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芸能斜め斬り 破局を売り物にして、番組作りをしたフジテレビと矢部の破廉恥ぶり

 テレビとは、ここまでえがつない番組作りをするのだろうか。プライバシーの切り売りは、芸能界の常套手段としても、芸能マスコミをだましてまで番組作りをする手法とこのやらせにはあきれ返る。これだから芸能界マスコミは、見下されことになる。
 お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之(35)が都内で会見を開いたのは、6月20日のことだった。マスコミ各社には、19日に「プライベートに関する会見」と案内状を出していたため、マスコミ各社は、矢部の破局会見ということで、会場に足を運んだ。
 この会見が「めちゃ×2イケてるッ!」の番組収録を兼ねていることは、事前に予想されていたが、長いものに巻かれる芸能マスコミからもさすがに批判が噴出。そのため会見は、事前に中嶋優一プロデューサーが「あいまいな情報が錯綜して申し訳ありませんでした」という謝罪から始まった。
 それにしてもプライバシーをエサにして芸能マスコミを釣り上げて、番組の宣伝制作に使うフジテレビに、テレビマンとしての見識があるのだろうか。これがテレビマスコミの姿であるとすれば、フジテレビは報道番組でも同じことをやりかねない。政治問題を取り上げて集まった記者を素材にして番組を作ることだって考えられる。バラエティー番組だから許されることではない。
 記者会見の内容もおかしい。矢部は「プロポーズしたところ断られて、破局した。タイミングを逃したのもありますね。(2億円で購入したが)一時停止みたいになって、売っちゃったんですよね。15年間を…罪悪感でいっぱいです」と語っているが、この言葉を額面通り受け取っていいのだろうか。
 15年間の交際ともなれば、事実上の結婚といわれてもおかしくない。離婚会見と言っても差し支えない。なのに、他局のカメラ15台が集まる中で「ふられた」と話すたびに、出演者がイスからずっこける。“ひとみちゃん”を素材に笑っているだけだ。さらに矢部は「相手に甘え過ぎていた」と語ったが、それくらいで済む話ではないはず。慰謝料が生じてもおかしくない。
 それにしてもここに集まった芸能マスコミのふがいなさには呆れるばかり。前田リポーターをはじめとするリポーターたちが、フジテレビサイドに調子を合わせて番組作りに協力している姿を見ると、つくづく芸能マスコミの骨のなさを感じてしまう。

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