具体的にはインフラを強化する公共投資、工場や設備、運搬車両などの導入に当たる設備投資、労働者の生産性を高める人材投資、そして技術力を強化する技術投資の四つである。 ところで、公共投資、設備投資、技術投資の三つは分かりやすいが、人材投資とは何を意味しているのだろうか。別の書き方をすると、労働者の生産性を高めるためにはどうすればいいのか。 もちろん、労働者に働いてもらう必要、厳密には「働き続けてもらう必要」がある。働かない人は、決して「人材」に成長できない。 人間は生産者として働き、モノやサービスを生産し、各種のノウハウ、技術、技能、スキル、経験等を自らの中に蓄積し、「人材」へと育っていく。人材投資とは、要するに「働いてもらうこと」そのものなのだ。 それでは、その国の将来的な「労働」の強さ、ひいては「経済力」は、何が決定することになるだろうか。もちろん、現時点で「若い国民」が働いているか否かである。現在、若い世代の多くが職に就き、働いているということは、彼ら、彼女らは、将来的な国民経済の供給能力の「中核」としての人材に育っていく可能性が高いわけだ。 15歳から24歳までの「労働人口に占める失業者の割合」を若年層失業率と呼ぶ。「労働人口」が対象であるため、学生や主婦は含まれていない。 現時点での若年層失業率が低ければ、将来的にその国は供給能力を決定づける三要素の一つ、「労働」を自然に強化することができる。逆に現在の若年層失業率が高い場合、将来的にその国は十分な「労働」が存在し得ないことになる。グローバリズム的には「他の国から持ってくればいい」という話になるのかもしれないが、国家の経済力の弱体化であることに変わりはない。 というわけで、主要国の若年層失業率(2014年)をグラフ化してみた。 驚くなかれ。主要国の中で最も若年層失業率が低いのが日本国なのだ。アメリカ、中国、韓国、ロシアといった国々の若年層失業率は10%台、欧州小国は軒並み20%超なのである。スペインやギリシャに至っては50%を超えている。しかも日本の若年層失業率は、'14年の6.5%からさらに下がっている。直近のデータでは4.8%と、何と5%を切った。 現在はグローバリズムおよび世界的な需要停滞の影響を受け、「若い世代」の雇用が割を食っている状況だ。ところが、日本は(発展途上国を除く)世界主要国の中で、若年層失業率が最低なのである。しかも、さらに下がり続けている。なぜなのか。 理由はもちろん「安倍政権の経済政策の成果」ではない。少子高齢化により生産年齢人口比率が下がり、総人口に占める若い世代の割合が低下しているためだ。若い世代が「貴重な存在」になりつつあるわが国では、若年層失業率は完全雇用に近づく。 超人手不足の時代が、始まろうとしている。 日本国内では、少子高齢化により「日本は衰退する」といったネガティブな報じられ方がされている。とんでもない話だ。少子高齢化がもたらすものは、超人手不足という「生産性向上」のための絶好のチャンスなのである。 そもそも、1997年の橋本政権下の緊縮財政によるデフレ化(=総需要の不足)以降、日本の国民経済を下支えした需要は「医療サービス」や「介護サービス」なのだ。医療、介護といった需要が拡大したからこそ、わが国のデフレはある程度の縮小で食い止められた。なぜ日本国内で医療、介護といったサービス需要が拡大したかといえば、もちろん高齢化が進んだためである。 少子高齢化は、過去においては医療・介護を中心に、日本経済の需要を下支えした。そして今後は超人手不足をもたらし、われわれに生産性向上、つまりは経済成長の機会を与える。 信じ難い話だろうが、少子高齢化が日本経済を救うのだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2016年10月08日 21時00分
活動自粛・ゲス川谷 AV業界から熱視線
ボーカル・川谷絵音の熱愛スキャンダルの影響で、ツアー終了後の12月から、活動を自粛することを発表した人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」。活動自粛の元凶となった川谷に、今AV業界が熱視線を送っているという。 川谷といえば、今年1月にタレント・ベッキーとの不倫スキャンダルが「週刊文春」(文藝春秋)で報じられ、大騒動に発展。ベッキーは一時、芸能活動を休止するまでに追い込まれてしまった。その後、時が経つにつれて騒動は沈静化していたが、今度はタレント・ほのかりんとの熱愛が発覚。ほのかの未成年飲酒疑惑も浮上する中、ほのかの事務所は未成年飲酒を認め、その影響で舞台とテレビ番組の降板も決定した。そして3日、川谷がボーカルを務める「ゲスー」と「indigo la End」が12月3日で活動自粛することを発表。川谷は「僕の軽率な行動によりファンの皆様を失望させてしまった事、活動を共にしているバンドメンバーや関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます」とFAXを通じて謝罪した。 今後の川谷の活動について、一部ではバンド解散や芸能界からの追放危機も報じられている。そんな中、水面下で動きを見せはじめているのが、AV業界。最近では、タレントの坂口杏里がAVメーカーの「MUTEKI」からAVデビューすることで注目を浴びている。 「彼のエネルギッシュさは、AV界にとっては頼もしい存在。かつてほどAV業界も元気がないのが現状で、何かと話題を作って業界自体を盛り上げたいと、各AVメーカーも考えている。女性芸能人がAVに転身するケースは多く見られますが、男性芸能人がAV男優に転身するケースは非常に珍しい。もし、川谷さんが芸能界から足を洗うような展開になれば、AVメーカーやAV男優を抱えるプロダクションは、すぐさまオファーを出すでしょうね。一部の業界人は、彼の動向をチェックしている。今では女性向けのAVもありますし、ファンを取り込んだ需要は計算できます」(AV関係者) とんでもない展開になりそうな川谷。果たして、彼の今後の活動はいかに!?
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