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スポーツ 2017年01月28日 10時00分
異例人事! 工藤監督の続投決定で気になる小久保代表監督の今後
福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督(53)が2019年まで契約を延長していた。その契約を交わしたのは1月20日だという。今季は3年契約の最終年で、当然、V奪還が続投の条件となると思われていた。シーズン途中で監督の続投が発表されるのは珍しくない。しかし、シーズン前、それもキャンプイン直前となれば、異例中の異例と言っていい。 「ホークスは圧倒的な戦力を持っていますが、昨季は日本ハムに土壇場で逆転されました。今季も混戦となれば、順位、勝敗、ゲーム差で選手が浮足立つかもしれない。それを防ぐ目的もあったのでは」(プロ野球解説者) この人事は侍ジャパンを指揮する小久保裕紀監督(45)の『今後』にも影響してくるのではないだろうか。「工藤監督の次は、小久保」――。ファンの多くもそう見ていたはずだ。侍ジャパンの監督人事だが、熊崎勝彦コミッショナー(75)は仕事始めの所信挨拶の後、記者団の取材に応じ、「3年半後のオリンピックを見据え、監督人事を含めて、新しい体制作りをする」と答えている。ハッキリと交代と言ったわけではないが、額面通りに捉えれば、小久保監督は第4回WBCで世界一を奪還したとしても退任となりそうだ。 しかし、工藤監督が2019年までホークスを指揮するとなれば、WBC終了後の小久保監督がどうなるのかが見えて来ない。 「NPB内部で人選を絞り、コミッショナーの相談役でもある王貞治氏の意見も聞いてから、決定すると思います。王氏は教え子である小久保監督がカワイイはず」(球界関係者) ホークスは工藤監督、侍ジャパンは小久保監督の続投ということも考えられなくはない。 また、第4回WBC後、NPBが代表監督について「棚上げしたままの問題」もある。基本的に、代表監督の任期は次回WBCまでの4年間。つまり、2021年3月までとなり、2020年の東京五輪も被ってくる。「東京五輪の野球・ソフトボール競技を盛り上げたい、日本中の注目を集めてみせる」との意気込みと同時に、「東京五輪の監督は常設侍ジャパンと切り離すべき」との意見もあるそうだ。「次期代表監督=東京五輪の指揮官」で行くならば、野球人としての実績だけではなく、国民的人気度、クリーンイメージも重要視される。しかし、ONが一歩退いた立場から球界全体を見守っている今、そんなカリスマ性も持った監督候補がいるのだろうか。したがって、次期代表監督は東京五輪の指揮権を“保留”した状態で決める可能性が高い。 「原辰徳氏が侍ジャパンの次期監督として有力視されていますが、前ホークス監督の秋山幸二氏が推されるかもしれない。NPB内で人気が高いのは野村謙二郎氏です。小久保監督は解説者を務めながら、ホークススタッフとして勉強するのかもしれない」(前出・同) 小久保代表監督は工藤監督よりも年下だ。とはいえ、いったん代表監督を務めた以上、工藤監督の下でコーチをするのは考えにくいが…。 「小久保監督は投手継投が巧くない。代表チームだから仕方ないとは思うが、攻撃面でも犠打などのサインを出すのも躊躇っており、ペナントレースの長丁場を戦うには不安要素のほうが多い」(前出・プロ野球解説者) ひょっとしたら、小久保監督にまだホークスを任せられないというのが、工藤監督の早期続投を決断させた理由かもしれない。
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社会 2017年01月28日 09時00分
勝負あり! 小池百合子都知事がドン内田「退治」で都議会制圧へ
永田町界隈でいま、トランプ米大統領の話題と同様に持ち切りなのが、東京都千代田区長選(1月29日告示、2月5日投開票)についてだ。同区は小池百合子都知事が敵視する都議会自民党のドン・内田茂都議の地元。内田氏は小池氏が全面支援する現職の石川雅巳区長の対抗馬に、与謝野馨元財務相の甥っ子の与謝野信氏を擁立。小池潰しへ画策するが、それが周囲のザワつきに拍車をかける。 政治部担当記者はこう断言するのだ。 「千代田区長選は小池vs内田の“代理戦争”の様相を呈しているが、ハッキリ言って現職の石川氏が有利になりつつあります。理由は、当落のカギを握る公明党とその支持母体の創価学会が、表向きは自主投票でも小池氏=石川氏支援に動き始めているからです」 千代田区長選、さらに夏の都議選に向け追い風が吹き続けているのは、小池氏が都知事選当選以来の余勢で突き進んでいるだけではない。「公明党の支援に加え、ここへ来て起きた出来事を巧みに捉えて、三つの仕掛けを行い、それがズバリ当たったため」(都議会関係者)だという。 「そりゃ内田氏だって百戦錬磨の強者ですからね。与謝野氏の名が候補に挙がった時点では、一時、内部調査で石川氏より支持率が高かったんです」 とは、小池氏周辺関係者。その背景はこうだ。 「石川氏は4年前の区長選において、多選批判もあって内田氏ら自民党が推す大山恭司副区長(当時)と事実上の一騎打ちで争い、1264票差まで詰め寄られた。それでも勝てたのは、大山氏と石川氏が、当時、互いに71歳という高齢同士だったことに救われた面がある。しかし今回、内田氏が白羽の矢を立てた与謝野氏は41歳。しかも東大を中退後、英ケンブリッジ大を卒業、外資系証券会社で勤務した超エリートで、与謝野家という名門。そのため、与謝野氏が名乗りを挙げた当初はやや押され気味だったのです」(同) その形勢が引っ繰り返ったのは、1月14日に公表された豊洲市場で都が実施していた地下水モニタリング調査。周知の通り、ベンゼンは最大で基準値の79倍、シアンは12倍、ヒ素は3.8倍という、仰天の数値が出たことによる。 「豊洲への移転を積極的に進めたのは、内田氏率いる都議会自民党。昨年の盛り土問題でもさんざん批判されていたが、今年に入り若干それが風化しつつあった。そこへ来ての今回の数値ですからね。過去8回の調査では基準値内だった数値が一挙に79倍では、さすがの江戸っ子市場関係者も度胆を抜かれ、同時に怒りが頂点に達した。そこで小池氏はすかさず『都議選は豊洲が焦点になる』、つまり、移転に賛成した議員はなぜ賛成したのかを問う選挙になる、と発信した。このモニタリング数値と小池氏の絶妙なタイミングの発言を境に、再び内田氏がダーティーな扱いとなり、与謝野氏もその泥水をかぶって石川氏への追い風となったのです」(全国紙政治部記者) 二つめの小池氏の“仕掛け”は、菅官房長官へ向けられた。発端は、1月17日に時事通信が配信した記事。「東京都の小池百合子知事が10日に安倍晋三首相と会談した際、衆院選では自民党候補を支援すると伝えていたことが分かった」とし、都議選についても話題が出たという内容で、これを受け一時、ネットなどでは「やはり小池氏の姿勢は茶番」などと批判が噴出した。しかし小池氏は翌日、この報道をすかさず否定。《おいおい。この記事は小説か? 言ってもいないことを、都合よく脚色しているだけだ。五輪もあり、国との協力は伝えたが、先方から都議選について切り出されていない》と、ツイッターで反論した。 「小池氏は、この記事を仕掛けたのが菅氏だと断定しているという。15日に開かれた与謝野氏の総決起大会にも駆け付けている菅氏。これを小池氏は、裏で自民党と協力体制にあると有権者に印象づける動きをした、という読みです。事実、菅氏は千代田区長選も都議選も小池派に圧倒されることを非常に恐れている。しかし、小池氏の反論ツイートが相当利いたようで、菅氏の暗躍論が石川氏にプラスに動いている」(同) 三つめは、小池氏が20日、豊洲移転問題において石原慎太郎元都知事への責任追及を徹底的に行うことを発表したことだ。 会見で小池氏は、'12年5月に移転反対の卸売業者など41人が起こしていた住民訴訟の見直しも示唆した。 訴状では「豊洲で土壌汚染が確認されていたが汚染対策費を考慮せず購入したのは違法」とし、石原氏に土地購入費約578億円を請求するよう都に求めていたが、都はこれまで21回の口頭弁論で一貫して石原氏に責任はないという姿勢だった。 「それを見直すということは、司法の場で石原氏の責任問題を洗い出す覚悟を決めたということ。同じく言えるのは、豊洲移転を石原氏に迫り、推進した、内田氏の責任も明確にするという意思表示です。この小池氏の強硬姿勢に自民党都議らは相当ビビっている。この材料も、千代田区長選や都議選で小池氏サイドに有利に働くと見られています」(都議会関係者) 永田町界隈からはすでに、「千代田区長選で石川氏が圧勝すれば、小池新党が都議選過半数制圧は決したも同然」との声が聞こえてくる。それは同時に、ドン・内田一派の終わりを意味する。
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芸能 2017年01月27日 21時00分
現実味が増してきたキムタクのハリウッドデビュー
昨年末に解散した国民的グループ、SMAP。元メンバーが今後、どんな活動をしていくのか、注目が集まっている。そんな中、今後の活動がもっともピンチだとされているのが、キムタクこと木村拓哉だ。 SMAPの解散は、昨年1月に一部スポーツ紙の報道により騒動が勃発。SMAPの構図は終始、キムタクとそのほかのメンバーというものであった。そのため、キムタクは、ひとりだけ悪者と見られることが多く、世間から猛バッシングを受けることになった。これまで彼が築いてきたキムタクブランドは音をたてて崩れる結果となった。 また、“キムタク演技”とも揶揄される彼の演技力も不評だ。新ドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」(TBS)の視聴率は決して悪くないもののキムタク自体の評価は最悪。この“キムタク演技”からの脱却ができなければ、今後、俳優として成功することは厳しいと言われている。 ただ、今回の騒動で終始、事務所側に立ったキムタクを何とかしてあげたいと所属事務所は考えているようだ。そこで、起死回生の方法として事務所が動いているのが、キムタクのハリウッド進出である。 そもそも、キムタクは本木雅弘を俳優として非常に尊敬しており、親交もある。アカデミー賞のレッドカーペットも歩いた本木のように、キムタクもやがては世界を舞台にしたいという希望がある。今回の騒動でイメージダウンしたことで、このまま日本で活動しても、かつてのような輝きを取り戻すことが難しい。ならば、海外から逆輸入される形にしたいと事務所は考えているようだ。 本格的に世界的な俳優を目指すキムタクから目が離せない。
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その他 2017年01月27日 17時00分
普通のゆで卵に飽きたら! さっぱり、やみつき「酢卵」を!
今回ご紹介するレシピは、ゆで卵を酢で漬けるだけ、誰でもできる簡単おつまみです。ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をバランスよく含み、完全栄養食と言われる鶏卵は、消化吸収にも優れています。また米酢の程よい酸味でさっぱりと食べられるので、食欲のない時や、消化不良で胃が弱っている時にもおすすめです。黒こしょうをたっぷり振ってお召し上がりください。【材料 卵1個分】米酢 大さじ2砂糖 大さじ1塩 小さじ1半熟卵 1個黒こしょう 適量 1.耐熱皿に米酢、砂糖、塩を混ぜ合わせ、30秒ほど電子レンジにかけ、砂糖と塩を溶かす。冷蔵庫で冷やす。 2.ビニール袋に半熟卵とよく冷えた1を加える。冷蔵庫で一晩漬ける。 3.水気を切って、半分にして黒こしょうをたっぷりと振る。 米酢以外にも、リンゴ酢や赤ワインビネガーなどでも代用できます。卵に合うお気に入りの酢を見つけてみてはいかがでしょうか?【オダーナルみさ】
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スポーツ 2017年01月27日 16時00分
球界スクープ! 「トラの子の一点」 阪神優勝への秘策! 元レッドソックス主砲を後半戦から助っ人投入
メジャーリーグで通算2574安打、555本塁打を放った伝説の強打者マニー・ラミレス外野手(44)が日本球界入りすると報じられた。それも、入団するのはNPB12球団ではなく、四国アイランドリーグPlusの高知ファイティングドッグス。このラミレスとは、どういう選手なのか? 「レゲエの神様、ボブ・マーリーを彷彿させる縄暖簾のようなドレッドヘアで知られ、“怪人”の異名を持つドミニカン。レッドソックス時代の2004年にホームラン王に輝き、チームの86年ぶりのワールド・シリーズ制覇に貢献しました」(スポーツ紙デスク) メジャー通算で歴代15位の555本塁打をはじめ、通算打率3割1分2厘、出塁率4割1分1厘で、主に4番として活躍。過去に来日した元メジャーリーガーの中でも最強のスラッガーだ。 「そんな華々しい経歴を持つラミレスですが、'09年に禁止薬物を使用したとして出場停止処分を受けています。'11年にも再び薬物規定違反の疑いがもたれ、追われるようにメジャーから引退。しかし、'13年に台湾で現役復帰し、'14年には米・カブスとマイナー契約を結び、3Aでプレーを続けてきました。メジャー通算19年で約243億円を稼いだ大富豪で、『金銭より大好きな野球を続けたい』という一念から来日するようです。ベースボールそのものを楽しみたいのでしょう」(同) 元スーパースターとはいえ、言うなれば典型的な“訳あり商品”。しかし、そこに目を付けたのが「右の大砲」不足に悩む阪神だ。 主砲の福留孝介、FAで獲得した糸井嘉男(前オリックス)はいずれも左打者。ドラフト1位ルーキーの大山悠輔内野手は右の大砲候補だが、いかんせん新人で育成に時間が掛かる。 「右の大砲」を欲しがる理由は、まだある。 今季のセ・リーグは「巨人がぶっちぎり優勝する」というのが大方の見方だ。打撃陣には球界を代表するリードオフマンの陽岱鋼外野手(前日本ハム)が加入。不安材料だった中継投手陣も、通算141HPの変則左腕・森福充彦投手(前ソフトバンク)、さらに、先発には2ケタ確実な前DeNAのエース山口俊投手をFAで獲得。昨年末も、トレードでゲットした前日本ハムの左腕エース吉川光夫が先発陣の一角に加わるはずで、30億円超の巨大補強が巨人を甦らせるというのだ。 2年目を迎えた金本阪神の主な即戦力補強は糸井だけ。巨人を打ち負かすには、コマ不足の感は否めない。そこで、冒険を覚悟で、訳あり商品に触手を伸ばす必要があると判断したのだ。 「球界は昨年、清原和博氏が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたこともあり、薬物に神経をとがらせています。阪神としても、かつて禁止薬物に手を出した選手をいきなり入団させれば、マスコミの格好の餌食になるのは明白で、チームの士気にも影響が出かねません。そこで、まず独立リーグでプレーさせて、球界内外の反応を見ようとしているのです。いわば試用期間。そこで問題が起こらず、かつタイガースが夏頃まで優勝争いを展開した場合、オールスター明けから投入するというシナリオです。巨人がどれだけ左投手を補強しようとも、右の大砲ラミレスが加われば恐れるに足らず。一気にスパートをかけ、ゴール前で逆転優勝する青写真です」(ベテラン阪神担当記者) 阪神と高知は、極めて友好的な関係にある。高知県安芸市は、かつて阪神が一軍キャンプを張った地で、今も二軍キャンプが行われている。'15年6月にはレンジャーズを自由契約になった藤川球児投手が高知に入団し、翌'16年に、4年ぶりに阪神に復帰している。 すでに高知と契約合意したラミレスは3月上旬に来日し、チームに合流するという。契約は、当面は前期のみの3カ月間。月収は通常「月10万円」が相場だが、ラミレスには住宅費などの諸費用込みで40万円が支払われるとの噂で、背番号はドジャースなどでつけていた「99」に内定している。 「日米野球などで5回以上の来日経験があり、日本の文化、環境には慣れています。高知はソフトバンクの三軍とホームアンドアウェーで2試合ずつ計4試合の定期交流戦を実施しています。レッドソックス時代にエースと主砲としてチームを支えた松坂大輔と対戦する可能性もあり、『楽しみ』と話していました。しかし、これはブラックユーモアではない。日本シリーズでの対決を示唆しているのです」(前出・スポーツ紙デスク) しかし、独立リーグといえども、薬物問題がクリアにならなければビザも下りない。阪神はそれをも静観しているのだ。 「金本監督は今季後半の優勝戦略として、福留、ラミレスを3、4番に据えるプランを考えている。開幕時は糸井と昨季の新人王・高山俊を1、2番で起用するけど、後半戦から糸井を5番に固定し、ジクザグのクリーンナップを完成させる。楽しみやね」(阪神OBの野球解説者) 星野仙一監督、岡田彰布監督時代は就任2年目に優勝している。それも1年目は、金本阪神と同じ4位スタートだった。今年のタイガースは侮れない。
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レジャー 2017年01月27日 16時00分
河原町S(1600万下、京都ダート1400メートル、28日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、河原町Sは◎コウエイエンブレムが先行策で押し切ります。 前走の羅生門Sは、スタートを決めましたが逃げた勝ち馬を先に行かせて2番手追走。手応えも抜群で、直線も前を目標に追われましたがクビ差及ばず2着。勝った馬は渋太かったですけど、昇級緒戦でいきなりメドを立て能力を証明。今回と同舞台の良馬場で1分23秒1の時計も上々。 スタートが良くテンも速いので、安定して先手を取れるのは強み。今回はハナを主張する馬もいないし4番枠発走なので、逃げてそのまま独走するシーンも考えられます。モマれると弱さを見せるところがあるので、少頭数でメンバー的にもスムーズな競馬ができそうなのは理想。 前走ではサウススターマンやテーオーヘリオスを負かしており、斤量も同じ1キロ軽い56キロも優位。3勝すべてを勝利に導いている手の合ったコンビで、勢いのある4歳馬が鮮やかなスピードで後続を捩じ伏せます。◎コウエイエンブレム○サウススターマン▲テーオーヘリオス△イーデンホール△エルフィンコーブ△ヒロブレイブ△ガンジーワイドボックス (4)(6)(2)(5)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
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スポーツ 2017年01月27日 14時55分
早実・清宮マークは陽動作戦! 阪神が“ドラ1”で狙う超高校球児
3月19日から始まる第89回センバツ甲子園のネット裏は、スカウト陣が大挙占拠することになる。お目当ては清宮幸太郎(2年=早稲田実業高)だが、その裏には、他の高校生スラッガーを見極めるための『陽動作戦』も含まれているようだ。 「阪神の出方が気になります。清宮の追い方が他球団とはまったく違うんです。畑山俊二チーフスカウトが1年時から追い掛けていましたが、履正社の安田尚憲(2年)も同時進行で見てきました。チーフスカウトが東西に跨がって高校生を追うなんて異例中の異例ですよ」(ライバル球団職員) 昨秋の神宮大会で準優勝した早実がセンバツに選ばれるのは確実。その早実を破り神宮覇者となったのが履正社で、スカウト陣は「清宮と安田のどっちが上だ!?」と、鼻息を荒くしていた。 「清宮のスター性は、向こう10年の球団運営に直結します。ただ、プロでは一塁しか守れないでしょう。一方の安田は、同じ右投左打の大砲タイプで三塁手。スイング速度なら清宮ですが…」(某スカウト) 全国大会では、対戦投手のレベルも上がる。好投手相手にどんな結果を出すかが重要だが、清宮を追い掛けてきた関東地区担当のスカウト陣は「甲子園に結集」とはならず、どの球団も「残留組」を編成するという。プロ注目のスラッガーが“残る”可能性があるからだ。 「横浜高校の増田珠がいい。前任監督でこれまで何人もプロに輩出してきた渡辺元智氏が『スケールが違う』と認めた逸材」(アマチュア野球記者) 増田は清宮、安田とタイプが異なる。右投右打の外野手で、走攻守すべてが一級品。中学時代はU-15侍ジャパンにも招集され、4番打者として国際試合を戦った経験を持つ。横浜高校はセンバツの当落線上にいるとされ、1月27日の出場校発表を待って、各球団は残留組を編成する。 「増田はチーム事情で昨秋から投手兼任に戻りました。高校進学後は野手に専念していたんですが、大黒柱だった藤平尚真が楽天に入り、同校は投手に一抹の不安があるため」(同) 阪神の金本知憲監督(48)は身体能力の高い選手を好む。強肩でしかも走れるとくれば、飛びつくのは必至で、3年続けて“1位指名の直訴”となるかもしれない。 「高山俊、大山悠輔は金本監督の要望で1位指名が決まりました。虎スカウト陣は金本監督の好みも分かったので当然、増田も徹底マークですよ」(球界関係者) 今秋のドラフトは、高校生野手の当たり年と言われる。清宮か、安田か、それとも増田か…。それを見極めるためのセンバツ視察だが、こんな裏話も聞かれた。 「'10年のドラフト前、全球団が斎藤佑樹を視察しましたが、見ているフリをした球団もありました。ずっとお喋りしていた」(同) 清宮がプロ志望届を出せば、1位指名での重複は必至。抽選を嫌い、センバツでは「見ているフリ」をする球団も現れそうだ。いや、今回の視察そのものが、陽動作戦なのかもしれない。
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社会 2017年01月27日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第53回
昭和47年7月5日。自民党臨時党大会での総裁選には、4人の候補者が立った。田中角栄、福田赳夫、大平正芳、三木武夫であった。 第1回投票は田中が佐藤派田中系81名を中心として156票、福田は自らの福田派を中心に150票、大平101票、三木69票と出た。田中と福田の差はわずか6票であったが、これには裏があった。田中と大平は肝胆相照らす仲。言うならば「盟友」で、田中は大平の票を気遣ったということだった。大平の票がフタケタ台にとどまり、仮に三木の票にも遅れを取るようなことがあれば、その後の大平の政治家人生、すなわち「総理総裁候補」に傷が付きかねず、この第1回投票では、自ら1位は確保しながらも、相当数を大平に回していたということだった。田中と大平の友情の度合いが知れる話である。 第1回投票で、大会議長から「田中角栄君156票」とトップで読み上げられたとき、田中はうめきともつかぬ「おお…」という声を上げ、座っていたイスから実に10センチ以上も飛び上がった。「これで決まった」、田中の緊張の度合いが知れたものである。 総裁選は第1回投票で誰も過半数を制した者が出なかったため、大会規約により、上位2者、田中と福田の間での決選投票となった。 結果、田中が大平との連携を軸として282票を獲得、一方の福田は190票にとどまった。 田中が総裁の座を射止めたその瞬間、テレビは普段から汗っかきの田中の顔から大粒の汗が吹き出している画面を大写しで流した。母・フメはその姿を新潟の実家で見、テレビ画面の田中の汗を黙ってハンカチで拭っていたものである。 7月6日。この日、召集された臨時国会で佐藤(栄作)内閣が総辞職、合わせて田中が衆参両院で内閣総理大臣に指名された。時に54歳、それまでの史上最年少、高等小学校卒という大学卒業の経歴がないという類を見ない総理大臣が誕生したのだった。 一方、メディアは田中のこうした総裁選出、総理大臣誕生を、「庶民宰相」「今太閤」とまるで手放しのように歓迎した。例えば、全国紙は「いま田中首相の登場を迎えて、変化への予感と期待がよみがえろうとしている」(朝日)、「野人総裁角さん、浪花節と“電算ブルドーザー”」(読売)、「高小卒で天下を取る」(毎日)と活字を躍らせ、総理就任直後の内閣支持率は当時としては出色の実に62%(朝日)を記録した。ちなみに、この歴代最高記録は平成13年、小泉純一郎内閣の誕生による87%(読売)によって破られている。 こうした中、第1次田中内閣を成立させた直後、田中は秘書の佐藤昭子にこう漏らした。「オレは(総裁)2期6年はやらない。1期3年で人の2期分働いてみせる」。また、メディアからの“追い風”に励まされたように、「内閣はできたときに最も力がある」と意気込みを吐露した。 ここでの後者について言えば、田中はその後も次のような言い回しをしている。「仕事をすれば、批判があって当然のことだ。しなければ責任回避を見抜かれ、叱る声さえも出なくなる。私の人気が悪くなってきたら、ああ田中は仕事をしているんだと、まァこう思っていただきたい」と。 こうしたことは、一般社会でも同じである。それなりの責任あるポストに就いた場合、そのときが一番力があるのだから、モタモタせずに積極的にチャレンジせよと言っているのである。 なるほど、「内閣はできたときに最も力がある」とした田中の立ち上がりは早かった。自らキャッチフレーズとした「決断と実行」のエンジン全開である。政治課題、政策の柱は二つ。一つは日本と中国の国交正常化、もう一つは全国を新幹線と高速道路で結び、太平洋側と日本海側の過密・過疎の解消、すなわち格差是正へ向けての「日本列島改造計画」の実施であった。 まず、「日中国交正常化」。7月7日、内閣がスタートしたその日の夜、早くも動いた。田中は外務大臣に指名した大平正芳ともども、赤坂の料亭に密かに外務省の橋本恕・中国課長を招き、こう伝えた。「この内閣は日中の国交正常化をやるつもりだ。ご苦労だが、あくまで極秘に交渉を進める作業に入ってもらいたい」。総理や外相が官庁の一課長に“頼み事”をするというのは異例だが、ポストで人を問うということをしなかった、これが「田中流」ということでもあった。 しかし、折から自民党には強固な「親台湾派」が少なからずおり、中国共産党との正常化交渉の前に立ちふさがった。「田中はけしからん」、党外からも正常化反対の声も出た。とはいえ、田中の「決断と実行」は揺るぐことがなかった。 田中は言った。「総理になるということは、銃口の前に立つことだ」。その身の引き締まりぶりがうかがえたのである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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芸能 2017年01月27日 13時54分
視聴率急降下で暗雲漂う『報道ステーション』
昨年4月にメインキャスターがフリーの古舘伊知郎アナから局アナの富川悠太アナに交代していたテレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」の視聴率が今月に入って急降下していることを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 同誌によると、裏番組が新年のバラエティー番組ばかりだった今月4日は過去最低クラスの6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。第2週の平均も9.4%とひとケタ台に転落してしまったという。 その原因となったのが、昨年10月クールに放送され高視聴率を獲得していた米倉涼子の主演ドラマ「ドクターX」。木曜は午後9時から同ドラマが放送されていたため、それに続く「報ステ」の視聴率は木曜だけ2〜3%底上げされていたというのだ。 古舘アナの降板により、年間12.5億円とも言われたギャラがコストダウン。さらに、古舘アナは歯に衣着せぬ物言いで官邸からたびたび怒りを買っていたが、そのリスクもなくなったのだが…。 「富川アナは真面目だけが取り柄で、記者たちよりもよく勉強して番組に臨んでいる。しかし、キャスターの経験が乏しかったことから、まったく自分の意見を主張することができない。それでも、テレ朝の上層部はそれなりに視聴率をとっていたので、現体制のまましばらく番組を続ける意向。しかし、ここまで数字がダウンしてしまっては、何か手を打たないと、スポンサー離れにもつながりかねない」(テレ朝関係者) 古舘アナを“厄介払い”したテレ朝だが、“古舘節”を毎晩楽しみにしていた視聴者が多いはず。 「たとえば、古舘アナが礎を築いたプロレス中継では、後任のアナたちが苦戦しながらもなんとか自分の色を出し、プロレス中継での糧を武器にステップアップしていった」(同) 富川アナにとって正念場が訪れたようだ。
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レジャー 2017年01月27日 12時00分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(1/28)白富士S、他
1回東京競馬初日(1月28日・土曜日)予想・橋本千春☆東京11R「白富士S」(芝2000メートル)◎1スズカデヴィアス○11プロフェット▲6ケツァルテナンゴ△3マイネルラフレシア、10スーパームーン 1枠1番と、絶好の枠を引き当てたスズカデヴィアスが混戦に断を下す。強力な同型馬が見当たらず、先手必勝の勝ちパターンに持ち込めると確信した。休み明け以降は、ブラジルC16着、金鯱賞10着、リゲルS5着と不本意なレースが続いているが、それぞれ敗因は明らか。ブラジルCは初めてのダートに戸惑ったもの。そして、金鯱賞は先行力を生かせず不完全燃焼に終わり、リゲルSは初の1600メートルと太目残りが響いた。決して悲観することはない。さて、今回は全3勝(2000〜2200メートル)を挙げている適鞍。この条件なら、京都記念でラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞・秋)のハナ差2着に粘った、逃げ脚が目覚めるとみた。戸崎騎手への乗り替わりもプラスに働きそう。当面の相手は、成長力の大きい明け4歳馬のプロフェットだが、昨年の覇者ケツァルテナンゴも休み明け2戦目で走り頃、侮れない。☆東京9R「白嶺S」(ダ1600メートル)◎11イーグルフェザー○13ブラックジョー▲4ウインユニファイド△6アルタイル、10シャドウチェイサー 勝利のお膳立てが整っている、イーグルフェザーをイチ押し。東京1600メートルは全3勝を挙げている、最高の条件。昇級緒戦の錦秋S4着も評価できる。メンバー最速の上り(34秒2)を発揮、0秒2差と迫った内容はここに大きく望みをつなぐもの。<3103>と、まだ底が割れていない明け4歳馬でプラスアルファも魅力。さらに、神ってる田辺騎手とのコンビも強調材料。地力を増している、同じ4歳馬ブラックジョーが相手になる。☆中京11R「中京スポーツ杯」(芝1200メートル)◎6ダイアナヘイロー○8アグネスユーリヤ▲13ノーブルルージュ△1タガノスカイ、7ニシノラディアント 千万条件に入ってから、(3)(2)(4)(2)着と毎回、上位争いを演じているダイアナヘイロー。地力強化の跡は歴然で、ここは期待できる。前々走の鳥羽特別4着は、レコード決着で0秒2差だから価値がある。ハンデも据え置きの54キロなら全く心配無用。今度こそ。相手は、昇級緒戦の中京日経賞を2着と好走、今が充実期のアグネスユーリヤ。☆京都11R「河原町S」(ダ1400メートル)◎4コウエイエンブレム○3ヒロブレイブ▲2テーオーヘリオス△5イーデンホール、6サウススターマン 昇級緒戦の羅生門Sをクビ差2着と好走、一発でメドを立てたコウエイエンブレムでいける。地力強化の跡は歴然だし、これからまだまだ強くなる明け4歳馬でプラスアルファは大きな魅力だ。1400メートルはここまで、<2321>と、安定感抜群で距離適性も高い。クラス慣れも見込めるし、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。ヒロブレイブが相手。昇級2戦目の雅S3着の内容から、好勝負必至。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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